■「もう自分が嫌い」ー自己否定・自己虐待していると、それだけで絶望的に運命の人を遠ざけてしまう

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心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。

多くの方が、過去のトラウマによって、自分が望む行動を制限されてしまっているという苦しい状態を経験なさっている一方で、

不幸の原因として、「積極的な自己否定・自己虐待」ということが存在しています。

これは、「周囲から与えられたトラウマ」が根底にあることはあるのですが、それ以上に、自分自身が積極的に自分を痛めつけてしまうことによって、その人自身が自分の潜在意識に対して

●私なんて恋愛ができる女性ではない
●私なんて人から対等に扱ってもらえる人間ではない
●私なんて何をしても駄目な人間だ
●私なんてどうせ嫌われる

というようなことを、何年、何十年も自分に言い聞かせてしまっている状態です。

私たちは、こうした「自己洗脳」を行っているとき、その自分に対する行動・思考を元に、自分自身という人間を捉えています。

ですので、例えば、

●私なんて恋愛が出来る女性ではないから、「男性に対して斜に構えてしまい、攻撃的な口調になってしまう」

●私なんて人から対等に扱ってもらえる人間ではないから、「どうせ私の意中の人も私のことを嫌うだろうから、話しかけられない」

●私なんて何をしても駄目な人間だから、「どうせ言ったって無駄だと思って、好意的な態度をとったり、自分から誘ったり、愛情を表現しない」

●私なんてどうせ嫌われるから、「仲良くなりたいとか、協力したいという努力をするよりも、相手に対して試し行為をしてしまう」

●私なんて価値がないから、「頑張って好かれるように犠牲的になって尽くさなければ愛されない」

というような態度をとるようになります。

これらはすべて、とても極端で偏った行動です。

そして何よりも、自分自身の本意ではないところでしょうし、「本当は仲良くなりたいし、可愛がられたいし、愛されたいし、大切にされたいし、たくさんの話を聞いてもらいたいし、一緒に楽しいこともしたいし」

というような、本当の願い、本当は女性として幸せになりたい！と思っていることとは真逆の態度なんですね。

けれど、あまりにも自分の潜在意識に「駄目だ」ということを普段からインプットし続けてしまっているため、実際の行動は「普段から潜在意識にインプットされている情報」に引っ張られ、望みとは真逆のものに変わってしまうのです。

潜在意識というのは、これくらい「自分に対して正直」なんですね。

普段から自分を痛めつけていれば、その情報をきちんと記憶します。

反対に、普段から自分を解放し、いたわり、理解すれば、その情報をきちんと記憶します。

このように、とても分かりやすく現実に反映されていくからこそ、「自分に対してどんなことを普段から思うのか？」はとても大切なんですね。

自分を痛めつけながら、「でも私の価値を認めてほしい」「でも私のことを大切にしてほしい」というのは、やっていることと目指している目的が真逆になっているため、必要以上に自分に対して負担をかけてしまいます。

けれど、自己否定は、ある意味、とても簡単に手軽にできてしまうからこそ、そのパターンから抜けにくいことも確かです。

それでは次回は、自己否定していたあるクライアント様がとっていた行動・思考パターンによって、絶望的に結婚や恋愛を遠ざけてしまっていたという例について、お伝えしていきたいと思います。

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