1骨盤て、どういう骨?

2動く骨盤

3骨盤によって変わる、身体の感覚

4骨盤が、開きたい時に開かないとどうなるか
5お母さんは、お尻が大きいの?

6一日の骨盤の動き



さて、骨盤と食べ物には、どういう関係があるでしょう


内臓は、骨盤の中に納まっているわけですから、大いに関係があるのです



ご飯(固形物)を食べると、内臓に食べ物が流れるわけですから

その重みで、骨盤は開きます


食べ物を食べると、消化をするために、副交感神経が優位になります

 

この、副交感神経は、いろいろなものを緩ませる働きもあります


骨盤も、緩むので、開きます



つまり、食べ物を食べると、骨盤は開く



生理前や、生理中に、やたらとお腹がすく、食べ過ぎちゃう

という人、いませんか?


これは、骨盤がスムーズに開かないので、「食べてでもいいから、骨盤開かせてよ」

という、カラダからのサインなんです



緊張した後に、甘いものが食べたくなる

仕事の後に、甘いものが食べたくなる


疲れを回復させるのには、骨盤がどっとゆるむ必要があるので、

この「甘いもの~」も、緩みたいサインです


ただ単に、血糖値が下がっているだけではないこともあるのです




さて、ここで、1日の骨盤の動きを思い出してください



朝は閉じて、夜に開く、でしたね



これがスムーズにいくと、疲れも取れるし、午前中の集中力も増します



でも、あれ?朝ごはんを食べると・・・・


そう、骨盤は開き気味に・・・・



骨盤の生理的な働きから見ると、人間の体に朝ごはんは必要ないのです



骨盤、という観点以外から見ても、現代人は、消費カロリーは少ない(カラダを動かさない)のに、食べるものは豊富です


むしろ、誰しも食べすぎ傾向・・

食べすぎ、というのは、肥満という意味ではなく、

必要以上に食べている、ということです



整体では、この必要以上に食べているものは、余剰エネルギーになるとみています


この余剰エネルギーというものは、ありすぎると、カラダを痛めつける方向に向かいます


病気になったり、疲れが取れなかったり、不調が出てきたり



そして、病気になるのは困るので、何とかして消費しようとします


その消費する方法というのが、

心配する、イライラする、不安になる、恐怖を感じる


(笑)

嫌ですねぇ・・・、でも、これが一番余剰エネルギーを消費する方法なんです



だから、いつも不安が抜けない、悩みが多い、という人

実は、食べすぎ(カロリーの取りすぎ)なだけだったりすることも・・・



おっと、ちょっと話がそれ気味になりましたが


そんなわけで、私達の「朝ごはんを食べないと体が動かない」の思い込み

これが、本当にそうなのか、を、自分のカラダと向き合ってみてほしいのです


朝は、骨盤が閉まって、集中できる時間帯のはずなのに、

お腹いっぱいに食べてしまうと、骨盤が開いてしまいます


骨盤が開くと・・・


そう、眠くなるんでしたね



朝ごはんはしっかり食べ、夜は遅くまでPC、携帯、なんて生活をしていると


骨盤は、開きたい時に開けず、閉まれるときに閉まれない・・・


朝は眠いし、夜に疲れは取れない



こんなCM、覚えがありませんか?

「朝は、辛い~  昼は、眠い~  夜は、だるいの  みんなだよ~」


あれをみながら、「日本人、骨盤大丈夫かなぁ」と思っていたのは私です(笑)




思えば、いつごろからか、朝起きて「あ~、おなかすいた、朝ごはん食べたーい!」

と思ったことなんて、記憶にないかも


「ちゃんと食べないと、お昼までもたない」と、思い込んで、食べていました



でも、この身体のサイクルを知った時から、朝ごはんに固形物を食べない生活に、少しずつ変えていったのです


みそ汁の、ほぼ汁だけ、とか

スープとか

果物とか


そうすると、昼ごはんがとっても美味しく食べられるようになりました


それまでは、お弁当を全部食べ終わらないうちに、胃がつっかえるような感じがしていたのです


それが、朝ごはんをそんな風に変えてから、最後までおいしく食べられるようになりました


そして、体重の増減がなくなり

便秘が解消し

寝つきがよくなりました



身体の成長期が過ぎた大人は、朝ごはんを見直すだけで、身体が軽くなるかもしれませんよ


あなたの身体は、本当に、「朝ごはん食べたい」と言っていますか??





補足 これ 朝ごはんをすすめない、もう一つの理由