◇再アップ記事です
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こんにちは!
のんたんです。

自分でアレンジしたいというとき
メロディーだけあって、和音をつけたいときに
どうやってやるか?
というのを書いてみたいと思います。
私は
ほぼ感覚でやっていて
感覚でできたら
その方が音楽的な気もするのですが
「雰囲気でできるよ」
というのはなんの助けにもならないので😭
今回はできるだけかみくだいて
分かりやすいように説明していきます。
①〜③は
ヤマハのグレード試験(9〜6級)の伴奏付けでも
使えますよ〜
初級編
メロディーに伴奏つけるときの手順
①その調のカデンツの和音から選ぶ
②分からないときはメロディーにある音とカデンツにある音がかぶっている音を選ぶ
(これは絶対じゃないのですがメロディーにある音の和音が合う可能性が高い)
③導音はかぶらないようにする
①その調のカデンツの和音から選ぶ
まずはその曲が何調かを確認します。
(または何調にしたいか考えます)
年長さんから分かる!これって何調?【超初級編】
これって何調?【初級編】
これって何調?【上級編】
オーソドックスに伴奏付けする場合、
ほとんどは
その調のカデンツの和音でまかなえます。
基本のカデンツはこちら
カデンツの練習【素材編】
というわけで
カデンツを使えば
なんとな〜く感覚的に分かるのではないかな?
と思います。
②分からないときはメロディーにある音とカデンツにある音がかぶっている音を選ぶ
パッと分かる場合は良いのですが
分からなかったり迷ったりした時に
ひとつ基準にしたらいいのが
メロディーにある音が
たくさんあるカデンツの和音を選ぶ!
ということ
(伝わってますかね〜😭)
ト長調のカデンツにある
G(ソ・シ・レ)
D7(レ・♯ファ・ラ・ド)
♪ソ〜ソラシ
というメロディーの場合
ソが2個、シが1個あるので
ソシレの和音と同じ音が多いから
ソシレかな〜?と予測をたてることができます
ラは1個しかないから
レ♯ファラドだと1個しか当てはまらないですよね!?
ソシレは3つも当てはまっている!
カデンツの流れに沿うとうまく行く場合も多いので
普段からカデンツを弾く練習をしておくとよいです
カデンツの練習【素材編】
(ヤマハのグレードだと9、8級は両手カデンツだと思うので両手カデンツを練習してください〜)
初級編にしては突然難しいこと言い始めましたが
属七の和音のとき
(ハ長調だと属七の和音というのはソシレファやシファソの和音)
この図だと
お団子の下から2番目が導音です。
またはスケールで最後から2番目というか…
ざっくり説明ですみません😭😭😭😭😭
この「導音」というのは効力が強いので
その瞬間でたくさんあると汚く聴こえます
導音は1つのほうがいいのですね〜
なので
ハ長調の場合
メロディーにシがあったら
左手はシファソじゃなくてレファソにするといいよ
ということです。
ヤマハのグレードでも7、6級になると
指摘されることもあるんじゃないかな〜
と思います。
(私はかつてグレードの練習をしているときに先生に導音を重複しないように言われました。当時「導音」という言葉では言われなかったけれど今考えると導音のこと😂)
伴奏付けが感覚的にできるために普段からできること
上記のやり方をしていると
ちょっと取ってつけた様な和音になることもあります。
なので、
だんだんできるようになってきたら
感覚的に伴奏がつけられるようになるといいんですね〜
そのために普段からやるといいことは
・いろんな曲を弾くこと(和音進行のよくあるパターンを覚える)
・普段からカデンツをたくさん弾いて調感覚を養っておくこと
です。
和音進行ってよくあるものは
パターンが決まってきます。
それは
いつも弾いている
&聴いている曲の中にある!
そして
そのパターンをまとめたものが
カデンツになります。
なので
普段からたくさん曲を弾いて
(ブルグミュラーとかツェルニーとかギロックとか普段弾いている曲でOKです)
よくあるパターンを体に染み込ませておくと
良いのです。
そうすると
属七の和音はフレーズのまとまりの最後に出てくるな〜
とか
ドミソ・ドファラときたら次はシファソかな?
とか予想がたてられるようになってきます。
この予測力は
初見にもつかえるし
読譜力もアップするし
伴奏付けもできるようになってくるし
即興演奏なんかにも使えるし
音楽の力を高めるには便利な力です!
まとめ
今回はちょっと難しかったでしょうか(><)
伝わったか不安ですが…
口で言っていることを文章にすると難しい…
基本はカデンツの音を使うと
うまくいくと思います
次回は
カデンツの和音なんて簡単じゃ!
(誰😂)
という人のための上級編を書いてみます
上級編はこちら↓
インスタにもアレンジのポイント投稿あります!