◆どうしたら自分に自信を持てるの？−他者や社会の目で自分を見るのではなく、ただ視点を変えるだけ

いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。

毎日、本当にたくさんの皆様から、本やセミナー、個人セッションのご感想や体験談を頂戴し、本当にありがとうございます。

皆様から頂戴いたしました体験談は、何よりも、「活きた素晴らしい指針」として、他の参加者の皆様や、こちらのブログをご覧いただいている皆様に、できるだけお伝えさせていただきたいと思っています。

私が授業を通してお伝えすることも、それが結局、「良い話を聞いても現実が変わらない」という机上の空論ならば、決して心が楽になることはないんですね。

けれど、そんなときも、皆様の素晴らしい成功体験をそのままお伝えさせていただくだけで、「どうしたら変われるのか、どうしたら変われたのか」という現実的で具体的な気づきが、ありありと、たくさんの皆様に伝わっていきます。

いつもこうしたマリアージュスクールの素晴らしい流れを、皆様と一緒に創らせていただくことができ、本当にありがとうございます。

今回も、体験会にご参加いただきましたS様から頂戴いたしました、とても分かりやすく優しい体験談を元に、「自分に自信を持つということ」をお伝えさせていただきたいと思います。

◆どうしたら自分に自信を持てるの？－他者や社会の目で自分を見るのではなく、ただ視点を変えるだけ

＊＊＊体験会の体験談＊＊＊

斉藤芳乃様。

今日、初めてマリアージュスクール体験会に参加させていただきました。

芳乃さんの語り口調はとても優しく、それでいて、冗談も時折混ぜて笑わせてくれる。
一気に引き込まれて夢中になりました。

昨年末から、ずっとファンだった著者の方をはじめ、他にもセミナーに参加する機会に恵まれ、色々な学びを受け取らせていただいている中、本日の芳乃さんのお話で、一つ一つが腑に落ち、繋がった感覚でした。
やっと辿り着いたんだー。と思いました。

昨日帰ってきてから、自分を認めてあげる行為をやってみたら、自分でもびっくりする位、5年前とは、ちょっとずつだけど、でも確実に前に進んでいる自分がいて、私がやってきたこと、全てが尊くて、何一つムダじゃなかったんだ。って思えました。

こんなに変化していたのに、どうして認められなかったんだろう？って、不思議な位。

自分で、自分と子供を幸せにしようと頑張ってきた自分自身を、すごく愛おしくも感じました。
自分で自分をこんな風に思えることにすごく興奮したし、感動しました。

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S様、素敵な体験談を頂戴し、本当にありがとうございます。

そして、「自分で自分をこんな風に思えることにすごく興奮した」というお言葉、何よりも嬉しいです。

ご自身の素晴らしさを腑に落ちて体感されましたこと、本当におめでとうございます。新しいS様の誕生ですね。

私たちは、普段、否定的な思考や誰かを裁く言葉、そして、互いのマイナスに引き合った関係性を築きやすく、実際に、現実の世界でも、そうした言葉や表現、思考は、本当にすぐそばに存在しています。

その中で･･･例えば、誰かに否定された経験があり、心が傷ついたままならば、その心を癒やさない限り、相手が否定したように自分を否定してしまいますし、

また、常に否定されてきたことによって、自分自身を「駄目な人間だ」と裁く思考が、完全に癖になってしまうんですね。

これは、本当に無意識に繰り返されてしまう･･･まるで呪いのようなもので、頭で「自分を否定したくない」と思っていたとしても、あまりにも今までそれが何度も繰り返されてきたため、

すぐには自己否定が止まらない･･･こういった状態に陥ってしまうのです。

そして、「自信をつける」ということが誤解されていることもあり、

自分に自信を持つためには、あの人よりも優れていなければならないとか、

あるいは、何か資格を取らなければならない、

誰かよりも優れた経歴を持っていなければならない、

社会に認められて褒められる自分でいなければならない･･･などなど、

たくさんの誤解を背負ったまま、「今の自分は駄目、だからがんばらなきゃ」という思考になり、本当は自信を持ちたいにも関わらず、反対に「いつまでも自信を持てない自分を裁き続ける」ということをしてしまうんですね。

けれども、自信を持つということは、決して外側の基準や他人の目が必要なことではありません。

大切なことは、「自分がどれだけ、自分のことを承認できたか？」なんですね。

そして、それは単に、「自分のことを温かい目で見る」というだけなのです。

例えば、今までの人生で自分が苦労しながらもどれだけがんばってきたのか･･･

あるいは、酷いことをされたとしても、どれだけ他者に愛を注いできたのか･･･

他人が見ていないところで、どれだけ相手のことを思って配慮してきたのか･･･

こうした「自分が今までの人生で、成し遂げてきたこと」を、ひとつひとつ、ただ「こんなことまでがんばってきたんだね、よくやってきたね」と認めてあげることが大切なんですね。

自信は「ない」のではなく、ただ「自分をプラスの視点で見てあげているかどうか」だけなんです。

あなたはあなたとして生きており、他の誰かのために生きているのではありません。

そして、大切なことは、「あなたという命が懸命に生きてきた」という事実を、ありのままに裁くことなく、承認して「認めてあげる」ことなのです。

自信とは、自分という存在を信じることであり、人は過去の体験を根拠にしなければ、決して「自分を信じる」という感覚が生まれることはありません。

私たちは、あまりにも否定的な見方をされながら子供時代を育ってきたために、自分という人間をどのように承認したらいいかも分からず、

他人が与えたマイナスの視点ばかりで自分を推し量っているにすぎないのです。

どんな小さなことであったとしても、他者が小さなことだと判断することであったとしても、それは単に「他人の基準」であり、

あなたが成し遂げてきたことはすべて、事実です。

ただありのままに、その事実を認めてあげること･･･これが、自分を信じるということ、自分という存在を認めるということなのです。

自分という人間を、自信を持ちたいと思いながらも、どうしても他人の目や社会の目を用いて、「駄目だ」と裁いてしまっていませんか？

けれど、重要なことは、社会や他者が認めることではなくても、あなたがすでに人生で成し遂げてきたことはたくさんあります。

裁く視点を変え、あなたという人を、どうか温かい目で認めてあげて下さい。

そのとき、あなたの自己承認は、穏やかに「自分を信じられる」という感覚となって、あなたの内側に温かい光を灯してくれることでしょう。

S様、本当に美しいプロセスをシェアしていただき、ありがとうございました。S様がますますご自身の美しさに気づき、それを開花されますことを心よりお祈りしております。

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