この面白さ犯罪級ですよっ!
今回もノンストップで読んでしまった・・・。

スペイン側に囚われ、
異端審問では難を逃れたが
その後、イングランド側が送った刺客により
毒を盛られ倒れてしまった海斗。

ビセンテの懸命な応急処置により一命をとりとめたものの
すっかり弱ってしまった。

静養のため王宮から出ることになったのだが・・・・


今回は怒濤波の展開!
ビセンテがとうとう海斗への愛を自覚し、
ジェフリーは海斗の所へとやってきて、
しかし!海斗は今度病に倒れる・・!

もうもう片時も目が離せない!!


松岡 なつき著「FLESH&BLOOD 11」
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拉致されたスペイン宮廷で、毒殺されかけた海斗は、療養のためフェリペ2世のかつての愛妾、隻眼のエボリ大公夫人の城へビセンテと赴く。
城で は献身的に介護され、海斗はますます自分を拉致した張本人であるビセンテを憎むことが辛くなっていく…。
そんな時、城を訪問してきた旅のジプシー 一座に、海斗の奪還を目論むジェフリーとナイジェルの懐かしい姿を発見!! 変装して紛れ込んできたジェフリーと感動の再会をついに果たす…!?
 


海斗の葛藤が辛いほど伝わってくる。
最初はビセンテのことも憎い敵、としか思っていなかったんだけど
スベインにいて頼れるのはもはや彼ただ一人。

ビセンテも海斗の心がジェフリーにあるとわかっていても
甲斐甲斐しく海斗の世話を献身的にするのよね。

もちろん命を賭けてお前を守る、と言った言葉のとおり
いつでもどこでも海斗を守り抜くその姿勢に
海斗の気持ちはグラグラと揺れてしまうのよ。

もちろんそれはジェフリーに対して抱いたような愛情ではないんだけど
既に憎い敵・・・という意識はなくなって
イイ奴、頼れる人、
そんな風に思っているのよね。

それにビセンテには海斗を裏切らない‥‥という
誠意もすごく感じるのよ。
ジェフリーという存在がいなければ絶対ビセンテになびいていたと思うなぁ。

ビセンテは「男 色」が罪という意識は持っているので
海斗のことはあくまでも弟的な親愛と思い込もうとしていたんだけど・・・

彼の中にくすぶるもやもやは晴れることはなく
一層強くなるばかり。

そしてとうとう見ちゃうのよ。
ええ、夢をww

自分が海斗を・・・・・・

そして朝起きたら、ムスコも元気になっていたとwww


あのストイックな雰囲気バリバリのビセンテが
夢のせいで朝○ち!!!


私、Hシーンよりエ/ロく感じちゃいましたwww

今回はそんな海斗とビセンテの複雑な気持ちをはじめ
とうとうジェフリーとの再会が許されたのよね。

もう、スペインは二重スパイが跋扈してて
誰を信用していいのかさっぱりわからない。
敵なのか味方なのか
昨日までは味方だったのに明日には敵になっている・・・
そんな輩が多いのだよ。

その二重スパイの手引きによってジェフリーと
ビセンテのいぬ間に一時の逢瀬を果たしたわけだけど・・・

この時のチュウは激しかった(≧▽≦)

海斗も可愛かったのよね。
まだジェフリーだということを信じられなくて
最初は固まったまま何もできずにいたのよねーw


本当にこの時は少しだけの間だったのだが
ジェフリーとちょっとだけ逃げ出す時の算段を・・

でもそのためには
もしかしたらビセンテは死に追いやられるかも知れない。

海斗は、過去を変えちゃいけないという気持ちもありながら
一方では、自分が知り合った人たちは死なないで欲しいと
願うのよね。
その気持ちはわかるわー。

でもね、
逃げ出そうというその直前、
海斗は血を吐いて倒れちゃうのだ。

海斗の身体は結核に冒されていた。

もうすぐジェフリーと逃げられるというのに・・・

ビセンテを国王からの呼び出しという偽の手紙で釣って
まんまと遠くに追いやってから海斗は逃げ出す手はずになっていたのだが・・・
途中、手紙が偽物であるということに気付き
大急ぎで海斗のもとへと引き返すビセンテ。

もう、誰にも海斗を奪われたくはないと
必死に戻るのよね。


全てが、、、、気になるーーーーー!!!

ああ、どうなっちゃうの??
現代医学だと結核は治るけれど
海斗が今いるのは16世紀。
結核は死の病と恐れられていたのだ。

たとえジェフリーと逃げられてもその後が・・・・

12巻を読みたいけど
その前に違うのも読まねばっっ!!

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