◆自分の存在を大切に想い、自分の気持ちに寄り添うだけで、劇的に人生が変わっていくー自尊心の法則

いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。

いよいよ今年も終わりが近づいて参りました。

今年はこちらのブログや出版、an･anなどを通じて、本当にたくさんの皆様にお目にかかることのできた年でした。

ブログをご覧くださっている皆様、セミナーなどに足をお運びいただきました皆様、改めまして本当にありがとうございました。

こちらのブログやセミナーでもいつも心がけていることですが、マリアージュスクールは、皆様の体験談や、実際の経験談などを多く皆様にお伝えさせていただいております。

それは、おひとりおひとりが苦しみを乗り越えた姿、それこそが「不幸を打ち破るパターン」として、多くの方々にとって素晴らしい「気づき」や「解放」につながるからです。

そして、その皆様の体験談こそが書籍につながり、雑誌の掲載などにつながり…と、より広い情報へと洗練されていきました。

これもすべて、支えてくださり、温かく見守っていただき、信頼して共に歩んでくださった皆様のおかげです。

こうして私一人では決して為し得なかったことを、皆様と一緒になりながら、「マリアージュスクール」として一年間育てていただきましたことを、心より感謝申し上げます。

直接皆様、おひとりおひとりにご挨拶できないのが心苦しいのですが、こちらのブログで御礼にかえさせていただきます。

それと同時に、今年はこうして、より多くの皆様とお会いできた年になりましたが、私が皆様にお目にかかる機会が多いほど、それだけ苦しんでいる女性がいるという現実に、本当は眠れなくなる日もありました。

だからこそ、いつか皆様が、私の本やブログ、セミナーから卒業され、本当に手放しで幸せをつかみ、女性としての笑顔を取り戻されますように。来年も、全力でお手伝いさせていただきたいと思っております。

2013年も、さらに潜在意識を書き換え、皆様が本当に現実の世界で幸せをつかむ一助になれますよう、尽力してまいります。

改めまして、来年もどうかよろしくお願いいたします。

それでは今年最後のブログ、「劇的に人生を変える自尊心の法則」についてお伝えさせていただきます。

◆自分の存在を大切に想い、自分の気持ちに寄り添うだけで、劇的に人生が変わっていくー自尊心の法則

自尊心とは、私たちが自分の命を大切にするその気持ちに基づく行動のことです。

私たちが自分を否定しているとき、誰かの言いなりになってしまっているとき、どうしても「自分で自分のことを大切に想い、その気持ちに寄り添った行動をする」ということができません。

その結果、自己犠牲を繰り返したり、本当は嫌なのに不適切な関係を受け容れてしまう、我慢ばかりして他人のために行動している、などの現実が生まれてしまうんですね。

私たちの心と発言・行動は、つながっています。

私たちがまず、自分で自分の命を尊重し、大切に想うということ…そこからはじめることによって、やがて思考パターンが変わり、発言が変わり、行動が変わり、人生が劇的に変わっていくのです。

それでは、自尊心を実際に感じ、自分の心に寄り添うとはどういうことなのか、主なパターン３つを見ていきたいと思います。

■マイナス感情に寄り添う

嫌だ、苦しい、悲しい、それはしてほしくない、本当は怒っているなど…私たちは必ずマイナスの感情を感じます。

けれども、「優等生」や「良い人」であろうとして、この感情を抑えつけてしまうことで、結果的に自分が本当に感じている苦しみや悲しみに寄り添うことなく、自分を犠牲にするということをしてしまうんですね。

マイナス感情は決して悪いものではありません。

怒りを感じれば、不適切な他者から自分を守ることができ、苦しみを感じる関係性ならば、そこから適切に離れることができます。

このように、マイナス感情を尊重したからこそ、「じゃあマイナスの感情を感じているのならば、そこから離れよう」「マイナスの感情を感じないようにするためにはどうしたらいいのだろう？」と、自分の心を守れるようになるんですね。

あなたが嫌だと思っている感情に間違いはありません。怒りや悲しみも同様です。

どうか、あなたが感じていることをありのままに受け容れ、その気持ちに添って自分を守るために行動してあげてください。

■○○したいという意志を大切にする

私たちは、どうしても他者に抑圧されたり、圧倒されているとき、「自分は本当は◎◎だと思っているけれど…でもあの人が△△だと言っているから、我慢してしまおう」とか、「あの人が言っているから、◎◎はやめよう」というように、自分の本当の願いや思っていることをねじ曲げてしまう傾向があります。

けれども、全ての人は、自分が思っていることをありのまま思っていい権利を持っていますし、そして、全ての人は、自分のやりたいことを本来やっていいのです。

それを誰からも侵害される必要はありません。

ただ相手の思惑だけで、本当に自分が願っていることをやめてしまえば、自分の願いは一生叶えることはできません。

シンデレラがどんなにいじめられたとしても、「私は舞踏会に行きたい」という意志を持ち続けたからこそ、王子様に出逢い、幸せな結婚を叶えることができました。

自分の意志を持つということは、時には周囲の意見とは異なり、また、強さも必要になるかもしれません。

それでも自分の意志をしっかりと受け止め、自分の足で歩むことが誇りであり、自己尊重なのです。

■「私は」という思いを大切にする、他者と自分を切り分け、守る

優しい人ほど、他人の意見を重んじてしまい、「そうだね、あなたの言うとおりだね」「うん、私もそう思う」というように、自分の意見や思いを押し殺しながら生きてしまいがちです。

けれども、あくまで他者の命は他者のものであり、あなたの命はあなたのものです。

他の誰からも人生をコントロールされる必要はありませんし、本来、誰からも不当な判断を持たれる必要はないのです。

だからこそ、「私はこう思う」という、「私」を大切にしてあげてください。

あなたが思うこと、
あなたが感じること、
あなたがやりたいこと、
あなたが目指していること、
あなたが選んだこと、
あなたが好きだと思うこと、
あなたが嫌いだと思うこと…

これらのすべてが、「あなた自身」が心から感じている思いそのものであり、かけがえのない「あなたという一人の人が持っている世界にたった一つの想い＝心」です。

あなたがあなた自身の心を否定したり、無視してしまえば、世界の誰も、あなたという人を救うことはできません。

「私という命」を、自分自身が感じて良いし、自分自身が自由にしていい、その上で他人に依存することも依存されることもなく、何も背負うことなく、あなたが感じているままに心を感じ、

あなたを害する人からは距離を置き、自分を守ってあげましょう。

あなたが生きていることは、決して小さなものではなく、素晴らしい可能性や愛を秘めています。

それを他者の思惑に屈したり、他者の意見に従うことで、自分が持っている命という光を差し出してしまう必要はありません。

あなたがかけがえのないあなたという命を、さらに大切に、心から愛せるようになりますように、

あなたが本当に求めるものを得て、そしてあなたという人に共鳴できる人と出会えますように、

あなたの2013年が素晴らしい年になりますように、心からお祈りしております。