◆愛されないのを決めたのはいつ？ー自分を苦しめる不幸な思考パターンから抜けるための魔法の言葉

いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。

スクールの講義や個人セッションでは、問題の表面を扱うのではなく、根本的な解決をさせていただいています。

そのため、90分のセッションの後に、問題がまったく解消してしまうということもあるんですね。そして、その心の状態に引き上げられるかのように、現実が変わっていくことが多いのです。

自分と向き合って問題を解決する意欲を持つことで、今までの自己否定や負のループからは必ず抜けることができるんですね。

今回は、6月9日(日)の個人セッションにお越しくださいましたK様の体験談をご紹介させていただきながら、「問題を根底から解決するために必要な魔法の言葉」についてお伝えしていきたいと思います。

＊＊＊個人セッションの体験談＊＊＊

斎藤　芳乃　様

　本日、個人セッションをしていただきまさしたKです。

　斎藤さんには貴重で濃厚な時間を共にして頂き、感謝の気持ちでいっぱいです、本当にありがとうございます。

　セミナーやブログでも感じている事ですが、個人セッションではより
『本当に真剣にここまで深く向き合ってくださるなんて！』
と、例えるなら熱血教師のように(あくまでも例えです><)感じ、嬉しい気持ちで満たされました。

　今でこそ分かるものの、相談始めの時点では、一番解決したい問題のはずなのにその問題を避けている相談内容になっていたので、凄く困らせてしまっていた事と思います。

　にもかかわらず親身になって問題点を捕まえてくださり、本当にありがとうございます。

　セッションを受けていくうちに、自分で自分を苦しめている思考回路や、だからこそ在るそのままの自分のおかれている状況に気づき第三者として自分を見る事が出来ました。

　今までずっと抱えてしまっていた劣等感や負になっている感覚が、セッションの中の時間だけで消えてしまった事に驚きました。
思い出せない位です。
又、優しく接して下さってるのに、怯えたり避けたりしてしまっていた人に謝りたい位です(笑)

　自分はどのような感覚で生きていたかったのかが、セッションを終えてから、自由でいい安心した感覚を通じて思い出す事が出来ました。

　これから、毎日がどんな日になるかとっても楽しみです。

　芳乃さんと過ごせた時間は、何にも置き換えられない素敵なプレゼントになりました。
　芳乃さん、本当に素敵な方です！
心からありがとうございます♪

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K様、こちらこそ本当に深いお時間をありがとうございました。

根気強く最後までご自身と向き合っていただいたからこそ、こうした解放を得てくださり…私も胸がいっぱいです。その勇気と忍耐力に、改めて感謝しております。

そして、本当に楽になられて良かったですね。K様の笑顔が、何よりも私の心の栄養になります。

K様の体験談のように、私たちは普段、自分の思考パターンや不幸のパターンを客観視するということをしていません。

むしろ、「どうしてこんなに不幸なの？！」と思いながらも、そのパターンと同一化してしまっていることがほとんどです。

K様のご相談の場合は、「人が怖い、断れない」というような苦しみでした。

けれども実際にその根底にあったものは、「自分が他人に必要以上に怯えている」「相手をモンスターのように思い込んで、避けている」「最初から『どうせあなたなんて…！』と決めつけて会話している」ということが起きていたんですね。

人間関係というのは、必ず他者と自分の1対1で成り立っています。

けれどもその時に、ほとんどが「自分なりの見方」しかしていません。

K様の場合は、「子供時代に、自分が発言したことで、母親から否定された」「何を言っても聞いてもらえなかった」という無力感があったために、

大人になってからも、「どうせ私は否定される」「他人は私を否定する」「何を言っても助けてくれない」「どうせ他人は全部私を痛めつける」というような価値観のまま、その思考パターンのまま生きてしまっていたのです。

その結果、体験談に書いてくださったように、「優しく接してくれた人もいたのに、その人達のことすら、勝手に敵だと思い込んで自分から遠ざかったり敬遠していた」ということが起きていたのです。

だからこそ、それが分かった時点で、「実は世界はそんなに嫌な人たちばかりではなかったんだ」「本当はいじめる人だけじゃない、そういう人がいたとしても、自分の人生の中で優しくしてくれていた人もたくさんいたんだ」ということに気づかれた瞬間、号泣されたのです。

このように、実は人との距離や苦しみを感じながらも、自分から無意識のうちに人を遠ざけてしまっているということが苦しみの原因だったんですね。

もちろん、K様のことを子供時代、虐めた人がいたことも事実です。

けれど、大切なことは、

「世界はそういう人たちだけでできているのではない」

「もう子供時代とは本当は違う」

「自分が人間関係で無力ではなく、本当は選んで良かったんだ」

ということに気づくことでした。

そして気づいたことで、今まで敵ばかりで自分を痛めつけると思い込んでいた世界が、本当はそうではなく、愛や優しい人がいる世界へと変わったんですね。

これが、「悩んでいたときの自分が思い出せなくなった」という状態です。

このように、自分自身の深いこだわりというのは、人それぞれ、過去の経験から成り立っています。

そして、それは個人個人でまったくポイントが違うんですね。

ですので、自分の一番のこだわりを見つけてあげることで、今までとはまったく異なる新しい視点・思考パターンが、その瞬間に持てるようになるのです。

それを見つけるためには、あなたの子供時代をさかのぼり、あなたがどのように構築されてきたのかを見てあげることが近道です。

あなたの不幸はどんなパターンで、そしてそれは、「いつから始まっていましたか？」

このように、今の不幸を今のまま考えるのではなく、「この問題はいつから始まっていた？持っていたんだろう？」と思うことで、

◎あなたという人がどのように作られてきたのか

◎その結果、あなたがどんな状態になってしまっているのか

が分かるようになります。

今の不幸は今のもの！と考えてしまうからこそ、さまざまなことが紐解けなくなり、原因が分からない、悩んでも解決しない…ということが起きてしまうんですね。

今のあなたは、過去のあなたの延長線上でできています。

それは同時に、「今の不幸は、今までの時間が作りだした」ということを意味します。

だからこそ、きちんと自分を「客観的にとらえる」ことで、「どうして不幸になったのか？」「そして本当はどうしたいのか？」が分かるようになっていきます。

「あなたの問題はあなたしか分からない」オリジナルなものであるからこそ、答えもあなたの中に存在しているんですね。

問題を根本的に解決することは、難しいことのように見えて、実はとてもシンプルです。

どうか客観性を持つことで、あなた自身が本当に望む人生を歩んで欲しいと願っています。

K様、本当にありがとうございました！

それでは次回は、名古屋の週末シンデレラスクールに参加され、こうした根本的な解決を試みて、愛される許可を出された方の体験談をご紹介させていただきたいと思います。

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