セントラル愛知交響楽団のホルン奏者、八木健史(やぎたけふみ)のブログへようこそ。
明日11月13日は、バレエ「ロミオとジュリエット」のコンサートです!
越智インターナショナルバレエさんの、音楽を担当させていただいてます。
バレエというと、現代だとチャイコフスキーを思い浮かべる人が多いのかなと思いますが、こちらはプロコフィエフ。
音楽的キャラクターは全然違うものの、チャイコと似たドラマチックな音楽に、透明感のある美しい旋律が特徴です。
そして、コミカルでシニカルな表現etc…この音楽の魅力は尽きません。
バレエ公演の時、毎回言ってる気もしますが、
「あ〜、僕が観たい!!」
でも、バレエの伴奏でピットに入るのも、これはこれで、とても楽しくもあるんです
さて、バレエ漬けと言うからには、まだあります。
来週11月19日、セントラル愛知交響楽団の第186回定期演奏会です。
これが、なんと(?)、バレエ音楽にちなんだプログラムなのです。
個人的な推しは二曲。
まずは、ストラヴィンスキーの『カルタ遊び』の紹介を。
こちらは、なんともストラヴィンスキーらしい、金属的で華やかな響きがします。
古典的な印象の構成の中に、新しい時代の息吹とも言うべき「サウンド」が織り込まれているようです。
これを演奏するのが、本当に「超」難しい!ホルン泣かせ
11月19日は、僕の頑張りを見に来てください
もう一曲の推しが、ラヴェルの『マ・メール・ロワ』です。
ラヴェルと言えば、『ボレロ』や『展覧会の絵』など、彼のオーケストレーションが奏でる色彩感は、まさに魔術師のよう!
このマ・メール・ロワでも、その才能は如何なく発揮されます
しらかわホールにピッタリの、美しい音に身体を浸す時間になるのではないでしょうか?
この定期演奏会まで、毎日コンサートかリハーサルをしながら、頑張って駆け抜けますよ!!
お時間がある方は、どうぞ演奏会へ足を運んでください。
それで感想などいただけましたら、本当に報われます。
おっと、明日のために寝なくては!
おやすみなさーい