心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。
先日、こちらのブログでも書かせていただきました「重い女」について、個人セッションをお受けいただきましたS様より、体験談を頂戴いたしました。
S様、素敵な気づきをありがとうございます。
本日はS様の体験談をご紹介させていただきながら、「自分の価値を認める大切さ」についてお伝えさせていただきたいと思います。
＊＊＊個人セッションの体験談＊＊＊
斎藤様
4月5日（金）に、個人セッションでお世話になったSです。
あの時は、部屋にボイスレコーダー忘れて、ご迷惑をおかけしました。
すみませんでした。
どこにメールを送っていいのかわからなかったので、
とりあえずこちらに送らせていただきました。
日曜日の夜に、
斎藤さんのブログを見ようと思ったら、
4月6日（土）のブログのタイトルが・・・
「これって私のことじゃないのー？！Σ(゜Д゜ノ)ノ」
ってビックリ（笑）
なんだか嬉しいやら恥ずかしいやらで、
「何が書いてあるんだぁ～？」と、
ちょっとビビりながら読んだんですが、
読んで行くうちに、
斎藤さんと話したことが鮮明に蘇ってきて、
また泣いてしまいました。
「結婚したい女＝重たい女」という思い込みは、
まさに自分に対する無価値観だったこと。
「結婚したい」と素直に思っていい。
自分は全然「重い女」じゃなかった。
むしろ自分は、
「結婚するにふさわしい女性」だった。
斎藤さんに言われるまで、
全然気が付きませんでした。
今まで付き合ってきた男性は、
私が結婚を意識し始めると、
必ずといっていいほど、
転勤や転職で遠距離になってしまい、
結局別れてしまう…ということをくり返していました。
「なぜ私の付き合う人は、みんな仕事が忙しくなってしまうんだろう？」
「きっと私の気遣いや我慢が足りないんだ」と、
ずっと自分を責めていましたが、
そりゃそうですよね。
私自身が「結婚していい」という許可を自分に出していないんだから、
結婚にふさわしくない男性ばかりを引き寄せるのは、
当然のことだったんですね。
でも、
「私は全然重い女なんかじゃない」
「結婚したいと素直に思っていい」
「私は結婚にふさわしい女性なんだ」
と思えた時、
自分に対して「申し訳なかった」という気持ちと、
「結婚したいと思う気持ちは素直に表現していいんだ」
という安堵の気持ちで涙が止まりませんでした。
そして、
元カレを思い出しては「フラれたのは私のせいだ」と、
自分を責めてはモヤモヤしてた気持ちも、
今ではほとんど感じなくなりました。
もしまた思い出して落ち込みそうになったら、
上で書いた「三種の神器」←勝手に命名w
を思い出して、
繰り返し自分に言い聞かせようと思います。
セッションの時に書いた、
「結婚したい理想の相手を紙に書き出す」作業も、
あれから家に帰って書いてみましたよ！
でも今のとこまだ30個ぐらいで、
200個まではまだまだ届きませんが（笑）
そしてセッションの終わりに、
「もっと自分のために泣いてあげてくださいね」
と言われて、
そういえば今までは、
後悔や自分を責めて、泣いて落ち込む…
をくり返していましたが、
初めて自分を肯定しながら、
安堵と慰めの気持ちで泣いたら、
すごく気持ちがスッキリしました。
同じ泣くのも、
気持ち次第でこんなに違うんですね～。
セッション中は最初から最後まで泣きっぱなしで、
実はあの後そのまま出勤だったので、
会社の人に変に思われたかもしれませんね（笑）
あ、それとブログに書かれていた、
「家事は完璧、気遣いができて、精神的・経済的にも自立してる女性」
ってのは、
あのー、あのー、あのー、
それはちょっとホメすぎなんじゃあ…
うーん…（汗）
まあいっかー！
かなり照れますが、素直に受け入れます！
これも自尊心ですよね（笑）
このたびは本当にありがとうございました。
また何かの機会でお会いできることがあれば、
その時はまたよろしくお願いします。
長文最後まで読んでいただいて、
ありがとうございました。
S
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
S様、とっても素敵な体験談を頂戴し、ありがとうございました。
こうして明るく、今までのご自身のことを振り返られ、新しい生き方を選択されているご様子も、素晴らしいS様のアイデンティティですよね。
拝見させていただきながら、私もとても明るい嬉しい気持ちで満たされました。本当にありがとうございます。
S様が体験談で書いてくださったように…多くの人は誤解し、「どうせ私なんて」と、自分を評価しない、自分に対して過小評価することが美徳のように思ってしまっているんですね。
もちろん、傲慢になって、「誰かを自分を比較して、比較した相手を馬鹿にする」というのは問題外です。
けれども、自分の価値や素晴らしさ、美しさというのは、本来、誰に比べる必要もなく、ただそれだけで認められるものなんですね。
誰かが優しい人だから…と言って、あなたの優しさに価値がなくなることはありません。
他の人が真面目だから…と言って、あなたが人生に対して真面目に思いやりを持って生きていることに価値がなくわけでもありません。
にも関わらず、繊細で聡明な人ほど、「一般的に見て、自分がどうなのか？」ということばかりを気にしてしまい、
「私が持っている価値なんて、誰にでもあることだから…（だから私には価値がない）」というように、決めつけて、自己卑下を繰り返してしまうんですね。
これに関して表現するならば、例えば同じ電車の中で、100人の乗客が一人の妊婦さんに対して席を譲ったとしたら、「その時に妊婦さんに席を譲れる人」は、100人の中の一人かもしれません。
けれども、また違う場面では違う人の優しさが生きます。
そして、優しさと一言で言ったとしても、席を譲るだけではない気遣いや温かい言葉、雰囲気など…それぞれ一人一人が違う個性や特性を持っています。
こうして、自分自身の持つ個性が、「それぞれの人生の中のあらゆる場面」の中で、「それぞれ違う人に対して輝く」からこそ、他者と全く同じ価値というのは、本来この世界に存在していないのです。
誰かが優しかったとしても、それはその人の優しさであり、あなたの優しさはあなただけのオリジナルなものです。
だからこそ、しっかりと自分の良さ、素晴らしさを認識し、あなたがあなたの人生の中で、関わる人に対してそれを表現していくことが大切なんですね。
あなたがどんなに優しい人であったとしても、素晴らしい才能や資質を持っていたとしても、それを認めず、表現しなければ、あなたの素晴らしさが他者に伝わることはありませんが、
あなた自身が自分の良さを認め、S様のように「私は本当は、こんなことができる女性だったんだ」と認識し、それを素直に表現できるようになるだけで、はじめてあなたという女性の魅力が輝き出すのです。
それでは次回は、自分の価値や個性を認めるお話の続きといたしまして、「個性を殺して他者と同じようにしようとすることで、運命の人に出会えなくなってしまっている」ということについて、お伝えしていきたいと思います。
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