「UPPER CLASS」を通して繋がる人の輪。心に残こるあの人、この人…… | 舟木昭太郎の日々つれづれ

「UPPER CLASS」を通して繋がる人の輪。心に残こるあの人、この人……

 「UPPER CLASS」8月号の制作も締め切りが迫り何かと追い捲られて気ぜわしい。そんな中、JR東海不動産静岡営業所総務課の島田さんからお便りが届いた。嬉しいご報告だ。内容は「UPPER CLASSを100部お送り頂き有り難うございました。弊社運営のSC『セントラルスクエア静岡』CSポケットに掲出いたしましたので、ご参考までに掲出写真を同封致します」というもので、「UPPER CLASSは人気が高く既に100部は消化済みで、次号以降部数を増やして欲しい」と……。これなど嬉しい悲鳴だ。ある日突然、島田さんから送って欲しい旨ご連絡があり、200部のところ100部に削ってしまったけど申し訳ない気持ちになる。次号は増やします。こういう話って、本作りのパワーになるよね。
 顔も姿も知らず、声だけで、人と人が繋がり「UPPER CLASS」がまた、見知らぬ方の手に渡る。編集子冥利に尽きる。静岡の皆さん宜しくお願いします。
 先週は心に残る人に会えた。これが嬉しい。何故かって? 同世代の人間は、定年で多分静かに暮らしているだろうに、私はバタバタと動いて、だからこそ、普段会えない人に「UPPER CLASS」を通して会えるのだ。
 エイベックスといえば浜崎あゆみさんで有名な会社だけど、武田幸三選手のマネージメントを手掛けているのも同社のグループ会社。そのスポーツ・マネージメントの中心的な人が伊藤正二郎さん。ゴング時代から、いつもお世話になっている人だが、社にお伺いするのは初めて。南青山のそれは、モダンな高層ビル。仰げば尊しだ。儲かっている会社は違う。ロビーはさながらハリウッドのよう。カラフル。そこに現れた伊藤さん、黒尽くめ、ニコやかに……指にはダイヤの輝き。う~ん、クリエティブな仕事をする方は違う。唸る! キマっているのだ。福島の山の中から出てきた私には、ハリウッド・スターのように映る。伊藤さん何かとお世話になります。
 伊藤さんとお会いした日の午後、沢村忠さんの対談で、今度は、プラハ・グループ呉天洲社長と新宿のパークハイアットで取材。呉社長は父親の遊技場を継いだ二代目だが、米国コーネル大学工学部を卒業、南カリフォルニア大で、MBAの資格も取ったエリート、異色の経営者。沢村さんとの対談では、その経営哲学が、大変勉強になりました。「知恵と創造力をあてにしては、喰えないよ。必要なのは“気をつかえ! 神経を使え! 足を使え!”の三拍子だよ」。これ、ホールの従業員に対する訓示。MBA資格者が語る、沢村さんとの対談、どうぞ皆さんお楽しみに。8月1日発行です。