私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

著者 えんじゅ
監督 関野関重
シリーズ構成 小林雄次
キャラクターデザイン 井ノ上ユウ子、野間千賀子

キャスト
楠木湊(くすのき みなと) - 坂田将吾
播磨才賀(はりま さいが) - 梅原裕一郎 陰陽師
一条晴士郎(いちじょう せいしろう)- 林勇 陰陽師
山神(やまがみ) - 藤真秀
セリ - 徳留慎乃佑
トリカ - 寿美菜子
ウツギ - 小市眞琴
風神 - 中島ヨシキ
雷神 - 小林大紀
霊亀(れいき) - 大川透
応龍(おうりゅう) - 遊佐浩二
麒麟(きりん) - 速水奨
鳳凰(ほうおう) - 高橋広樹
葛城小鉄 - 佐々木啓夫 陰陽師
堀川詩織 - 嶋村侑      
湊の母 - 平田宏美

感想
アニメ関係で交流のある「カフェオレ」さんのオススメで視聴を始めた。家に居付いている「いい霊」が見えるようになった主人公の楠木湊。書いた文字が霊力を発揮する力を持っている。
ひょんな事から親類の持ち家の管理人を引き受けた湊が、様々な霊的な者たちとの関係を築いて行く。

序盤の数話までは導入。祠に幽閉されていた「山神」が湊の力で外に出る事が出来、まず彼の協力者になる。それからポコポコと出て来る眷属の3匹に「霊亀」「応龍」「風神」「雷神」。そして「麒麟」「鳳凰」。陰陽師の播磨が湊の能力を知って助けを乞う。
夏目友人帳」の雰囲気もあるが、豊富な出演者でネタの補充を図る戦略か?
風の力を手始めに、湊はどんな能力を身に付けて行くのか。またその先に当然現れるであろう強大な敵。
四霊も出揃い、次辺りから本格的な戦いが始まる??



あらすじ
第1話 神の庭に山の神、来たる
祖父と、神棚に菓子を供える少年。

それを少女が取って行った。

「湊も見えるようになったか」と言う祖父。いいものだけが見える様だと言い、あれは座敷わらしだと言った。


「ずっと前から居る。菓子を取られても怒るなよ」

そして現在。
片田舎にバスで降り立った青年 楠木湊.。


一方「播磨の坊ちゃん」と呼ばれるもう一人の若者。


目的の家を見つける湊。異様なモヤがかかっている。

鍵で戸を触るとモヤが晴れる。
静電気だと思ったが、メモ用紙の字が薄れ、それが風で飛んだ。
そのメモ紙が祠まで行き付き、落ちた。祠で目を開ける「何か」




両親から頼まれてここに住みに来た湊。父の遠い親戚が余生のために建てたが、2年前亡くなってしまったという。作業予定を書いたメモを壁に貼る湊だが、掃除の間にそれが薄れて行く。


掃除を終えると縁側に花が置いてあった。庭に何者かの気配。

 

翌日、庭師が来て庭を片付けてくれた。左肩の具合が悪いと言う庭師。だが風が吹いて、その左肩に湊のメモが貼り付く。

とたんに肩が軽くなった庭師。メモの文字が消えていた。


昨日同様、縁側にヨモギの葉が置かれていた。


翌日の朝、縁側に草苺が置いてあった。座敷わらしを思い出す。


 

街へ行き、お供えとして和菓子と酒を買って来た湊。


そこに現れた大きな犬。「邪魔するぞ」「喋ったー!」


「犬ではない、我山神ぞ」隣にある山の神だという。贈り物は山神からのものだった。お礼に買って来たものを捧げる湊。


酒を勧めるが、身体が戻っていないので、と水を所望。
湊のおかげで助かったと言う山神。彼がこの辺りに巣食う悪しきものを祓ったおかげだという。湊の書いた文字が穢れを祓った。
「だから文字が消えたのか」炭酸水を気に入った山神。

そこに庭師が忘れ物を取りに来た。慌てる湊。
だが庭師には、山神の姿は見えていなかった。


湊の能力について、字を褒められた事はないかと訊く山神。
学校の宿題で、家がやっている温泉宿の表札を作ったら、それを客が褒めてくれた事があった。

金を払って自分の家用の表札を手に入れた客。

それ以来、実家の表札も作っているという湊。
この家の表札も作って来たと言う湊に「付けてみるがいい」


家の表と裏に付けると「結界が張られた」と言う山神。

これで悪しき者は近づけない。湊の力は稀有なもの、自覚し磨けば更なる力が得られる・・・

廃工場で悪霊と対峙する、播磨と他の2人。

だがそのうちの1匹が逃げた。商店街に逃げ込まれたら厄介。必死で追う播磨。だがその先を歩いていた湊。

彼にぶつかった悪霊は粉砕された。


湊が何ともないのに驚愕する播磨。書いたメモの字が消えてしまい、途方に暮れる湊だが、播磨のヒントで何とか思い出した。



数日後、湊が庭を見ると、キレイに整備されていた。山神がやってくれたという。彼は少し小さくなっていた。「すぐ戻る」


数日後。更に小さくカワいくなっている山神に驚く湊。そこに3匹のテンの子供がやって来た。山神が生み出した、分身の眷属(けんぞく)だという。

それぞれセリ、トリカ、ウツギと名乗った。


皆にカステラをふるまう湊。旺盛な食欲に「足りるかな~?」


半日もすると元に戻った山神。

そこにやって来た播磨だが、家の「気」の強さに圧倒される。


出迎えた湊。彼の名刺には「陰陽師」とあった。


先日悪霊を祓っただろうと言われても、心当たりがない湊。
最近の悪霊増大で、陰陽師が足りないという。護符を売ってもらいたいとの申し出。湊の書いたメモの事だと言う山神。播磨には山神が見えていなかった。気合い入れて書く湊。「黒糖饅頭、栗饅頭、キビ団子、草団子・・・」

だが疲れを覚える湊。力を使ったからだと言う山神。
湊がメモを渡すと、引き換えに札束を渡した播磨。

「受け取っておけ」と山神に従う湊。さすがに申し訳ないと言い、播磨の手の甲に五芒星を描いた湊。

「陰陽師といえばこれでしょ」その時播磨に電話が。

駆け付けた播磨。仲間の葛城と堀川が手こずっている。とても一人で祓えるサイズではない。

だが播磨の五芒星で簡単に粉砕された。



第2話 御山の祠と、庭の御神木
あの3匹と山神の食事で、蓄えが底をついた湊。
バイトでも探すか、と街に来た湊。たまたまやっていた福引きを引くと、何と「1等」金券10万円分をゲット。

次の山神用の日本酒を買いに行くと、創業333年目の記念に当たり、日本酒セットがプレゼントされた。

その後もずっと当たり続けた湊。

 

戻って山神に訊くと「あやつの力じゃ」それが池の岩に乗っている亀。「霊亀」だという。吉祥を呼ぶ四霊のうちのひとつ。


湊に助けられたとの言葉を伝える山神。先日街で悪霊を祓った時に霊亀を助けたらしい。そこに母親から電話。こちらに来る前に湊が応募した懸賞の100万円が当たったという。


この庭に居付くことになった霊亀。酒好きの様だ。

木の葉に乗って種が降りて来た。霊亀の贈り物だと言う山神。
大きくなるからと、植える場所のアドバイスをした山神。

屋根から座敷を覗き込む2人。「久しいな。風神、雷神」と山神。


この辺りが住み易くなったと聞いてやって来たという2人に、酒をふるまう湊。お礼に力を分けてあげると言った風神。
だが外見上には変化なし。風を出す想像をしろと言う山神。
だがやってみてもそよ風程度。「精進せねばな」と山神。



五芒星のおかげで多くの悪霊を倒す播磨。だが効果が薄れて来ている。そこに陰陽師仲間の一条が襲われた。それを護符で撃退した播磨。

仲間の堀川に、播磨が使っている買い物メモの事を聞くが、まだ詳しい事は分からない。

罵る一条に、なぜ播磨を目の仇にするのかと訊く堀川。


この前植えた種が芽を出して育ち始めていた。この家の御神木「クスノキ」だと言う山神。


母親から送ってもらった荷物の中にパーカーと靴があった、山神が住む山に登ってみると言う湊。3匹が道案内。

山神の祠に辿り着き、周囲の掃除を始めた湊。3匹も手伝う。


掃除も終わり、一休みしていると3匹が何かに気付いた。湊も追うと、そこに巨大な悪霊が。穢れのせいで3匹は近づけない。
メモを持って湊も近づこうとするが無理。思いついてメモを上に投げ上げて、風の力で押し出した。粉砕された悪霊。


捕まっていた玉が元に戻った。鹿の様な形。逃げて行った。



湊が家に戻ると、また何者かがやって来た。山神の話では四霊の一つ「応龍」だという。

応龍が天に向かって吠えると、黒雲が湧いて雨が降り「クスノキ」がスクスク伸び始めた。

応龍もこの池に住みたいと言う。了解する霊亀。応龍はワイン好き。応龍は播磨に助けられたが、元はと言えば五芒星のおかげ。

そこにやって来た播磨。いつもの様にメモ(護符)を渡す湊。
そして手の甲に、家紋である格子紋を描いて欲しいと言う播磨。


同僚の葛城と話す播磨。

今度は投げ易いよう名刺にしてもらったとの話に、キャッツアイの話を持ち出すが理解されない葛城。


だが、その事を一条に知られているのを心配する。
湊にわざとぶつかり、彼の背中に紙人形の札を張り付けた一条。


第3話 風の力、神域にて修行せよ
播磨がやって来て、タチの悪い同期に護符を使うのを見られたと湊に伝えた。監視に式神を使うという。塀の外にそれらしきものを見つけて、既に退治した山神。



式神の導きで、堀川を連れて楠木邸にやって来た一条。

護符を買い取るか、専属で護符を作らせると言う。


インターホンを連打しても出て来ないのに腹を立て、戸を蹴ろうとした。

その時風鈴の音がして、転倒する一条。景色が一変。

堀川はおらず、荒涼とした場所。小さな祠がある。


走っているうちに木の根に足を取られて転び、気を失う。
目覚めると前の場所。時間も進んでいない。

ミニコミ誌を見る山神は「越後屋」が名物のこしあん饅頭を粒あんにしたと知り、腹を立てる。


山神を連れて店に出向く湊。信心深い者は、山神の放つ香りに惹かれ、合掌する人も。
途中、山神のための椀と座布団を求める湊。


 

そして越後屋へ。以前と違って元気そうな店主。山へ入ったかと訊く店主。山にいるお犬様の話を始めた。

店主が子供の頃、道に迷っていた時、祠を見つけた。そこに現れたお犬様。逃げるとまた現れる。

そうしているうちに麓に辿り着いた。その時になって初めて、送り届けてくれた事に気付いたという。


そのお礼として良く饅頭を供えていると言った店主。
その店主に、寿命が来るまでは健康な身体を授けていた山神。



山神が新作の饅頭を食べようとした時、インターホンが鳴った。
それが一条。走るたびに穴に落ちたり岩が落ちて来たり・・・
そこで祠を見つけた。土下座して「元の世界に帰して下さい。今までの無礼をお許し下さい・・・」



蹴る寸前の状況に戻った一条。

何日にも感じられたが、堀川にとってはほんの一瞬。走って逃げた一条。
 

風呂から戻った湊は「インターホン鳴りませんでした?」
「誰も来ておらぬ・・・」
「饅頭どうでした?」「うーむ、つぶあんも悪くない」
いつもより長風呂だったと言う山神に、実家の温泉が恋しくなったと返す湊。
翌日、硫黄の香りに気付く湊。山神が庭に温泉を作っていた。
湊やテンの3匹も朝風呂。「あ~、シアワセー」


応龍と霊亀も手伝ってくれたという。

家に来客。先日山で助けた鹿のようなもの。それは麒麟。


セリの通訳で話を始めるが、1時間以上続く。

その話の終りに、お礼として湊に、世界の半分が手に入る為政者に出来ると言った。要らないと言う湊に驚く麒麟。
その人は欲がないと説明する風神と雷神。

少し大きくなったと言う湊に、アンタのおかげて本来の姿に戻りつつあると言う2人。敬想いで存在が強化されたという。

湊が風の力を使うのを見て、ずいぶん抑えていると言う風神。
一度全力を使えばうまく使える様になると言った。
そこに母親からのメール。表札大破、至急作成頼む・・・


家に、人ならざる者か棲み付いていると言う山神。「効果が薄れて割れたのであろう」より強い表札にするため、風の力を上げると言う山神は、裏門を開けさせた。

何と別世界に通じていた。

 

そこを通ると深い森林。セリたち眷属が作った神域だという。
ここなら好きに暴れても問題ないと言った。
初めは加減を知らず気を失うが、次第に慣れて行く湊。

そして作った表札。

以前より強い力が込められている様だと話す山神。



湊の不在中に麒麟がやって来て「ドリアン」を置いて行くが、霊亀と応龍が「ゴミ」だと言って拒絶。


仕方なく帰る麒麟(おいしいのに・・・)

強大な悪霊と対峙する播磨。



 

第4話 異界の悪霊祓いへ、いざ出陣
落ち葉集めが楽に出来る程度に風が扱える様になった湊。


眷属の3匹は、神域で訓練中。精神力を高めるため、己と向き合う。だが瞑想するうちに、いつの間にか爆睡。



落ち葉で作った焼き芋は、山神にも好評。応龍も喜ぶ。
そこに世界旅行から帰って来た麒麟。焼き芋を見て、自分も焼かれるのでは、と警戒。「麒麟はビールが好きらしい、と山神。
そんな時に播磨が訪ねて来る。疲労困憊。

祓って欲しい悪霊がいるという。寺に持ち込まれた一体の人形から始まったが、今では陰陽師が近づくことさえ出来ない。悪霊は、元は神だったと思われる。その寺は異界にあり、この家の様な異界に住む事が出来る湊なら祓えるのではないか。

頭に乗るなと怒る山神。見えないが、圧に圧倒される播磨。

ただ、湊なら異界に入れると言った山神。自分は行かず眷属の3匹に行かせるという。
出発する湊たち。クスノキの葉が一枚、湊の背中に入った。



目的の駅に着いたが、アップルパイの誘惑に負ける眷属たち。
そんな時、多くのカラスが現れて道案内。寺の前に来た。
播磨たちは裏門で待機。湊が入ろうとするが無理。眷属たちの力で門が開かれた。そこを入るとお堂が見えた。
黄色の3体の人形が迫る。3匹の力もあって倒した。
その次は赤い着物を着た日本人形。

札を風に乗せ、ぶつける湊だが、長い髪で粉砕されてしまった。

そのうちに湊が髪に絡め取られた。

その危機が山神にも伝わった。眷属の3匹が囲む中で、山神が大きな遠吠えを叫ぶ。それが3匹に伝わり、髪が解かれた。

山神の遠隔操作だと言った3匹。


筆で人形の顔に印を付ける湊。悪霊が抜けて行った。


更にお堂の中に入る湊。そこに、穢れに取りつかれた何かが。
メモに多くの文字を書き、祓おうとする湊。だが効果なし。


他に祓えるものを捜す。異界が壊れようとしていた。
そんな時、クスノキの葉を見つけた。そこに「楠木」の字を書いた湊は、それを使って祓った。

穢れは霧消した。残った玉。
それを持って逃げ出す湊たち。そこに大木が倒れて来た。


あわやという所でそれを粉砕したのは風神と雷神。


異界から脱出出来た湊たち。

播磨がやって来て、神々への感謝として、菓子を持って来た。
温泉に入っている風神と雷神に冷酒をふるまう湊。

を出す麒麟。ビールがあると聞いて喜び、またドリアンを転がす。すかさずそれを蹴り飛ばす霊亀。


「神聖なる庭にゴミを持ち込むな!」
「これはドリアン、立派な果物ですよ!」と麒麟。

そんな時、玉に変化が現れた。

それは四霊の最後の一神「鳳凰」だと説明する山神。

「鳳凰さん、ようこそ楠木邸へ」