この記事は3110文字です。（読破予想時間：約7分24秒）
今日は、出だし日記で、途中から徐々にエッセイへと移り変わる組み立てになってます。(￣▽￣)
てか、ま、よくやるパターンですが。(≧▽≦)
それでは、まず、昨日の話からです。
以前、美容師選びで悩んでいると言う話を書きましたが、昨日、悩んで探して迷い抜いた結果、初めての美容室へ行ってきました。
◇美容師選びで苦悩中
ここまでの一連の話をざっと書かせて貰うと、僕はここ20年の間、ずっと同じ美容師さんに髪を任せてきたんですが、去年一杯で、その美容師さんがお店を畳む事になった訳です。
◇今日はいつもの美容室
その美容師さんはその店のオーナーさんだったのですが、癌を患ってその癌が進行した挙げ句、それ以上続ける事が出来なくなって閉店に至った訳です。
僕がその店を訪れて髪を最後に切って貰ったのは、閉店間近い、去年の12月の半ば頃の事です。
それから、その店がなくなってどうしていいか分からなくなって、実は、髪の毛をその時から昨日まで５ヶ月もの間、放置したままにしていたのですが、昨日、とうとう店を決めて髪を切ってきたと言う話です。
僕のヘアースタイルやカラーリングは、前の美容師さんにいろいろ相談しつつ、その美容師さんが僕の希望を聞きながら、工夫に工夫を重ねて辿り着いたスタイリング手法なので、当然、他所で同じ事は出来ません。
美容師さんの世界について詳しくは知りませんが、それぞれの美容師さん毎に、独自の手法をいろいろ持っていても不思議ではない話だとは思いますし、それに、僕も細かい所は、どんな手法で施術されていたのかなんて分かりませんから、そういう意味でも他所で同じ事をやって貰い様がない訳です。
そんな事や他の事をいろいろ考えても結局、新たな美容室選びの決め手がなく、最終的には、店の前を通った時の直感で決めました。
そして、先週金曜日に直感で決めたその新たな美容室に電話を入れて、カウンセリングに行ってきたのですが、やはり、そのアプローチは、今までのアプローチとは全く違うものでした。
結局、前の店と同じ様に、一から美容師さんとコミュニケーションを取りつつ、信頼関係を積み上げていくしかないと言うのは、予想の範囲通りでした。
と言う訳で、以前の美容院では、髪を染める前にブリーチ（髪の脱色）はしなかったのですが、今度の美容師さんのアプローチはまずブリーチをしてから、来週、日を改めてカラーリングをすると言う手法です。
そのブリーチ後の頭がこんなです。
ブリーチしたてのパツキンの髪の毛
前に入れた赤が毛先から根元に向かってけっこう残ってますが、根元から10cmくらいは、完全な金髪になりました。
まぁ、こんな金髪と赤のグラデーションも今だけなので、記念に撮影して、ついでにあげちゃいました。(・ω<) ﾃﾍﾍﾟﾛ
来週には、この髪がまたもや赤に染まる予定です。
赤と言っても、口頭で色を完全に伝える事は出来ないので、おそらく美容師さんによって、その色味や雰囲気はかなり違ってくると思います。
後は、それを叩き台に、回数を重ねて希望の色に近付けていくと言う感じでしょうか。
とにかく、つい、口に出そうになるのは、「前の店では」だとか「前の美容師さんは」って言葉で、実際に何度も口にしてしまったのですが、それは、出来るだけ使わないでおこうと思った言葉でもあります。
やはり、20年の歳月は大きいもので、その信頼度と言うのは、簡単に手に出来るものではありません。
だからこそ、それを新しい美容師さんに求めるべきではないと考える訳ですが、やはり、小さな違いを見つける度に前の美容師さんを思い出して寂しい気持ちになったりもします。
前の店では、二回も通わなくても１回で決めてくれたって事も頭に浮かびましたが、今度の美容師さんも、客である僕の為によかれと思う手法を真剣にあれこれ考えてくれているのが凄く伝わってくる方です。
◇お笑い芸人さん。ちょっと気になる事・・・。
なので、ここは、素直に従ってみようと思った訳です。
あと、値段に関しては、昨日の美容室の方が、以前の美容室と比べて、約1.8倍高い金額になります。
前の店が相当安くしてくれてる事は、お店の人に「安くしている」と言われた訳ではないのですが、それは、気付いていました。
それに気付いてた事を最後に前のお店のオーナーさんにお礼と共に伝えましたけど。
それは、やはり、店の創業間もない頃から通い続けた常連価格であり、オーナーさんの気持ちだった訳ですから、それを、初めて行くお店に求める気もありませんし、また、求めてはいけない事だとも思います。
それは、この先、この美容室に通い続けて古参の常連になったとしても、求めるべき事ではないと思っています。
求めるべきものではなく、それを決めるのはお店側であるべきです。
相当、懐が厳しく感じて、迷ってしまうくらいキツいのも事実なんですが。ヽ(;´Д｀)ノ
でも、プロの技術に対して、キャンペーンなど正当なものではない値引きを求めると言う事は、僕はとても失礼な事だと思っています。
以前、似た様な事を別の記事でも書きましたが、僕も、自分のCDが「高い」なんて言われて、どんどん値段を下げてまで買って貰おうなんて思っていません。
◇知り合いだとどうしてタダだと思うの？
だから、美容院も同じで、カット＆カラーをして貰って、高いと思えば、激安店に行けばいい訳だし、もっと高い技術が欲しいと思えば、技術を売りにしている高級店に行けばいいだけの話で、それを選ぶのは客である自分自身な訳です。
特に、美容師さん選びって言うのは、美容師さんのセンスや人柄がとても重要で、自分とはセンスが違う人なら、どんなにセンスが良かろうがテクニックがあろうが、自分には必要のないセンスとテクニックな訳です。
そのセンスとテクニックを売りに値段が設定されているのを、自分の価値判断で値段を下げろと言うのは何か違うと感じる訳です。
ならば、自分の価値観にあった値段と内容の店を自分で探すしかないって話なんじゃないかと僕は思うんです。
美容師とお客さんのその辺りの関係性は、音楽アーティストとリスナーの関係にとても似てると僕は思います。
◇音源もチケットも安売りしない
それだけに、そこにはケチをつけたくないなと思ってしまいますね。
今のお店では、まだ、スタイリング途中ですし、通い続けるかどうかは、全てこれからです。
どんな仕上がりになるか、不安と期待が入り交じる数日になりそうです。(´∀｀)
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