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林山キネマと家族の漫画ブログです。

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今日は体調がちょっとすぐれなくて

のせる漫画が作れませんでした。
 

 

代わりと言っては何ですが、

書評のような最近の『気づき』の

ようなことを書こうと思います。

 

ちょっとネタバレになっている部分も

あります。ご了承ください。

 

「まんが道」と そこからの「アオイホノオ」

 

最終回まで読み切った漫画ある?

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去年の年末の記事のなかに

 

藤子不二雄 先生の
「まんが道」という漫画について書きました。


(私の持っているコミック…ちょっと古い)
 
ドラえもんや忍者ハットリくんで知られる
お二人の自伝のような漫画で、
基本は執筆された藤子不二雄Ⓐ
の目線で話が描かれています。
 
内容は一応、登場人物の名前は
主人公「漫画 道雄(まんがみちお)」と
才野 茂(さいがしげる)」という
名前になっています。
 
絵を描くのが好きな二人の学生が出会い
マンガ家への道を目指す内容です。
 
もちろん二人の性格は違います。
安孫子先生がモデルの漫画のほうが
藤本先生モデルの才野より女の子が好きで、
時々卑怯で、黒い部分があります。
 
才野の真面目で純粋な所に
ハッとしているようなシーンもあり
そういった部分を赤裸々に描くあたりが
面白く感じます。
これを読んで藤本先生はどう思ったのでしょう。
 
新聞の投稿に始まり、漫画が掲載されて
地味に経験を重ね東京への上京する
ふたりのエピソードがたくさん描かれています。
 
 
ちなみに、あの有名な「トキワ壮」
入居できるようになったのは
コミック全23巻のなかで
16巻に入ってから…かなり後半です。
 
 
 
この本はもう何年か前に手に入れて
読んだ後、押し入れに入れてありました。
 
そして久し振りに手にするとき
 
どんなシーンが一番印象に残っていたか…
 
 
ここから先はネタバレになりますが
 
一番印象深かったのは
ペンネームを変えるきっかけともなった
大量に原稿を落としてしまうエピソード…
そして、
漫画を応援してくれていた女の子の不幸。
 
読み返してみると
嬉しいシーンがたくさんあったのに
私の中に残っていたのは
こういった辛かったリ悲しかったりする
シーンばかりでした。
 
ブログにしても漫画を描くにしても
人に打ち明けたくなることってだいたい
「嬉しいこと」もありますが、
特に多いのは「くやしいこと」
納得いかない「不平不満」が多いでしょう。

 

 

そして、一番、人に言いたくないことは

「恥ずかしいこと」ではないでしょうか?
 
 
漫画を描く人にとって
『ペンネームを変える必要があるくらい
原稿を落として迷惑をかけた状況』、
こんな恥ずかしいことってないと思います。
 
当然、書きたくもないでしょう。
でもそれを赤裸々に描くから面白い。

逆に言うと、
どんな自慢や愚痴よりも
見られたくない恥ずかしい部分ほど
みんなが読みたいのではないか?
面白いのではないか?と。
 
恥ずかしいことをさらけ出して
はじめて面白いものが書ける
んじゃないのかな?と
最近、そう思うようになりました。
 
 
隠したくなることとと引き換えに
面白いを提供しているのか、と。

 

 

 

 
「まんが道」のなかには

時々雪のシーンが出てきて

それがとてもきれいに描かれています。

 

 

私はどちらかというとⒶ先生の作品より

Ⓕ先生の作品のが好きなものが多くて

繊細なタッチとかが好きなんですけど…

 

それでも、この、数々の雪のシーンは

胸に響くものがあります。

Ⓐ先生ご自身も雪が好きだと

仰っていたことがありますが

やはり好きなものを心を込めて書く

というのも、また「良いな」と思います。

 

 

絵を描くときは「好きだ」「好きだ」と

念を込めて書くと、

やっぱりそれは伝わると思います。

 

 

まんが道の一番の良いところは

愚痴っぽさがないところです。

 

自伝というと多くの人はついつい

悔しい体験や、苦労話や自慢を中心に

書きたくなってしまうでしょう。

 

でも、人を責めることなく

自分に反省を促していることが多いです。

悔しい気持ちはバネにもなるけど

「人に見せるものはこうですよ」と

そんな風に教えられる気がしました。

 

この『まんが道』のコミックは昭和に発行されて

またいつかどこかで続くかのような

不思議な終わり方です。

ほんとうは続きを書けたら

書く予定だったのかもしれませんね。

 

 

平成に入ってからの

「まんが家 自伝漫画」のひとつ

『アオイホノオ』島本和彦先生作

 

(今手元で写真撮れたのはこの二冊)

セオリー通りに恥ずかしいシーンがたくさん。

 

免許の試験に3回も…

うわぁ~これは恥ずかしいッ。

私だったらこんなこと人に言えない!

 

「アオイホノオ」もかなり面白いです。

 

 

最後に…

『まんが道』には度々

手塚治虫先生が登場します。

 

二人が神様のように尊敬するには

それなりの理由があるんだなぁと

そういうのが分かります。

 

私は同じことをして頂いたら

やっぱり「私にとっての神様だ」って

きっと思うでしょうね。

 

 

近年では

『ブラックジャック誕生秘話』のような…

作家周りの実話が漫画になることが

多くて読むと面白いんですが…

 

 

あれはあれでダメじゃないけど

まず『ブラックジャック』を読んだあとで、

もう一歩踏み込んだものかなと思います。

 

 

明日からまた、長編漫画を始める予定です。

 

ではでは。

 

星ドラマ見てないんですよねー。

星チンプイちゃんかわいい。

 

星キテレツ大百科も好きです。

アニメのキテレツの良いところは

ジャイアン的いじめがないのと、

コロスケが一人っ子のキテレツの弟

みたいな存在になって微笑ましいところにっこり

 

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