「製法で塩の違いを見分けよう」by 新谷弘実先生
新谷弘実先生の「水と塩を変えると病気にならない」(マガジンハウス・2011年3月10日発行)の内容をご紹介しています。
今日は、STEP2「ミネラル豊富な『よい塩』に切り替えよう」の中の「製法で塩の違いを見分けよう」を引用して、紹介いたします。
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●イオン交換膜
塩分だけが通過するイオン膜を使い、海水を濃い塩水に濃縮される方法です。通常、この塩水は密閉された立釜で煮詰め結晶化されます。
しょっぱさの成分(塩化ナトリウム)のみを抽出するため、海水のミネラルは失われてしまいます。市販の多くはこの「イオン交換膜・立釜法」で作られています。
●溶解
輸入した天日塩などを海水で溶解させて濃い塩水(かん水)を作り、平釜や立釜で再結晶させるため「再生自然塩」と呼ばれます。
再結晶の過程で、にがり成分が失われてしまうため、必要に応じて添加してミネラルバランスを整えるのが特徴。
「伯方の塩」「赤穂の天塩」などがこのカテゴリーに含まれます。
●天日・平釜
塩田などに集めた海水を天日で蒸発させることで濃縮し、密閉式ではない開放釜(平釜)で煮詰めて結晶させる、昔から行われてきた製塩法がベースになっています。
1997年に塩の製造が自由化されて以来、個性豊かな「良い塩」が作られるようになりまいた。
手間暇がかかるため大量生産はできませんが、ミネラルバランスには最も優れています。
●日頃の健康管理を考えた場合、「天日・平釜」の塩が一番おすすめです。
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ということです。
「わじまの海塩」は、フランスのゲランド地方で、夏の太陽熱と風で自然に海水の表面に結晶する塩の作り方を室内で再現した製法です。
清潔な室内で、海水の上からランプで熱を当てて、体温と同程度の40度以下でじっくりと海水を蒸発させ、結晶させています。
「わじまの海塩」のパッケージの裏面には、 「工程: 平釜(ライト照射)」 と書かれています。
今日は、STEP2「ミネラル豊富な『よい塩』に切り替えよう」の中の「製法で塩の違いを見分けよう」を引用して、紹介いたします。
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●イオン交換膜
塩分だけが通過するイオン膜を使い、海水を濃い塩水に濃縮される方法です。通常、この塩水は密閉された立釜で煮詰め結晶化されます。
しょっぱさの成分(塩化ナトリウム)のみを抽出するため、海水のミネラルは失われてしまいます。市販の多くはこの「イオン交換膜・立釜法」で作られています。
●溶解
輸入した天日塩などを海水で溶解させて濃い塩水(かん水)を作り、平釜や立釜で再結晶させるため「再生自然塩」と呼ばれます。
再結晶の過程で、にがり成分が失われてしまうため、必要に応じて添加してミネラルバランスを整えるのが特徴。
「伯方の塩」「赤穂の天塩」などがこのカテゴリーに含まれます。
●天日・平釜
塩田などに集めた海水を天日で蒸発させることで濃縮し、密閉式ではない開放釜(平釜)で煮詰めて結晶させる、昔から行われてきた製塩法がベースになっています。
1997年に塩の製造が自由化されて以来、個性豊かな「良い塩」が作られるようになりまいた。
手間暇がかかるため大量生産はできませんが、ミネラルバランスには最も優れています。
●日頃の健康管理を考えた場合、「天日・平釜」の塩が一番おすすめです。
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ということです。
「わじまの海塩」は、フランスのゲランド地方で、夏の太陽熱と風で自然に海水の表面に結晶する塩の作り方を室内で再現した製法です。
清潔な室内で、海水の上からランプで熱を当てて、体温と同程度の40度以下でじっくりと海水を蒸発させ、結晶させています。
「わじまの海塩」のパッケージの裏面には、 「工程: 平釜(ライト照射)」 と書かれています。