一緒の相手が
うれしいときは
うれしく

一緒の相手が
悲しいときは
悲しく

いたい。




気持ちを肯定されると
心のプロセスが進みます。

「〇〇があって、うれしい!」
「〇〇よかったね~」

「〇〇できたよ!うれしいなあ」
「できたの!?よかったじゃん!」

「残念、こんなこともあるね」
「そっか、ダメだったんだね、
こんなときもあるよね」

「とても悲しいよ」
「そうだよね、悲しいよね」

「失って、悲しい」
「失うと、悲しいよね」


心のプロセスが進むと
その感情を
終えることができます。

終えられたら、次に
進むことができます。

進める自分って
少し成長できた自分。





反対に
気持ちを否定されると

心のプロセスが進まず
今後もその感情を
抱え続けることになります。


「〇〇があって、うれしい!」
「だから、何?」

「〇〇できたよ!うれしいなあ」
「そんなの誰でもできるよ」

「残念、こんなこともあるね」
「そんなこと言わないで元気だしなよ」

「とても悲しいよ」
「そんな、いくらクヨクヨしたって
何も変わらないよ?」

「失って、悲しい」
「違うよ、それは悲しむことじゃないよ」


気持ちを終えることができず
抱え続けることになるから
なかなか次へと進まない。

無限に抱えられるわけじゃないから
重なると苦しくなってくる。




相手が気持ちを
伝えてくれたら

自分の力を示す
チャンスと感じることも。


相手のうれしい気持ちを
自分が影響したら
変わった。

相手の悲しい気持ちを
自分が影響したら
変わった。

相手の気持ちを
変えられたことに
自分の力を感じる。

そんな誘惑を
感じることもある。


でもそれって
結果、自分だけが
恩恵を受けられる欲を

相手を勝手に利用して
満たしているだけ。

相手の役に立ってるかが
関係なくなってる。


そんなふうに
自分が利用されたら
イヤだろうから

相手にも同じこと、
したくない。





共感することで

相手も自分も

状態の良好さが増します。


対等が、増します。
平和が、増します。


共感すること
いいですよね。
すんごく。





お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。


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