私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

原案・監督 スティーヴン・スピルバーグ
脚本    デヴィッド・コープ

キャスト
マーガレット・フェアチャイルド: エミリー・ブラント
ダニエル・ケルナー: ジョシュ・オコナー
ノア・スキャンロン: コリン・ファース ワーデックスのリーダ
ジェーン・ブランケンシップ: イヴ・ヒューソン ダニエルの恋人
ヒューゴ・ウェイクフィールド: コールマン・ドミンゴ
ジャクソン: ワイアット・ラッセル マーガレットの恋人
キャスパー・ボイド: ヘンリー・ロイド=ヒューズ 副長
シスター・モーラ: エリザベス・マーヴェル
セレーナ: ヘティエンヌ・パーク
デイブ・サンティアゴ: トミー・マルティネス

予告編

あらすじ動画(約18分:早晩削除される・・・)

宇宙人関係の情報あれこれ(面白い)


感想
SFは好きなので初日に視聴。
いきなり秘密組織「ワーデックス」の機密情報を持ち出して逃げるダニエル。逃げるうちに次第に周囲の状況が分かって来る。
「謎の円盤UFO」が放送された頃には高校生になっていたので「サンダーバード」ほど熱狂する事はなかったが、それなりに地球外生命体に対する興味はあった。「E.T.」は公開時には観ず。

話の主体が「ワーデックス」と情報公開を目論むヒューゴ側との攻防という流れなので、ハラドキはあるものの、構図は単純。

そしてマーガレットとダニエルは幼い頃、宇宙人から特別な知識を授けられ、ずっと封印されていた事が判明。その記憶を蘇らせるためヒューゴが倉庫内にマーガレットの実家を再現。自分に何が行われたかを知る二人。
それなりに理解はするが、じゃあ二人に知恵を授けてくれた宇宙人の他方、ワーデックスに捕まって人体実験された宇宙人も居た筈。そんな友好的な事などやってられないのでは?
地球にやって来れるほどの技術力があれば、人類など即座に絶滅出来るだろう。
そういう意味では、都合のいい部分を適当に繋ぎ合わせただけとも受け取れる。ただ、スピルバーグ監督が言いたいのは、今まさに起こっている人間同士の戦争も、今回の様な地球外生命のことを知ったら、瞬時に収まるだろうということ。
そのために構築された物語であれば、あまりアラ探しするよりも「戦争なんかやってる場合じゃない」という想いをキチンと受け止めるべきだろう。
宇宙大好き坊やが作ったハートウォームなおはなし・・・
オマケ

10歳当時のマーガレットが異様にカワイイ(あんなオトナになる筈ないわな・・・)


あらすじ
ローカルなレスリング試合が行われている。
脅迫されている若者。「ジェーンはどこだ?」
「ダニエル・ケルナー、彼女に会いたくないの?」と女が言う。
外に連れて行かれるダニエル。ジェーンが連れて来られた。


ダニエルは細長い筒状のものを持っていた。


撃とうとする手下に「撃つな!撃てばデバイスが起動する」と言うリーダーらしき男。ダニエルに指示され「何か」をバックパックに詰めて車に乗るジェーン。「世界が壊れかけている今、その全てを晒す事は、危機的崩壊に繋がるとは思わないか?」と男。
「あの尋問を見た」と言うダニエル。
「歴史にリセットボタンはない。やれば後戻り出来ない」
「それが狙いだ」と言ってジェーンと共に車で逃げるダニエル。

電話をかけるダニエル。「ヒューゴ、脱出した」
さすがだと褒めるヒューゴ。自分の役目は施設から持ち出すだけだと言うダニエルに、あれを守るのに適任なのは君だと言う。
今すぐネットに公開したら、との言葉には「それだけは、今絶対にやってはいけない事・・・」まずは安全な場所の確保。
この近くにあると言うジェーン。

これは注意深く計画されたものだと言う「ワーデックス」リーダーのノア・スキャンロン。

情報公開が目的ならケルナーがしている筈。他の誰かが決定権を握っている。
ヒューゴ・ウェイクフィールドが出勤していないとの情報。
そして「2個目のデバイスがなくなっています」

修道院に着いたジェーン。出迎えるシスターはダニエルに、ジェーンはここで預かるから巻き込まないでと言った。
「シスターだったの?」とダニエル。「SEXしたでしょ」
見習いだったという。3年前。人には黙っていた。
次はジェーンからの質問。「何を盗んだの?」


給料をもらって守っていたデータだという。


サイバー犯罪で刑務所行き。釈放された時にリクルートされた。
秘密を守るのが仕事。3ケ月前までは今の半分も知らなかった。
僕らが知る真実は「ワーデックス」のものじゃない。
僕は真実を伝える側。君もその一員になった。

お天気キャスターのマーガレット・フェアチャイルド。決め文句とウェザーダンスを、録画を見て喜ぶ恋人のジャクソン。
だが転進を図ろうとしているマーガレット。もっと大きい街に引っ越したい。ここで満足だと言うジャクソン。
そんな時に、開いた窓から赤い鳥が入って来て、マーガレットを見つめた。

それを上手に外へ出したジャクソン。
だがその直後マーガレットが、急に違う国の言葉を喋り出す。


驚くジャクソン。「今のなに?」「何のこと?」
全く記憶がないマーガレット。

TV局に向かうマーガレット。そんな時パトカーに停められる。
車を下りる様指示された。彼女が誰かを知っている。
「天気はあとでいい・・・」
「今日は悪いこと続きだったのね」と警官の私生活の事を話し始めるマーガレット。彼女本気じゃない、アナタとの喧嘩は赤ちゃんのせい。そして仲直りのアドバイス。
「行ってもいい?」の言葉に頷く警官。
「何?いまの・・・」自分でも驚くマーガレット。

ニュース報道。アメリカとロシアの戦略爆撃機による緊張状態が伝えられた。滑り込みで局に入るマーガレット。
そんな時、脇でモメている男性の事が小耳に入る。ミズーリ大の客員研究員。そこにツカツカと近寄り、相手の男と突然韓国語で喋り出し、彼が言いたかった事を代弁して問題を解決。


そして本番のお天気コーナー。途中まで順調だったが、急に乱れ始める。「カ・・コ・・ク・・・」と意味不明の音が出る。


放送は中断。倒れたマーガレット。

 

朝、クラクションの音で目覚めたダニエル。仲間のサンティアゴの迎え。ここに居れば安全だと言ってジェーンを残し車へ。
だが乗り込んで来たジェーンは「全部話すと約束した筈」
「ほら、出発!」見送るシスター。
ダニエルに話すヒューゴ。サンティアゴが、セーフハウスまで連れて行くと言った。

スキャンロンが、例のマーガレットの異常行動の録画を見ていた。その言葉がアーカイブ2件目サンプルと一致した。
「ヒューゴより先に見つけろ!」
MRI検査を受けるマーガレット。

セーフハウスに着いたダニエルとジェーン。部屋に入ると窓から鹿や小動物が彼を見た。落ち着かないダニエル。
説明を求めるジェーンに、話しても信じないだろうからとPCを開き、データを読み込ませて見せるダニエル。



 

MRIは正常だと言う医師に納得がいかないマーガレット。
外に居る男が気になる。FBIだという医師。あとで話がある。


そして、子供の頃トラウマを受けた事件のことでカウンセリングを受けた事があるかと問うた。「覚えていない。10歳だった」
「その事件の事で悪夢を見ます?」「いいえ」
いつもですと言うジャクソン。いつも同じ夢。森の中でちょうちょ。ヘンゼルとグレーテルの家。時々歌うとも。
猛烈に怒るマーガレット。「こんな時に!」
医師が中座し、FBIと話すのを見て危機を感じるマーガレット。
頭の中に「ダニエル・ケルナー」の名が湧くが、ジャクソンは知らない。トイレに行く振りをしてジャクソンと部屋を出る。
そして着替えて病院から脱出。

映像を見るジェーン。1973年。フロリダ空軍基地。

これは子供たち?違う・・・ていうか人間?違う・・・


「次は見るのが辛い画像だ。僕はヒューゴに見せられて覚悟を決めた」と言うダニエル。それを見るジェーン。すぐに閉じた。
あと79年分あるという。「その全部を持っている」

デバイスを握るスキャンロン。心臓に負担がかかる。数秒後に放りだした。一瞬ケルナーが見えたという。
彼はエクスペリエンサー?ならダイブ出来ない。
「ヒューゴの部下です」「ガールフレンドのデータを」

ダニエルは話を続ける。他の星から飛んで来た航空機の回収プログラム。そして非人類生命体に対する尋問、リバースエンジニアリング及び技術の搾取を全部行っていた。
それがワーデックスとペンタゴン、そして防衛産業。彼らは軍事及び民間セクターで、アメリカ史上最高の機密レベルを有する。
活動は70年代から。政府の予算なしで。
税金を使うと隠しておけないし、宇宙からの知識の儲けは役人には大き過ぎる・・・ニクソンの件以降は特に。
大統領だって8年経てば一般人だし。彼らにこの計画を教える理由もない。僕もさっきの映像を見るまでは彼らの仲間だった。
でも今すぐ止めないと。
「どうするつもり?」「情報開示だ。全世界に」


「それが全世界にどういう影響を与えるか考えた?」
「みんなが知るのがいいのか悪いのかを決めるのは僕じゃない」
「知った結果より知る権利の方が大事だと、なぜあなたが決められるの?」「ワーデックスに任せろというのか?」
その後も2人の議論は嚙み合わない。
ヒューゴに連絡しようとするが電波が悪い。家の外に出て丘に向かうダニエル。

ジャクソンの電話にヒューゴから掛かって来る。出るマーガレット。お天気キャスターの放送を見てかけて来た。
相手の番号を言ったヒューゴ。「ケルナー・・・」
相手に見つかったと言うヒューゴは電話を壊せと指示。スマホを外に捨て、車で轢くようジャクソンに言うマーガレット。
600ドルもしたと言いながら従うジャクソン。彼女は更に踏む。
そして「北にダニエル・ケルナーがいる・・・」

ダニエルにマーガレットの映像が送られる。我々が待っていた人材だと言うヒューゴ。彼女の言葉が分かるダニエル。


「知らないことを恐れるなと言ってる」驚くヒューゴ。
皆で聞いたが誰も理解出来なかった。彼女のいるカンザスシティに行ってくれと頼むヒューゴ。「君ら2人だけだ」
ダニエルの周囲の草原にミステリー・サークルが出来る。



デバイスを右手で握り、念を込めるスキャンロン。

気配を感じてジェーンが隣の部屋に行くと、彼が座っていた。


彼女がどこにいるかを問うた。催眠状態となり、昨夜はセントクレア修道院にいたと答えるジェーン。出発する時の太陽の向きを聞いて方角の当りを付け、目印等から居場所が特定された。
皆がそちらに向かった。ジェーンの洗脳を始めるスキャンロン。そして彼女にナイフを持たせた。

店の者から電話を借りると番号をプッシュするマーガレット。出たダニエルに居場所がバレたと伝えた。相手を知らない。
「あの家に言っちゃダメ」訳が分からないダニエルだが、家に向かう多数の車に気付く。

その1台を奪って家に突っ込みジェーンを助け出して脱出。

その途中、ダニエルを刺しそうになるジェーンだが正気に戻る。スキャンロンがやらせたと言うダニエル。
追い詰められるが、崖から空車を落とし、死んだと見せかけた。

スーパーの駐車場でジャクソンを説得するマーガレット。今は北ではなく東。ナットクしないまま水を買いに行ったジャクソンだが、病院に電話した。戻った時には車と共にマーガレットも消えていた。隣の子供の伝言。「愛してるけど東に行くって」

ヒューゴに、動物たちの視線が辛いと話すダニエル。君にはやるべき事があると言うヒューゴ。その邪魔はさせない。「子供の頃からそんな気がしていた。知っている筈なのに覚えていない」
追っ手が迫って来た。データを全てジェーンに託して逃がすダニエル。そして捕まった。

検問でIDやデイコードをスラスラと言って通過するマーガレット。そしてスキャンロンの所まで辿り着く。
マーガレット・フェアチャイルド・・・と呟くスキャンロン。
逮捕しようとする者を止めた。何事もなかった様にダニエルを連れて行くマーガレット。止めようとする者に、次々と本人しか知らない事を話して共感させ、先に進む。車で脱出する2人。
「彼女は何だ?」「無敵ですよ・・・」

「どこへ連れて行くんだ?」とダニエル。「カンザスシティ」
「どうして?」「どうしても」今はただ、分かる。
全部流れ込んで来る。その人の意識にドロップインする。
「いつからそれが?」「昨日鳥を見た時から」
「それってカーディナル?」今度はマーガレットが驚いた。
僕が大学生の時、誰かに見られていた。それがカーディナル。
それから全部変わった。正解が見えるようになった。
同意するマーガレット。「だが誰とも分かち合えない」

踏切で停まっているいる時、後ろから追突される。ワーデックスのボイドの車が押していた。

通過中の列車に押し付けられ、引きずられる車。

ダニエルが上がり、貨車の梯子につかまる。ジェーンも乗ろうとするが、ボイドが銃で邪魔をする。迫る対向列車。

「跳べ!」の言葉で乗り移ったマーガレット。
屋根から貨車に入る2人。パニックになるマーガレットの手を握って落ち着かせるダニエル。

スキャンロンを訪れるヒューゴ。デバイスを使ってのダイブはやめろと忠告した。君の使い方を遥かに超える機能を持つ・・・
「インヴィヴォ17が彼を雇えと言ったのか?」
「彼らは共感力を、進化における一番の強みだと言っている。この核心を否定するのは絶滅に繋がる」と言うヒューゴ。
「その優しい心が、5年前にあれを君が逃がした理由か?」
「いつ心の指針を失った?」とスキャンロン。
「君が君のを失った頃だ。彼女を失った時。君は彼女を失い、私から失われた。心を閉ざしたろ?」「分かった様な口をきくな」
「インヴィヴォ17は人間じゃないが、我々より神に近い。恐れることはない」と言うヒューゴ。
「ケルナーが盗んだアーカイブはウイルスだ」と言うスキャンロン。「このウイルスに世界は全く免疫を持っていない。今まで35年間、これを守って来た」
「君が守って来たのは富と権力だろう。皆真実に飢えている。この79年間の恐怖の支配を終わらせるんだ」去っていくヒューゴ。

店の人から借りてシスターに電話したジェーン。もし他の星に命があったら、怖いですかと訊く。神を信じる者の前提が崩れたら・・・あなたは人への信頼を失ったのねと諭すシスター。
シスターにKCXEの意味を聞いたジェーン。

消防士に扮した仲間と接触するダニエルとマーガレット。消防車で疑われることなく倉庫まで辿り着いた。ヒューゴと再会するダニエル。マーガレットとは初対面だったが、すぐ分かった。
他の仲間の名が全て言えるマーガレット。
だが倉庫の中に、自分が育った家がそのまま再現されているのを見てショックを受ける。泣き出した。
ヒューゴがこれを作ったのは、マーガレットに当時の記憶を蘇らせるため。君の経験に戻るための道を作ったと言った。
「何の経験?」と問うダニエル。「君達が分かち合ったものだ」
「あの夜をどのくらい覚えている?」とヒューゴ。
「思い出したくない!」
「1996年2月23日に、君に起きたことはブロックされている。あの時は与えられた才能を操れなかった。操れるようになるには、始まりに戻る必要がある。家に帰るんだ」
ダニエルには数が分かる能力、そして君には人間が理解出来るように。君ら2人だった。

10歳の頃に戻るマーガレット。「いつか王子様が」の歌。

鹿や鳥が迎えに来る。


そしてヘンゼルとグレーテルの家に入って行った。


横たわるマーガレット。デバイスを繋いだ輪が近づく。細い指。

隣にはダニエルがいた。


そして現実に戻り、互いを見るマーガレットとダニエル。

「こんにちは、ヒューゴ。遂にあなたを知れてよかった・・・」


ワーデックスのメンバーが倉庫を見つけて迫る。
デバイスを受け取るマーガレット。


メンバーが倉庫内に入るが何も見えない。デバイスの力でマーガレットが全てを透明化していた。その間に皆が脱出。
だがデバイスのわずかな光を見つけるスキャンロン。
先鋒の者が近づくが、建物に当たって倒れる。
マーガレットたちも消防車に乗り発進した。透明のまま周りのものをなぎ倒して走る。「彼女が向かう場所は一つだ」

彼女らが着いた場所はローカル局「KCXE」。局のメンバーを意のままに動かすマーガレット。そこにジェーンがやって来て、データを彼女に渡す。それはダニエルに渡った。調整室に行ってデータのアップロードを行うダニエル。
マーガレットは生放送の手筈を整える。
だがスキャンロンたちがやって来て電源システムに走る。そして外部電源が落とされた。非常電源が入る。
そして放送までの秒読み。だが放送直前に非常電源も落ちる。

マーガレットがデバイスを持った手を上に掲げる。
すると電源が復旧した。放送を始めるマーガレット。

リバースエンジニアリングで未知の技術を獲得。いくつかのケースでは尋問や虐待をも実施していた。地球外生命体に対して。
先日私は勇敢な人たちに出会った。彼らは最近まで真実を隠す側だった。だがこの真実は皆さんのもの。あなたのものです。
今日はディスクロージャー・デイです。


それ以上妨害する事をやめたスキャンロン。
その情報は他局にも繋がれた。
・・・1973年から非政府団体「ワーデックス」は地球外生命体のデータを収集し、我々の目から隠していた。

彼らはペンタゴンの協力を得て墜落した機体などを回収。

映像・画像が次々に公開され始める。

その中には宇宙人に対する人体実験映像もあった。

言葉を失うアナウンサー。


「我々は一人ではありません」
戦場の兵士たちもそれを見る。



そこに車椅子で「何か」が連れて来られる。外はシートで覆われている。そのジッパーが開かれた。


中から細身の目が大きい生命体(インヴィヴォ17)が、ゆっくりマーガレットたちに近づく。


そしてダニエルに話しかけた。


その内容をマーガレットに伝えるダニエル。


皆の前に歩み出るマーガレット。
「聞いて!(Listen)」