競技科学と呼ばれるものがあまり盛んではなく、知名度も低いようなので、簡単に科学オリンピックの紹介記事を作っておこうかと思います!!今回はその第7弾です!!
国内試験: 科学地理オリンピック日本選手権
略称はJGeO、地理オリ、地オリ。参加資格は4月以降大学に入ってない19歳未満のもの。(俺、19歳なっちまったよ……。)
試験は、第一次選抜、第二次選抜、第三次選抜に分かれる。
第一次選抜は各地でマルチメディアテストを行う。問題数は50問で各1分。四択である。40問目までは日本語、それ以降は英語である。紙辞書の持ち込みは可である。
第二次選抜には、1次で上位120名ほどが進める。ボーダーは75~80%あたりか。試験は記述式で解答時間は120分。問題の2割は英語での出題である。こちらも紙辞書の持ち込み可能。
成績上位から順に約10名が金メダル、約20名が銀メダル、約30名が銅メダルを貰える。
金メダル受賞者のうち高二以下については第三次選抜に進める。試験はフィールドワークエクササイズと呼ばれるものである。フィールドワークに基づく作図や筆記問題が出される。ここでも2割が英語出題で紙辞書が使える。
1次~3次の成績を総合して日本代表が4名選ばれる。
国際大会: 国際地理オリンピック
略称はIGeO、IGEO、iGeo(iGeoが正式らしい)。
マルチメディアテスト、記述式テスト、フィールドワークエクササイズからなる。全て英語で出題、英語で解答である。紙辞書は持ち込み可能で、一部の専門用語に限り引率者の翻訳を得られる。
マルチメディアテストは40問で各1分~2分。4択である。
記述式テストは6トピックからなり各トピック
20分~25分になるよう作成される。
フィールドワークエクササイズはいくつかのパートがある。(北京大会では3つのタスクに分かれていた。)
大会中、ポスター発表もあり4チームはポスター賞を得られる。
次回は遂にマイナーオリンピック!!
日本人も参加できる3大会のいずれかを紹介したいと思います。(→脳科学オリンピック)