自分の言った言葉が
相手にどう伝わるかは
大切ですよね。


自分の言った言葉を
自分の側から見ると
なんでもないことでも

訊く相手側から見ると
違ったりすること、ありますよね。

お互い良好な関係を継続したいなら
それって、大切なことです。


あるとき、父親にこう言われました。

「字が小さくて読むのが大変だった」

その文書は頼まれて私がパソコンで作り
自分が読めるサイズで印刷したものです。

あ、そう。という感じで
聞き流してました。

その後、同じことを何度も聞かされました。

そんなに大変なら「大きく印刷して」と
依頼すれば済みそうですが、
父親の目的は自分の努力を
認めさせることのようで、
依頼が来ることはありませんでした。

あんまり繰り返し言われるので
「お前のせいで苦労した」
と言われてるようで、気分悪かったです。

これを指摘しても、なしのつぶてでした。
見えない人には、まるで見えないのですね。


自分の投げたい玉を投げるのは自由です。

でも、
受け取る相手がいるなら
その相手が受け取りやすい玉を
投げてあげないと
相手が苦労しますよね。

自分では善いことしたつもりでも
相手には単なる迷惑だったりすることも。

ましてや
「やめてください」と言っても
迷惑をやめなかったら大変です。


呼ばれたくない呼び方で呼ばれることや
あまりにも直球すぎる言い方など
受け取る側に厳しい言葉って、あります。

言う側がわからない場合もあるので
やめて欲しいことは「やめて」と伝えたいですよね。

そして言われたら
素直にやめて、それ以外の言葉を使うように
コミュニケーションできると、いいですよね。

そんなやりとりができる相手とは
仲良くなっていけそうですよね。


お読みいただき、
ありがとうございます。


プロコーチ7年目、常楽でした。


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