新聞小説「ドリトル先生 ガラパゴスを救う」(6) 作:福岡伸一 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

レビュー一覧

               10終章

朝日 新聞小説「ドリトル先生 ガラパゴスを救う」(6)
10/6(141)~12/5(187)
作:福岡伸一 絵:岩渕真理

バックナンバー          


超あらすじ
ドリトル先生は宝物室からアタワルパの涙を盗み出すためのネズミをスカウト。そしてフロリアン大統領、ロドリゲスと交渉する先生。

ゾウガメのお腹の中には皆真珠を持っており、ガラパゴス諸島を守るための領有宣言をして欲しいと申し出る先生。
その証拠にジョージの口からアタワルパの涙ほどの真珠を出させる。
宝物室からアタワルパの涙を盗み出した顛末は、コオイムシの卵の接着剤とそれを溶かす酵素を利用。

大統領はまんまと騙され宣言書を書くと確約。

感想
ガラパゴス諸島を守るため、ゾウガメの腹で真珠が作り出せるというウソをでっち上げる。少年少女相手に犯罪を教えてはアカンわな(笑)
殺して取り出そうとしても胃酸で溶かしてしまうというけん制。
そしてコオイムシのメスがオスの背中に卵を産み付ける時の接着剤と、生まれた子供がそれを溶かす酵素を出す話も事実

これはけっこう勉強になった。
ただし話が「長い」 これを進めるのに約二ケ月。ちょっと飽きた。

これでようやくエクアドルがガラパゴス諸島を領有する体制が整った。
次章でいよいよ上陸かー。「ドリトル的平衡」で本章が後半の山場と言ってるから、完結は近い?

あらすじ
ネズミ面接(142~153)
ドリトル先生は、私が説明した密度の測定法を褒めてくれました。

ただ宝物室の鉄格子に入っていたらニセモノの確証はつかめない。
これから話すことはガラパゴスを救う大事な仕事だが、それをやり遂げるのは手先が器用でどこにでも行け、勇気と慎重さを併せ持つ人材が必要だと先生。
「人材というよりネズミ材ね」とポリネシア。

夜の宝物室に入って不可能なミッションをする。こんな優れたネズミを得るにはオーディションしかない!。

ポリネシアが宝物室周辺のネズミと親しくなり、口コミで人材募集。
「ネズミ材求む。勇敢・慎重・器用。報酬は一年分のチーズと名誉」
三日も経たないうちに千匹を越える応募がありポリネシアは動転。

一次審査を町はずれの工場にでも集めて選別しようと考えました。

それに先生が口を挟みます。運動会をやりたい訳でなく大事なのは賢いこと。もっと大事なのは諦めないこと。それを測るのは大変です。
いっそクジ引きで10名選んで連れて来て欲しいと先生は言いました。
それで抽選会を行い集まった10名はごく普通のオス6名、メス4名。


10名を前にしてドリトル先生が出題。600m離れたAとB各地点からそれぞれ犬がAからは分速60m、Bからは分速40mで互いを目指して走り・・そこで口を挟んだネズミが「6分です」と言ったのを否定した先生。

続きがありました。その両者の犬の間を1匹ノハエが分速80mで往復してそれぞれの鼻先にタッチした時、ハエは何メートル飛ぶかが問題。
しばらくして赤毛のネズミが480mと解答。2匹の犬が出会うまでが6分。その間ハエが往復するから80×6=480。

いいところに気付いたね、とドリトル先生。

次の問題。松の木が枯れた原因推理。松の木肌にカミキリムシ、小さな線虫、根元にはミミズがいた。松枯れの原因を知るためには?

カミキリムシと線虫の組合せの時だけ松が枯れたと言う先生。
カミキリムシが開けた穴に線虫が入った・・・
ミミズの発するにおいが線虫の活動を弱めたと推理する者も。
皆が具体的な方法を口々に話しました。
皆にお礼を言い、おみやげのクルミとピーナッツを渡して帰した先生は、選考会議を開きました。それぞれイチオシを発表。
先生は隅っこにいた小さな女の子の黒ネズミをどう思うか聞きました。
注意深いそのルビイに仕事を任せたいと言う先生。
ルビイが帰る時の様子を改めて聞く先生。他の者がみなおみやげを奪い合う様に取って行ったのに対し、彼女はクルミとピーナッツを一つづつ布に取り、首に回してからお辞儀をして帰りました。

あそこまでが試験・・・ 沈黙は金、雄弁は銀と言う先生。


ドリトル先生は、コウモリにコオイムシを探してくれるよう頼みました。

さすがの先生も昆虫との会話は不可能。

虫のコミュニケーションの一例があります。
アリたちは何らかの臭いの交換で情報を伝え合います。コオロギの仲間でそれを利用してアリの巣に紛れ込む者がいます。

それはアリの卵などに体をこすり付けて臭いそつけるのです。

アリは仲間だと思って騙されます。

話をコオイムシに戻します。なかなか凶暴な肉食なのですが、子育てをお父さんがするのです。メスはオスと交尾した後卵を産む時、オスを押さえ付けてその背中に卵を産みつけて貼り付けてしまいます。

その時の接着剤がすごいのです。

ドリトル先生の話では史上最強の接着剤とのこと。

これを使ってオスの背中に50個ほど産み付けられると絶対に取れない。こうして数週間して次々に卵が孵ります。これを先生は何かに利用しようと、コウモリにコオイムシ探しを頼んだのでした。

ドリトル先生と私、ネズミのルビイは実験を繰り返しました。
万一に備えてルビイを助けるバディが必要で、ルビイがオパアルを推奨しました。
一方ポリネシアはコウモリと共に宝物室の間取りや警備を調べました。
ジョージと私は「長寿の館」での営業を続けました。

ゾウガメ、ロドリゲスと再会する(154~160)
みんながバナナを備えてジョージの背をなでます。

うまく行ってお礼に来る人も。
そんな時に最後のお客さんを迎えました。

日焼けして羽振りの良さそうな人。
お金を払ってどんどん中に入り、ジョージを見ると「やっぱりジョージだ」
海賊船から助けて大切に育ててやったのに逃げたと言った男は、このゾウガメは元々俺の持ち物、俺に所有権があると言い出しました。

ここでの見せ物がセットウ罪であり牢屋送りだと脅す男。

ジョージが合図します。「あなたがロドリゲスさんですね」と私。

ゾウガメから聞いたと言われ驚くロドリゲス。
カメは自由意思で一緒にいるのだと話しても納得しません。

責任者を呼べという要求にドリトル先生の名を出し、代わりの者が呼んで来ると話した私。

お前しかいない、早く呼べと言うロドリゲス。ポリネシアが行ってます。
ジョージの背中に座ろうとして逃げられ転ぶロドリゲス。

ドリトル先生が来ました。

ゾウガメは私のもの、儲けの30%欲しいと言う相手。

先生はロドリゲスに、3千%戻すと言い出しました。
彼の態度から、とてもアミーゴになれないので商取引に徹する先生。
もうけの一部をすぐ渡せますがもうけ話を提案しました。それが3千%。

商売人の興味で続きを聞くロドリゲス。頼みは先生とジョージをフロリアン大統領に会わせること。

ガラパゴス諸島にとてつもない天然資源があるという話。
先生の話を気味悪がるロドリゲス。自分の事を詳しく知っている。
全てジョージから聞いたと言われて信じられず言い返すロドリゲス。

このゾウガメと会話が出来る証拠を見せろと言ったロドリゲス。
先生は、海賊を撃退した時、彼らの宝物を横取りした事や、スークレ将軍暗殺の時フロリアンをかくまっていた事を暴露。

それらを全てジョージが見ていたと説明。
みるみる血の気が引くロドリゲス。

ロドリゲスは怖くなり、カメはくれてやると言いました。

先生は、脅迫ではなく協力を求めていると言って、フロリアン大統領への取次ぎを辛抱強く頼みました。
大統領とも話してのちほど連絡すると言って、力なく帰るロドリゲス。
大胆な駆け引きに驚く私に「ベニスの商人」を例に出した先生。

フロリアン大統領との対決(161~170)
かくして私達はフロリアン大統領と面会。先方は大統領とロドリゲス。
こちらはドリトル先生と私、ポリネシアとジョージ。

大統領の顔には警戒感が。
ガラパゴス諸島におけるトップシークレットを話すという先生に、ロドリゲスから一通り話を聞いていた大統領は、ゾウガメが話せる事の証明を求めました。受けて立つ先生。

大統領はトランプのカードをゾウガメだけに見せて、それを先生に伝えるという実験を始めました。カードを見せられたジョージは、背を向けていた先生の方へ行き伝えます。「スペードの9です」と答える先生。
なるほど、とカードをめくって皆に見せる大統領。

盗み見の可能性もあると言って大統領は部屋の隅にジョージと異動してまたカードを見せました。再び先生に伝えるジョージ。
「ハートのエースです」とこともなげに言う先生。
再び大統領が慣れない手つきで複雑な動きをしてジョージにカードを見せました。でも見せたカードと違うカードにスリ変えるトリックをジョージに見破られていました。

それも含めてジョージから聞いた事実を話す先生。

フロリアン大統領はドリトル先生の言い分を聞く姿勢を見せました。
早速ガラパゴス諸島をエクアドル固有の領地として宣言を出すよう提案する先生。
その理由が合理的なものでなくてはならないと言う大統領。

それに対し「クイド・プロ・クオ(quid pro quo)」であると言う先生。
まず正式な大統領令を二通起票、秘密を納得してもらえれば印鑑を押してもらい、一通を先生が受け取って証拠の品を見せるとの手順。

先生をたいした玉だと言いながらもフロリアン大統領はそれを受け入れると言いましたが、その秘密が納得出来るものでなかったら破棄してあなた方は処罰を受けると宣告。
そして正式な書類が二通作られました。
先生はエクアドルの象徴となる宝物は何か?と大統領に聞きました。
即座にアタワルパの涙だと返す大統領。

その美しさを讃えた後、インカ帝国があの真珠をどこで手に入れたかを聞く先生。それは永遠の謎だ、と大統領。

ドリトル先生が、アタワルパの涙はガラパゴス諸島で産出されたものだと話します。身を乗り出すフロリアン大統領とロドリゲス。

真珠貝の中でゆっくり作られるのが真珠。
アタワルパの涙はゾウガメによって作られた、と先生。

核となる涙形の原石を飲み込み「まもり石」として複数の胃袋の一つにしまい込む。長い年月で成長し、死期が来るとその守り石は若いカメに引き継がれる・・・・

数百年前、インカ帝国の皇帝アタワルパがガラパゴスを訪れた際、ここを守るお礼として、長く受け継がれて来た宝物をプレゼントした。

それが「アタワルパの涙」
島に居るゾウガメはざっと数万頭。皮算用をする大統領とロドリゲス。
だが海賊どもがゾウガメを食った時にそんな物は出なかったと反論するロドリゲス。

ソウガメたちが危機に陥った時には守り石を別の胃袋に移し、胃酸で溶かしてしまうから見つからない。

ゾウガメと真の友情を持った者だけが受け取れると話すドリトル先生。
そこで大統領が、ガラパゴスの自然保全を確約する代わりに、そのジョージから守り石を取り出して見せて下さいと言いました。

それがクイド・プロ・クオ(quid pro quo:代償  報酬)
先生は鑑定士も居る前でジョージに守り石を吐き出す様頼みました。

ジョージは首を左右に振ってから口を下に向けました。

それを両手で受ける先生。大粒で涙形の真珠が転がり落ちました。

それを検分し始める宝石鑑定士。
しばらくしてから鑑定士がホンモノの真珠だと証明。

次に科学者も顕微鏡で表面を観察し、本物であると証明。

宝物担当大臣が精密天秤で重さを量りました。真珠は水で満たしたコップに入れられ、あふれた水で密度の計算が行われました。
正真正銘、アタワルバの涙とうり二つと言っていい本物だとの結論。
宝物室のアタワルパの涙は無事かというロドリゲスに今朝も確認したと返す大臣。
ドリトル先生はアタワルパの涙の呪いの話を始めます。

呪いが解ける299年後は? 「こ、今年じゃないか!」

感極まった大統領は、文書に大統領印を押しました。
さて、どうして今、ここにアタワルパの涙があるのか?

 それをご説明しなくては。

怪盗ルビイの活躍(171~187)
ネズミのルビイとオパアルが宝物室の天井に忍び込み、アタワルパの涙が安置されている鉄格子の真上に来ました。

ルビイはオパアルの助けで包みを下ろし、糸巻きを取り出して絹糸をほどきます。次いで小箱からコウモリが捕まえてくれたメスのコオイムシを出し、先生の教え通りにその背中をトントンと叩きました。

コオイムシのメスはその刺激でお尻から分泌液をひとしずく出し、ルビイはそれをオパアルと共同で絹糸の先に付けました。
次はルビイがその糸を鉄格子に向かって下ろしました。

守衛は気がつきません。
鉄格子のすき間は5センチほどしかなく、糸が触れたらくっついてしまいます。
もう一つ大事なことはスピード。コオイムシの接着剤は数分で硬化。
正確に速くアタワルパの涙の先に、接着剤が付いた糸を下ろし固まるまで数分間待つのです。ルビイはそれを実行。

アタワルパの涙の先端に糸が触れました。
守衛たちは真珠ではなく、賊が来ると思う扉や壁を向いています。

ルビイは息を殺し接着剤が固まる5分を待ちました。これからが大事。ルビイが合図を出すと、仲間のネズミたちが計画通り騒ぎ出して四人いる守衛の注意をそらします。

これはオウムのポリネシアが考えた策略。走り回る看守たち。
ルビイはゆっくり糸を引き上げました。真珠はふわりと持ち上がります。
引き続けるルビイの隣りでオパアルが糸を巻き取って行きます。

一番集中力を要する、格子をくぐり抜けるところに来ました。何度も練習してコツは身につけています。ルビイが息を止めて引き上げると、真珠はスッと格子を通り抜けました。さらに糸を手繰るルビイ。

でも最後の瞬間こそ魔がさす瞬間。

コオイムシが逃げ出そうとするのを押さえた時、ルビイの手から糸が滑りそうになり、慌てて引くとぷつりと切れてしまいました。万事休す!
その時、万一に備えて天井に止まっていたコウモリがひらりと飛んで、宙を舞う真珠をキャッチし、ルビイの横に着地しました。
動きの不規則な虫も捕える能力がある彼にとっては簡単なこと。

かくしてアタワルパの涙はルビイの手に入りました。

でももう一つ、模造の真珠を台座に戻すミッションが残っています。
作戦実行の前にドリトル先生は、これは盗難でなくお借りするだけと言いました。だからその間、模造品を代わりに展示するという算段。

借りる期間が終われば返却。

模造品の展示はどこの美術館でもやっている。

ガラパゴスを救うために必要な事。
先生はあらかじめ模造品の真珠にコオイムシの接着剤で糸をつけておきました。
本物の真珠にちゃんと接着出来るか不安でしたが、これは賭け。
何はともあれ、アタワルパの涙は確保されました。

ルビイは、今度は糸のついたニセの真珠をそろそろと降ろしました。

そして定位置に置かれたとたん、燦然と輝き出したのです。
でも大きな問題があります。この糸をどうやって外すか。

これはなかなかの問題。


この問題解決のため、私とドリトル先生はコオイムシの生態を改めて考えました。
びっしり付いていた卵は子供が生まれると自然にとれる。それは子供が出す酵素の様なもので接着剤が溶かされるのでは?と先生。

酵素というのは自然界の化学反応を促進する物質。接着剤はじめ生物が作り出すのはみなたんぱく質で出来ている。

それを分解するのがプロテアーゼ。
たんぱく質が消化されて栄養になるとはアミノ酸に変えること。
原理的にはアミノ酸の連結を断ち切る酵素があれば、どんなに強いたんぱく質も分解できる、と言う先生。

卵を背負ったコオイムシのオスを捕まえるようコウモリに頼んだ先生。
そしてオスのコオイムシが連れて来られました。先生を手伝うわたし。
183
先生は私が押さえるコオイムシの背中から注射器で液体を吸い出しました。卵から子供が次々と孵り、そのたびに液を採取。

液は試験管に溜めます。コオイムシの親と子供は逃がしてやる事にして、次の実験に取りかかります。
このときまでに先生とルビイは、ニセの宝石を使って糸による接着、吊り上げの練習を何度も繰り返していました。

そしてドリトル先生はコオイムシの接着剤で糸を付けたニセ宝石の接着部に、試験管で集めたあの液を一滴たらしました。

そして10分後、先生に言われて私が糸を引くと、するりとニセ宝石から離れました。実験は大成功。

接着剤は溶かされて、チリ紙で簡単に拭き取れます。
あの液、酵素は接着剤だけを分解するもの。卵は用が済むといとも簡単に外れる。だから相手を傷付けることもない。

先生はその液を慎重に小瓶に移し替えました。

さて、ルビイにとって最後の大仕事は台座に置いたニセのアタワルパの涙から糸を外すことです。

酵素の液をたらすのはまさに「二階から目薬」
先生と私が思いついた名案。それを今からルビイが実行します。

酵素液の入った小瓶をオパアルが出し、ルビイが小さなスポイトを取り出します。
二人の共同作業で酵素液の一滴が糸にしずくとなって付きました。

糸にはあらかじめゴムの被膜が塗ってあり、沁み込みません。

ルビイが糸を傾けてしずくを下に移動させます。

それを繰り返し、しずくを送って行けばいいのです。


しずくがニセ宝石の表面に達し、そのまま十分ほど待ってルビイが糸を引きます。溶かしきれない最後の一片でコトリ、と音がしましたが無事戻りました。
証拠を残さないよう確認し、ルビイはアタワルパの涙を風呂敷に包んで首に巻き、オパアルと共に宝物室をあとにしました。


福岡伸一のドリトル的平衡(10/31)
ノーベル賞の受賞発表での一日。ネット画面にかじりついていた。

RNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ氏が受賞しなかったのは慎重を期したからか。
ノーベル賞がかくも長い間最高の賞として君臨する理由。

それは同時代に対する強いメッセージ性のため。

医学生理学賞は温度感覚等の受容研究に、物理学賞は地球温暖化の予測モデル研究に与えられた。

福岡伸一のドリトル的平衡(11/30)
ドリトル先生とスタンピンズの会話形式。
物語もいよいよ後半の山場。このあとダーウィンと歴史的な対面。
コロナの急速な収束。スペイン風邪もある時を境にすーっと退潮した。
病原体と宿主の力の均衡点が動く。

宿主の免疫機構が少し勝るだけで急転する。
病原体と宿主の「と」が大事。

ものごとはその関係性の界面にこそ注目すべき。
 

 

今日の一曲

セクシーなZAZZってんで開いたら・・・プレイヤーがセクシーだった
「Footprints」Wayne Shorter  /高木里代子トリオ