◆すでに復縁からプロポーズをされた方がいらっしゃいました！ー大阪マリアージュコース2日目授業より

いつもご覧いただきありがとうございます。
スピリチュアルマリアージュスクールの斎藤芳乃です。

現在、大阪にて、４日間のマリアージュコース2日目を開催させていただいております。

本日はマリアジュコース2日目でした。

大阪マリアージュコースの1日目は、先月11月に開催させていただいたのですが、それから本日までの間に、なんと復縁を達成され、かつ、プロポーズまでされた方がいらっしゃり…

大阪の参加者の方の意識の高さに、改めて感動しております。

ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございます。そして引き続きよろしくお願いいたします。

今回は、大阪マリアージュコース2日目の授業より、「不幸のメカニズムと、どうすれば幸せになるために、自分自身を生まれ変わらせることができるのか？」についてお伝えしていきたいと思います。

上記の写真は、今日の授業でホワイトボードに書かせていただいた「不幸のメカニズム」の簡単な表です。

【表の説明】

上記の表のように、私たちは、子供の頃に他者から傷つけられた「トラウマ（心の傷や痛み）」というものを持っています。

このトラウマというのが、実は不幸の中心になって、私たちの人生を支配してしまっているんですね。

これはどういうことかというと、私たちは、必ず「他者から与えられた傷」によって痛みを感じ、それによって、

◎自分自身に対する制限

◎自分に対するレッテル

◎どうせ私なんてという自己否定

◎世界への恐怖や誤解

◎他者への不安や攻撃

ということをしてしまうようになるんですね。

ひとつひとつ説明させていただくと、

１．自分に対する制限

他人から怒られたり、怒鳴られたり、傷つけられたりすることで、私たちは「こういう行動はしてはいけないんだ」ということを学ぶ

２．自分に対するレッテル

こういう行動をしてしまった自分は、相手が言ったとおり悪い人間だ、出来ない、ダメな人間なんだと思い込むようになり、レッテルを貼る

３．どうせ私なんてという自己否定

そのレッテルに基づき、「どうせ私なんて怒られる人間だ」「どうせ私なんて受け容れてもらえない人間だ」ということを繰り返し考え、自己否定する

４．世界への恐怖や誤解

他者から怒られたり、嫌われたりした経験から、世界に対する恐怖心が増えたり、「他人なんてどうせこんなものだ」という他人への不安が生まれる

５他者への不安や攻撃．

どうせ他人なんて…と思い込んでいるからこそ、他人に対して心を閉ざしたり、攻撃してしまう

ということが起きています。

表に記したように、これらの状態になってしまう原因は、すべてが「過去、他人から与えられた経験や、他人からされたこと」にあるんですね。

これらがあることで、

◎思い込みがあるので、自分が自由に行動できない

◎他人から与えられた傷があるので、自分を肯定できない、自信を持てない

◎他人から攻撃されるのが怖くて、自分の女性らしさを表現できない

◎過去の傷が癒えていないため、他人や世界に対して誤解を持って恐怖している

◎過去の傷が癒えていないため、人との関係に心を閉ざしてしまう

◎どうせ私なんて諦めているので、求めていることに正直になれない

◎過去の心の傷があるまま生きているので、人と対等になれず機嫌をとってしまう

などの制限や恐怖、禁止が生まれてしまうのです。

つまり、その出来事自体が過去のもので終わっていたとしても、心の中では、ずっとその経験に留まり続け、例えその相手が今は目の前にいなかったとしても、「痛みを与えた相手に支配されてしまう」ということが起きているのです。

そして、問題が起きるとき、どうしても人は表面上のことを見て、「私は○○できなかった、だから出来るように頑張ろう！」と自分を駆り立てるのですが、

そもそも、物事を出来ない場合には、どうして出来ないのか？という理由が必ず存在しています。

だからこそ、出来ないことを責めて無理矢理行動だけしてしまうと、心の中の痛みや傷が癒えておらず、根本的には何も解決していないため、「行動してもすぐに元に戻ってしまう」ということが起きるんですね。

これが揺り戻しというものです。

ですので、大切なことは、出来ないことを見過ごさずに、「じゃあどうしてできなくなったのか？という過去の体験＝トラウマ」をきちんと見直して、根本から問題の根を解決してあげることにあります。

このように、人が不幸になるメカニズムは、因果関係に基づいています。

しかし、因果関係とは、決して「自分が酷いことをしてしまったから、だから周囲の人に罰を受けているんだ」というような「自分が悪いから不幸」という発想ではなく、

「自分が何も悪くなかったとしても、人は必ず、他人や周囲からさまざまな価値観や苦しみを与えられていて、それが原因となって苦しみが生まれている」ということです。

例えば、自分がどんなに良い人であったとしても、親が自分のことを虐待する人間であれば、虐待されたことで萎縮してしまい、自由に行動することも、自由に発言することもできなくなります。

あるいは、自分がどんなに頑張ったとしても、周囲の人間が自分を認めてくれる・褒めてくれるという行動をしなければ、「頑張っても無駄なんだ、どうせ認めてもらえないんだ」という絶望のまま生きることになってしまうんですね。

他のケースでは、両親が愛を知らず、虐待したり、子供を酷くいじめる人間ならば、「愛がどういうものか、どういうふうに愛情表現をすればいいのか」が分からず、人に対して臆病になったり、愛を表現できないまま苦しんでしまう…ということが起きます。

上記のどのケースであっても、「自分に落ち度がなかったとしても、人は不幸になってしまう」ということがポイントなんですね。

だからこそ、大切なことは、

◎あなた自身が、誰から与えられた経験のせいで苦しんでいるのか

◎その経験のせいで、何が出来なくなっているのか

を見極め、さらにその上で、

◎自分が本当にやりたいことを改めて選択し直し、生き方を変える

ということが大切です。

親が例えあなたを愛さなかったとしても、あなた自身があなたを大切にすることができれば、人生は必ず変わっていきます。

親から何も教えられなかったとしても、素晴らしい人達をお手本にして、あなた自身があなたを育て直すことができれば、親とは違う生き方をすることが可能です。

その時に助けてもらえなかった、苦しかったということがあったとしても、今の自分が自分を助けたり、他者に対して助けを求めるという新しい選択ができるようになることで、「今までとは違う人生」を選び直すことができるんですね。