◆「ありのままの自分でいい」って結局どういうこと?ーありのままで生きられない理由とメカニズム | 斎藤芳乃オフィシャルブログ「Mariage School 心の花嫁学校」Powered by Ameba

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いつもご覧いただきありがとうございます。
スピリチュアルカウンセラーの斎藤芳乃です。


シンデレラ本のご感想として、とてもたくさんの方から「この本を読んで初めて「ありのままの自分ってこういうことなんだ」と分かり目から鱗でした」というご感想をいただきました



そうですね、「ありのままの自分」という言葉が本当にあらゆるところで広がっていますが、「ありのままの自分」が分からない、そうおっしゃる方はとても多いですね。


私もたぶん、そうだと思います。



なぜかというと、「ありのままの自分」は、結局のところ、「論理的に自分がありのままでいられない状態を把握した上で、その状態を解放できた人」にしか理解できない言葉だからです。


つまり、まずはありのままであるところを目指さずに、「今ありのままでいられない状態を見る必要がある」ということなんです。



そして、とても皮肉なんですが、「ありのままの自分」という言葉があまりにも流行しているため、「ありのままの自分でいいって言われるけれど…結局出来ない」と、

ありのままであることを求めるために必死になって努力し、疲れ、さらにできない自分を責めてしまう…という人も少なくないんですね。



実際に、個人セッションにいらっしゃる方、スクールにいらっしゃる方も、「ありのままの自分って言うんですけど…私、どうしても出来ないんです。私、本当にダメな人間なんです」という苦しみを持っている方がとても多いのです。


これでは、「ありのままの自分になりたい」と思っているにも関わらず、逆に苦しみがどんどん長引いてしまいます。





今回は、「結局ありのままの自分でいい、ってどういうことなの?」ということについて、少しずつ紐解いていきたいと思います。





◆「ありのままの自分でいい」って結局どういうこと?ーありのままで生きられない理由とメカニズム




まずは知識の部分、「ありのまま」の定義からお伝えしていきます。



ありのままとは「あるがままである」ということです。


あるがままとは、今ここでどんなことが起きたとしても、そのこと自体をいいとか悪いとか判断せず、ただそのまま「ああ、この出来事が起きているね」というふうに客観的に認めている、ということです。



つまり、もうここで気づかれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ありのままとは結構難しい状態で、「なんのジャッジもせず、すべてをあるがままに受け容れる」という、一種の悟りの境地なんですね。



けれども、これは本来、素晴らしい覚者がたどり着く境地であって、私たちは人間として生きていますから、「なんのジャッジもなく受け容れる」などということは出来ないんですね。


出来るかも知れませんが、到達するまでにものすごく時間がかかる、ということです。


「じゃあ、私たちが「ありのままでいい」って、結局どういう状態なの?」ということになってくると思いますが、これは、あくまで私(斎藤芳乃)の主観ですが、


ありのままであるとは、あらゆる自分に制限をかけず肯定した上で、他者と自分の違いをはっきりと認識している状態、というふうに考えています。


つまり、


「私はこう思っているし、私はこうしたいし、私は○○だし」

というふうに自分を受け止めている状態で、かつ、

「他人は××のように思っているのね。でも私は違うから」


と、自分自身を完全に受け容れた上で、他人に左右されることなく他者と自分を切り分け、自分の考えていることを尊重している、という状態だと思っています。






これをシンプルに落とし込んでみると、つまり、あなたはあなたの心に従って良いし、あなたはあなたの思うことを肯定してあげていいんですね。



例えば、傷つけられるようなことを言われたとき、他者が何か醜いことをしているからと言って、そこで自分までその行為や復讐に落ちる必要はありません。


傷つきながらも純粋でいること、そうした自分自身の価値や在り方を選択した上で、相手の醜さをきっぱりと切り分け、「私はそれは必要ありません」と言っていいのです。



心が清らかであったり純粋であったり繊細であることは、時に、あなたを傷つけるかもしれませんが、そこで自分を守ることを覚え、その清らかで純粋で繊細な自分のままでいていいのです。


それがありのまま、ということです。



そして、そうして他者の言い分とあなたの在り方を分けて良いのと同様に、


あなたの人生を選ぶ、ということや、あなたが幸せになる、ということは、つまりそれは、「あなたが自分の人生で幸せを感じられること、幸福を得られること」を選択し続けていくことであり、それを選択し続けていいということです。



それらを具体的に言い換えていくと、


本当は紅茶が飲みたいのに、「いえ、私なんて水でいいんです」と言ってしまった瞬間、あなたの幸せはなくなります。


私は結婚がしたいと思っているのに、「いえ、私なんてどうせこんなですから、結婚出来ないですよ」と言ってしまった瞬間、あなたがあなたを傷つけてしまいます。


本当は美しくなりたいと思っているのに、「ごめんなさい、あなたと比較して美しくない私が、美しくなりたいって思ってそれを表現するなんて、ちゃんちゃらおかしいですよね」と言ってしまった瞬間、あなたがあなたの美しさを汚しています。



つまり、本当の気持ちからそれた時点=妥協した時点で「ありのまま」の状態からはそれますし、


そういう視点から見ると、ありのままでいるということに対するあなたの責任はただひとつ、あなたが幸福になることに対して貪欲になることです。


それは決してエゴではありません。


そして、そのために「私が思っていることを思っていい」のですね。


これが「ありのまま」の状態です。




その「ありのままあなた」を解放し、許可し、その状態を導く言葉、それは

「私はこう思っていい」

ということです。




シンデレラが美しいプリンセスに変身して舞踏会に行けたのも、自分自身が『舞踏会に行きたい」と思ったからです。


つまり、「私は召使いで虐められていてドレスもないけれど、それでも『舞踏会に行きたい!!!』ということを「思っていいと思えた」ということなんですね。



つまりそれは自分の思考にブレーキをかけない、何を思ってもそれは自分であると受け止めることー。


何か自分がふと思ってしまったときに、「私はこう思って良いんだな」と認めることー。



人は自分の思いを誰かに受け止めてもらって初めて、自分の気持ちを認めたり、癒すことができます。


本当に不思議なのですが、「こう思っちゃダメ」と思えば思うほど、人はそのエネルギーを心の中に閉じ込めます。



そしてそれがストレスになり、自分への責めになり、他者への苦しみになり、出来ないことへの恐怖になり、必要以上の罪悪感になり、他者への恐怖になり、


最終的には「人が怖い、人が嫌い、自分が嫌い、どうして良いか分からない、苦しい、生きていたくない」ということになってしまうのです。




けれども、自分の思いを認めてあげる、自分が考えていることを認めてあげるということは、「どんな理由であれ、自分がそれを思ってしまった」ということを受け容れてあげることにつながります。


ただ考えていることを認めるだけではなく、それは「過去に自分がどんな経験をしながら生きてきてしまったのか」という、その思いに込められた長い時間を認めてあげることにも通じていくんですね。




それが、「ありのままの自分でいる」ということですし、まず思考を自由にすることから人は未来の希望をつかみとることができるのです。







けれども、ここで1点だけ、大切なポイントがあります。


それは、自分自身の思考は、どんなことを思ってしまったとしてもそれを受け止めていい…

しかし、それが「同時に他者も同じ事を考えたり思ったりしているか」というと、「それは違う」ということなんですね。




つまり、自分の考えていることは他者の考えていることとは異なり、相手が自分の考えているように思わなかったとしても、それはそれでいい、


同様に、自分が相手と同じことを考えなくてもいい、という許可をしていく必要があります。




自分を認めながらも「あなたはそう考えているんだね」と他人を認めるということ、あるいは、他人を認めながらも「でも私はこう考えているんだ」と思うことは、実はものすごく大変なことです。



なぜかというと、ここには

*他者から支配されない強い心
*他者を切り分けて考えられる冷静な知識と知性
*相手が何かを言ってきても動揺しない俯瞰力
*他人と自分を切り分ける健康的な自立
*他者に依存しない心
*自分の気持ちを常に冷静に受け止める
*自分の気持ちを常に見極める
*自分の気持ちに制限をかけていることに気づく
*自罰や自己虐待の癖を抜ける

などなど、とてもたくさんの条件を達成しなければ、出来ないことだからなんですね。



つまり、「ありのままでいい」とは、自分に対する思考の制限も外していく必要がありますし、自己尊重・他者尊重にもつながりますが、

言ってしまうと、これを達成するには、複数の心の制限を外していく必要がある、ということになります。






ありのままでいいと言いながら、ありのままを達成するまでの心のブロックが大変多い、かつその道のりが結構長いことが、なんだか複雑な気持ちになってしまうところですが、



この続きとして、次回はありのままシリーズ「こう思ってはいけない、と制限をかけてしまうときの対処法」「他人から同じように考えろ!と強制されたときの苦しみを何とかする方法」「物質を得るための努力は、決してエゴではない」等々をお伝えしていきたいと思います。











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