目眩し【 数字と指数の違い 】
2022年10月の消費者物価指数が発表されました。結構、ニュースでも報じられていたようで経済の悪化状況を知る人が増えればいいなと思うのですが、気になる点があります。それは「 数字と指数 」の持つ意味合いは違うという事。数字 - Wikipediaja.wikipedia.org数を表す記号数字(すうじ、英:numeral)とは数(数値、数量、英:number)を表現するための記号(英:figure,英:digit)および文字(英:character,英:letter)との事です。指数とは - コトバンク日本大百科全書(ニッポニカ) - 指数の用語解説 - ある特定データ系列の変動の把握、同種の複数データ系列間の変化の比較、あるいは多数の要素から構成される一群の対象の動きを総合的に理解することなどを目的に、ある基準値と容易に比較可能なように作成された統計値のこと。どの指数にも基...kotobank.jp指数とはある特定データ系列の変動の把握、同種の複数データ系列間の変化の比較、あるいは多数の要素から構成される一群の対象の動きを総合的に理解する事などを目的にある基準値と容易に比較可能なように作成された統計値との事です。あくまで発表されているのは「 指数 」です。よって、消費者物価指数が高くなった、前月より0.6前年より3.6上がったと言われたら「 ふ〜ん、そんなもんか 」と感じるかもしれません。でも体感としてはもっと上がっているように思える。けど、だからといって買い物のレシートをわざわざ比較して何が幾ら上がったかの確認はしないし、公共料金も使用料を基軸に前月や前年と比べたりはしないと思います。これは日本政府お得意のよく分からない指数などで表現して目眩し、そして実態を把握しつつも対策せず徐々に徐々に悪化させる事で実感値を低くさせ、それぐらいなら仕方ないかと許容させるという、酷い手法を取っていると感じます。なんと言えばいいか、水槽に入れられ少しずつ水位が上がってくる拷問のようなそんな感覚を受けます。この責苦にいつまで耐えられるのか❓少しでも早めに抜け出した方が自身のためだと私は感じます。