高濃度ビタミンC点滴の衝撃的な論文・・((( ;゜ Д ゜)))
今日は、最近比較していたアルトラサンのブログでも書こうかな~ なんて思っていましたがお昼ご飯を食べながら、ネットサーフィンしていたら衝撃的な高濃度ビタミンC点滴の論文の記事を見つけてしまったので、それに変更です日焼け止めの記事を呑気に書いている場合じゃなかった((( ;゜ Д ゜))) ビタミンC点滴の信者以外の方にも、←wもちろん 読んでほしいし、ICUの先生は、今すぐ臨床試験を組んで?診療に取り入れてほしいと、切に願う内容です。wwどんな論文かというと、この、国際オーソモレキュラー医学会ニュースを見てもらったらそのまんま日本語で書いてありますが、↓↓↓http://www.iv-therapy.jp/omns/news/58.htmlこのブログを見ている方は、医師以外の方も多いと思うので、というかほとんどがそうだと思うのでめっちゃ簡単に言うと、『感染症で、かなり具合が悪くて、10人に4人は死んでしまう状態の人に高濃度ビタミンC点滴をしたら、めっちゃよくなって、ほとんど死なかった』という内容です。ww元ネタは CHEST という雑誌Cancer や Circulation と同じくらいのトップジャーナル・・・こういうの医者は好きですwwhttp://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0012369216625643Volume 151, Issue 6, Pages 1229-1238イケてないことに、全文ネットでは読めません。。でも一流紙なので、図書館とかでは読めると思います。購読するのはもったいないので、誰かに頼んでコピーしてもらおうwさらに、医者好きしそうなポイントとして(権威のある人がいうことが大好きなところがありますwwエビデンスレベルとしては一番低いのにww)7/11の Medical tribuneに、感染症の大家の 岩田健太郎先生の記事があります。↓https://medical-tribune.co.jp/rensai/2017/0711509330/この論文をわかりやすくまとめてくださっていて大変参考になります細かいことは、これらのリンクを見てほしいんですが、私なりに わかりやすく解説すると、敗血症というのは、肺炎とか腎炎とか胆嚢炎でも、なんでもいいんですが感染症がめちゃくちゃ悪くなって、血液の中に菌が回りまくって、生命を脅かすような状態のことです。それだけでも、十分!やばいのに敗血症性ショックとは、まんまですが、敗血症が悪くなってショック状態になった、もう本当にやばくて、生命の危機が差し迫っている状態だからICU(集中治療室)に入っているわけですが、そういう重症の患者さんに、ビタミンC点滴と、ステロイドと、ビタミンB1を、普通の治療にプラスで 投与したら、死亡率が劇的に 減ったよ!47人ずつランダムで比べたけど、だいたい同じような病状の患者さんで比べたのに、こんなに差が出て、めちゃくちゃびっくり!!!という内容です。←ぇビタミンCが ステロイドの作用を増強させたから、ということだそうですが、すごくないですかwしかも、副作用はこれと言ってない。自分や、自分の家族が敗血症になったら絶対、絶対、メガビタしたいし、させたい。そう思うくらいの データですいや~、、感動が冷めやらない中、こんなこと書くのもなんですし、、感染症科の大家の記事を、名もない一美容皮膚科医がどうこう言うのは、おこがましさ半端なく、大変恐縮なこと この上ないのを承知でさっきの岩田先生のリンク、せっかくの自分のブログなので、少しだけ私の意見を書かせてもらうと、あまりこういうことを言うのは良くないとも思いますが、、ビタミンCが、がんやアンチエイジングに効くのは抗酸化作用ではなく、酸化作用によるものだし、(だからオゾン療法などと同じ、酸化療法に分類されます)ビタミンCには癌に効果があるとは思いますが、それだけでガンが治る!と思ってやっているというより、化学療法や放射線の増感剤、副作用の軽減を目的としていることの方が多いと思います。岩田健太郎先生はあまり高濃度ビタミンC点滴やその歴史、現在どのような目的で治療している医師や患者が多いのかなど、あまりご存じないのかもしれないし、そういう意味でも、他にもいろいろ書きたいことはありますが、最後にこれだけ、、あまりいい論文が出ていないのは、論文を書く医師が、薬を売りたいとか、証明したいという気持ちと、患者を助けたいという気持ちを比べた時に、後者が強いからではないかと思います。もちろん、効果があるっていうんだったらエビデンス出せよ!っていう意見もわからなくもないんですが。。これは前から思っていたことですが例えば、自分の親が癌で、この場合、敗血症性ショックでもいいですが、自分が一番、ビタミンCが効く、と思っているのに、ランダム比較化試験を組めるか、って話です。ランダムに割り振って、コントロール群に割り振られて、残念ながら、死にました。残念ながら、癌が転移してしまいました。となっては困るからです。別に、そこまで結果かわらないかかな~と想定していたらいいですが、そう思えないからではないかと思います。もちろん、コントロール群に割り振られても、癌は治るかもしれないし、ビタミンC投与群になっても、癌は進行するかもしれない。第一、患者は自分の親ではなく、他人です。でも、そういうことなのかなって。岩田先生も自分のコラムで取り上げたくらいだから、無視できない結果だって、心の中では引っかかっているんではないでしょうか。もちろんよく知らなければ、大学でも高濃度ビタミンC点滴なんて 習わないし、ガイドラインに書いてあることでもないので胡散臭く感じる感じるのは当たり前だと思いますが、私は、この論文を読んで、すごい!とは思えど、嘘だ!とは思いませんtoo good to be true とは まさしくその通りですが、そういう症例がたくさんあるから、ビタミンC点滴やプラセンタ、オゾン療法は辞められないww別に高濃度ビタミンC点滴をするのも、しないのも自由ですが点滴したら死亡率が40%から8%に減る薬だったら私はしたいし、患者さんにもしてあげたいと思います。大好きなビタミンCのことだったので、ww珍しく真面目に語りました。ご気分害された方、、いたらすみません。。ランキングに参加しています応援のペタ、よろしければお願いします↓麗ビューティー皮フ科クリニックのホームページはこちら( ´艸`)↓