心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
男性に上手に甘えられる女性は、それだけ恋愛上手だと一般的に言われています。
何か「やって」と気軽にお願いすることができたり、「遊ぼう」と気軽に自分から誘うことが出来たり…
けれど、「頭では分かっているけれど実際には甘えられない」というのが本当のところなんですね。
恋愛本などで書かれているテクニックは、「言われれば分かるけれど」でもいざやってみようとすると難しくて出来ない、というのが現実的な問題です。
けれど、この問題についても、きちんと自分の心の根本的なところを見てあげるだけで、すっきりと解決し、そして行動することができるんですね。
今回は、あなたが甘えられないメカニズムを解明し、そして、男性に上手に甘えられる方法をお伝えしていきたいと思います。
■「甘えたいのに男性に甘えられない」ー甘え下手を克服し、素敵な恋愛を引き寄せる方法
男性に甘えたいのに甘えられないとき、あなたの中では葛藤が起きています。
頭では甘えたいと思っている。
にもかかわらず、「体がいざとなると動かない」「どうやったら甘えられるのか分からず、緊張してしまう」ということが起きるんですね。
葛藤とは、相反する気持ちが戦っている状態です。
この時、あなたの中では、頭で考えていることよりも、肉体が動かないほうが優先されていて、それにあなた自身が苦しんでいるということが起きています。
それでは、いったいどうして、あなたの体は「甘える」という行動をとれないのでしょうか?
それには二つの理由があります。
ひとつめは、「子供の時から厳しい親に育てられ、あるいは、愛情のない親に育てられ、甘えたり、べったりと愛着行動をすることを許されなかった」場合です。
私たちは子供時代、誰しも必ず無条件に、「親にべったりとひっつく」「親とくっついていたい」という欲求を持っています。
これに善悪はなく、この欲求や願いを持っていることは当然のことなんですね。
なぜなら、子供や赤ちゃんは、抱っこされたりくっつくことで、愛情を感じるからなんです。
赤ちゃんが心細くなって泣き始めたあと、お母さんが抱っこすると、赤ちゃんは泣き止みますよね。
これは、母親の体温・感触を感じることによって、自分自身が守られたり、安全であったり、注目を向けられていることを確認し、安心するからです。
けれども、親が仕事で忙しかったり、精神的に不安定だったりすると、この「親とくっついて愛情を確認する」という行動が禁止されてしまいます。
「忙しいからあっちへ行っていなさい」ときつく言われてしまったり…
このような子供時代を過ごすと、子供は「自分がそばによることはいけないことなんだ」と学び、人と気軽に触れあったり、じゃれあうことができなくなるんですね。
男性に甘えられない、というときの体の緊張は、この子供時代からもう始まっているのです。
そしてふたつめは、「甘え方を知らない」という場合です。
これも子供時代に起因しますが、親が子供と遊んだり、むじゃきに触れあう時間を創らないと、子供は「どのように人と親密に触れあうのか」ということを学ぶことができません。
そのため、いざ甘えようとしても、甘えた前例がないため、「甘えるってどういうこと?」というふうに固まってしまうんですね。
このふたつの原因とも、子供時代に起因していますが、私たちは本当に幼い頃から自分の人生に制限をかけて生きてしまっているのです。
それでは、こうした「甘えられない原因」を、どのように克服していけば良いのでしょうか?
甘えられない原因を克服するためには、まず、あなた自身が傷ついて甘えられなかった心の中の子供の自分を、じゅうぶんにイメージの中で甘えさせてあげることが大切です。
寂しかったその子に対して、今のあなたが、「辛かったね、よしよし、良い子だったね、頑張ったね」と言って、一緒に遊んであげるのです。
これは、スピリチュアル的な表現で「インナーチャイルド・ヒーリング(幼い内なる子供を癒す)」と言います。
あなたの中の報われない、寂しい、ひとりぼっちの子供をあやしてあげることで、あなたは「甘えてくるその子」を受け容れ、自然に、甘えるという行為がどんなものか、感覚として知ることができるんですね。
そして次に、その甘えてきた子同様に、今のあなた自身が苦しかった、辛かったことを、ありのまま受け止めてあげて下さい。
甘えられない心の下には、「甘えてはいけない=私は強くあらねばならない」という強い緊張がありますので、それをときほぐしてあげるのです。
そう、もう強くなくて良いんだよ。
苦しかったら苦しいと言っていいんだよ。
無理しないでいいからね。
よく頑張ったね、もう我慢しなくて良いんだよ…。
そんなふうに、自分に「弱くてもいいんだ」という許可を出してあげて下さい。
弱くてもいい、という許可を出すことで、あなたの中で、「いつも強くいなきゃ」という強迫観念がゆるみます。
これによって、自分が寂しいときに「一緒にいて欲しいな」と思えたり、「寂しいから誰かと遊んでもらいたい」という気持ちを感じることが、初めて出来るんですね。
ここまで出来ればもう大丈夫。これが「甘える」ということなんです。
あとは、感じた「してほしいこと」を素直に表現してあげるだけで良いのです。
甘える、という行動の下にも、本当に苦しい、辛い人生が隠されています。
たかが「甘える」、ということではありません。
あなたが子供の時から弱さを許されず、強くあらねばならなかったこと、そして、小さなあなたがいつも素晴らしい人間であることを要求されたことは、とても悲しいことです。
むじゃきに何かを感じたり、楽しんだり、喜んだり、
そういった感情を自由に感じられなかったことは、本当に苦しいことです。
けれども、だからこそ、これからはもうそんな人生をやめて、本当にあなたがあなたを心から感じられる人生をはじめていきましょう。
大丈夫。今まで苦しんだ分だけ、あなたは人の痛みを知り、優しさを知ることができたのです。
そんな素晴らしいあなたが、幸せに、どうかありのままの笑顔でいてくれることを、いつも心からお祈りしていますね。
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