常連扱いされるのは苦手 | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は3739文字です。(読破予想時間:約8分54秒)

 

僕は何故だか、常連扱いされるのが嫌だ。

 

勿論、店員さんが覚えてくれている程度の愛想なら決して嫌だとは思わないのだが、買い物であれ食事であれ、やたら店の人に親しげにされるのは苦手だ。

 

唯一、それが許されるのは、いつも髪をカットしにいく美容室くらいだ。

 

 

そこも、お互いに最初から親しげにしていた訳ではない。

 

タクシーも美容室も次から次へと、プライバシーに踏み込んだ質問をされるのは大嫌いなのだが、その店のオーナーとは、親しく話す様になるまでが、けっこう長く、ごく自然に今の状態になったのが良かったのだろう。

 

今は、自分にとって凄く落ち着く場所になっている。(今現在は、閉店しています:2017.8.4追記)

 

 

そんな例外はあるものの、基本的には最初に書いた通り、常連扱いは勘弁して欲しい。

 

 

以前、住んでいたマンションでの話

 

一人暮らしだったので、妻帯者に比べると、食事はどうしても外食が増える。

 

当時、夜は自分で作る事もあるが、流石に、昼も夜もと言う訳にはいかない。

 

あまり家事に追われる様だと仕事の時間が奪われて困る。

 

なので昼は、マンネリ化を防ぐ為に、コンビニやスーパーの弁当とかほか弁とか近所の飲食店などをランダムに使う様にしてたのだが、それでも、やっぱりマンネリ化してくる。

 

ちょうど、そんな風にマンネリ化を感じてた矢先に、マンションのすぐ近くに喫茶店が出来た事がある。

 

マスターとその奥さんらしき人二人で、切り盛りしてる小さな喫茶店だ。

 

日替わりランチがかなり安く、他の定食メニューも適度に種類が揃ってて安い。

 

味もそこそこ満足出来るレベルだったので、毎日ではないが、そこへ通う様になった

 

その店が早くマンネリ化してしまうのも嫌だし、毎日の様に行って、常連扱いされるのも嫌なので、極力頻度を押さえようとするが、それ程近所にたくさん気に入った店がある訳でもないので、例え、ある程度ランダムに店をバラケさせても、最終的にはどうしてもそこへ行く回数は自然に増えていく事になる。

 

そうこうしてるうちに二ヶ月程経った頃だろうか。

 

店のおばさんに突然、いろいろ話しかけられたのだ。

 

そして色々とプライバシーに関する質問が投げかけられる。

 

どこに住んでるのかとか、どんな仕事をしてるのかだとか、年齢から名前まで

 

名前を聞かれて「皆見」だと答えると、そのおばさんが「うちと同じ」だとやたら盛り上がり始めたので、「多分、字が違うと思う」と返した事を覚えている。

 

更に、どんな字か確認してきたので説明すると、そこで急に大人しくなったので、やはり違ってたのだろうと察する事が出来た。

 

それから、しばらく行かなくなったのだが、最後に大人しくなったのが頭をよぎって、もう、余り話しかけられたりはないだろうと一度だけ行ったが、また、いろいろ親しげに根掘り葉掘り聞かれたので、それから、一度もそこへは行っていない

 

 

自分が常連扱いされるのも嫌だが、常連ばかりのたまり場になってる様な店も好きではない

 

常連さんがたまるだけならいいのだが、その常連も店主も、他の客がいる事を忘れてるかの様に振る舞う店が、けっこう多い

 

大抵、そんな店は、常連らしき人が大きな声で何かマスターに話しかけながら入って来る。

 

マスターも当たり前の様に、プライベートな会話で応じる。

 

昼や夜の食事時だったりしたら、気が付けば、見知らぬ人達の食事会に紛れ込んだ場違いな人の様な状態になっている。

 

そういうノリで地元のお客さんに支えられてる店は、それはそれで仕方がないと理解している。

 

僕みたいな一見さんに気を遣って、常連さんが居づらくなってしまっては、商売が成り立たなくなる。

 

それは、アリだと思うが、僕個人としては避けたい店だと思うってだけだ。

 

 

同じく、以前住んでたマンションでの話だが、近所に新しくラーメン屋が出来たので、一度だけ夜に入った事がある。

 

普段、ラーメン屋に興味を持つ事は、新店であれあまりないのだが、その店の雰囲気が凄く変わってたので、つい入りたくなってしまったのだ。

 

店の外観が古き良き昭和にこだわってデザインされてるのが、一目で分かる店なのだ。

 

店の中がチラっと外から見えるのだが、店の中にも、昔懐かしい昭和の街中でよくみかけた看板だとかポスターが飾られている

 

店の中に入ってタイムスリップした様な感覚を、どうしても味わいたくなるそんな店だ。

 

その店が出来て少し時が経ってしまったが、気になってたので、遅ればせながらも晩ご飯を食べにそこへ行ってみた。

 

すると、店に入るや否やカウンターに座ってる4人くらいの、お客さんらしき人が一斉に「いらっしゃーい!」と元気よく威勢よく声をかけて来た

 

しかも、全員、ジョッキを高々と掲げての「いらっしゃい」なのだ。

 

流石に、少したじろいでしまった

 

その人達は店員が休憩してるのかとも思ったが、どうやら、その店は店の大将が一人でやってる店の様だ。

 

その人達がしょっちゅう大将に話しかける様子とジョッキを抱えながらの大声という点で、店員さんではなく、常連さん達だとすぐに分かった。

 

その常連達以外にも関係のないお客さんが一人で大人しくラーメンを食べている。

 

ビールとラーメンを頼んで、食事をしながら店内を見回すと、店の内装が思った以上にこだわりがあっていい感じに仕上がっている

 

看板やポスターだけでなく、カウンターの素材や食器や、席の前においてある調味料入れまで、古き良き昭和テイストにこだわっている

 

ただ、ラーメンは昔ながらの味じゃなく、現代になって進化を遂げたラーメンの味と盛りつけだったのが、ちょっと惜しい気がした。

 

そんな事を思っていると、スーツを着たサラリーマン風のお客さんが入って来て、また、その常連達は、大き過ぎる声で「いらっしゃーい!」とか言っている

 

流石にちょっとウザい

 

誰もラーメン屋に食事時に盛り上がりに行ってる訳ではない。

 

普通に晩ご飯を食べに行ってるだけなのだ。

 

ビールこそおいてるが、ここは酒場ではなく、ただのラーメン屋だ。

 

そのサラリーマンも驚いてたが、僕と同じ様に無視してた。

 

と言うか、あんなものに反応のしようがある訳がない

 

結果、無視した様になってしまうのだ。

 

しばらくすると、今度は勘定を終えて、帰ろうとする人に向かって、ジョッキを高々と4人で掲げて「お疲れ様でしたー!」とか言っている。

 

何だか馴れ馴れしさの様な物も感じるし、悪い連中ではなさそうだが、やっぱりウザい

 

一体、何がしたいのだろう。

 

その店をそんなノリの店にしたいのだろうか?

 

酔っぱらって悪ノリしてる感じでもない。

 

しかも、いつ何をするか全員がバッチリ把握している様で、毎回、呼吸はバッチリだ。

 

おそらく、この店に通い詰めて、毎日の様にこんな事をしてるのだろう

 

出来て間がない頃は、もっとお客さんが入ってたのに、どおりでこの食事時にこれだけしかお客さんがいない訳だ

 

間違いなく、この連中のせいだと直感した。

 

せっかくのこだわりの店の内装も台無しだ。

 

これは、この上なく落ち着かない

 

まさか、馴れ馴れしく話しかけて来たりしないだろうなと言う、恐怖にも近い不安もよぎり始める

 

早く食べて早く店を出ようと言う気が、どんどん強くなる。

 

そして、店を出ようと勘定をしながら、あの「お疲れ様でした!」の掛け声が頭をよぎる。

 

「きっとまた、やるんだろうな」と思いながら、店を出ようとすると、全員で僕の顔をしっかり見据えながら、案の定、ジョッキを掲げて「お疲れ様でしたー!」と大声で叫んでいる

 

その中の一人と目が合うと、ジョッキを小刻みに二度三度上に、クイックイっと上げながら、そのアクションに合わせて、目も一緒に、僕にリアクションを求めて来る

 

無視

 

本当に寒すぎる。

 

おそらくこの店に二度と来る事はないな」と思いながら、その店をあとにした。

 

何度か店の前を通ったが、やはり、夜はいつもカウンターに奴ららしき連中が陣取っている。

 

そのあと、ほんの数ヶ月でその店はなくなった

 

店の大将も気の毒な人だ。

 

あの連中につぶされた様なもんだ

 

反社会組織に目をつけられるより、警察も法律も役に立たない分、ある意味、たちが悪い

 

きっと、奴らは自分達があの店を潰した自覚なんてこれっぽっちもないだろう。

 

あんなのに、取り付かれたら対処に本当に困るだろうと思う。

 

悪気がないだけに言いにくいだろうけど、やっぱり、勇気を出してあの他のお客さんへの、大声はやめて貰う様に言うべきだったと思う。

 

 

常連扱いなんて、別に何とも思わない人や、それが嬉しいって人には、一生体験出来ないであろう、常連扱いが苦手な人特有のエピソードは他にもたくさんある

 

また、気が向いたらアップするかもしれないが、今回は、長くなるのでここまでで。

 

 

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