二子玉川ライズ内「Ocatte(オカッテ)」で「わじまの海塩」売ってます
日本各地のおいしい食材を集めた店・東京駅ecute内の「ニッコリーナ」に姉妹店ができました。
3月19日に、二子玉川にオープンしたショッピングセンター「二子玉川ライズ」の地下・東急フードショーの中にできた「Ocatte(オカッテ)」です。
毎日の食卓を豊かにするこだわりの品々を集めた、産地や生産者の顔が見える“地域の食”のセレクトショップ、です。
こちらには、座って今日のオススメをワンコインで食べられるイートインスペースもあります。
いろいろな調味料や食材が並んでいます。台所を意味する「お勝手」をかけたショップ名なんですね。
「わじまの海塩」、ありました~。
駅の改札を出たらすぐで、田園都市線の方には、とても便利なスポットになりそうです。
17日まで、山形の「わんぱく農場」の「鶏と卵のはなし」ワークショップをやっているそうですよ。
「Ocatte(オカッテ)」のプロフィール:
住所:東京都世田谷区玉川二丁目21番1号
二子玉川ライズ・ショッピングセンター地下1階
東急フードショー内
電話:03-6805-7111〈代表〉
3月19日に、二子玉川にオープンしたショッピングセンター「二子玉川ライズ」の地下・東急フードショーの中にできた「Ocatte(オカッテ)」です。
毎日の食卓を豊かにするこだわりの品々を集めた、産地や生産者の顔が見える“地域の食”のセレクトショップ、です。
こちらには、座って今日のオススメをワンコインで食べられるイートインスペースもあります。

いろいろな調味料や食材が並んでいます。台所を意味する「お勝手」をかけたショップ名なんですね。

「わじまの海塩」、ありました~。

駅の改札を出たらすぐで、田園都市線の方には、とても便利なスポットになりそうです。
17日まで、山形の「わんぱく農場」の「鶏と卵のはなし」ワークショップをやっているそうですよ。
「Ocatte(オカッテ)」のプロフィール:
住所:東京都世田谷区玉川二丁目21番1号
二子玉川ライズ・ショッピングセンター地下1階
東急フードショー内
電話:03-6805-7111〈代表〉
横浜関内イタリアン酒場「D-track」4月11日オープン
新年度を迎える季節。また、ブログ仲間がお店をオープンしましたよ。
自転車で日本一周の旅をしていた大夢田真治 さんの店です。夢とグルメで人生を楽しめるイタリアン酒場というコンセプトです。
みなとみらい線の馬車道駅から徒歩2分のビルの地下。こちらが入り口。
日本一周したときに出会った食材やお酒を出しているそうです。
こちらが大夢田さん、お盆の上はお通しで、10種類の中から選べます。
こちらは珍しい北海道産・生ホッケのカルパッチョ。まったく生臭くなかったですよ。
ホクホク野菜のバーニャカウダー。ニンジンたっぷりのオリジナルソース。
お酒は、ビールもワインも日本酒も焼酎もリキュールもなんでも揃っていました。
こちらは、焼酎「泥亀」。
この泥亀のプロデューサー さんは、愛媛県・今治の方で、大夢田さんの日本一周の旅の支援者でもあります。
そして、「わじまの海塩」のおむすびと浅漬け。おむすびの上には、生しらす、めんたいこ、野沢菜。
大夢田さんは、日本一周中に、石川県輪島市まで行って、製塩士・中道肇にも会っているんですよ。
デザートに、クッキーを割りながら食べるティラミス。
ひとり分のおつまみの価格帯で、気軽に頼めましたが、しっかりしたお料理でした。
大夢田さんは、この「D-Track」を、夢を持つ人に対して、みんなが自分の得意分野の力を出して応援し合えるような、出会いと交流の場にしていきたいということです。一人一人が自分の夢を書いた「夢台帳」も置いてあります。
「D-Track」と私のW引き寄せパワー(?)で、箱根かれー「心」のオーナーKenji さん、イタリアンレストランの開店準備中の海老原 さん、彼らの加わっている伝説塾を開いている「あったか社長 」さんともお会いすることができました。
「D-Track」のプロフィール:
住所:横浜市中区南仲通3丁目35番地
横浜エクセレント3地下1階E区画
アクセス:みなとみらい線:馬車道駅徒歩2分
JR根岸・横浜線:関内駅徒歩6分
住所:045-263-8149
営業時間:17:00~25:00(L.O.24:00)
定休日:日曜(セミナー、交流会利用はご相談下さい)
自転車で日本一周の旅をしていた大夢田真治 さんの店です。夢とグルメで人生を楽しめるイタリアン酒場というコンセプトです。
みなとみらい線の馬車道駅から徒歩2分のビルの地下。こちらが入り口。

日本一周したときに出会った食材やお酒を出しているそうです。
こちらが大夢田さん、お盆の上はお通しで、10種類の中から選べます。

こちらは珍しい北海道産・生ホッケのカルパッチョ。まったく生臭くなかったですよ。

ホクホク野菜のバーニャカウダー。ニンジンたっぷりのオリジナルソース。

お酒は、ビールもワインも日本酒も焼酎もリキュールもなんでも揃っていました。
こちらは、焼酎「泥亀」。

この泥亀のプロデューサー さんは、愛媛県・今治の方で、大夢田さんの日本一周の旅の支援者でもあります。
そして、「わじまの海塩」のおむすびと浅漬け。おむすびの上には、生しらす、めんたいこ、野沢菜。

大夢田さんは、日本一周中に、石川県輪島市まで行って、製塩士・中道肇にも会っているんですよ。
デザートに、クッキーを割りながら食べるティラミス。

ひとり分のおつまみの価格帯で、気軽に頼めましたが、しっかりしたお料理でした。
大夢田さんは、この「D-Track」を、夢を持つ人に対して、みんなが自分の得意分野の力を出して応援し合えるような、出会いと交流の場にしていきたいということです。一人一人が自分の夢を書いた「夢台帳」も置いてあります。
「D-Track」と私のW引き寄せパワー(?)で、箱根かれー「心」のオーナーKenji さん、イタリアンレストランの開店準備中の海老原 さん、彼らの加わっている伝説塾を開いている「あったか社長 」さんともお会いすることができました。
「D-Track」のプロフィール:
住所:横浜市中区南仲通3丁目35番地
横浜エクセレント3地下1階E区画
アクセス:みなとみらい線:馬車道駅徒歩2分
JR根岸・横浜線:関内駅徒歩6分
住所:045-263-8149
営業時間:17:00~25:00(L.O.24:00)
定休日:日曜(セミナー、交流会利用はご相談下さい)
桜田門見学ツアーとチャリティライブのご案内
神出鬼没(?)に、「いろんなところに行っていますね」と言われている私ですが、4月6日、こんな景色が見えるところに行ってきました。
見えているのは国会議事堂です。
国会議事堂を、真正面から見下ろす位置にある、ここは・・・、桜田門の「警視庁」です。
警視庁? そう、刑事歴35年で、現在は刑事告訴専門の行政書士をしていらっしゃる良ちゃん こと大場良明さんの呼びかけで、警視庁見学ツアーに参加させていただいたのです。
大場さんが所属するNPO法人「無形価値評価・認定センター」の皆様とご一緒に、春休みのお子様達も含めて総勢21人。 広報担当の女性警察官さんに案内していただきました。
警視庁の概要などクイズを交えた映像観賞や、明治7年警視庁設立以来の資料や歴代の制服などの展示室、通信司令センターでの110番の受理状況の見学をして、食堂、売店、カフェも連れていっていただきました。
最初の写真は、カフェの窓から見える景色だったんです。
普通は踏み入ることのできない場所を見学できて、貴重な体験ができました。
そして、NPO法人「無形価値評価・認定センター」のメンバーは、皆様各界でご活躍の方々。
こちらは、そのお一人、声優の佐久間レイさん。
「それいけ!アンパンマン」のバタコさん、「楽しいムーミン一家」のミイ、「ドラえもん(第1期」のミニドラ、 映画・「魔女の宅急便」のジジの声などをしている声優さんです。
お体を壊したことがあり、食事で直したという経験を持つレイさん、お塩や調味料などに、普段から気をつけていらっしゃるそうです。
この佐久間レイさんのチャリティライブが以下のように開催されるとのことです。 弦楽器の優しい調べに載せて、昭和の歌、テレサ・テンや、ビリー・バンバンなどの歌で、身も心もほっこりするライブだそうです。
日時:4月27日(水),28日(木) 18時開場、19時開演
場所:南青山MANDALA
東京都港区南青山3-2-2 MRビル
銀座線外苑前駅徒歩5分
チケット:4500円 1ドリンク付き
URL: http://www8.ocn.ne.jp/~reisan/
申し込み先:reisannoheyadesu@tenor.ocn.ne.jp
お名前、電話番号、日にち、枚数を記入のこと。 ご予約はお早めに。

見えているのは国会議事堂です。
国会議事堂を、真正面から見下ろす位置にある、ここは・・・、桜田門の「警視庁」です。
警視庁? そう、刑事歴35年で、現在は刑事告訴専門の行政書士をしていらっしゃる良ちゃん こと大場良明さんの呼びかけで、警視庁見学ツアーに参加させていただいたのです。

大場さんが所属するNPO法人「無形価値評価・認定センター」の皆様とご一緒に、春休みのお子様達も含めて総勢21人。 広報担当の女性警察官さんに案内していただきました。
警視庁の概要などクイズを交えた映像観賞や、明治7年警視庁設立以来の資料や歴代の制服などの展示室、通信司令センターでの110番の受理状況の見学をして、食堂、売店、カフェも連れていっていただきました。
最初の写真は、カフェの窓から見える景色だったんです。
普通は踏み入ることのできない場所を見学できて、貴重な体験ができました。
そして、NPO法人「無形価値評価・認定センター」のメンバーは、皆様各界でご活躍の方々。
こちらは、そのお一人、声優の佐久間レイさん。

「それいけ!アンパンマン」のバタコさん、「楽しいムーミン一家」のミイ、「ドラえもん(第1期」のミニドラ、 映画・「魔女の宅急便」のジジの声などをしている声優さんです。
お体を壊したことがあり、食事で直したという経験を持つレイさん、お塩や調味料などに、普段から気をつけていらっしゃるそうです。
この佐久間レイさんのチャリティライブが以下のように開催されるとのことです。 弦楽器の優しい調べに載せて、昭和の歌、テレサ・テンや、ビリー・バンバンなどの歌で、身も心もほっこりするライブだそうです。
日時:4月27日(水),28日(木) 18時開場、19時開演
場所:南青山MANDALA
東京都港区南青山3-2-2 MRビル
銀座線外苑前駅徒歩5分
チケット:4500円 1ドリンク付き
URL: http://www8.ocn.ne.jp/~reisan/
申し込み先:reisannoheyadesu@tenor.ocn.ne.jp
お名前、電話番号、日にち、枚数を記入のこと。 ご予約はお早めに。
渋谷・松濤で野菜ソムリエ上原恭子さんのチャリティーイベント
ちょっと前のことになってしまいますが、4月3日。
渋谷・松濤のオーガニックカフェ「パブリック松濤」で、「東北関東大地震チャリティーイベント」がありました。
野菜ソムリエ「ちょりくん」さんこと上原恭子 さんのお料理と、シンガーのセレサさんの歌、ピアニストの矢吹卓さんのピアノ演奏、というイベントです。
上原恭子さんのお料理は、「わじまの海塩」、そして「わじまの水塩」を使ってくださっています。
蓋の部分しか見えていませんが、上原さんのご主人が経営しているワインショップ「萬吉屋」のワインも50本用意されていました。(実はこちらも被災ワイン)
では、お料理。震災の被害をうけた千葉県旭市の関根農園さんの「夢耕房」のトマトがたっぷりありました。
ミニトマトの洋風おひたし。味付けには、「わじまの水塩」だけ使っているそうです。
下の写真の手前は、同じく関根農園さんの高濃度トマト。たしかに濃厚な味です。
奥は、2種類のニンジンを使ったサラダ。ドレッシングにもニンジン。
高知ナス「土佐鷹」のマリネ。
北海道のとら豆の煮込み。
北海道から送ってもらったというラム肉のひき肉を使ったハンバーグ。ほうれん草や水菜など、つくばの野菜ソムリエ農家・市村さんの葉物野菜が添えられています。
こちらは、ピラフではなく、ブルガー小麦の海鮮サラダ。トマトやパプリカやルッコラの花、そして、エビやホタテが入っています。
おいしい野菜たっぷりのヘルシーなお料理でした。私は時間がなかったので、ライブの前に帰ってしまったのが残念でした。
渋谷・松濤といえば・・。このイベントの前に、松濤の野菜市を続けている伊藤淳子 さんにお会いしました。
伊藤淳子さんは、東京都渋谷区の区議会に立候補する準備を進められているようです。
女性起業家支援、地方情報化支援などの活動をなさっていた実積があるので、女性の視点で、住みやすい街づくりが期待できそうですね。
渋谷・松濤のオーガニックカフェ「パブリック松濤」で、「東北関東大地震チャリティーイベント」がありました。
野菜ソムリエ「ちょりくん」さんこと上原恭子 さんのお料理と、シンガーのセレサさんの歌、ピアニストの矢吹卓さんのピアノ演奏、というイベントです。
上原恭子さんのお料理は、「わじまの海塩」、そして「わじまの水塩」を使ってくださっています。

蓋の部分しか見えていませんが、上原さんのご主人が経営しているワインショップ「萬吉屋」のワインも50本用意されていました。(実はこちらも被災ワイン)
では、お料理。震災の被害をうけた千葉県旭市の関根農園さんの「夢耕房」のトマトがたっぷりありました。
ミニトマトの洋風おひたし。味付けには、「わじまの水塩」だけ使っているそうです。

下の写真の手前は、同じく関根農園さんの高濃度トマト。たしかに濃厚な味です。

奥は、2種類のニンジンを使ったサラダ。ドレッシングにもニンジン。
高知ナス「土佐鷹」のマリネ。

北海道のとら豆の煮込み。

北海道から送ってもらったというラム肉のひき肉を使ったハンバーグ。ほうれん草や水菜など、つくばの野菜ソムリエ農家・市村さんの葉物野菜が添えられています。

こちらは、ピラフではなく、ブルガー小麦の海鮮サラダ。トマトやパプリカやルッコラの花、そして、エビやホタテが入っています。

おいしい野菜たっぷりのヘルシーなお料理でした。私は時間がなかったので、ライブの前に帰ってしまったのが残念でした。
渋谷・松濤といえば・・。このイベントの前に、松濤の野菜市を続けている伊藤淳子 さんにお会いしました。
伊藤淳子さんは、東京都渋谷区の区議会に立候補する準備を進められているようです。
女性起業家支援、地方情報化支援などの活動をなさっていた実積があるので、女性の視点で、住みやすい街づくりが期待できそうですね。
目黒川の桜と中目黒の焼き鳥屋「とりまる」
ちょっと難しい内容が続いたので、今日は、新しい「わじまの海塩」使用店様の訪問記です。
場所は中目黒。ちょうど目黒川の桜が満開。
今年は大々的な桜まつりは中止のようですが、ちょうちんかかっていました。
今年はどこも桜祭りが自粛されてしまっていますが、警察にお世話になるようなことにさえならなければ、花を愛で、お酒を飲んで、気持ちをリラックスさせることも必要ですよね。
この目黒川沿いを歩いたところに、焼き鳥屋さん「とりまる」があります。一軒家を改造したんでしょうね。ベランダのきのこがユニーク。
こちらの店のお客さんである「リストランテヒロ・丸ビル」店の大島料理長が、ここにお塩と水塩を持ってきて、大将に紹介してくださったそうなんです。(ありがとうございます)
そして、大将がその場で使って気に入ってくださったということで、ご注文いただきました。
「わじまの海塩」を焼き塩にして、特別メニューの鴨肉やうずら肉に使っているということでした。こちらが鴨のももとロース。
いい塩加減です。
そして、せぎも。
鶏の内股のところの肉だそうですが、柔らかくてジューシー。「せぎも」という部分の肉はお初でした。
しいたけです。
他にもいろいろ食べたのですが、シメは、刻んだ生姜とキュウリと山芋をたっぷりのせたご飯。鶏スープがつきました。さっぱり。
こちらの店は、かなり個性的な大将ですよ。「わじまの水塩」も素材の味の引き出しますね、ということで、これから、わじまの水塩もガンガン使っていきます、ということでした。
焼き鳥好きなら、ぜひ、こちらへ!
「とりまる」のプロフィール:
住所:目黒区青葉台1-22-3
最寄り駅:中目黒駅
電話:03-5721-1737
営業時間:平日18:00~
土日祝17:00~
定休日:月曜日
場所は中目黒。ちょうど目黒川の桜が満開。

今年は大々的な桜まつりは中止のようですが、ちょうちんかかっていました。

今年はどこも桜祭りが自粛されてしまっていますが、警察にお世話になるようなことにさえならなければ、花を愛で、お酒を飲んで、気持ちをリラックスさせることも必要ですよね。
この目黒川沿いを歩いたところに、焼き鳥屋さん「とりまる」があります。一軒家を改造したんでしょうね。ベランダのきのこがユニーク。

こちらの店のお客さんである「リストランテヒロ・丸ビル」店の大島料理長が、ここにお塩と水塩を持ってきて、大将に紹介してくださったそうなんです。(ありがとうございます)
そして、大将がその場で使って気に入ってくださったということで、ご注文いただきました。
「わじまの海塩」を焼き塩にして、特別メニューの鴨肉やうずら肉に使っているということでした。こちらが鴨のももとロース。

いい塩加減です。
そして、せぎも。

鶏の内股のところの肉だそうですが、柔らかくてジューシー。「せぎも」という部分の肉はお初でした。
しいたけです。

他にもいろいろ食べたのですが、シメは、刻んだ生姜とキュウリと山芋をたっぷりのせたご飯。鶏スープがつきました。さっぱり。

こちらの店は、かなり個性的な大将ですよ。「わじまの水塩」も素材の味の引き出しますね、ということで、これから、わじまの水塩もガンガン使っていきます、ということでした。
焼き鳥好きなら、ぜひ、こちらへ!
「とりまる」のプロフィール:
住所:目黒区青葉台1-22-3
最寄り駅:中目黒駅
電話:03-5721-1737
営業時間:平日18:00~
土日祝17:00~
定休日:月曜日
「海塩と岩塩、どちらがおすすめ?」by 『水と塩を変えると病気にならない』
海塩と岩塩、どう違うのかわからないで使っている方、まだまだ多いと思います。
では、「海塩と岩塩、どちらがおすすめ?」の節を引用してご紹介いたします。
----
岩塩は太古の時代の地殻変動によって地中に閉じ込められた海水が、数億年の歳月をかけて結晶化したもので、1997年の塩の専売の廃止にともない、いまでは世界各地の様々な種類の岩塩が輸入され、手軽に入手できるようになっています。
こうした岩塩はこれまで解説してきた岩塩とどう違うのでしょうか?
まず、大前提として理解したいのは、岩塩は島国である日本ではまったく採れない塩、つまり、日本の風土には異質の塩であるということです。
海の塩に豊富なマグネシウム(にがりの主成分)が含まれていなものが多く、ナトリウムが主成分という点ではイオン交換膜を使った「工場の塩」と変わりません。
ナトリウムの過剰摂取が心配ないまの日本人にはあまり向いていない塩と言えるかもしれません。
岩塩が日常的に利用されているヨーロッパの場合、飲用水がミネラルの多い硬水なので、岩塩を摂っているからミネラルバランスが崩れるということになりませんが、すでにお伝えしたように、日本では軟水が中心です。
日々の体調を整えていくには、ミネラルが豊富に含まれた昔ながらの海の塩のほうが適していると言えるでしょう。
----
ドイツ、スイスなど、岩塩の国では、天然の良いミネラルウォーターに恵まれていますよね。
食事のときに、ミネラルウォーターを一緒に摂ることで、食事全体のミネラルバランスをとっているのです。
軟水の国・日本が、塩だけを岩塩にしてしまえば、天然とはいえ、やっぱり塩は体に悪い、といわれることになってしまいます。
お寿司屋さんで、お刺身に、岩塩をガリガリと削ってかけるのは・・・、見た目のおもしろさを追求するファッションであって、本来の栄養やおいしさを追求するものではありませんね。
フランスでは、岩塩よりも海の塩というのが主婦の間でも常識ということ。モンゴルの大量の岩塩とクロアチアの少量の海塩が物々交換されていたということなど、日本でももっと知られてほしいことです。
では、「海塩と岩塩、どちらがおすすめ?」の節を引用してご紹介いたします。
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岩塩は太古の時代の地殻変動によって地中に閉じ込められた海水が、数億年の歳月をかけて結晶化したもので、1997年の塩の専売の廃止にともない、いまでは世界各地の様々な種類の岩塩が輸入され、手軽に入手できるようになっています。
こうした岩塩はこれまで解説してきた岩塩とどう違うのでしょうか?
まず、大前提として理解したいのは、岩塩は島国である日本ではまったく採れない塩、つまり、日本の風土には異質の塩であるということです。
海の塩に豊富なマグネシウム(にがりの主成分)が含まれていなものが多く、ナトリウムが主成分という点ではイオン交換膜を使った「工場の塩」と変わりません。
ナトリウムの過剰摂取が心配ないまの日本人にはあまり向いていない塩と言えるかもしれません。
岩塩が日常的に利用されているヨーロッパの場合、飲用水がミネラルの多い硬水なので、岩塩を摂っているからミネラルバランスが崩れるということになりませんが、すでにお伝えしたように、日本では軟水が中心です。
日々の体調を整えていくには、ミネラルが豊富に含まれた昔ながらの海の塩のほうが適していると言えるでしょう。
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ドイツ、スイスなど、岩塩の国では、天然の良いミネラルウォーターに恵まれていますよね。
食事のときに、ミネラルウォーターを一緒に摂ることで、食事全体のミネラルバランスをとっているのです。
軟水の国・日本が、塩だけを岩塩にしてしまえば、天然とはいえ、やっぱり塩は体に悪い、といわれることになってしまいます。
お寿司屋さんで、お刺身に、岩塩をガリガリと削ってかけるのは・・・、見た目のおもしろさを追求するファッションであって、本来の栄養やおいしさを追求するものではありませんね。
フランスでは、岩塩よりも海の塩というのが主婦の間でも常識ということ。モンゴルの大量の岩塩とクロアチアの少量の海塩が物々交換されていたということなど、日本でももっと知られてほしいことです。
「良い塩」は商品の裏の「製造方法」でチェックしよう by 新谷弘実先生
新谷弘実先生の「水と塩を変えると病気にならない」(マガジンハウス・2011年3月10日発行)の内容をご紹介しています。
新谷弘実先生は、「良い塩」を見分ける参考の一つとなるのは、商品の裏側に表示されている「製造方法」の内容だとおっしゃっています。
食用塩公正取引協議会により、2010年4月より、食用塩の表示に関する規約が実施され、市場に出まわっている塩には、原材料名と工程が記載されるようになりました。
例を上げます。こんなふうに表示されているはずです。
商品A 製造方法
原材料名:海水(◯◯県、◯◯海)
工程:イオン膜、立釜、乾燥
商品B 製造方法
原材料名:天日塩(95% メキシコ)、海水(5% 日本)
工程:溶解、平釜、焼成
商品C 製造方法
原材料名:海水(◯◯県、◯◯海)
工程:天日、平釜
では、「まず家庭の塩をチェックしてみよう」の節から引用します。
----
まずチェックのポイントになるのは工程のほうです。
たとえば、商品Aのように「イオン膜」「立釜」という表示のあるものは、海水から塩化ナトリウムを抽出する「イオン交換膜・立釜法」で作られた塩であることを意味しています。
現代人にとって最も一般的な「塩」かもしれませんが、こうした「工場の塩」を日常的に摂取していれば肝心のミネラルバランスはどんどん崩れてしまいます。
また、商品Bの表示では、「溶解」という文字が確認できるはずです。そう、こちらは外国産の天日塩を溶解させ、にがりを加えて作った再生自然塩であることがわかります。
イオン交換膜で作った塩に比べるとミネラルバランスは改善されていますが、人為的に再生されたものですから本来の海の塩からはまだかけ離れています。
そこで登場するのが商品Cの「天日」「平釜」で作った塩です。
1997年に塩の製造が自由化されて以来、大量生産によって安く入手できる従来の「工場の塩」とは対照的な、手作り感の強い本物志向の塩が数多く作られるようになりました。
現在、大きなスーパーや自然食品店で様々な種類の「良い塩」が販売されていますが、ここで紹介したような製造方法が記載されているものならば、基本的に信頼できる製品と考えていいでしょう。
もちろん、同じ平釜・天日干しの良い塩でも、生産地や製造法によって塩の特徴や味わいは異なってきます。
なお、価格については、少量生産の「平釜・天日干し」が最も割高になります。「イオン膜」が250gで約40円、「溶解」は100円、「平釜・天日干し」は600~1200円くらいが平均価格と考えればいいでしょう。
価格の違いに驚いた人もいるかもしれませんが、厚生労働省がすすめる1日10gを基準にした場合でも1ヶ月の塩の商品は約300g。
外食や間色もあるので家庭で使う分はこれで十分だと思いますが、割高な「平釜・天日干し」の塩でも一人当たりせいぜい1000円強の支出で済みます。
個人の価値判断によりますが、決して法外な金額とは言えません。
私からすれば、1ヶ月50円もかからない安価な塩で自分の健康が本当に守れるのか疑問に感じてしまうわけですが…。
いずれにせよ、こうした基礎知識を頭に入れておくだけでも、塩の選び方はグンとラクになります。
----
塩分は、味噌、醤油、その他食品にも含まれているので単体の塩だけで1日10gを摂るということはほとんどないと思います。
また、家族構成やライフスタイルにもよりますが、毎日、家庭で3食で作って食べるということも現代では稀かもしれません。
そう思うと、塩については、「一人当たりせいぜい1000円強」という金額よりも、もっともっと少ない金額になります。
それであれば、自分や家族のために「良い塩」を使っていきたいものですね。
新谷弘実先生は、「良い塩」を見分ける参考の一つとなるのは、商品の裏側に表示されている「製造方法」の内容だとおっしゃっています。
食用塩公正取引協議会により、2010年4月より、食用塩の表示に関する規約が実施され、市場に出まわっている塩には、原材料名と工程が記載されるようになりました。
例を上げます。こんなふうに表示されているはずです。
商品A 製造方法
原材料名:海水(◯◯県、◯◯海)
工程:イオン膜、立釜、乾燥
商品B 製造方法
原材料名:天日塩(95% メキシコ)、海水(5% 日本)
工程:溶解、平釜、焼成
商品C 製造方法
原材料名:海水(◯◯県、◯◯海)
工程:天日、平釜
では、「まず家庭の塩をチェックしてみよう」の節から引用します。
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まずチェックのポイントになるのは工程のほうです。
たとえば、商品Aのように「イオン膜」「立釜」という表示のあるものは、海水から塩化ナトリウムを抽出する「イオン交換膜・立釜法」で作られた塩であることを意味しています。
現代人にとって最も一般的な「塩」かもしれませんが、こうした「工場の塩」を日常的に摂取していれば肝心のミネラルバランスはどんどん崩れてしまいます。
また、商品Bの表示では、「溶解」という文字が確認できるはずです。そう、こちらは外国産の天日塩を溶解させ、にがりを加えて作った再生自然塩であることがわかります。
イオン交換膜で作った塩に比べるとミネラルバランスは改善されていますが、人為的に再生されたものですから本来の海の塩からはまだかけ離れています。
そこで登場するのが商品Cの「天日」「平釜」で作った塩です。
1997年に塩の製造が自由化されて以来、大量生産によって安く入手できる従来の「工場の塩」とは対照的な、手作り感の強い本物志向の塩が数多く作られるようになりました。
現在、大きなスーパーや自然食品店で様々な種類の「良い塩」が販売されていますが、ここで紹介したような製造方法が記載されているものならば、基本的に信頼できる製品と考えていいでしょう。
もちろん、同じ平釜・天日干しの良い塩でも、生産地や製造法によって塩の特徴や味わいは異なってきます。
なお、価格については、少量生産の「平釜・天日干し」が最も割高になります。「イオン膜」が250gで約40円、「溶解」は100円、「平釜・天日干し」は600~1200円くらいが平均価格と考えればいいでしょう。
価格の違いに驚いた人もいるかもしれませんが、厚生労働省がすすめる1日10gを基準にした場合でも1ヶ月の塩の商品は約300g。
外食や間色もあるので家庭で使う分はこれで十分だと思いますが、割高な「平釜・天日干し」の塩でも一人当たりせいぜい1000円強の支出で済みます。
個人の価値判断によりますが、決して法外な金額とは言えません。
私からすれば、1ヶ月50円もかからない安価な塩で自分の健康が本当に守れるのか疑問に感じてしまうわけですが…。
いずれにせよ、こうした基礎知識を頭に入れておくだけでも、塩の選び方はグンとラクになります。
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塩分は、味噌、醤油、その他食品にも含まれているので単体の塩だけで1日10gを摂るということはほとんどないと思います。
また、家族構成やライフスタイルにもよりますが、毎日、家庭で3食で作って食べるということも現代では稀かもしれません。
そう思うと、塩については、「一人当たりせいぜい1000円強」という金額よりも、もっともっと少ない金額になります。
それであれば、自分や家族のために「良い塩」を使っていきたいものですね。
「製法で塩の違いを見分けよう」by 新谷弘実先生
新谷弘実先生の「水と塩を変えると病気にならない」(マガジンハウス・2011年3月10日発行)の内容をご紹介しています。
今日は、STEP2「ミネラル豊富な『よい塩』に切り替えよう」の中の「製法で塩の違いを見分けよう」を引用して、紹介いたします。
---
●イオン交換膜
塩分だけが通過するイオン膜を使い、海水を濃い塩水に濃縮される方法です。通常、この塩水は密閉された立釜で煮詰め結晶化されます。
しょっぱさの成分(塩化ナトリウム)のみを抽出するため、海水のミネラルは失われてしまいます。市販の多くはこの「イオン交換膜・立釜法」で作られています。
●溶解
輸入した天日塩などを海水で溶解させて濃い塩水(かん水)を作り、平釜や立釜で再結晶させるため「再生自然塩」と呼ばれます。
再結晶の過程で、にがり成分が失われてしまうため、必要に応じて添加してミネラルバランスを整えるのが特徴。
「伯方の塩」「赤穂の天塩」などがこのカテゴリーに含まれます。
●天日・平釜
塩田などに集めた海水を天日で蒸発させることで濃縮し、密閉式ではない開放釜(平釜)で煮詰めて結晶させる、昔から行われてきた製塩法がベースになっています。
1997年に塩の製造が自由化されて以来、個性豊かな「良い塩」が作られるようになりまいた。
手間暇がかかるため大量生産はできませんが、ミネラルバランスには最も優れています。
●日頃の健康管理を考えた場合、「天日・平釜」の塩が一番おすすめです。
----
ということです。
「わじまの海塩」は、フランスのゲランド地方で、夏の太陽熱と風で自然に海水の表面に結晶する塩の作り方を室内で再現した製法です。
清潔な室内で、海水の上からランプで熱を当てて、体温と同程度の40度以下でじっくりと海水を蒸発させ、結晶させています。
「わじまの海塩」のパッケージの裏面には、 「工程: 平釜(ライト照射)」 と書かれています。
今日は、STEP2「ミネラル豊富な『よい塩』に切り替えよう」の中の「製法で塩の違いを見分けよう」を引用して、紹介いたします。
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●イオン交換膜
塩分だけが通過するイオン膜を使い、海水を濃い塩水に濃縮される方法です。通常、この塩水は密閉された立釜で煮詰め結晶化されます。
しょっぱさの成分(塩化ナトリウム)のみを抽出するため、海水のミネラルは失われてしまいます。市販の多くはこの「イオン交換膜・立釜法」で作られています。
●溶解
輸入した天日塩などを海水で溶解させて濃い塩水(かん水)を作り、平釜や立釜で再結晶させるため「再生自然塩」と呼ばれます。
再結晶の過程で、にがり成分が失われてしまうため、必要に応じて添加してミネラルバランスを整えるのが特徴。
「伯方の塩」「赤穂の天塩」などがこのカテゴリーに含まれます。
●天日・平釜
塩田などに集めた海水を天日で蒸発させることで濃縮し、密閉式ではない開放釜(平釜)で煮詰めて結晶させる、昔から行われてきた製塩法がベースになっています。
1997年に塩の製造が自由化されて以来、個性豊かな「良い塩」が作られるようになりまいた。
手間暇がかかるため大量生産はできませんが、ミネラルバランスには最も優れています。
●日頃の健康管理を考えた場合、「天日・平釜」の塩が一番おすすめです。
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ということです。
「わじまの海塩」は、フランスのゲランド地方で、夏の太陽熱と風で自然に海水の表面に結晶する塩の作り方を室内で再現した製法です。
清潔な室内で、海水の上からランプで熱を当てて、体温と同程度の40度以下でじっくりと海水を蒸発させ、結晶させています。
「わじまの海塩」のパッケージの裏面には、 「工程: 平釜(ライト照射)」 と書かれています。
「ミネラル豊富な『よい塩』に切り替えよう」by 新谷弘実先生
新谷弘実先生の「水と塩を変えると病気にならない」(マガジンハウス・2011年3月10日発行)の内容をご紹介しています。
今日は、STEP2「ミネラル豊富な『よい塩』に切り替えよう」から、抜粋して引用いたします。
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1972年からイオン交換膜を用いた製塩法が採用されるようになりました。
このイオン交換膜の特徴は、特殊なイオン膜の槽に海水を通すことで濃度の高い海水を取り出すというもので、これを密閉式の立釜で煮詰めることで「塩」が作り出される仕組みになっています。
この「イオン交換膜・立釜法」が普及するようになったことで製塩の時間は大幅に短縮され、塩の大量生産が可能になったわけですが、残念ながら、致命的と言っていい「欠陥」がありました。
こうした近代的な製塩法では、海水に含まれる豊富なミネラルのうちナトリウム(塩化ナトリウム)しか取り出せないのです。(正確に言えば、ナトリウム以外のミネラルの含有量は1%未満となります)。
ナトリウムは塩のしょっぱさのものになる成分ですが、本来、塩にはもっと複雑で精妙な味わいがあります。
当時はミネラルの重要性の認識がほとんどなかったこともあり、そうした塩本来の味わいより低コストで大量生産することが優先されてしまったのです。
こうしたナトリウムだけを取り出した塩は、本当は塩と呼べるものではありません。
やむを得ない事情もあったとは思いますが、様々なミネラルの中からナトリウムばかりを過剰摂取する状況が続けば、当然、体内のミネラルバランスは崩れていきます。
戦後の日本人はただ食事を続けるだけでミネラルバランスが崩れてしまう、そんな「怖い」生活を続けてきたのです。
当時の塩は専売されていたため、国内で新たに塩を作ることはできません。
そこで、外国から輸入した天日塩ににがり(主成分は塩化マグネシウム)を加えて溶解し、ナトリウムの純度を下げた塩が作られるようになりました。
「再生自然塩」などと呼ばれ、イオン交換膜で作られる塩に比べればミネラルバランスは良くなりますが、人工的に整えたものですから十分とは言えません。
こうした再生自然塩の登場を経て、昔ながらの塩が復活したのは、1997年、塩の専売が廃止され、国内での塩の製造が自由化されて以降のことです。
以降、15年近くの年月が過ぎ、こうした塩も徐々に認知されるようになりましたが、いまだ市場の7~8割はイオン交換膜を使った「工場の塩」で占められているといいます。
市販のスナック類の味付けに用いられている塩も、安価で大量生産ができる「工場の塩」の場合がほとんどでしょう。
私に言わせれば、ナトリウムばかりの塩は、摂れば摂るほどに体に負担がかかる塩にほかなりません。
こうした「工場の塩」をミネラルバランスに優れた「良い塩」に切り替えていくことが大きな課題と言えるのです。
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わじまの海塩」は、ナトリウムとマグネシウムのミネラルバランスが、人間の血液とほぼ同じです。
カルシウムとマグネシウムのミネラルバランスが、厚生省第5次改定の「日本人の栄養所要量」で理想的とされている2:1の比率です。これは沖縄や北海道の長寿村 の湧水とも合致する比率です。
清潔な室内で、釜炊きせず、海水の上から熱を当て、体温と同程度の低温で結晶させているため、ミネラルがイオンの状態にすぐ戻ります。
今日は、STEP2「ミネラル豊富な『よい塩』に切り替えよう」から、抜粋して引用いたします。
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1972年からイオン交換膜を用いた製塩法が採用されるようになりました。
このイオン交換膜の特徴は、特殊なイオン膜の槽に海水を通すことで濃度の高い海水を取り出すというもので、これを密閉式の立釜で煮詰めることで「塩」が作り出される仕組みになっています。
この「イオン交換膜・立釜法」が普及するようになったことで製塩の時間は大幅に短縮され、塩の大量生産が可能になったわけですが、残念ながら、致命的と言っていい「欠陥」がありました。
こうした近代的な製塩法では、海水に含まれる豊富なミネラルのうちナトリウム(塩化ナトリウム)しか取り出せないのです。(正確に言えば、ナトリウム以外のミネラルの含有量は1%未満となります)。
ナトリウムは塩のしょっぱさのものになる成分ですが、本来、塩にはもっと複雑で精妙な味わいがあります。
当時はミネラルの重要性の認識がほとんどなかったこともあり、そうした塩本来の味わいより低コストで大量生産することが優先されてしまったのです。
こうしたナトリウムだけを取り出した塩は、本当は塩と呼べるものではありません。
やむを得ない事情もあったとは思いますが、様々なミネラルの中からナトリウムばかりを過剰摂取する状況が続けば、当然、体内のミネラルバランスは崩れていきます。
戦後の日本人はただ食事を続けるだけでミネラルバランスが崩れてしまう、そんな「怖い」生活を続けてきたのです。
当時の塩は専売されていたため、国内で新たに塩を作ることはできません。
そこで、外国から輸入した天日塩ににがり(主成分は塩化マグネシウム)を加えて溶解し、ナトリウムの純度を下げた塩が作られるようになりました。
「再生自然塩」などと呼ばれ、イオン交換膜で作られる塩に比べればミネラルバランスは良くなりますが、人工的に整えたものですから十分とは言えません。
こうした再生自然塩の登場を経て、昔ながらの塩が復活したのは、1997年、塩の専売が廃止され、国内での塩の製造が自由化されて以降のことです。
以降、15年近くの年月が過ぎ、こうした塩も徐々に認知されるようになりましたが、いまだ市場の7~8割はイオン交換膜を使った「工場の塩」で占められているといいます。
市販のスナック類の味付けに用いられている塩も、安価で大量生産ができる「工場の塩」の場合がほとんどでしょう。
私に言わせれば、ナトリウムばかりの塩は、摂れば摂るほどに体に負担がかかる塩にほかなりません。
こうした「工場の塩」をミネラルバランスに優れた「良い塩」に切り替えていくことが大きな課題と言えるのです。
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わじまの海塩」は、ナトリウムとマグネシウムのミネラルバランスが、人間の血液とほぼ同じです。
カルシウムとマグネシウムのミネラルバランスが、厚生省第5次改定の「日本人の栄養所要量」で理想的とされている2:1の比率です。これは沖縄や北海道の長寿村 の湧水とも合致する比率です。
清潔な室内で、釜炊きせず、海水の上から熱を当て、体温と同程度の低温で結晶させているため、ミネラルがイオンの状態にすぐ戻ります。
カルシウムとマグネシウムの比率が2対1…ミネラルバランスの目安
新谷弘実先生の「水と塩を変えると病気にならない」(マガジンハウス・2011年3月10日発行)の内容をご紹介しています。
昨日は、「ミネラルバランスが大事なのはなぜ? 」を紹介しましたが、今日は、水についての章に、ミネラルバランスのことが書かれていましたので、そちらを抜粋して引用いたします。
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いまの日本人は慢性的なミネラル欠乏症に陥っていますから、少々飲みにくくても硬水のほうがいいと考える人もいるかもしれません。しかし、必ずしもそうとは言えないのです。
ミネラルの摂取で大事なのは量ではなく、カルシウムとマグネシウムのバランスだからです。
つまり、いくら硬度が高くてもカルシウムの含有量ばかりが多いと、体内のミネラルバランスが崩れてしまい、様々な体調不良を引き起こす原因となります。
一般的に目安として考えられるのは、「カルシウム:マグネシウム=2:1」という割合です。
硬水のなかにはカルシウムの比率が突出しているものも少なくないので、飲み過ぎに注意したほうがいいでしょう。
こうした現状を踏まえると、比較的ミネラルバランスが安定した日本の水(軟水)を一日の水分補給の基本にしつつ、自分の体質や体調と相談しながらヨーロッパの水(硬水)を取り入れるのがベターと言えます。
ここでお伝えしたミネラルバランスの問題については、日々のコンディションを整えるうえでとても大事な問題です。
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上記については、水の話題でしたが、ミネラルバランスについては、塩でも同様のことがいえると思います。
塩については、マグネシウムがほとんど含まれないもの、あるいは、水と逆で、マグネシウムが含まれている場合にはカルシウムよりマグネシウムの比率が高いものが多いんです。
「わじまの海塩」は、カルシウムとマグネシウムの比率が2:1。
北海道や沖縄の長寿村の湧き水も同様の比率だと報告されています。
この点については、「わじまの海塩」は、世界最高峰の塩といわれるフランスのゲランドのフルール・ド・セルよりもまさっています。
昨日は、「ミネラルバランスが大事なのはなぜ? 」を紹介しましたが、今日は、水についての章に、ミネラルバランスのことが書かれていましたので、そちらを抜粋して引用いたします。
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いまの日本人は慢性的なミネラル欠乏症に陥っていますから、少々飲みにくくても硬水のほうがいいと考える人もいるかもしれません。しかし、必ずしもそうとは言えないのです。
ミネラルの摂取で大事なのは量ではなく、カルシウムとマグネシウムのバランスだからです。
つまり、いくら硬度が高くてもカルシウムの含有量ばかりが多いと、体内のミネラルバランスが崩れてしまい、様々な体調不良を引き起こす原因となります。
一般的に目安として考えられるのは、「カルシウム:マグネシウム=2:1」という割合です。
硬水のなかにはカルシウムの比率が突出しているものも少なくないので、飲み過ぎに注意したほうがいいでしょう。
こうした現状を踏まえると、比較的ミネラルバランスが安定した日本の水(軟水)を一日の水分補給の基本にしつつ、自分の体質や体調と相談しながらヨーロッパの水(硬水)を取り入れるのがベターと言えます。
ここでお伝えしたミネラルバランスの問題については、日々のコンディションを整えるうえでとても大事な問題です。
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上記については、水の話題でしたが、ミネラルバランスについては、塩でも同様のことがいえると思います。
塩については、マグネシウムがほとんど含まれないもの、あるいは、水と逆で、マグネシウムが含まれている場合にはカルシウムよりマグネシウムの比率が高いものが多いんです。
「わじまの海塩」は、カルシウムとマグネシウムの比率が2:1。
北海道や沖縄の長寿村の湧き水も同様の比率だと報告されています。
この点については、「わじまの海塩」は、世界最高峰の塩といわれるフランスのゲランドのフルール・ド・セルよりもまさっています。