心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
運命の人に巡り会いたいけれど、出会えない。
いつも良い線まではいくけれど…「この人だ」と思うことができない。
そんなときは、あなたの潜在意識の中で、「運命の人と出会えない要素」が育ってしまっているのかも知れません。
それでは今回は、運命の人と出会い結婚するための秘訣として、運命の人と巡り会うための価値観の見つけ方についてお伝えしていきたいと思います。
◆運命の人と出逢い結婚するための、自分の価値観・生き方の見つけ方ー自分がなければ愛も見つからない
こちらのブログ記事では、自分の価値観が分かっていなければ、「そもそも、自分に合わない人を選んでしまっているのかも知れない」ということをお伝えさせていただいています。
「自分自身を殺す」という生き方・在り方をしてきたために、「そもそも自分を我慢させる男性を選んでしまっていた」というクライアント様が多くいらっしゃるんですね。
私たちの価値観というのは、決して「絶対的なもの」ではありません。
何かさまざまな出来事が起きるにつれ、良いと思っていたものがそうではないことに気づいたり、自分の気分や思い込みによって、簡単に白が黒になったり、黒が白くなったりします。
けれども、こうして価値観を変えることを選択せず、子供時代に良いとされてきた慣習や生き方ばかりを盲目的に選択し続けてしまうと、「母親の価値観」や「周囲の価値観」ばかりを採用して、それ以降、「自分の価値観」を持つことを放棄してしまうことがあるんですね。
あるクライアント様は、『言うことを聞きなさい』と母親から威圧的に接してこられ、虐待に近い形で強制的に言うことを聞かされていたため、自分の価値観を「持ちたくても持てない」ということが起きていました。
これは、普段、こちらのブログでもお伝えさせていただいている「トラウマ」にあたります。トラウマによって、価値観を「持てない」人生でした。
けれども、こうしたトラウマが特になかったとしても、なんとなく流されてしまい、なんとなく周囲に合わせていたら受験も就職も出来てしまい、その結果、なんとなくのまま周囲に合わせて「自分の価値観を持たない」ままきてしまった…というケースもあるんですね。
こうした場合は、トラウマの解消というよりも、「自分自身が思考を放棄せずに、考えてみたりチャレンジしてみる」ということが必要となります。
なぜかというと、トラウマの場合は、多くが「自分がやりたいことがあるのに、それを反対されていた」という強い強制になっているため、「自分がやりたいこと」や「嫌なこと」というのは、はっきり感じられるんですね。
そのため、「自分が本当はどうしたいのか」「何が好きだったのか」という情報もつかみやすくなります。
一方で、流されてしまい、思考を放棄してきたからこそ好きなものが分からないという場合は、まず、「自分自身を感じること」から始める必要があります。
これは、特に流されて考えたり感じるという行為をしてこなかったために、「何が嫌いなのか」「何が嫌なのか」「何が好きなのか」「どうしたいのか」「どんなことに幸せを感じるのか」「何を目指しているのか」など、それらのことすべての基準が無い状態なんですね。
言い換えると、自我＝アイデンティティがない状態です。
考えたことがないために、分からない、基準がない時というのは、潜在意識は目指す方向（好きだという基準）も、「嫌だ」という基準も分からないために、どうしていいか分からず迷子になってしまうことが多いのです。
せめて「嫌だ」という基準が明確であれば、「じゃあどういうものがいいのか？」「何を望むのか？」を理解することもできますが、
嫌だという基準もなく、なんとなく可も無く不可も無くという場合は、潜在意識は取捨選択がまったく出来ないのです。
こうした場合は、リハビリをしながら、自分の将来や未来について、少しずつ考えてあげる時間をとる必要があります。
たとえば、どんな家庭を持ちたいのか、そもそも結婚をしたいのか、どんな生き方をしたいのか、どんな女性になりたいのか、どんな仕事をしていきたいのか、生きる中で達成したいことは何か、どんな人と関わりたいのか…等です。
「分からない」というところに逃げてしまうと、それだけで自己放棄してしまい、また流される人生が続いてしまいます。
ですので、どんな些細なことであってもいいので、まずは「自分のことについて考える」ということが大事なんですね。
最初は、「お昼にどんなものが食べたい」とか、「日曜日はこんなふうに過ごしたい」ということでもいいので、少しずつ自分の基準を「考える」癖をつけながら、それをじょじょに未来や人生について考えてあげることで、だんだんと自分という人の存在が明確になっていくのです。
そして、自分が良いと思うことを知り、自分がこうしたいと思うことを知り、自分がこう生きたいという信念を知ることができれば、そこに共通する在り方や生き方をしている男性と、はじめてつながっていくことができます。
誰でもいい、なんでもいい、という考えは、本当に「誰でもいい」し、「なんでもいい」という引き寄せを行ってしまいます。
でも、本当は誰でもいいわけではないから、声をかけられても、相手がその気になってくれたとしても、「私は好きじゃない」ということが起きてしまうのです。
いまいちピンとくる人と出会えないという場合は、こうして自分の基準や信念、価値観、人生観などが明確ではないため、潜在意識がどんな人がいいのか分からずに迷子になってしまっているかもしれません。
例えば、「着る服なんてなんでもいいや」と思ってはいるけれど、でも好みではない真っ黒な服やぼろぼろに着古したジャージが出てきた時に、「これは嫌だ！」と思うのと同じです。
それならば、どんな服が着たいのか。どんな色がいいのか。どんな素材がいいのか。スカートなのかスーツなのか、それともワンピースなのか、無地がいいのか花柄がいいのか水玉がいいのか…。
男女関係も同じ事で、こうして自分の着る服を決めるように、自分の関わりたい男性や、これからの未来を決めていくことが大切です。
それとしないと、現実で「この男性はいまいちなんだよね…」というような引き寄せが起きてしまい、「そもそも、自分の基準と合う男性と付き合っていない」という状態になってしまうのです。
基準がなければ、あなたの人生は方向性を見失ってしまいます。
そして、あなたの人生をあなたが選ぶということは、あなたが好きなものを選び、あなたが生きたい生き方を選び、あなたが関わりたい人を選び、あなたが達成したい目標を達成していくということです。
このとき、他の誰も、あなたの基準を理解することはできないので、じっくりとあなた自身が考えてあげることが大切なんですね。
一度、基準を考えてあげることによって、だんだんと自我が芽生え始めるために、よりいろいろなことを選べるようになっていきます。
あなたの人生について考える、あなたの生き方や価値観について考えるということは、「自分が何を選び、どう生きていくのかという、自分の人生に対する責任」そのものです。
ぜひあなた自身の在り方をないがしろにすることなく、ご自身を知ってあげて欲しいと思います。
あなたがあなたのことを知れば知るほど、そして、正直に生きることを決められたとき、ありのままのあなたにふさわしい人との出会いがやってくるのです。
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