今回ご紹介いたしますのは、2023年に大流行したPineapple on pizza(パイナップルオンピザ)と言うゲームを今更プレイし、その内容に困惑する周央サンゴさんの動画です。

このゲームは、スペインのインディースタジオ「Majorariatto」が手がけ、2023年3月29日からSteamで無料配信されています。Majorariattoは3人のメンバーで構成され、実験的で挑戦的な作品を多くリリースしており、本作もその一つです。


ゲームの舞台は平和な南の島で、プレイヤーは島民たちの様子を観察しながら島を散策します。島はお祭りのような雰囲気で、島民たちがグループを作り、思い思いのダンスを踊っています。

謎の石碑があり、火山が噴火した際、島民たちはダンスの力で火山を沈めたとされています。島の中央には火山があり、プレイヤーが噴火口に入ると何かが起こるようです。
 

 



このゲームは、パイナップルが乗ったピザの賛否論をテーマにしています。パイナップルピザは、長年にわたり世界中で論争を巻き起こしてきました。

日本では、広く市民権を得ているとは言い難いものの、そこまで嫌悪感を感じる人はいない様子です。


しかし、ピザ誕生の地であるイタリアでは、パイナップルピザは邪道として忌み嫌われています。イタリア以外でも、パイナップルピザを苦手とする人は世界中にいるようです。

「Pineapple on pizza」は作者の強い思想を反映した作品であり、「ピザにパイナップルを乗せる」と言う事がどれだけ残酷な行為かを啓蒙する内容となっています。





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周央サンゴさんは、「Pineapple on pizza」を初めてプレイする際、他の人の配信を一切見ておらず、ゲームの内容についてもまったく知らない状態でした。

普段、サンゴさんは流行りに乗る事はないのですが、にじさんじの先輩であるジョー・力一さんからこのゲームをやったほうがいいと勧められ、実況配信をすることに決めたそうです。


ゲームを始めて間もなく、サンゴさんはこのゲームが配信者を試すものである事を感じ取ります。島の平和な様子を眺めてうろつくだけのゲームであるため、実況の面白さは配信者のトーク能力によって左右されます。

サンゴさんは「この感じは罠だ」と語り、島民の様子を見て配信者が様々なリアクションを取ることで、視聴者を楽しませる事になるのだと予想します。

 



海の中には入る事が出来ない仕様になっています。サンゴさんは「出た、閉鎖空間ね」とコメントし、「こういうところで事件が起こると大変なんだから」と、今後の展開の核心に迫るような発言をします。

サンゴさんは、このゲームの配信が、にじさんじ内で大流行していた理由について、先にプレイした人が絶賛することで他の人を罠にかけ、その被害者が罠にかける側に回り、被害が広がっていったと考えています。


サンゴさんは「ようやくわかりましたよ、にじさんじと言うVtuber事務所と、それを取り巻くリスナーさんたちの考えていることがね!」と怒りを表現します。

大人数の男女混合グループで楽しくダンスを踊る島民たちを見たときは、「ここで人間関係のいざこざが起きたら大変、にじさんじと言う事務所を表している可能性すらある。みんなが仲良くにじさんじという島で遊べていることが良いと言う事」と述べています。





サンゴさんはベンチに座る老夫婦を見かけ、ゲームの実績が解除されたことに気づきました。これにより、ゲームにはポケモンスナップのような要素があるのではないかと予想します。

ポケモンスナップはカメラマンの少年が野生のポケモンのベストショットを狙うゲームです。


Pineapple on pizzaは特定のものに近づくと実績が解除されるため、似たような要素があると言えばあります。

その後、サンゴさんは赤ちゃんを抱いた母親や石碑を発見し、石碑を見たことで火山に何かがあると予想し、火山に向かって歩き始めます。サンゴさんはこの光景を映画「ウィッカーマン」で見たと言います。
 

 



「ウィッカーマン」(The Wicker Man)は原始的宗教が生き残る島を描いたホラー映画で、外からやってきたキリスト教徒の警官が異教徒に迫害されるさまを描いています。

映画の中で、行方不明の少女が人身御供として殺されたか、あるいはこれから殺されるのではと疑念を抱いた主人公が、祭の行進に紛れ込み、町外れの海辺の丘に立つ巨大な「ウィッカーマン」の像へと向かうシーンがあります。


火山の噴火口にたどり着いたサンゴさんは、中に飛び込んで主人公が自害する可能性があると予想し、その前にまだ見ていない場所を探検し始めます。

サンゴさんは、この配信をする前に他のメンバーがどれくらいの時間配信していたかを調べましたが、最長で4時間(樋口楓さん)、最短で1時間でした。サンゴさんはこのゲームを4時間もやることがあるかと疑問に思っています。





サンゴさんは、ゲーム内で主人公が火山に入り島を守る展開になることを予想し、その展開に映画「それいけ!アンパンマン ゴミラの星」との類似性を感じました。

この映画は、ゴミや廃棄物をテーマにした作品で、アンパンマンと仲間たちがゴミで汚染されたヤーダ星を救うために奮闘するストーリーが描かれています。


アンパンマンたちは、ゴミを食べる怪獣ゴミラを連れてヤーダ星へ向かいますが、ヤーダ星では、ばいきんまんたちと巨大ロボット「ダストデーモン」が待ち伏せしていました。

物語の終盤で、地球に落下しそうになったヤーダ星を止めるために、ゴミラが自ら火山に飛び込む姿は、やなせたかし氏の自己犠牲の精神を反映しているものと言えます。





火山に入り、溶岩が溢れる光景を温泉のようだと喜んでいたサンゴさんですが、溶岩がふもとの森まで達し、木が燃えている様子を目にして「まずいまずい」と慌て始めます。

エンディングで、島全体を上から眺める視点に切り替わり、ようやく作者の意図が明らかになります。コメント欄では火山噴火後のBGMに合わせて「ヘイ!ヘイ!」と盛り上がっています。


しばらく呆然とした後、サンゴさんはやはりこのゲームで1時間もプレイすることがないと言い、長時間の配信をしていたのは他の人を罠にかけるためだと怒りをあらわにします。

真実を伝えるために配信を短く切り上げようとしますが、コメント欄で脱出ルートがあるとの情報が寄せられ、サンゴさんは再びプレイを開始します。結局サンゴさんは1時間以上プレイし続け、完全に罠にはまってしまったようです。