音楽心理セラピスト八木の、自分軸で生きるブログ -2ページ目

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25Jun
- まさかの再会(濃い味)
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。今日は、いつもいつも驚かされる人との再会の話を。その人は、僕がミュンヘンに留学していたとき、同じアパートに住んでいた、先輩留学生で、辛いことがあると、「ほりえさ〜ん」とワインを持って遊びに行っては話を聞いてもらっていた。その後、僕は留学を2年で切り上げて帰国。堀江さんはまだまだ留学を続けた。ある日メールが来ていて、「カイロオペラに入ったから！」と。カイロって、あのエジプトの！？理解は追いつかなかったものの、なんか凄いな〜というくらいの感想で、その後もメールが来るたびに様々に驚かされたのだが…なんと、先日のメールには「日本に来た！」と！しかも、いま、愛知にいる、と行ってきましたよ。ほりえんこ(堀江さん)に会いにね。只者ではない、ということしか分からない佇まい！（笑）トランペット奏者であることは、かろうじてわかるが、ホルン奏者でもある。(？)そして、超絶面白い人。留学時代の人たちに会うと、一瞬で『あの頃』に引き戻されるね。楽しい時間を過ごしました。
08Jun
- 母の味CD トレヴァー・ピノック「ブランデンブルク協奏曲」
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。母の味って、なんか特別だったりしませんか？カレーや味噌汁でも、なんか「あの味たまに食べたくなるな〜」とか、自分で真似してみても「？なんか少し違うんだよね…」みたいなそんな、これを聞いて育ったな〜というCDを、たまにブログに載せていこうかな、と思います。間違いなく八木オススメのCDでもあるので、興味がある方は購入して聞いてみて欲しいです今日の一枚は、コレ。トレヴァー・ピノック/バッハ:ブランデンブルク協奏曲集TOWER RECORDS ONLINEは、CD、DVD、ブルーレイ、本、雑誌、各種グッズ、チケットなどが購入できる通販サイトです。ポイントは店舗・ネット共通！CD、DVDの通販ならタワーレコードオンラインショップ。tower.jpトレヴァー・ピノックとイングリッシュコンサートの、ブランデンブルク協奏曲。バッハ大先生の作品の中でも、最高の器楽曲の一つですよね。ブランデンブルク協奏曲。そんな名曲のCD。名演は数あれど、僕が聞いて育って、今でもたまに聴き続けているのはこの録音です。古楽器での演奏も、初めて聞いた時は本当に新鮮で中でも、特に6曲ある中の第四番で、リコーダーが出てくるんですが、これがえも言われぬ美しさリコーダーをつい買っちゃったくらい（笑）この録音を聞いた事なかったら、一度聞いてみてほしいです。それではまた！今日はこれから福井県へ移動して子供たちに演奏を聴かせてきま〜す
28May
- 企画書を書きました！
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史のブログへようこそ。本当に、今回はただの日記です。サラリーマンの方。企画書とか、書くことありますか？(きっと、ありますよね？？想像でしかない)僕は演奏家なので、考えたことは自分で演奏会にする、とか？誰かに話すとか。書類に起こす、なんてことは、とんとしたことがございません。しかし、今回やりたい演奏会を、やらせていただける可能性が出てきたので、企画書でアピールさせていただ苦ことになりました！そう。誤字をそのままにしたくなるくらい、書けない苦しみが（笑）慣れないことには、想像の何倍も時間がかかるものですねぇでも、書き上げたぞ〜！明日送られるメールに添付して予約したから、もう寝て良いんだ。うん。というわけで、達成感を胸にベッドに入りますおやすみなさい
25May
- 演奏会が目白押し
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。1月に体調を崩して四か月。そろそろ、回復してきました。しかし、まだ本調子とは言えませんなんか、体重も増えないんですよね…標準体重を下回るなんて、いつぶりだろう（笑）それでも、演奏会はやってくる！そして、この夏は、僕が大活躍なのですまずはこちら！7月10日の、セントラル愛知交響楽団、岩倉定期です！ソリスト扱いで、ホルン五重奏を演奏します本来はホルンと弦楽器4本なのですが、おそらくホルンと弦楽器8本になると思います。次に、8月6日宗次ホールシューベルトの八重奏曲！！この曲は言いたいこといっぱいある。このチラシのコンセプト(というか、挨拶？)も、僕が書かせてもらいました。詳しくは、また今度！まだあります8月14日プーランク！僕の大好きな作曲家😍その、金管三重奏と、六重奏曲に出演します。もう、これ、体調不良とか言ってられない。いつ元気になるの？今でしょ！！行くぞ〜〜！！とおもむろに立ち上がると、腰痛が少しずつ頑張ることにします
12May
- そろそろ復帰します
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史のブログです。しばらく、体調不良のため、お休みしておりましたが、少しずつ良くなってきました元気になりつつあります演奏活動も、夏に向けて、エンジンをかけていきます。というわけで、このブログも、また少しずつ書いていこうと思っております。またよろしくお願いします仕事帰りに息子のお供💦
27Jan
- しばらくブログをお休みします
  クロヤギのブログをご覧いただいている皆様。年始に、「ゆったりのんびりやります」なんて書いたきり、全く更新していないのにも関わらず、たまに覗いてくださり、ありがとうございます🙇‍♂️このところいつも閉店で、心苦しい限りです「不定休」ながら続けていこうと思っていましたが、体調が少しずつ悪化してしまいました…今は、オーケストラの演奏を、休まないで続けるのが精一杯という現状です。(本当は、しばらく休んだ方が良さそうですが)そこで、休めるものは、全て休むことに決めました。最近も、明日で良いものは全て明日に回す…という感じでやってきましたが、ある程度諦める事にしました。またこのブログで、皆さんに会いできるのは数ヶ月先くらいになりましょうか？その時には、FacebookやTwitterにも書きますので、また「よっ！開いてる？」みたいに、覗きにきてくださったら心から嬉しく思います。しばし、お別れです。皆さんも、健康に気をつけてお過ごしください
03Jan
- 新春のお慶びを申し上げます
  ２０２２年になりましたね！明けましておめでとうございます㊗️今年も、セントラル愛知交響楽団ホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログを訪問してくださり、ありがとうございます新春のお慶びを申し上げます！昨年末に、「年内に書き上げたいな〜」と書いていた、アンサンブルの合わせ方の記事は、書いている途中で年を越えてしまいましたまた、改めて投稿しますこのブログは、昨年の元旦にホルン八木の、音楽を頑張る人のためのブログと、看板を掛け替えて一年やってきました。1週間に一度更新していきます！なんて書きましたが、結論から行くと、無理でしたそこで、今年はホルン八木の、ゆる〜くいきましょうに、さらに看板を掛け替えたいと思います😅2021年は、激動の一年でした。コロナ禍で、音楽活動もままならず、ものすごく暇な日々があるかと思えば、キャンセルし延期になった公演が「ドドッと」怒涛の如く押し寄せて、息もできないくらい仕事に追われた毎日もありました。さらに、2歳を過ぎた息子の相手僕は今まで「頑張る」事で、何事も解決してきた46年でしたが…「頑張ってもどうにもならないことも、あるな😓」と思うに至りました。特に子育て、子供の相手は、ままならない事ばかり。良かれと思ってやる事が、ことごとく裏目に出る日常…これまで、ホルンほど思い通りに行かないものは無い、と思っていましたが、子育ての方がもっと思い通りにならない気がします目標通りにならなくても。やるべき事すら回らなくても。ゆる〜くいきましょうそういう時間も、人生にはありますね。もちろん今年も、今まで通り、メンタルトレーニングや、音楽のことも発信していきます！次はアンサンブルの合わせ方でお会いしましょう
23Dec
- アンサンブル〜人と合わせる　その1
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。もう、クリスマスなんですね🎄毎日が、リハーサルとコンサートとレッスンと子育てで、慌ただしく過ぎていく僕には、最近縁のない感じです皆さんは、そんな感じには、なってほしくないですね（苦笑）ちゃんと立ち止まって、一瞬空でも見上げて。それでもって、クリスマスに親しい人と(いや、一人でだって)のんびりした時間を過ごしていただきたいと思いますそれが、自分の心を整え、自分の力を100%発揮することにつながりますから。なんて、書いてますけど、僕には年末までお休みは無さそうです一瞬、空でも見上げるかぁで、何を書こうかと考えてみたら、アンサンブルすることについて書きたいなぁと感じたわけです。イラストは弦楽器ですけど吹奏楽部にとって、この時期はアンサンブルコンテストへの出場を目指すところも多いでしょう。僕のレッスンも、「アンサンブルを見てください」という依頼が、この時期は多いです。ホルンを始めとして、吹く楽器は、ほぼ複数人で演奏…つまり、アンサンブル演奏がメインです。合奏だって、アンサンブルが集まった、アンサンブル集合体ですよね。だから、ホルンにとってみたら、アンサンブルって「基本のキの字」、なんですよねじゃあ、吹奏楽部のレッスンに行ったとしましょうか。「アンサンブルの演奏、聞かせてください！」って聞き始めると…？「ちょっと待ったぁぁ〜〜‼️」って止めたくなる演奏の多いこと。基本のキの字なのに、あまりにも皆さん慣れてないし、大事にしてない。「アンサンブルできなくても、合奏できれば良いんです」「アンサンブルは、この時期だけだから、よくわからないし…」なんて、心の声が聞こえてきそうまず、これだけは書いておきたい。「何を置いても、良い音で吹きなさいよ」と。普段吹いている楽譜より、難しいかもしれない。人数が少なくて、心細いかもしれない。慣れていないかもしれない。でも、想像してみてください。熟してない(育ってない)野菜を集めて料理を作ったとして。美味しいものができるでしょうか！？できませんよ！だからこそ、まず良い音を。「良い音って言われても、わかりません…」こんな意見をもらったこともありますが。もしわからなかったら、今より少しでも大きな音出してみましょ。少しでも、遠くの人に聞こえそうな音出してみましょ。もし出来るなら、カッコ良く吹いている人や、素敵だな〜と思う演奏の真似してみましょ‼️合わせる(アンサンブルする)のは、まずこの後です。案外長くなってしまったので、続きは次回！なんとか年内に終わらせます途中の画像は、「かわいいフリー素材集いらすとや」さんのものを使わせていただきました🙇‍♂️
16Dec
- 動け！動いて前進するのみ！
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。秋に出た緊急事態宣言が明けた10月。そこから、ずっと仕事ばかりしています。オーケストラで演奏できる事は、本当に幸せですレッスンができる。これも良い。でも、毎日のお仕事をこなすだけでは、自分という人間は、前進できませんよね。実は、演奏会のスポンサーになってくださる方がいて、仮にMさんとしましょうか。そのMさんと一緒に、打ち合わせしてきました。夏くらいに、ガッツリ室内楽をやりたいと思っています！メインの曲は決まっているんです。この二人をグッと繋げるきっかけになったある曲が…いつか公表しますよ今は場所をどうするか…ここが大変。オーケストラに所属していると、開催日時も大きな問題です。が、チャレンジします！何事も、動いてみなければ、結果は分からないものです。それから、先日のクリスマスコンサートの画像も手に入りました。ホルンの魅力について解説してから、バッハの無伴奏チェロ組曲を演奏しました。こちらは、ナチュラルホルンの解説中。簡単に言えば、昔の楽器です。レプリカといって、それを現代の技術で再現したものですね。形だけでなく、音色、表現も今のホルン(一つ手前の画像)とかなり違うんですよこんな感じで、毎日チャレンジの連続です。崖っぷちな日もあります。予想外の出来事に、崖から落ちることもありますでも、動いて、動いていけば、きっと目指すゴールが見えてくるはず。そう信じて、今は動くのみ。また、そんなチャレンジの様子もお伝えしたいと思います！
03Dec
- 明日クリスマスコンサートに出演します
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。突然ですが、明日12月4日(土)、マユミージュクリスマスコンサートに出演します！クリスマスコンサートに出演します！リハーサル風景と、演奏家同士のトークをチラ見せ（前編）YouTubeでも精力的に活動する、ピアニストであり高校教師のMayumiさんが、クリスマスコンサートを開催します！12月4日長久手文化の家・音楽室10時開場10時15分開演（休憩無し１時間１５分）入場料　5000円限定56名です！好評だった一周年記念コンサートに引き続き、その第二弾には八木も登場します！今回は、...youtu.beどんな内容かは、ちょっとだけYouTubeで公開してます。グノーのアヴェ・マリアの演奏と、出演者のトークを前後編でご紹介ご興味のある方は、ぜひ一度ご覧ください。このブログを見たら、もうコンサート終わってたって事もありそうですね〜ピアニスト、ヴァイオリニスト、そしてホルニストの感覚の違いなんかもトークで話してますので、そこは終わってても楽しめるかと思いますこのコンサートは、YouTuberでもある、ピアニストのMayumiさんのコンサートなんですが、なかなか面白い偶然で、彼女とは割と最近出会ったんですよねなんやかんやで、ゲスト出演することになりました僕は、バッハの無伴奏チェロ組曲や、マラン・マレのル・バスクを演奏しますもし、ご興味ある方がいらっしゃいましたら、当日精算も可能になったそうなので(最初は予約のみだったんです)、会場に直接いらっしゃっていただくか、メッセンジャーやTwitterのDMでご連絡ください🙇‍♂️マユミージュクリスマスコンサート2021年12月4日(木)10:15〜11:30(10:00開場)長久手市　文化の家　音楽室入場料 5,000円Mayumiさんのピアノとトークを中心とした、クリスマスコンサートです。僕はホルンコーナーで、演奏やホルンの魅力をお伝えします！
21Nov
- 若い力がベテランに迫ってきた時
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。先日の、第１８６回定期演奏会で感じたこと、を少々書きたいと思います。セントラル愛知交響楽団に入る前。僕は山形交響楽団に10年と少し在籍しました。そこでは、ずっと1番奏者を務めて、途中からは首席奏者という肩書きも、もらいました。その頃から、「自分が頑張らないといけない」「責任を持つ」「演奏を引っ張っていこう」という考え方でやってきましたし、それは周りにも伝わっていたのではないかと思います。伝わっていたのではないか、というのも「信頼してもらって、周囲が協力してくれる」感覚が、常にあったからです。それは、セントラル愛知交響楽団に移ってからも変わりませんでした。セントラル愛知には首席制度はありませんが、入ってから常に1番奏者を務めて来ましたし。「定期演奏会はどうなったんだよ！？」と思われてますよねここまでが、前置きです閑話休題。なかなかに、難しい曲ばかりの回でした。特に、ストラヴィンスキーの「カルタ遊び」と、ラヴェルの「マ・メール・ロワ」は、内容こそ対照的でしたけど、それぞれストレートに難しかったです。リズムも音の並びも意表を突くストラヴィンスキー、全ての音が違うニュアンスを要求してくるラヴェル、という感じでしょうか。そういう、難しい曲のコンサートの時、少なからず『頼られている感覚』があるものです。トップに任せて付いていこう。みたいな瞬間があります。今回のメンバーは、みんな僕よりずっと若い世代の奏者です。おそらく僕にとって初めて、頼られるのではなく、脅かされる感覚がありました。「これでどうだ！」という一人一人の気迫が、音に乗って伝わってくる。一時は、僕が引っ張るのではなく、完全に3人に引っ張られましたそんな、ホルンの中だけでも、大きな綱引きが行われた演奏会が、悪い演奏だったわけはないと思います。終わった瞬間のオーケストラと会場の空気。そして表情。音楽の素晴らしさを全員で共有した…そんな体験ができました。あんまり自画自賛みたいなのは、好きじゃないんですけれどガムシャラに演奏し続けてるだけで、ベテラン、なんて呼ばれるような年齢になってきました。そこで初めて若手から「ウカウカしてたら追い越すぞ」と言われた気がしたんですが、それが恐ろしいどころか、なんとも心地よく。頼もしいなぁ、なんて感じましたまぁ、それでもまだまだ、引っ張る側で頑張りたいな、などと思っています。明日も全力で頑張ろう。
12Nov
- バレエ漬けになってます
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。明日11月13日は、バレエ「ロミオとジュリエット」のコンサートです！越智インターナショナルバレエさんの、音楽を担当させていただいてます。バレエというと、現代だとチャイコフスキーを思い浮かべる人が多いのかなと思いますが、こちらはプロコフィエフ。音楽的キャラクターは全然違うものの、チャイコと似たドラマチックな音楽に、透明感のある美しい旋律が特徴です。そして、コミカルでシニカルな表現etc…この音楽の魅力は尽きません。バレエ公演の時、毎回言ってる気もしますが、「あ〜、僕が観たい！！」でも、バレエの伴奏でピットに入るのも、これはこれで、とても楽しくもあるんですさて、バレエ漬けと言うからには、まだあります。来週11月19日、セントラル愛知交響楽団の第186回定期演奏会です。これが、なんと(？)、バレエ音楽にちなんだプログラムなのです。個人的な推しは二曲。まずは、ストラヴィンスキーの『カルタ遊び』の紹介を。こちらは、なんともストラヴィンスキーらしい、金属的で華やかな響きがします。古典的な印象の構成の中に、新しい時代の息吹とも言うべき「サウンド」が織り込まれているようです。これを演奏するのが、本当に「超」難しい！ホルン泣かせ11月19日は、僕の頑張りを見に来てくださいもう一曲の推しが、ラヴェルの『マ・メール・ロワ』です。ラヴェルと言えば、『ボレロ』や『展覧会の絵』など、彼のオーケストレーションが奏でる色彩感は、まさに魔術師のよう！このマ・メール・ロワでも、その才能は如何なく発揮されますしらかわホールにピッタリの、美しい音に身体を浸す時間になるのではないでしょうか？この定期演奏会まで、毎日コンサートかリハーサルをしながら、頑張って駆け抜けますよ！！お時間がある方は、どうぞ演奏会へ足を運んでください。それで感想などいただけましたら、本当に報われます。おっと、明日のために寝なくては！おやすみなさーい
01Nov
- 音楽の冗談　その3
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。今日も引き続き、音楽の冗談について書いていきたいと思います。その第三回で、第三楽章・第四楽章についてです(完結編です)ちなみに、昨日その『音楽の冗談』、実際に演奏してまいりました♪解説が完成する方が、後になっちゃった😅もし今回の解説を見て興味が湧いてきた方がいて、「もう終わっちゃったのか」と思ったとしても…どうぞご安心を！まだもう一回、11月3日にコンサートがございますこれについては、最後に情報がありますので、ご確認くださると嬉しいです。解説に進みますね音楽の冗談は、弦楽器４本と、ホルン２本の曲ですが、第三楽章は弦楽器だけで書かれています。(ホルンはお休み)で、ここが弦楽器も弾けたモーツァルトの、まさに真骨頂！悪戯心が大爆発してます僕はこの楽譜を見るたび、こんなヴァイオリン奏者を思い浮かべるんです。(妄想です)髪はしっかりと整えているものの、いつも目を細めていて、周りを伺うかの様な目つきをしているやや細身の男。グッと胸を張り、仰々しくヴァイオリンを構える姿は、自信に満ち溢れているようだ。しかし、彼が奏でる音色は、なんとも挑戦的で、聴くものの心を逆なでるのだった🎻もう、こんなハッキリしたイメージが浮かんできちゃうくらい、「なんともチグハグ」。きっと、モーツァルトの周りには、可笑しな演奏家っていうのが、何人もいたんじゃないでしょうかねその集大成なのでは？ってくらい、好き勝手、大袈裟、果ては暴走！と一大喜劇を演じてくれます。最初は1stヴァイオリンに顔をしかめる仲間たちだったが、そのうちに、段々と釣られていってしまい…いやぁ、三楽章は、音声解説とか入れるYouTube動画作りたいくらいです（笑）そして、最終楽章である第四楽章は…とにかく速い！そしてひたすら、同じ音と音階を繰り返す！！すぐにフーガに突入したかと思えば、たった四小節で交代&全く転調も展開もしない！！！と、当時の「お約束」をことごとく破ります。即興演奏を失敗して、ただただ繰り返すだけになってしまった人でもいたのかあとは、演奏を聞いた方が早いと思いますこの曲が生で聴ける、なかなか無い機会はこちら↓2021年　11月3日(水)文化の日10:30開演場所は、名古屋市栄の、芸術劇場中リハーサル室です。音楽の冗談をメインに、弦楽四重奏とホルン二重奏も聴けます。完全予約制で、入場料は3,000円です。お越しくださる方は、このブログのコメント欄でも結構ですが、FacebookかTwitterの、八木健史のアカウント宛てに、メッセージ(DM)をくださると確実です。または、上の画像の中に書いてあります、こんちぇるとまみの電話番号でも結構です。11月3日は用事があって演奏会に行けないなぁという方も、是非音源を聴いて天才モーツァルトの「一流の洒落」をご堪能ください！実際に僕も、三楽章の弦楽器を聞いて思ったのが、すごく高度な技術を持った人にしかできない駄洒落や冗談である、という事。そこに特別な面白さがあるんだな、と思いました
29Oct
- 音楽の冗談　その2
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。今日は昨日に引き続き、音楽の冗談について書いていきたいと思います。その第二回で、第二楽章についてですちなみに、なぜこのような解説を書いているかというと、「この珍しい曲を実際の演奏会で取り上げる」という、珍しい機会を得たわけでして。ご興味がありましたら、最後に情報がありますので、ご確認くださると嬉しいですさて、モーツァルトの作曲した、『音楽の冗談』は、四楽章構成になっています。一楽章については、昨日書きました。その二楽章は、メヌエットですメヌエットは三拍子の踊りの曲で、これが2曲目に来るのが実は既に冗談なのです。当時は、2曲目にはゆっくりな曲が来るのが普通だったので、きっとそれだけで笑いが起こったことでしょう！(という想像です)現代人には、そこはとんとわからない感覚なので、多分、コンサートでは普通に聴けちゃいます。が、な〜んか変な感じが漂います（笑）田舎の楽団が、止せば良いのに背伸びして、精一杯仰々しく演奏してる。そんな雰囲気がてんこ盛りです具体的には、三連符の粘っこい感じと、ホルンの弾んだリズムが同時に出てくるあたりで分かりそうです。頑張りが噛み合わないんですね、メンバー間で😅さらに、ホルン吹きは緊張からか、大変なことになっちゃいそうですよ(ここは、是非音源をお聴きください。事故が起きたかのように書いてあるんです)さらに、そんな頼りないホルン奏者たちを尻目に、1番ヴァイオリン奏者は、だんだん自己主張を始めます。「俺は違うぜ！」とでも言いたげです(はたまた、ホルンのミスをカバーしようとでもしたのか！？)と、このように、一楽章と比べて、だんだんコテコテに冗談が織り込まれてくるのが、二楽章の楽しみな部分です。この曲が生で聴ける、なかなか無い機会はこちら↓2021年　10月31日(日)と11月3日(水)文化の日二日間とも、10:30開演場所は、名古屋市栄の、芸術劇場中リハーサル室です。音楽の冗談をメインに、弦楽四重奏とホルン二重奏も聴けます。完全予約制で、入場料は3,000円。お越しくださる方は、このブログのコメント欄でも結構ですが、FacebookかTwitterの、八木健史のアカウント宛てに、メッセージ(DM)をくださると確実です。または、上の画像の中に書いてあります、こんちぇるとまみの電話番号でも結構です。会場でお会いできるのを、楽しみにしております
28Oct
- 音楽の冗談　その1
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ！今日は、演奏会の告知と、そのちょっと解説を10月31日(日)11月3日(水)文化の日MORGEN KONZERT朝10:30開演芸術劇場地下二階、中リハーサル室なんと、あの、「音楽の冗談」が聴けます！え？知らない？😅そうですよね。モーツァルトの後期作品、僕は間違いなくモーツァルトにしか書けない傑作だと思います！が、ですが。ただその、あまりの趣味性の高さ？というのか、格式の無さ？というのか。「定期演奏会でございます」みたいな場面にはそぐわない。そんな作品であるのは確かですねだから、あまり知られていない…しかして、その冗談の内容とは…？今回は1回目という事で、コンサートへ向けて、少しずつ、まずは1楽章について解説していきたいと思います。僕がこの作品の音源を聴いたのは、音楽大学に入った頃でした。敬愛するホルン奏者、デニス・ブレインのCD全集に入っていました。1楽章の印象は？「ふーん、綺麗な曲。そこはかとなく変な気はするものの。冗談とか入ってたのかなぁ？」2楽章からは、割とコテコテのジョークが入ってくるのに比べ、1楽章には、そういうのはまるで『入っておりません！』しかし、のちに和声を学び、モーツァルトなど古典派のスタイルを学び、様々な知識を身につけた今では…「なんという妙な和声進行…！小節はチグハグ！ここで変な三連符！〜からの、急なP(弱音)！で最初のおかしな所に戻った〜」と、心の中では平均5秒に一回、ツッコミを入れないといけないほど。冗談というか、田舎くさい、洗練の逆を行く作品なのだとわかるようになりました。田舎の楽団と、田舎の作曲家(というのが居たのかなぁ？)の演奏が再現されること、請け合いです。1楽章から楽しめたら、相当の通ですね！次回は2楽章の解説をしますね。お楽しみに〜
23Oct
- 後悔することありますか？
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史のブログへようこそ。突然ですけど、後悔って、しますか？20代くらいの頃は、僕は毎日後悔してました「あんな事、言わなきゃよかった」「あ〜、この選択は間違いだったかぁ…」ウジウジ、ガッカリしますよね😮‍💨でも、今はほとんど後悔という感情は、ありません。全く無くなる…というのは、どうも難しいようですが、とにかく今の後悔しなくて良い生き方は、自分としては楽に感じます何をしたのかと言うと、100点を目指すのを止めて、100%全力で生きることを決めました。そうしたら、たとえ間違えたり、失敗したりしても、ウジウジすることは無くなってきましただって、その失敗は自分の知識と、技術と、勘(そして運！)を総動員して得た結果なので、実力として不可避だったんですよ。だったら、次に同じシチュエーションが来た時に、同じ失敗を繰り返さないように反省して今後に活かせば良い、と考えるようになりました。実際、言い方が悪くて相手を怒らせてしまうとか、良かれと思った行動が思わぬ悪い結末を招くことは、意外とありますよねでも、きちんと反省して、必要なら技術や知識を勉強すれば、案外失敗は減ってくるものだと感じます若い頃の僕に言ってあげたい。片肘張らず、もっと楽に生きなよ！って。で、後悔に使っていた時間は、自分らしく生きるために使えたら、最高ですよね久しぶりに後悔することがあり、そういえば後悔ってしてなかったな…と思って書いたブログでした。急に冬の足音がしてきましたので、どうぞ皆様、健康には気をつけてお過ごしください
15Oct
- マインドフルネスのススメ　ここに注意してみて
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。本当にようこそおいでくださいました。そして、もし最後まで読んでくださっているなら、心より感謝ですこんな、ほぼ不定期のような更新にお付き合いくださり、ありがとうございますさて、今回はマインドフルネスについて書く、第三回です。「こんなところに注意してやってみてください！」という内容なのですが、ズッコケないで(死語？)聞いてくださいね。マインドフルネスに、失敗とか、成功とかありません！だから、特に注意することはありませんおわり。いやいや！これは冗談。終わりませんそうではなく、成功や失敗があると、どうしても人間は身構えたり、不安になったり、はたまた肩に力が入ってしまうじゃないですか。そういう事は必要ありませんよ〜、と言いたかったのですそう。僕はヨガをやっていると、どうしても「脇腹に息が入っていないな」とか「今日は体が硬いなぁ…」とか思って、気にしてしまうんです例えば、息を100%たっぷり吸う！とか決めてしまうと、どうしても到達できたor到達できなかったかが、気になってしまいます。ですが、マインドフルネスは、基本的には呼吸をする。そして、そこに意識を向けるだけ。ひたすら純粋に「今ここ」に向けて、感覚を研ぎ澄ませれば良いんです。雑念が湧いてくれば、それを「リセット」して、また呼吸し、体の動きや感覚に意識を向け直すだけです。たとえ、雑念がたくさん湧いてきたとしても、それは失敗ではなく、何度でも1から呼吸に意識を向け直せば良いだけなのです(細かいやり方は、前回のブログを参照してください)さらには、足の裏から伝わる床の感覚(硬さ、冷たさなど)や、手のひらから伝わる感覚(ズボンの生地感、足の温度)に目を向けても良いです。どうですか？やってみたくなりましたか？最後にちょっとしたアドバイスを。〇〇の前にやる、と決めておくと、なお良いです練習する前、寝る前、出かける前etc...今ここ、に、目を向けてみませんか？マインドフルネス、おすすめします
10Oct
- マインドフルネスのススメ2 そのやり方
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。前回に引き続き、マインドフルネスについて、今回はそのもっとも簡単なやり方を書きます。いきなり違う話題で申し訳ありませんが、僕はアップルウォッチを使っています。で、実はその中に、「呼吸」という機能があります。その機能がわりと頻繁に、「1分間、自分の呼吸に集中してみませんか？」みたいなことを言ってきます。はい。すごく簡単にまとめるとすれば、「それ」がマインドフルネスです。穏やかな姿勢をとり、ゆったりと呼吸に目を向けます。これでOKこの、呼吸に目を向ける、というのがとても大事です。なぜなら、生命維持に関して、自律神経がやってくれています。そしてその部分は、人間が意識的に操作することはできません。早く食べ物を消化する、とか、心拍数を好きに上げ下げする、なんて、やろうと考えてもできませんよねですが、唯一の例外が呼吸なんです！自律神経のコントロールもあるけど、意識的にコントロールもできる(早くする。深くする。止めるなど。)その呼吸を意識することで「今、生きている」ことに目を向ける。嫌なことも楽しいことも、ひと時忘れる。これによって、苦しみや緊張を生み出す『思考』から離れていく…マインドフルネスは、そのための手段なのです。これは、心が忙しなくなっている時には、特に有効ですよ。では、スマホのタイマー機能を使って、一度、5分に設定して、マインドフルネスをやってみてください。姿勢は、立ったままでもいいですけど、なるべくゆったりとすること。最初は、椅子に深く腰掛けて、両手は腿の上あたりに軽く置くと良いと思いますそして5分間、呼吸に集中します。深呼吸ではなく、普段通りの呼吸で構いません。その時の体の感覚に目を向けます。体が膨らんで、空気が入ってくる…体がしぼんで、空気が出ていく。ただただ…その繰り返しに感覚を向けます。もし、その途中で、何かのイメージが湧いてきたら、「リセット」してみましょう。まだかな…？これ、効いてるのかな？こんなことを思ったら「リセット！」もう一度最初からのつもりで、呼吸に意識を向け直します。そうして5分が終わった時、きっと、「なんだか、スッキリした気がする」のではないでしょうか。ちなみに僕がそうだったのですが、5分がなかなか終わらないな〜みたいな思考が湧いてきた方。かなり心が忙しなく、働きっぱなしの可能性大です😅次回は、マインドフルネスの注意点について書きたいと思います。お楽しみに
05Oct
- リブログ記事マインドフルネスのススメ　”もがいていた時に、救ってくれた本”
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。今日は、僕が日常的に取り組んでいる、マインドフルネスをご紹介したいと思いますみなさんは、「疲労」ってなんだと思っていますか？重いものを持ち上げて、筋肉痛になる。山に登ってきたからクタクタだこれは、筋肉(身体)の疲労ですよね。毎日の仕事が大変…週末になって、「はぁ〜〜…疲れたぁ…」これは？？こういうのは、脳が疲れている、んですよね。脳が休みたいと、信号を出してくる。僕は、こうなったら寝るのが一番！だと思っています。が、仕事中に感じた疲れなんかだったら、眠ることはできませんよね。そんな時！数分から20分くらいの空き時間があれば、マインドフルネスで脳を休めることができるんですそれだけではなく、トゲトゲした気持ちや、イライラした状況から一歩引いて、冷静な気持ちになれます。興味がありましたら、マインドフルネス、あなたもやってみませんか？誰でも、少しの時間があればすぐできます。次回は、僕がどんな風に取り組んでいるか、書いてみたいと思います。マインドフルネスとの出会いを書いたブログはこちら↓
20Sep
- 一緒に不幸になろうとしてくる人とは、付き合わない
  セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。今日は、メンタルトレーニング、というよりは、普段を楽に生きていくために、僕が心がけている事を書こうと思います。僕は基本、すぐに感情移入してしまうタチです。物語でも感情移入してしまうので、ハッピーエンドにならないものは、なるべく避けてます。もう、本当に悲しくなってしまうんでさらに身の回りのリアルなら、「こんな痛い怪我をした」と聞けば一緒になって(？)痛がり、「こんな悲しい出来事があった」と聞けば、我が事のように悲しんでしまいます。さて、こんな性格なので、ついつい身の上話なんかは聞いてしまうんですが、たまに「これは違うな」っていう話にも当っちゃいます。最初はちょっと、周囲を窺うような雰囲気で呼びとめられて、話しかけられるんです。で、話の入り口は、「こんな悪いやつがいるが聞いたか？」とか「凄い問題があるけど知ってますか？」みたいな感じなんですよ。ただ、よくよく聞いていくと(この話が結構長い)、『アイツは得をしててずるい』とか、『大したことないミスがあっただけなんだけど、ちゃんと罰せられていないのが問題だ』くらいの話なんです。ほぼ100％！ただ、本人は本気で問題だと思っているのか、妙に真剣なんですよね。適当にあしらうのも一苦労です前は僕も、真剣に対応してました。でも今は、こういう話には関わらないようにしてます。これって、「自分はこんなに嫌なことを我慢してるのに、アイツは我慢してないなんて許せない」みたいな感情から来てることがほとんどなんです。よくよく話を聞いていくと、そういう言葉が出てきます。でもね、みんな…特にそんな時に槍玉に挙げられる人って、他の人と同じように不幸や不公平があっても、我慢してる人なんですよね。そんな我慢を、他人に見せないようにしてるだけなんです。自分が損してるのに、とか、自分はこんなに我慢してるんだから、とかっていう身勝手な理由で、他人も同じ不幸に引きずり込もうという人たちが、意外とたくさんいます。真剣に生きているあなたが、もしそんな人の槍玉に挙がったとしても、気にしないでください。相談の形をとった、「一緒に不幸になりましょう」みたいな足の引っ張り合いには、乗らないようにしましょう。適度な距離を取って、関わらないようにしませんか？もし、それが家族など、どうしても距離を取れない相手だったら？わざと生活リズムをずらすとか、場合によっては引っ越して一人になるとか、それくらいしても良いと思います。不幸に引っ張る人とは関わらずに、幸せになりましょ