海斗のためなら、
ただ一つの愛を守るためなら、
何を差し出しても惜しくない。



ビセンテの潔い愛に泣かされ、
ナイジェルの愛の痛みに泣かされ、
そしてジェフリーの深い深い愛に泣かされ、

もう本当に幸せにしてくんなきゃ
絶対イヤだよっっっっっ!!号泣


思わず声を大にして叫びたくなる14巻。

海斗は確かに瀕死の状態で
大変な目に遭っているのだけど
形は違えどいい男3人が
海斗へのホンモノの愛を見せてくれる。

それだけでも海斗は幸せ者だよな~。

3人の共通は自分のことはさておき
とにかく海斗のために、、、というものなんだよね。
そのためには自分の命でさえ投げ出す覚悟のある人たち。

今回はジェフリーがその自分の命と引き換えに
海斗を現代へ送る怒濤の14巻。


これまでのおさらい。シリーズレビューはこちら
    サゲサゲ↓
FLESH&BLOOD 110111213


松岡 なつき著「FLESH & BLOOD 14巻」
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初冬を迎え、寒さで微熱と咳の続く海斗。食欲も落ちて衰弱していく海斗に、ジェフリーは見守るだけの無力感に苛まれる。そんなある日、海斗に血痰を吐く大 きな発作が…!!ロンドンに肺病を治せる名医がいると聞き込んできたナイジェルは、ウォルシンガムの縄張りは危険だと譲らないジェフリーと激しく対立!! 僅かな可能性に縋るナイジェルは、密かに海斗を連れ出しロンドン行きを決行するが。
 



今回はナイジェルがちょいと先走ってしまい
危うく海斗をより危険な目に遭わせるところだった。
本当、いつも思うんだけど
あの冷静沈着なナイジェルが我を失い暴走してしまうのが
海斗のことなんだよね。
我を失い・・・というよりも、テンパッちゃってるっていうのかな。

そんなナイジェルとは正反対なのがジェフリー。
ジェフリーの方が普段の性格を見ていると
本能の赴くままタイプなんだけど
さすが船長。
いやいや今までだって海斗への邪なww感情を押し殺していた
あの忍耐力を見ていたらわかるか。

もうこの巻は
ジェフリー船長の男の真骨頂を見せてもらったというべきか。

喉に血の固まりを詰まらせた海斗に
機転をきかせ、危機を救い
ナイジェルが海斗を連れ出した時も
どんなに追い掛けたかったことかと思う気持ちをとどめ
二人を信じ待ち続ける。

そしてウォルシンガムの魔の手から逃れられないと
感じ取っているジェフリーは
家も船も財産を巻き上げられないように
ナイジェル名義に。

海斗を追っているウォルシンガムから
海斗を逃すためにも
自分が犠牲になることも厭わない。

そして全てを知ったジェフリーは
断腸の思いで海斗を21世紀へ
還す決断を下すのだ。

この時代では治せない病気にかかってしまった時点で
いつか「この日」がやってくるんじゃないかと思っていたけど
いざ「この日」がくるとやっぱり切な過ぎて
ビセンテの時も胸が締めつけられたけど
ジェフリーの決断もとても辛いのだ。

海斗は病気を治して必ずジェフリーのもとへ帰ってくると誓うが
ジェフリーにはその未来がないことを悟っているのだ。

それは自分の命が多分、それまでに
ウォルシンガムによって消されている可能性が高いからだ。

もう、イヤだよ~~!!
そんな話はイヤだよ~~!!


皆が幸せになってくれないと
辛過ぎる!!
それにあの蛇のようなラウルのことも気になるし。

いっそラウルとウォルシンガムが相討ちしてくれたらいいのに。

でもね、忘れちゃあならないのが
和哉なんだよね。

和哉は果たして現代にいるのか、それとも・・・・・


15巻からは新しい局面を迎えるとのこと。

15巻は6/26発売予定!
しばし待て!!


ああーん、でも待ちきれないから
この間に買いためたF&Bの同人誌を読みふけよう~っと。

※そういえば・・※
ジェフリーが海斗の誘惑をいろいろ言い訳して拒否した形になったけど
無事再会したら、是非入れっぱなしで寝ちゃってくださいwww


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