ようやく読みましたとも!
13巻目。

続きが気になっていたけど、
うっかり買い忘れていた私・・・・・・汗

12巻目では海斗を愛するビセンテが
涙のキスで別れを告げて
スペイン男の愛をまざまざと見せてくれました!

そして皆には病気のことを伏せて
イギリスへ戻ってきた海斗。

でも、ジェフリーに、ナイジェルに
本当のことを言わなくてはならない。

そう、結核であることを。。。


一気読みですよ!
これまたノンストップでした。
歩きながら、思わず読んでしまったほどだよwww


これまでのおさらい。シリーズレビューはこちら
    サゲサゲ↓
FLESH&BLOOD 1101112


松岡 なつき著「FLESH&BLOOD 13」
FLESH & BLOOD〈13〉 (キャラ文庫)/松岡 なつき
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仲間に絶対病気を移しちゃいけない—。帰還の船旅の最中、海斗は自ら隔離された部屋で寝起きし、どこか心ここにあらず。そんな海斗に、敏感に秘密の匂いを感じるジェフリーは、触れられない苛立ちを隠せない。けれど、ウォルシンガムの目を逃れ、無事プリマスに帰港したその夜。欲情を抑えきれないジェフリーは、強引にキスを奪おうとするが、抗う海斗が、激しく咳き込み喀血してしまい…!?波乱の新章スタート。



もう、皆の愛が泣けてきます!
思えば、海斗ってこの世界に迷い込んでからロクな目に遭ってないのよね。

ただでさえ、生活環境のまったく違う昔に
文明のありがたさを知り、便利さを知っている現代少年が
普通に生活するのだって大変だと思うのよね。

その上今までしたことのない海上生活。

常に緊張の毎日なのに女王に会うことになったり
殺人犯と決めつけられ投獄されて拷問までされちゃう。

そしてスペイン側に掠奪されたかと思ったら
船から放り出され、炎天下で苦しみ
スペインに着いたら着いたで
これまた緊張の裁判の日々。
暗殺者からも命を狙われ毒を盛られ
その毒が抜けたかと思ったら結核に・・・・


こうやって書くと
何、この不幸の連鎖は!!と言いたくなりますよね。

だけど、海斗は本当に強い子だと思うんだよな~。
こんなすごいことが1年も経たない中で起きてるっていうのに
下を向くことがまずないの。

常に自分が生き延びる最良の手はなんだ?と模索して
ネガティブになってウジウジすることがないのよね。

だから、こういう不幸の連鎖に遭っても
それを感じさせない強さがある。

多分、そういうところにも
イイ男三人衆(ジェフリー、ナイジェル、ビセンテ)が
惚れちゃう理由があるんだろうね。


とはいえ、病気のことはいつまでも隠し通せるものではない。
幸せラブラブ入浴タイムに(海斗がジェフリーの髪を洗ってあげていた)
ジェフリーの目の前で喀血してしまう海斗。
驚くジェフリーに海斗はいよいよ本当のことを話しちゃうの。

その時にね、ジェフリーは海斗を愛するビセンテの苦汁の決断を知るのよ。
あの時、ビセンテが自分たちを逃がしてくれた本当の理由を知って
ジェフリーは同じ海斗を愛する男としてビセンテに敗北感を味わうのだ。

なんだかこの辺が伏線なのかな、と思ったり。
現代医学なら海斗の結核は治るだろう。
でも海斗は自らジェフリーと離れることはしたくはない。
それはこの巻の中でも語っている。
しかし、ジェフリーは?
もし海斗が生き長らえる術があるのだと知ったら・・・・・
この決断を下すのはジェフリーなんじゃないかな、と思うのだ。

今回、和也がこっちの世界にくることがわかって
大慌てでホーの丘へ行く海斗だったけどこの時は和也に会えなかった。

でも、ひょっとすると和也がこっちの世界に来たのがきっかけで
このからくりがわかったとしたら・・・

海斗を現代へ送り返し、またこっちへ呼び寄せる・・・
それは叶わないかもしれない、
でも万が一にもまた会えるかも知れない。
それなら一縷の望みにジェフリーは賭けるんじゃないか、と
私は先読みをしてみるがどうでしょうかね???

じゃなかったら「JIN 仁」のように
こっちの世界におっこちてくるのが医者である偶然を祈ろうww
ほら、あの時代でペニシリンが作れたんだから
どうにかしてストレプトマイシンっつー抗生物質を
作ろうじゃないか!
それまで頑張れ、海斗!!

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