1骨盤て、どういう骨?

2動く骨盤

3骨盤によって変わる、身体の感覚

4骨盤が、開きたい時に開かないとどうなるか
5お母さんは、お尻が大きいの?

6一日の骨盤の動き

7骨盤と食べ物の関係
8骨盤と、春のカラダと花粉症

9春の骨盤と、花粉症
10春は、とにかく開きたい
11花粉症と関係のある、春の肝臓

12肝臓を疲れやすくするもの

13つまり、身体と骨盤から見た花粉症のまとめ

14骨盤と生理と生理痛

15生理の前にしておくケア

16生理中のケア




骨盤底筋(群)

オマタ筋

アソコ筋


なんでもいいんですが、とにかく、骨盤周り(骨盤の中)の筋肉のことです


ここの筋肉は、女性にとって、とーっても大事です



まず、ここの筋肉がしっかりしていないと、おしりはプリッとはなりません



ここに筋肉がないと、妊娠した時、大きくなる赤ちゃんを支えられません


妊娠して、支えられないのでお腹が張る→早産(流産)傾向→安静を指示される→ますます筋肉がなくなる

という悪循環になります



そして、ここに筋肉がないと、出産する力が足りません



さらに、出産の後、最大限に開いた骨盤が戻っていくには、ここの筋肉が必要です


ここの筋肉を使って、内側から締めていくのです


ここの筋肉がないと、骨盤が正しい位置に戻れず、産後の腰痛がひどくなります


また、尿漏れに悩む人も出てきます



そして、更年期以降、ここの筋肉がどれだけあるかが、尿漏れになるかどうかの鍵です



つまりですね、

まぁ、普通に生活していれば、ここに筋肉があってもなくても、大した影響は感じられないかもしれません


一番影響が出てくるのは、妊娠、出産の時です



でも、じゃぁ、妊娠してからいっぱい歩いて運動したらいいじゃない、と思うでしょ


最近の妊婦さん、お腹がはって、運動できないという人が、けっこう多いのです


妊娠中に運動できなかったら、その影響を取り戻すのに、けっこう時間と気合が必要です




女の人は、毎月生理があります

生理の時は、このオマタ筋を意識できるチャンスです


生理の間、できるだけ生理の経血がナプキンに流れ出てこないように、

意識してアソコを締めてみましょう



昔の人は、これができていたのです


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だから、今よりもだいぶ妊娠力も、出産力もあったと思います


いつもアソコに力をいれてたら、腹が座ったたくましい母ちゃんだったでしょうね



今は、ナプキンが優秀だから、経血をコントロールする必要がないですもんね


本当は、女性のアソコは、出し入れ自由自在な場所のはずなんです


女性の柔軟性って、身体のそういうところにも現れているんじゃないかなぁと、

最近思うのです



最近、小学生女子の尿漏れが、すごく多いそうなんです

そのことについては、また後日書きますが

女の子をおもちのお母さん

生理の話をするときは、「アソコをきゅっと締めておくのよ」と、教えてあげてくださいね

 



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