親が悪い
他人が悪い
世の中が悪い
最悪だ!って、言いたくなるとき
ありませんか?



それらは単に
「現在のスタート地点」
のことですよね。

全部を安全にまき散らして
まき散らして
まき散らして、
さらにまき散らして
まき散らせば
いずれ気が済みます。

気が済むと
まき散らすこと自体に
意味がなくなります。
心の底から「したい」と思えなくなる。

すると自然に
視線は未来に向かいます。




安全にまき散らすって?
人によってさまざまですが
こんな感じ。


①起床時にノートに書く



1分間とか3分間とか5分間とか
時間を決めて思いつくままに
ノートに書き下す。

ルールは、時間がくるまで
とにかく思いつくままに書くだけ。

書いたものは、見直さない。
後で何かの役に立てるものでもない。
書いていること自体が、役に立ってる。

「今日は何書こう?」と浮かんだら
「今日は何書こう?」と書く。

「ん~と」と出たら
「ん~と」と書く。
それだけ。

ノートは誰にも見せない。
見せるとその効果が減るから。

「こんなことやってるんだ」と
努力を認めてもらいたくなるかもだけど
それはしない。
しないから、効果を享受できる。



②話を聴く専門家に聴いてもらう



話を聴く訓練を受けた専門家に
「ただ聴いてほしい」と伝え、
聴いてもらう。

評価・判断を下されたら
その人は専門家ではないので、注意。

ちゃんと聴いてもらえると
革命がおきるくらい効果的。

マッサージのように
具体的にされるわけではないけど
「本当の自分でいる時間」を得られることは
とても価値が高いです。


③椅子に向かって話す



椅子2つ用意します。
それらを
話す側
聴く側
とそれぞれ決めて
今の気分で配置します。

話す側の椅子に座って
聴く側の椅子に向かって
話したいことを話します。

「あいつ、ふざけんなって感じだよ!」
「思い出すだけで腹がたつ!」
「本当にこれだけは許せない!」
なんて怒りや悲しみを吐き出したり。

話すだけで気が済んだら、そこで終わり。

もう少し進めてみたい人は、
言い終えたら、
今度は聴く側の椅子に座ってみる。

その感覚を味わう。

などなど、など。




言ってはいけない
と信じて貯め込み続けると
苦しくなってしまう。

感じることだから
それを止めることはできない。

水の流れのように
流れを止めてしまうとあふれてしまう。
だから、整えてあげると
するする流れてくれる。
上手におつきあいできる。

その流し方、という理解でも
良いですね。



抱え続けるから重たくなる。
置いてしまえば楽になる。

置いてから、
必要なものを選んで
拾えば良いですよね。

事態が開けていく感じです。


自分を大切にすること、
そうして実施していきたいですね。





お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。



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