アルフレッド・アドラーの言う
「共感」とは、
相手の目で見て
相手の耳で聞いて
相手の心で感じること
です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/f9/69/j/o0640042714945090202.jpg?caw=800)
相手の外から
相手を見て、
相手の状況を
思考を使って
評価することではありません。
自分の立場で
相手の状況を感じることでも
ありません。
相手の中から
相手の今の関心事は何だろう?と
感じようとすることが
「共感」です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/d6/78/j/o0640036014945090989.jpg?caw=800)
DV・虐待する配偶者に
苦しんでいる頃。
訊かれて話すと、
「大変ですね」と
返ってくることがあります。
深く話すと
お互い大変ですから
「話をした」
「それを聞いた」
「これで話は終わり」
そんな流れになっていると
感じてました。
苦しい状況を
詳しく話すと大変なので
訊かれることも
苦しいことです。
そんな流れで
話が終わってくれることは
私にも助かることでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/f4/46/j/o0640041114945091634.jpg?caw=800)
「大変ですね」と言われたとき、
この言葉を言う人によって
違う感覚を感じていました。
その人が自分の立場で
話の中で得た情報で
私を評価して
「大変ですね」と言う。
その人が私の立場に立ってみて
あれこれ思考した結果に
大変だと思って
「大変ですね」と言う。
スルッと話が終わる感じ。
訊かれたから答えたという会話が
普通に終わる感じ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/73/13/j/o0640042714945092722.jpg?caw=800)
一方でその人が
私の目から何が見える?
私の耳には何が聞こえる?
私はその状況でどんな気持ちを感じる?
そんな問いを持って
私の立場に立ってみて
同じものを
見て、聞いて、感じてみようとしてみる。
そうして感じた末に
「大変ですね」と口から出てくる。
それを聞いたときには
もう泣きそうな私。
同じ「大変ですね」の
たった一言なのに。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/f4/68/j/o0640043514945093057.jpg?caw=800)
相手は私と
同じものは見ていません。
同じものを聞いてもいません。
同じ状況に立ったことはないから
私と同じ気持ちはわかりません。
それでも、
同じものを見ようとする
同じものを聞こうとする
同じ気持ちを感じようとする、
そう試みる心の姿勢が
「共感」を発動するのですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/21/a3/j/o0640042614945093950.jpg?caw=800)
話を聞くときに「共感」を使えば
話した人は
「わかってもらえた感」や
「話したいこと話せた感」を
より多く感じてもらえます。
そんな感覚は
話す人の癒しにつながります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/6c/9a/j/o0640042514945094252.jpg?caw=800)
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ8年目、常楽でした。
《関連記事》
・共感は、平和を増やす
・この言葉、相手はどう感じるか
・失敗したければ、自分の利益だけを求めれば実現する
【常楽のコーチング】
コーチング、とは。7年目にして思うこと。
コーチングって、刺激の活用
コーチングで最も大切なこと
コーチングの基本:守秘義務
コーチングの基本:評価判断を下さない
コーチングの基本:沈黙OK
コーチングの基本:中断スキルの使用
コーチングの基本:時間管理はコーチがする
コーチングの基盤:アドラー心理学
ACEコーチングのサイト
「共感」とは、
相手の目で見て
相手の耳で聞いて
相手の心で感じること
です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/f9/69/j/o0640042714945090202.jpg?caw=800)
相手の外から
相手を見て、
相手の状況を
思考を使って
評価することではありません。
自分の立場で
相手の状況を感じることでも
ありません。
相手の中から
相手の今の関心事は何だろう?と
感じようとすることが
「共感」です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/d6/78/j/o0640036014945090989.jpg?caw=800)
DV・虐待する配偶者に
苦しんでいる頃。
訊かれて話すと、
「大変ですね」と
返ってくることがあります。
深く話すと
お互い大変ですから
「話をした」
「それを聞いた」
「これで話は終わり」
そんな流れになっていると
感じてました。
苦しい状況を
詳しく話すと大変なので
訊かれることも
苦しいことです。
そんな流れで
話が終わってくれることは
私にも助かることでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/f4/46/j/o0640041114945091634.jpg?caw=800)
「大変ですね」と言われたとき、
この言葉を言う人によって
違う感覚を感じていました。
その人が自分の立場で
話の中で得た情報で
私を評価して
「大変ですね」と言う。
その人が私の立場に立ってみて
あれこれ思考した結果に
大変だと思って
「大変ですね」と言う。
スルッと話が終わる感じ。
訊かれたから答えたという会話が
普通に終わる感じ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/73/13/j/o0640042714945092722.jpg?caw=800)
一方でその人が
私の目から何が見える?
私の耳には何が聞こえる?
私はその状況でどんな気持ちを感じる?
そんな問いを持って
私の立場に立ってみて
同じものを
見て、聞いて、感じてみようとしてみる。
そうして感じた末に
「大変ですね」と口から出てくる。
それを聞いたときには
もう泣きそうな私。
同じ「大変ですね」の
たった一言なのに。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/f4/68/j/o0640043514945093057.jpg?caw=800)
相手は私と
同じものは見ていません。
同じものを聞いてもいません。
同じ状況に立ったことはないから
私と同じ気持ちはわかりません。
それでも、
同じものを見ようとする
同じものを聞こうとする
同じ気持ちを感じようとする、
そう試みる心の姿勢が
「共感」を発動するのですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/21/a3/j/o0640042614945093950.jpg?caw=800)
話を聞くときに「共感」を使えば
話した人は
「わかってもらえた感」や
「話したいこと話せた感」を
より多く感じてもらえます。
そんな感覚は
話す人の癒しにつながります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210521/09/yurushino/6c/9a/j/o0640042514945094252.jpg?caw=800)
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ8年目、常楽でした。
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コーチングの基盤:アドラー心理学
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