御神籤は「大吉」を引いた。桜庭&吉田の惨敗に寂しさ・・・・・・
年末年始、いかがお過ごしでしたか・・・・・・私は比較的に、例年よりものんびりと、正月三が日を過ごすことができました。元旦は、妻と一緒に、氏神さまの代々木八幡宮を参拝した。御神籤を引いたら、なんと「大吉」だった。喜んでいたら、妻に「引き過ぎだ。」と笑われたが、私は「これは春から縁起がいいや」と一人満足。
暮れの31日、「Dynamite!!」と「PRIDE男祭り」では、桜庭和志と吉田秀彦の夫々のKO敗が衝撃的だった。共にヅタヅタ、無残な内容で、二人の強い頃を見て来ている身としては何とも寂しかった。特に桜庭の場合、反射神経が恐ろしく低下していることだ。逃げ切れない、交わし切れない・・・・・・全てが一コマ遅れ、スローモーションを見るが如しで、全盛期の素早い身のこなし、粘っこさを知る者にとっては、もう耐えられない。前回の試合も勝つに勝ったが、レフリーストップでもおかしくない危険を冒しての逆転勝ちだった。 桜庭は、既に疲弊し切っている。積年の戦いの疲れが。もっとも、勝った秋山成勲の攻撃も無駄がなく、しっかりパンチで仕留めた。寝技に打撃が加わって、秋山の前途は洋々だ。
桜庭を解放してやりたい・・・・・・戦場から。もういい、サクは見事に闘って来たではないか。桜庭よ、たっぷりと休養をとるがいい。そして、積年の傷を癒すがいい。
さて、 私の今年のモットーは、ガンバラナナイ、無理しないです、です。ゆっくり、そろりと参る所存です。脳梗塞の教訓から・・・・・・このブログも休むことがままあるかと思いますが、お許しのほどを。
吉川編集長が退社しました。新しい門出に健闘を祈ります
新しき年の初めに豊の年
しるすとならし雪の降れるは
―葛井連諸会
平成十九年元旦
今年も残す所僅か、まもなく新年です。1年間ご愛読、お付き合い頂き有り難う御座いました。拙い文章の数々、来年は少しレベルアップしたいと思います。
8月に脳梗塞で倒れて、ブログの方も休んだりして、ご迷惑をおかけしました。実際、あの時は目の前が真っ黒になりました。喋れない、書けない――まさに絶望の渕にありました。会社を閉めることも考えました。しかし諦めずに、懸命にリハビリするうち、奇蹟的によくなりました。私の休んでいる間、吉川、鈴木の両名が、よく頑張ってくれました。で、その吉川編集長が今月限りでアッパーを退社されました。平成14年、アッパー創業と共に入社して、私の目指す所の重責を悉く彼が担ってくれました。吉川君無しには、「UPPER CLASS」も生まれなかったと思います。彼のアイデア、企画力は卓越していました。残念ですが、新しいチャレンジ、祝福したいと思います。改めて「有り難う」
新天地でもフリーマガジン編集の仕事に携わるそうです。ご健闘を祈ります。自信を持って、邁進して下さい。
新しい門出に、餞の言葉を贈ります。
「一灯を提げて暗やみを行く。
暗やみを憂うることなかれ。
ただ一灯を頼め。」(佐藤一斉)
注/一つの提灯を提げて暗闇の中を歩いていく。人間は自分の欠点は棚に上げて、夜道は暗いだの何だのとついつい不平をこぼすものだ。しかし、他人のせいにしては、そこからは、何も生まれない。最後に頼りになるのは、自分だ。だから己を磨け」
送別と忘年会を兼ねて12月27日、近くの居酒屋で吉川君を労った。ささやかだったが、私自身、心に残る飲み会となった。
皆さん、よいお年を! では、また来年お会いしましょう。
松坂投手の米大リーグ入りの金額に驚いた!
暮れの話題と言えば、やはり西武の松坂大輔投手のMLBレッドソックスへの入団が決まった事だろう。その途方もない金額にぶったまげた……6年の総額約61億円、ポスティング(落札金=西武球団に払う金)約60億、併せて120億。これが松坂一人を獲得するために、レッドソックスが投資した金だ。いやはや凄いものだ。これで元が取れると踏んだのだから、米大リーグとは、計り知れないパワーを持っている。やがて日本の有能な選手が、次々に大リーグ目指す状況になって、日本のプロ野球は米大リーグの予備軍になってしまうだろう。いずれにせよ、松坂が本場のマウンドで、快刀乱麻の活躍を見せてくれる事を期待したいもの。イチローや、松井との対決は、いまからゾクゾクする。
さて、「UPPER CLASS」は1月号から、スポーツ・エンターテインメントマガジンとして、様々なスポーツを取り扱うことになりました。その第1発目が、松坂投手です。勿論、「UPPER CLASS」の売り物である、格闘技路線は変わりません。皆さんのご意見をお待ち致します。
向寒の折、皆様には御自愛の程を……良き新年でありますように。
「功名が辻」の260年後の土佐藩は……
さて、幕末、時代は激動する。その主役は薩摩、長州、土佐の三藩。中でも、土佐郷士(ごうし)の凄まじい回天への尊王運動はいつも涙を誘わずにはおかない。当時の藩侯・容堂は、郷士(元長曾我部家臣達)を虫けら同然に扱った。そのため、藩のバックを持たない郷士は牢人となり、同士討ちに遭ったり、新撰組や見回り組みの惨殺など京都や伏見で、維新の夜明けを待たず非業の死の遂げた。俗に幕末の四賢候の一人に数えられた容堂だが、一豊のように時代を見る目がなく、郷士たちを弾圧しまくった。当然「千代」という伴侶もいなかた。
革命児・坂本竜馬に始まり吉田東洋、武市半平太、中岡慎太郎ら偉大な勤皇の志士や、多くの草莽の志たちを死なせた責任は容堂にある。憂国の士たちの累々たる屍(しかばね)の上で、皮肉にも土佐藩・容堂は労せずして、面目を保ち得た、時代に乗り遅れずに済んだ。一豊以降、徳川幕府の目の色を伺ってのみ藩の存続を思考続け結果、幕末の無気力に繋がった。容堂は稀にみる教養を備えた賢候だそうだが、私はどうしても許す事が出来ない。後藤象二郎が「大政奉還の、この案は坂本竜馬によるものです」といったところ、歯牙にも掛けなかったという。坂本は、郷士の出、「郷士ずれが」ということだろう。竜馬が不憫でならない。山内一豊の土佐藩はその後どうなったかを思いつくままに綴ってみたが……、夢を追った一豊・千代一代記に比べると、その幕末は暗澹たるものだ。
「鶴瓶の家族に乾杯」と「ためしてガッテン」は楽しみだ
K-1は予想通りだ。シュルトが連覇した。212cmの長身を生かしたヒザ蹴り、長いリーチのストレートで危なげなく勝利。33歳、他に競いあう強敵もいないだけに、当分シュルトの時代は続くだろう。想定外だったのはピーター・アーツ、リザーブマッチで武蔵をKOしてからは、あれよあれよの快進撃。決勝戦ではシュルトに食い下がった。全盛期のアーツなら勝っていただろうが、いかんせん衰えは隠せない。しかし、準優勝は立派。視聴率は平均16%,、及第点といったところか。K-1もスタートして14年になる。抜本的改革が迫られているようだ。
次はまたテレビの話。「鶴瓶の家族に乾杯」は私の最も好きな番組。鶴瓶の素のキャラがいい。関西弁で得しているのかもしれない。人当たりが柔らかく感じるのは、その体型、笑顔にもよるが、なんといっても言葉の持つ雰囲気が大きい。ゲストもこの人の話術に乗せられて、番組をより面白くするのに一役買っている。いつもラストの方になると、ジーンと来てしまう。温かい、人の輪を感じて「日本人っていいなー、地方の家族ってなんて明るいのだろう」と、時に思わず涙を流してしまうのだ。
「ためしてガッテン」もよく見る。難しい問題を視聴者が判り易く解き明かしてくれる。小道具を使って立体的に説明するのもよい。今回は「脳も体も若返り!」で、認知症予防にも役立つ話。「鶴瓶の家族に乾杯」も「ためしてガッテン」も司会進行が、小野文恵さん。このアナウンサーはとても親しみやすく、でしゃばり過ぎず、好感が持てる。
「功名が辻」も終わりに近づいてきた。千代の仲間由紀恵は役柄がピッタリ。恐妻賢母、この人ほど役が当てはまる女優もいまい。淀君の永作博美も光る。気高く、ときにヒステリックな役を見事に演じている。さて、秀吉が死んで一豊が、徳川方に付くか、石田方に付くか迷う場面で、こんな下りがある。南化和尚曰く「随所に主となれ」と。禅の言葉。即ち、どんな場面、時でも、常に自分が主となって客観的に判断すれば、心の自在を得る、ということ。中々意味深い言葉である。今日は少々長すぎた……。次回も「功名が辻」の話がしたい。
「UPPER CLASS」もまもなく1年になります!
東京医科大学病院のリハビリも今月末で終了する。8月初めに脳梗塞で倒れてからかれこれ4ヵ月、皆様には何かとご心配をおかけしました。言語の方もほぼ平常に戻り日常生活には全く支障がありません。医師、看護婦、そしてリハビリ科のみなさん本当に有り難う御座いました。そして又、具志堅用高会長、命を救ってくれました。感謝の言葉もありません。
冬に入って、マフラーを離せません。退院するときに「夏は水を2リトルを飲んでください、冬はマフラーで首筋を暖めて下さいね」看護婦の三枝木さんに言われたことをしっかり守っていますよ。
「UPPER CLASS」も間もなく1年になります。早いものですね、12月号は12月1日配布です。特集は、何と言っても大晦日の2大イベント、「Dynamite!!」と「男祭り」。どうなんでしょう? 残された時間は少ないですが、「男祭り」の地上波放送は決定するのでしょうか……。
最近帰宅が早くなりテレビを見る機会が増えました。そんな中、11月18日の「東京タワー~オカンとボクと、時々オトン~」(フジテレビ)は楽しめました。リリー・フランキーの原作もさることながら、役者も夫々、いい味を出して思わず「うまい!」と声をだしてしまった。
オカンの田中裕子、ボクの大泉洋、オトンの蟹江敬三は適役だ。こうゆうドラマはいいなあ~。
フジは先般も「泣きなら、生きて」で重厚なドキュメンタリー作品を放送した。意欲的だ。この局はもしかして、ダイナミックに変貌しようとしているのかも知れない。時間をかけた、骨太のドラマを連発している。注目だ。「世界バレー」で、気勢を上げるのはいいが、TBSよ、フジのマネごとをしているとあらぬ方向に流れ着いてしまうよ。オレ、TBSファンだから、心配するけど。
年を取ると人の情けが身に染みる
竹内宏介さんが病床にある。一日も早く元気になりますことを祈りたい。私自身が8月に脳梗塞をやったばかりで、その時は大変心配してくださった。お陰様で元気になりました。
先週はTBS関係の人たちが「快気祝」を九段のそば家「一茶庵」で開いてくれた。永田守(TCエンタテインメント常務)板橋満(TBSサービス常務)原量計(同役員)元TBS関口修平の皆さん。永田常務の祖父はご存知“永田ラッパ”あの永田雅一大映社長。永田社長といいば、かつて大相撲の八百長問題で石原慎太郎さんと相撲協会がもめたとき、仲介に入ったのが永田雅一社長だと最近雑誌で知った。何かと話題の多い方だった。永田常務も何となく話し方が似て来たように思う。東映の大川社長共々、昔の映画人はパワーに溢れ、華があった。余談。それは兎も角、皆さん、有り難うございました。
年を取ると、友の病気が妙に心に重くのしかかったり、人の好意にジーンくる場面が多くなる。兄弟の気配りにもまた、格別に感じる。私が両国の姉の家を訪ねたおり、帰ろうとしたら、姪の優子が玄関まで来て「(脳梗塞で)危ないから、地下鉄の駅まで送ってあげる」と労わるように森下駅まで送ってくれて、しかも改札を過ぎるまで見届けてくれた。このとき何故か涙がこぼれて仕方が無かった。かように、年を取ると、人の情け、好意が身に染みる。病気のせいかな。
最近は寝る前に「竜馬がゆく」を読むのが楽しみ。何度も読み直すと、その都度気付くこともある。竜馬が相棒の寝待ノ藤兵衛に諭した言葉が心に残る。「人間はなんのために生きちょるか、しっちょるか。事を成すためだ。ただし事を成すにあたっては人の真似をしちゃいかん」「世に生を得るは、事を成すにあり」と……。
坂本竜馬には志があった。スケールの大きい国家観があった。そして志半ばで倒れた。
『世に生を得るは、事を成すにあり』いい言葉だ。振り返って俺は、何をしたか……。
「泣きながら生きて」に感動しました
「泣きながら生きて」(フジテレビ系/11月3日放送)を貴方は見ましたか……文字通り私は泣きながら見ました。秀逸でした。作り手の情熱が伝わるような、渾身の作品でした。ビデオを取り忘れたので早い機会に再放送してもらいたいものです。
物語は平成元年から始まる。中国人男性Tさんは、文化大革命に翻弄されながら、仕事を求めて日本へやってきた。多額の借金を背負って。最初は北海道の日本語学校に入学したが、働き口を求めて東京へ。そして、やがて不法滞在者の身となり、塗炭の苦しみを味わいながらも、心死で働き、上海で待つ妻と娘に仕送りを続ける。時を経て、妻と娘に感動の再会。上海、日本、米国と別れ別れになった家族を10年の歳月をかけて追いかけた入魂のドキュメンタリーだ。Tさんの生き様は涙を誘わずには置かない。
夫婦愛、家族愛、志(こころざし)、忍耐……日本人が遠い昔に失ってしまったような精神が、丁さんを通して垣間見えるのだ。グチ一つこぼすことなく、黙々と運命を甘受して生きる姿は、どうしようもなくやるせない。離日の際、機内で日本に向かって、手を何度も合せ るシーンは、特に印象深い。
TVは捨てたもんじゃない――いいものを創ろうとすれば、こんなにも重厚な映像もできる。10年の間、この一家を追い続けたスタッフに改めて、拍手を送ります。フジテレビは、スマップや吉本ばかりと思っていたのに、こういう優れた作品を放送するとは見直した。
シカゴ士道館大会にカポネ四代目が……
新格闘術では、特に小学生の部がきびきびとしていて、凛とした爽やかさが心にしみ込んだ。ここは、会津や佐賀、福井、長野といった地方の子供たちが、素朴で明るい。しかし、試合時間2分間を休みなく殴って、蹴ってという直接打撃(フルコンタクト)ルールで苛烈極まりない。
正に「死心の力・死心の心」を地でいく。少年&少女たちは将来大きくなったときに、大会に参加した事を誇りに思うのではないか。ここには、陰湿な、いじめといった類は勿論存在しない。
残念だったのは、黒崎健時総帥が、病気で姿を見せなかったこと。一日も早い回復をお祈り致します。
士道館で、かつて添野義二館長からおもしろい話を伺った。毎年12月のシカゴに於いて、士道館の全米大会がある。そのとき、必ず顔を見せるのが、アル・カポネ(伝説的なマフィアのドン)の四代目。5~6人のボディーガドとともにやってくるのだが、いたって紳士で、警察も一目置いている存在だとか。お土産店を経営していて、そこでは、カポネのサイン入りTシャツが飛ぶように売れるというから、虎は死んで皮を残すか。私もTシャツが欲しいな。添野師範に頼んでみよう。ミーハーだね。
ポニーキャニオンから携帯公式サイト『昭和プロレス殿堂』がスタートした。プロデューサーは、私の盟友・竹内宏介さん。昭和の興奮が鮮烈に甦る……。ライター陣には、桜井康雄、菊池孝、ターザン山本、井上義啓氏ら馴染みの顔触れ。信頼できる。
問い合わせ:ポニーキャニオン/03-5521-8020
我が出身福島県の前県知事汚職事件を思う
「PRIDE」のラスベガス大会は大成功だったようで、ご同慶の至りだ。一過性の単なるイベントにしないで(2月に開催が予定されているらしいが)、継続して開催をすればアメリカの大地に根を下ろすかもしれない。UFCとの対抗戦が実現すれば、それこそスーパー・ビジネスになる可能性もある。日本の格闘技が、興行のメッカで成功する事は正に画期的。格闘技の輸出だ。夢を抱かせる。
さて、我が出身県・福島はとうとう前県知事が収賄の容疑で逮捕された。実弟との共犯で、ゼネコンから賄賂を受け取った疑いが強まった。佐藤栄佐久・前県知事は88年8月、「金権政治がはびこる体質を打破しよう」立候補、当選した。以来5期18年、いくらなんでも長すぎる。水が淀めば、ボウフラが湧くというものだ。そろそろ米国のように、期間を2期8年までと法律で定めたほうがよい。県政のトップが、県民の血税をこともあろうに、誤魔化し、くすねるとあっては(事実なら)、薄汚い。
以って,県会議員の面々も責任を感じるべきだ。唯々諾々として、見過ごしてきた事が結果として、汚職事件に発展した。東京地検特捜部が動かなければ、あるいは事件は明るみにならなかったかもしれない。
中国の「菜根譚」にこんな言葉がある。「居官有二語。曰、惟公則生明、惟廉則生威。」
即ち、官位をえて役人であるときの戒めに二語ある。
「公平があれば明朗が生まれ、清廉であれば威厳が生じてくる」と。
ついでながら、「居家有二語。曰、惟恕則情平、惟倹則用足。」
家庭にあるときの戒めに二語ある。
「思いやりが深ければ不平不満なく、倹約であれば費用に不足しない」と。
昔の人はいい事いう……。