舟木昭太郎の日々つれづれ -91ページ目

具志堅ジムの江藤3兄弟と亀田3兄弟の驚く酷似点…

 9日は後楽園飯店で白井・具志堅ジムの新年会&激励会があった。夜の外出は極力避けているいるが、命の恩人具志堅会長とあれば、別だ。3年ほど病気のため欠席していたために、顔馴染みの方からは「痩せたね」とか「元気ですか?」とか次々に声をかけられた。わずか3年なのに私を気遣ってくれた人がここにもいたことは、嬉しかった。人と人との出逢いを大切にしたい…つくづくそう思うのだ。
 

 残念だったことは、お世話になった陣内勝洋さんの顔が見当たらないので、知人に訊ねたら「暮れに亡くなったよ、膵臓癌で」という答えで驚いた。陣内さんは具志堅会長が全幅の信頼を寄せる人であり、ジムの強い支援者だった。かくいう私も具志堅会長のご紹介で、お付き合いさせて頂いた。10年続いた「舟木杯ゴルフコンペ」にも欠かさず出席してもらい、多額の協賛金を提供してくれたり、時にオークションでも高い値をつけサイン入りグローブなどを買ってくれた。だからこそ10年間もコンペが続けられた。平成14年にアッパーを設立したときは、電話10台を寄付してくれ、設備工事も無償でやってくれた。後日会社の方へお礼の電話すると「出世払いでいいよ、がんばってよ」と激励してくれた。葬式に出たかったのに…ご冥福をお祈りします。ありがとうございました。
 

 さて、新年会。司会は俳優岡崎二郎さん。軽妙でユーモラスでパーティーを盛り上げる。冒頭挨拶に立った具志堅会長は「正直いって、選手を育てることがこんなに難しいこととは思わなかった…」と世界王者を産み出せない本音を吐露。今年こそはの意気込みを力説した。そのあと日本、東洋タイトルを控える嘉陽、金田選手の紹介があり後援会の支援を願った。ジム創設して14年、カンムリワシ二世の誕生をファンは待っている。
 

 次々に所属選手が紹介され、江藤3兄弟が紹介された。亀田3兄弟の向こうを張るイケメン。名前がまた嘘じゃないか、と疑うほど酷似していて思わず唸る。亀田兄弟―長男・興毅(コウキ)、次男・大毅(ダイキ)、三男・和毅(カズキ)。一方、江藤3兄弟―長男・光喜(コウキ)、次男・大喜(タイキ)3男・慎悟(シンゴ)。(写真あり)
 不思議でしょう、長男&次男の名前。クラスもほぼ同じ。こりゃ、将来3対3マッチでもやるしかない。盛り上がるぞ~。それでなくとも、亀田の父・史郎氏と具志堅会長の因縁浅からぬものがあるからして。因みに江藤兄弟の長男・次男は双子。戦績は光喜2勝(1KO)、大喜6勝(4KO)1敗、慎悟3勝(2KO)立派なもんだ。
 亀田3兄弟も、江藤3兄弟もお互い切磋琢磨して、ボクシング界のために励んでもらいたい。

 


舟木昭太郎の日々つれづれ

左より長男・光喜、次男・大喜、3男・慎悟の江藤3兄弟。
左端、具志堅会長が3人を紹介する。


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ニューオオタニ17階での食事&夜景 添野道場の40周年興行に感慨無量

 先週金曜日はホテルニューオータニの本館17階レストランでアオバ企画高橋専務主催の新年宴会。デザイン会社Zapp!の白金社長夫妻、社員に混じって私も招待を受けた。女性が9人、男性が4人と、さながらハーレム。まあ、若い女性に囲まれて、且つ回転するレストランの夜景を眺めながら、食事とワインのひと夜。これほど幸せな事はない。当然痛飲した。
 赤坂の夜景は新宿や池袋のゴージャスな趣とは一味違って、大人の雰囲気―たまには、夫婦で出かけるのもいいのでは。因みにバイキング方式の料理の味も及第点で、ここは御勧め。
 高橋専務、ご馳走さんでした。

 

 15日(日)は後楽園ホールで添野道場40周年記念大会。士道館添野義二館長から招待状が届き喜んで見に行きました。添野館長とは極真空手に在籍していた頃からのお付き合いだ。共に長い道程を歩んで来た、謂わば戦友である。
 NET(現テレビ朝日)が民放3番目でキックボクシング放送に参戦した時、大山館長(当時)率いる極真会(当時)が、極真ジムとして加わった。そして抜擢されたのが極真の龍虎と謳われた山崎照朝と添野義二だった。S44年4月、大田区体育館で旗挙げ戦が行われた。このNET「ワールドキックボクシング」は1年も持たずで打ち切られたが、思えば私も山田ジムからデビューするはずで、ポスターまで出来上がっていた。私にとっては幸いなことに出場予定の試合が、テレビ局の突然の放映打ち切りでリングに上がらずに済んだ。
 添野館長は私の名前が載った、そのポスターを大事に道場に飾っているわけで、私にとっては実に恥ずかしい。

 
 添野氏はやがて極真と決別、添野道場を設立。空手ばかりかキック界にも進出。多くのチャンピオンを輩出した。その後、世界空手道連盟士道館も組織して、現在に到っている。
 故梶原一騎先生が最も信頼した人物で、極真空手と格闘技の裏面を知っている人は添野館長をおいて他にいない。事件の節々に添野館長の名前が出てくるために、何故かダーティーなイメージが付きまとう。本人の名誉のために言っとくが、実際はそうではない。実に繊細で、正義感に燃えた男なのである。
 道場はご子息に任せ、いまは伊豆に住んでいる。時に伺って格闘技の裏話に時間の経つのも忘れる。一道場生から40年来のお付き合い…大山総裁亡きあと、公私共に私がお付き合いする方である。(黒崎先生は別)有難いことだ。
 40周年本当におめでとうございます。益々お元気で、格闘技界のために頑張ってください。

 
 当日試合も盛り上がり大盛況だった。会場では故梶原先生の篤子夫人とも会えたし、何よりもウクリット・サラサス氏(タイ人)と会って昔話ができたことは、法外な喜び。
 ウクリット氏は添野義二のキックデビュー、カンナンパイ戦のレフェリーを務めている。同氏は今は国際式のレフェりーとして活躍するが、同氏とも40年…思い出は尽きない。

ああ、人生万歳!


舟木昭太郎の日々つれづれ

ウクリット・サラサス氏(左)と、会場で。
同氏は添野義二のキックデビュー戦のレフェリーを務めた人でもある・・・。


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下町森下の「山利き」に行ってきました 伝説の「煮込み」は評判通りの味でした

 7日は下町の江東区森下まで、かつて日本スポーツ出版社で先輩役員だった加賀屋さんと、グルメの散歩に出た。
 目指すは「山利き」。煮込みが評判の店だ。以前から行きたいと思った店で、一度は自分の舌で確かめてみたかった。それで加賀屋さんをお誘いしたわけだが、同氏も即座に賛成してくれた。私の何十倍も味にはうるさい先輩は、グルメ散歩の力強い味方である。
 
 土曜日の薄暮、まだ4時を過ぎたばかりというのに、はや店内はいっぱいで、我々は辛うじて立ち席で飲むことができた。
 勿論、最初にオーダーしたのは「煮込み」で、飲み物は先輩が生ビール、私がホッピー。お目当ての煮込みは大きな鍋にぐつぐつ煮られていて、それが早速出てきた。
 「旨い!」思わず私が声を出す。先輩も「旨いね」と頷く。煮込みの上にネギがきざんでのせてある。横には小さなガーリック・トーストが2つ。私が予想したみそ味とは全く違う。西洋風の味なのだ。どこまでもマイルド、舌にとろけるようなトロリとした甘さがある。私はすかさずホッピーを止めて、赤ワインに切り替えた。パンも交互に煮込みと食べる。実にマッチしている。まさに伝説の味だ。
 正解だった、先輩も右倣えで黙々と飲んで食った。「これが至福の時というものだね…。」先輩の言葉に、私も「本当に…。」と相槌。そのあとイベリコを食べ、わずか30分程で店を出た。外では5~6人が寒い中待っていた。
 「美味しいものは、さっと食って出るのが粋なんだよね、なんちゃって、ハッハッハ~。」
 先輩の言葉が妙に幸せに響いた。
 二人で締めて5千円。先輩にご馳走になった。

 

 美味しかったのは料理だけじゃなく、店員の服装も清潔で、客の接待もさわやか。前回もこの欄で報告したが、繁盛する企業、お店はそれなりにワケがある。
 一杯の煮込みが、かくも心を満たしてくれるとは。

尚、日曜・際日は休みで、4時から開店です。薄暮の飲食もまたいい。


 

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若麒麟の大麻事件に思ったこと 親方から先ず規範を示せ…

 大麻事件で逮捕された大相撲の十両、若麒麟(尾車部屋)。またかという思いだ。若麒麟は昨年9月の検査でも疑惑を掛けられた力士。その時に徹底した調査をしていれば、今回のような事件も防げたのではないか。いつものことだが、相撲協会というところには、危機感、緊迫感というものが欠如している。これは大相撲協会のぬるま湯体質が根本にある。

 財団法人として税の優遇を受け、NHKの放映料で相撲一家の生活は守られていることから、営業努力も別段必要がなく、もっぱらタニマチの接待に充てられる。何故か、飲み食いしながら、労せず祝儀(金)が得られるからだ。親方はファンを見ずして、タニマチを見ている―と言われるが、私の知る限りあながち間違いではない。
 かつて名横綱と崇められた人の預金通帳を見せてもらったという方が、その金額に驚いたという話を聞いた。想像もできないような額の数字が並んでいたというのだ。横綱であるからして、引退式の御祝儀、協会からの功労金、懸賞金の積立金等々などがあろうが…そんな金額ではとてもないというのだ。
 大きいのはタニマチからの御祝儀と称するもので、横綱がお座敷に招かれると、相場は凡そ50~100万円らしい。相撲取が男芸者と言われる所以だ。
 こうした金は裏金と称するものだから、当然ノータックス。こんなうま味はない。昨今はその類でも申告するようにと協会が厳しく指導しているので、以前のような訳にはいかないらしい。全て無くせというのではない。人間社会には時に、必要な時もあるから。
 要は本業(力士作り)に精を出し立派な力士を育て、土俵で稼いで欲しいということだ。「土俵には金が落ちている」有名な諺もあるではないか。男芸者で稼ぐのは格好いいものではない。
 親方が泰然として常に規範を見せ、教育していれば、大麻事件など起こらないのだ。もとより朝青龍の優勝瞬間のガッツポーズなど論外。横綱の品格ゼロ、著しく土俵を汚している。国技大相撲を守るためには理事長、親方衆、横綱から先ず、襟を正して、真に相撲道に励まなくてはなるまい。
 
★閑話休題★
 1日の日曜日は風が強かったが、妻と渋谷の「ヤマダ電気」まで歩いた。先般パソコンを買った際のポイントで電気炊飯器を買うという。18,000円したが、全部ポイントで貰えた。本当に便利な制度だ。
 それから新宿にバスで行き、「やまや」で贈答用のと自宅で飲むワインを買った。我が家のワインセラーも底をついてきたので。やまやはワインの種類が豊富で私の好きな店である。お昼は「ねぎし」牛タン・セット。生ビール小で満足。さて3店に共通していることは何か?3店共、従業員の接客態度がすこぶる良いことだ。伸びる企業は違う。
 徒歩数は11000歩、御蔭で、今夜も妻との我が家の夫婦2人だけの宴会は、居酒屋料理とワインで盛り上がる。幸せ幸せ。

 

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朝青龍の優勝に感じたこと…これを機に横綱に相応しい品格を

 進退を賭けた朝青龍が、初場所14勝1敗で並んだ白鵬を優勝決定戦で破り5場所ぶりに優勝を飾った。逆境をバネにする精神力は見上げたものだ。
 予想を完全に覆す見事な優勝だ。敵役が一躍ヒーローに、瞬く間にベビーフェイスに変身してのけた。これほど想定外の横綱も珍し。国民の予想は完全に外れた。その落差がドラマチックで、国技館も大いに沸いた。目出度し、目出度し。
 だが「終わりよければ全てよし」と、過去の傍若無人なふるまいの数々が、この優勝で許されるものではあるまい。
 マスコミへの暴言等、枚挙にいとまない。横綱の品格何処へやら…これが伝統ある国技のトップにある者の言動かと嘆かわしい限り。それもこれも、親方や、相撲協会が朝青龍を甘やかしてきた結果に他ならない。だれも諌める人がいなかったことが、今日の朝青龍を成らしめた。
 この度の優勝で更にうぬぼれねばよいが。せっかく汚名返上の、破天荒な23回目の優勝。貴乃花の22度を抜き歴代単独の4位。復活した。これを機に文字通り「改心」して欲しいものだ。
 敵役でもいいではないか。ただ最低限のモラル、品位はは見せて欲しい。

  

 それにしても、大関&関脇陣の不甲斐なときたら情けない。覇気、闘魂と言ったものが見られない。特に横綱と対戦する時は、始めから横綱に呑み込まれているからして、凡そ勝負の帰趨が想像つく。想定できるような勝負はおもしろくない。ハラハラドキドキの、手に汗する好勝負を見たいものだ。
 嗚呼…栃・若時代が懐かしい!
 出でよ!第二の栃錦、若乃花。 .........それは無理か。


--閑話休題--

 
 テレビドラマ「ありふれた奇跡」(フジ・毎週木曜日夜10時)はお勧めです。山田太一脚本、あの名作「岸辺のアルバム」の作者。それだけで信用できるが、仲間由紀恵、加瀬亮の絡み、陣内孝則、八千草薫らの脇役陣も際立っている。なによりもドラマの筋立てが自然、起こりうる全てが納得する。素晴らしい。私は木曜日が来るのが待ち遠しい。
 
 

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正月は過ぎ、師走へ向け走り始めた…ハドソン川の米機不時着に思うこと

 あっという間に正月7日が去って、また師走を目指して時は猛烈に走り始めた。私の友人に年頭から既に来年の年賀状製作にとりかかる者もいる。彼のは手の込んだ版画で、まさに入魂の作品である。来年の亥とは「虎」、さぞかし勇猛な虎を着想して、いま参考資料集めに夢中になっている頃かもしれない。来年、彼からどんな年賀状が送られてくるか楽しみだ。
 
 去る9日には渋谷のC・C・LEMONホールで仲道郁代&ベルリン・フィル八重奏団による「室内の夕べ」に妻と出掛けた。大雨の中、会場は満員の盛況で、ジョイントコンサートは十分満足できた。
 渋谷区内に住む我々は、1000円で聴くことができた。暇ができて私がチケット買いに走るのだが、少しも苦痛でない。
 仲道さんは主に欧州で活躍する日本を代表する女性ピアニストで、この日はベートーベンの「月光」で、ベルリン・フィルと見事に調和して楽しめた。他にブラームスのピアノ五重奏曲、ベートベン七重奏曲、アンコール曲は新春らしくウィーンナワルツとポルカで、ポルカでは手拍手が会場に木霊して楽団と観客が一体となった。音楽は心を満たしてくれる。今年は安いチケットを探して、クラッシックに足を運ぶつもりだ。
 
 米ニューヨークでのUSエアウェイズ機のハドソン川への不時着(米時間15日、3時半)は、乗客乗員155人全員救出という快挙。ニューヨーク州パターソン知事が「ハドソン川の奇跡」と称賛したが、まるで映画ダイハードを地でいくようにドラマチックな事故だ。それにしても原因が鳥と衝突だったとは!
 サレンバーガー機長の冷静、果敢な決断。時をおかず駆け付けた遊覧船、さらに消防船、ヘリコプターなど救助態勢が迅速だった等々…凍死者が出なかった理由だという。
 災害への日頃の訓練が役立ったともいわれる。果たしてもし隅田川で同じような事故が起こったら、どうなるか―。
 ところで大規模地震が東京で起こったら、あなたはどうしますか?やはり各々が地震に備えた心構えをしっかりしておくべきだろう。加えるならば、各区、町内単位で日頃の訓練をするするべきと思うのだが。
 アメリカの航空機不時着に行政は学ばなければならない。



 

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野口恭さんの死と、忘れえぬ思い出

 名門・野口ジムの野口恭(二代目野口ジム会長)さんが逝去した。享年69歳。キックボクシングの創始者野口修氏の実弟である。元日本フライ級王者。喪主は長男・勝氏(野口ジム会長)
 5日に心不全で亡くなり、そのお通夜が11日、6時から町屋斎場で行われた。私は5時半に町屋駅改札で故・西俣寿雄氏の美佐子夫人と待ち合わせて斎場に向かった。伝統あるジムの前会長の葬式だけに通夜の客も、ボクシング関係者で溢れた。
 F原田、西城会長ら、キックでは伊原、藤本会長、シュートボクシングのシーザー武士氏も焼香の列に並び、武田幸三の姿も。


 思えば具志堅用高を生んだ協栄ジムの故・金平正紀会長も当ジムOBだし、輪島功一を生んだ三迫ジム三迫仁志会長もしかり。シンデイレラ・ボーイと騒がれた西城正三(現オオクラジム会長)も、野口ジムのベビーボクシング生からやがて、協栄ジムで世界チャンピオンに就いた。まさに華麗な一族なのである。初代会長進は、日本ボクシング界の草分けで、リングネームは、ライオン野口。日本ウェルター級初代王者にして、右翼の壮士でもあった。


 少し横道に逸れたい。もう30数年前のことだが、赤坂の「月世界」というクラブで恭会長にご一緒したことがある。約束の時間に遅れて私が店内に入ると、突如スポットライトが私を照らした。同時にハッピーバースデートゥーユーの演奏がけたたましく鳴り出した。なにしろ壇上のフルバンドが一斉に立ちあがって、奏でるのだから迫力がある。
 お客も拍手で迎える。私がキョトンとしていると「今夜は舟木さんの誕生日になっているからね」と野口プロのスタッフが耳打ちしてくれた。あれは確か師走の頃で、私の誕生月は4月…あとで聞いたら「恭先生は気に入った人には、時々こういう遊びをする」ということ、酔狂だと。
 咄嗟に理解した私は、当事者としての主役を堂々と演じた。振り返れば一世一代のイベントであった。


 茶目っ気があり、酒は滅法強く、豪気な人であった。世界王者は育てられなかったが、東洋無敵の龍反町を生んだ。因みに俳優反町隆史は、所属事務所の社長が反町選手のファンだったことで命名したと聞く。
 いずれにせよ、また一人私の大事な人ががこの世を去った。
 生きることはそれだけ多くの不幸も見ることだ。寂しいものだ。弟を失った修社長から前日、電話を頂いた。「皆死んじまって…俺も長くないよ」といつになく弱気で、せつなかった。
 恭会長、ご冥福を心からお祈りいたします。



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新春の伊豆の旅で富士山を見てその美しさに圧倒された

 明けましておめでとうございます。

 今年もお付き合いのほどを宜しくお願致します。



 正月は1日から3日まで妻と伊東に滞在して、新春の伊豆路を歩いてきました。晴天に恵まれて、穏やかな3ヵ日で、大室山では雲一つ無い富士山を見ることが出来ました。まるで絵葉書のような美しさで、身も心も圧倒されました。宿の主人がいうには「雲一つない富士を見られるのは滅多にないことです。この季節、風がつよくて雲が湧くのですが、幸運でしたね」。大室山はリフトで登るのだが頂上がぐるりと遊歩道になっていて、360度の大パノラマの景観を愉しむことができる。遠く霞んで見える房総半島、三宅島などの島々が鏡のように広がる大海原に点在する様は、一幅の油絵だ。
 山の上なのに風もなくしばし私は佇んだ。そして雄大な富士山に何度も見惚れては、去り難い気持ちに襲われて困った。
 今年は何かいいことあるのかな、そんな気もした。実はバスで観光に出発するまえに市内の音無神社に参拝し、お御籤を引いたら大吉でその中には小さい黄金色のお守りが付いていた。妻曰く「春から縁起がいいわね」と笑った。最もお御籤は「小吉」がいいらしいのだが…つまり下がなくて、後は良くなるだけ、だからということらしい。



 「伊豆一碧湖美術館」では思いがけず、かねて憧れのカショールの絵を鑑賞できた。彼の絵は何とも言えない哀愁があって好きだ。1枚絵葉書を買って我慢した。金があれば本当に油絵がほしい。
 買えるようにがんばろう。



 大晦日には近所の雲照寺で除夜の鐘を突いて、元旦は氏神さまの代々木八幡宮へお参り、そして伊東へ。4日は歌い始めのカラオケ教室へ行った。今年も早朝5時起き、散歩~ラジオ体操の日課が始まった。今年も健やかにありたい。皆さんも健康に注意して、良き年でありますように…。


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大晦日は格闘技のDYNAMITE!! 桜庭和志×田村潔司対決に期待

 今年最後となるブログです。1年間お付き合い下さいまして有難うございます。貴方にとってこの1年は如何でしたか。私にとっては、家族3人無事健康で過ごせたことが何よりも幸せな事でした。
 米国発の金融パニックは瞬く間に全世界を襲い、暗い影を落としています。企業のリストラ、派遣社員の雇用打ち切りなど不況の波は、日を追うごとに深刻さを増しているようです。
 最強企業と言われるトヨタまでが、一転赤字に転落することなど誰が予想できたでしょう。変化の速さには驚くばかりです。
 暗澹たる状況に、全世界が一様に委縮してしまっているようです。しかし、泣いても、ただ嘆いても事態は好転する訳でありませんから、せめて気持ちだけはしおれずに前向きで生きようと―念じている次第ですが…。我が年賀状には「春のない冬はない」と、気休めの一語を添えましたが、いずれにせよ健康が第一。猪木調でいうなれば「元気があれば、なんでもできる」は一面真理だろうし、皆さん健康で、明るい新年を迎えて下さい。


 大晦日には「DYNAMITE!!~勇気のチカラ~」が2008格闘技の最後を飾ります。私自身、やっぱり桜庭和志×田村潔司のUWF対決を見たい。なにかと因縁がらみにの試合だし、欲をいえば桜庭がもっと張のある時に実現して欲しかった。UWF時代には確かに3度対戦して田村の全勝だが、凡そ11年余経て二人の歩んだ道は違った。
 UWFを離れてリングスに戦場を求めた田村、残った桜庭…その歩んだ道の違いを確かめるため、二人は闘うのだ、と私はかってに思いこんで、テレビを見るのです。
 ゴングは誰がために鳴る!正々堂々、男らしい好試合を期待して止まない。戦い終わると、除夜の鐘が鳴り渡り、そして2009年の新年。
 新しい年が皆様にとって明るい、希望に満ちた年でありますように…。



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狭き門UFCを叩いた石井慧 その心意気はよし!

 石井慧(国士舘大=柔道100㌔超級北京五輪金メダル)が米国総合格闘技UFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップの略)に第二の戦場を決めたようだ。
 北京五輪から約4カ月、その去就は何かと注目されたが本人が前から希望だったという。先ずは祝着至極。デビューは来年秋頃、場所は勿論、米国のリング。その心意気よし!
 UFCは世界最高峰のプロの総合格闘技組織、石井が敢えて狭き門を選んだ。UFCには日本で馴染みの選手も多い。PRIDEのリングに上がった有名選手はほぼ参戦している。この29日には、ラスベガスのリングにあのノゲイラが登場する。
 8角形の金網で囲まれたリング(オクタゴン)で繰り広げられる物々しい雰囲気は、さながら現代のコロッセオ。石井にとって不足はあるまい。かれの持つパフォーマンス&キャラは米国人の好みに合うだろう。デビューまで時間がある。それまでみっちり修業して欲しい。「柔道は捨てました」(本人)とUFC参戦に並々ならぬ決意を表明している。生まれ変わった、石井の本場での活躍を楽しみに待ちたい。


 そうえいば、野球の田沢純一投手(新日本石油)は日本のプロ野球を選ばず、メジャー(レッドソックス)へ行く。ゴルフの宮里美香も米国でデビューする。頼もしい。だから応援したい。
 世界の舞台で躍動する日本人のシーンが次々に見られることは、嬉しいことだ。2009年、スポーツ界に祝福あれ!



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