世界一周ランキング Vol.4 ~街編 海辺の街~
都会、旧市街、田舎町ときて、最後を飾るのは海辺の街。
ただ単に、僕が海辺の街を好きだから、やってみたかったランキング。
日本と同じように、潮の香り漂う海辺の街。
街から見下ろす海は、太平洋だったり、大西洋だったり、カリブ海だったりするが、どこも雰囲気は似ている。
海辺の街に共通しているのは、どの街の人も陽気で明るい人が多いということ。
やっぱり海が近いと心が開放的になるんですかね??
そんな海辺の街を今回はランキング。
望んでいる人がいるのか分からんけど、僕がやりたいので勝手にやっちゃいます(笑)
※注)このランキングには島は入っていません
第5位 ムイネー/ベトナム
ベトナムに行くまで、名前すら知らなかった南部にある海辺の街。
シンカフェのオフィスがの周辺にはビーチがないものの、海はすぐ目の前。
ちょっとバイクを走らせて、ムイネーの街を越えるか、ファンティエット方面に行けばビーチあり。
ムイネーの見所は、なんと言っても周辺の自然スポット。
黄砂の砂丘に白砂の砂丘、レッドキャニオンやフェアリートレイルなど、見所盛りだくさん。
バイクで走る海沿いの道は、ほんと気持ちよかったです^^
そして、夜はビールを片手に、魚介類をたらふく食べる。
ほんと文句ない海辺の生活^^
※ムイネーの記事

黄砂の砂丘から見た海
第4位 ドブロヴニク/クロアチア
海辺の街というより、海辺のリゾートという感じだけど、日本人にも人気なドブロヴニクがランクイン。
世界中から観光客が集まる旧市街内もいいけど、僕のおススメはちょっと離れた海辺やロクルム島。
特に、ロクルム島がおススメで、ぜひ夏のシーズンに来たなら、半日はここで過ごして欲しい。
ロクルム島へは、旧市街の港から容易にアクセスでき、島では島内を探索したり、
ターザンロープのある池で遊んだり、透き通る海が広がる岩場でゆっくりしたり・・・。
旧市街のことしか頭になかった僕には、この島で過ごす時間はとても新鮮だった。
観光には適さない昼に訪れるのがベスト。
※ドブロヴニクの記事

ドブロヴニクの全景
第3位 バラコア/キューバ
バラコアはキューバの最西端にある、国内最古の街。
観光名所となるものはなく、地元の人々が昔と変わらぬ生活を営み続ける漁村。
広場ではいつも地元民が話に花を咲かせ、数時間後に行っても同じ光景(笑)
人々は皆陽気で、話しかければ満面の笑みを返してくれ、愛想は◎。
郊外には椰子やカカオのプランテーションが広がり、北にある国立公園は世界遺産に登録されている。
何も考えずに、街に流れる時間に身を任したい。
バラコアはそんな街。
※バラコアの記事

バラコアの全景

3日もいれば、地元民の顔も覚えちゃいます
第2位 エッサウィラ/モロッコ
マラケシュから北西にある大西洋に面した海辺の街。
日本人には馴染みがないが、国内や欧州からの観光客には人気の街。
街のメディナ(旧市街)は城壁に囲まれており、海に突出するように建てられている。
メディナから門を抜けると漁港があり、その先は数km続くビーチとなっている。
エッサウィラの良さは、観光と地元民の生活がうまく融合しているところ。
観光客に必要な設備は全て整っている一方、地元民のありのままの生活も見ることが出来る。
海辺の街・城壁・ビーチ・漁港・海鮮料理など、
日本人が好きなフレーズがたくさんある町なので、ぜひ訪れてみてください。
※エッサウィラの記事

路地

漁港の様子

この時のビーチはなんかガスってて、幻想的だった
第1位 ジェリコアコアラ/ブラジル
そして、1位はブラジル人&僕が愛してやまないブラジル北部の街(村)・ジェリ。
多くのブラジル人がおススメするだけあって、本当に居心地のいい、最高の海辺の街だった。
ジェリの魅力はもちろん海。
風が年中強いため海水浴には適さないが、カイトサーフやウィンドサーフなどのマリンスポーツに加え、
長く続くビーチを使って、ビーチサッカーやホーストレッキング、バギーなどアクティビティ満載。
夕暮れ時にはカポエイラの実演もあり、なにかと楽しませてくれる。
街自体の雰囲気はとてものんびりしており、街中には舗装された道はなく、地面は全て砂。
欧米人のヒッピーによって作られた街らしく、お洒落なカフェやショップが多く、どこも開放的なのが特徴。
ブラジルのビーチでは数少ない夕日絶景スポット(西側を向くビーチが少ない)のため、カップルにおススメ。
いようと思えば、いつまででもいれてしまう、欧米人パッカーの沈没地。
日本人にはまだまだ知られていないジェリだが、レンソイス国立公園と共にぜひ!!
※ジェリコアコアラの記事

街の様子

地元の子供たち

カイトサーフ

ビーチでのホーストレッキングは、ほんと気持ちいいのでおススメ
~次回は・・・何のランキングにしようかね~
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世界一周ランキング Vol.3 ~街編 田舎町~
田舎町。
都会の喧騒を離れ、ゆっくりとした時を刻み続ける静かな町。
広場からは人々の笑い声が聞こえ、お店の前では店主とお婆ちゃんが親しげに話をする。
そんなほのぼのした光景を見たくて、旅中、田舎町に訪れたくなる旅人も多いだろう。
かくいう僕も田舎町が好きで、ゆっくりしたいと思った時には、
ガイドブックにも載っていないような町へと足を進めた。
田舎町の探し方は、旅人や現地の人から聞いた情報が命。
地図も、正確な情報もない中、駅で行き方を聞き、現地では宿や見所を自分の足で探す。
これぞ、旅の醍醐味!!
そんな旅の魅力が詰まった『田舎町』。
今回は、そんな田舎町のランキング。
ランキングに入る前に、なにをもって田舎町とするかだが、
正直、明確な要素はなく、僕が訪れた時に感じた町の臭いや雰囲気で決めています。
まあ、ようは僕の勝手(笑)
そう、毎度のことだけど、独断と偏見のみのランキングなので、ご容赦ください(笑)
それでは~、今回も張り切っていってみよう!!
第5位 オフリド/マケドニア
訪問当時、オフリドについて書いた記事のブログタイトルは、『リゾートに求めるものが全てある町』。
今思い返してみても、湖畔リゾートとしては、スロヴェニアのブレッド湖と並んで印象深い。
そんなオフリドは、マケドニアの首都スコピエから4時間ほどの場所(アルバニアとの国境近く)にある。
旅に出る前、オフリドどころかマケドニアの知識すら、ほとんどなかった僕。
オフリドについて、初めて知ったのはブルガリアからのバスの道中。
これからフランスに帰るというフランス人に、オフリドの評判を聞いたのがきっかけで、行きたいと思った。
オフリド湖の湖畔に佇む古い町並みには、細い路地や坂が入り組んでおり、この地方独特の家々が立ち並ぶ。
町唯一の繁華街であるメインストリートには、オープンレストランやオープンカフェが軒を連ね、
僕が訪れたのは、ちょうどW杯の時期だったので、観光客や地元の人がサッカーの試合を見て、一喜一憂していた。
欧州のリゾートっぽい雰囲気を醸し出す一方、どこか田舎臭さも残す町・オフリド。
後から調べてみたら、世界遺産でした(笑)
※オフリドの記事

第4位 ビニャーレス/キューバ
THE 田舎町、ビニャーレス。
田舎臭さの残る町が多いキューバの中でも、群を抜いて田舎だったこの町(村)。
なにが田舎臭いかって、ここに住む人々の雰囲気がもう、田舎!!
って、もちろん馬鹿にしているわけではありませんよ。
メインストリートが1本あるだけの町は、教会前ではおばちゃんたちが井戸端会議をし、延々3時間は座っていた。
道行く人々の足元は長靴姿の人が目立ち、この近辺で農業を営む人が多いことを物語っている。
この町の男性のフォーマルスタイルは、ハットにちょびヒゲ、土の汚れがついたシャツに長靴って感じ。
ちょっと町を外れると、馬車や牛車の姿が目立ち、周りに広がる風景と見事にフィットしていた。
町の郊外には、壁画や洞窟など、観光スポットが点在しているので、チャリで周ることをおススメ。
※ビニャーレスの記事

ビニャーレスの宿から見た町の夕景
第3位 イグアス居住区/パラグアイ
日本では全く知名度がないけど、南米を周った旅人なら、絶対に一度は聞くこの町の名前。
パラグアイの南東部にあるイグアス居住区は、多くの日系人が住む町。
戦後の移民政策で海を越えた家族が切り開いた町だが、今も時代の生き証人として貴重な1世の人々が暮らす。
この町や多くの旅人が滞在するであろう『ペンション園田』の雰囲気は、まさに日本の田舎。
夏休みに親戚のいる町や家に遊びに訪れたような感覚で、日本人パッカーの心を癒してくれる。
町中には鳥居や野球場など日本らしさが残り、日本食を出す食堂はもちろん、生協まである。
南米を旅していて、日本食や日本の雰囲気が懐かしくなったら、ぜひ訪れて欲しい町。
※イグアス居住区の記事

日本ではもう見かけなくなった標語の看板

宿でチャリを借りて、この地方独特の赤土の大地を疾走!!
第2位 理塘/中国
四川省の西、チベット自治州に程近いこの町は、標高4,000mの高山地帯の腹の部分に位置する。
旅人の間では、『鳥葬』が見れる場所として有名な町なのだが、僕はここの町の雰囲気が好き。
町に住む人々のほとんどがチベット人で、人懐っこく、時折見せる満面の笑みが特に印象的だった。
町自体は、東西に延びるメインストリートと南北に延びる大通りがあるくらいで、他は何の変哲もない町だが、
町を望む高台に建つゴンパ(チベット寺院)では、僧たちの生活を垣間見ることが出来る。
ここのゴンパの僧たちは、僕が訪れたゴンパの中では群を抜いてフレンドリーで、
奥にある寮を見せてくれたり、お茶をご馳走になったりと、楽しいひと時を過ごさせてもらった。
今までほとんど接点のないチベット文化だったが、
チベット仏教と共に生きる人々の平凡な暮らしや僧たちの等身大の姿を見て、とても親近感を覚えた。
東チベットに行くなら、ぜひ立ち寄って欲しい町。
※理塘の記事

道に僧が普通にいる生活

ゴンパから見た景色

僧の寮を突撃訪問!!
第1位 モンタニャーナ/イタリア
栄えある1位は・・・イタリアの田舎町、Montagnana(モンタニャーナ)。
『えっ、どこ??』って感じですよね。
旅する前の僕だったら同じく、即Googleマップで検索してることでしょう。
モンタニャーナは人口1万人ほどの町で、イタリア共和国ヴェネト州パドヴァ県に属している。
ここで大体の位置が分かった人は、相当なイタリアマニアか地理オタク、それか僕のブログマスター(笑)
パドヴァとは、フィレンツェとヴェネツィアの間に位置する町で、ボローニャから程近い。
そのパドヴァから鈍行列車を乗り継いだ場所にあるのが、ここモンタニャーナ。
はい、はっきり言って、結構な田舎です。
ただ、そんなモンタニャーナもイタリア人の中では、けっこう有名な町。
理由は、完璧なまでに残る中世の城壁とこの町の特産・生ハム。
僕は過去、色々な町で城壁を見てきたけど、ここまで綺麗で完璧な城壁を見たことがない。
しかも、その城壁は遺跡として保管されているのではなく、今も町の一部として生き続けていることに驚いた。
一杯飲みに出かけたBarの店主は『この城壁は、今も町の守り神なんだ』と誇らしげに語ってくれた。
生ハムについては、これは僕も現地に行って初めて知ったのだが、
モンタニャーナの生ハムはあのパルマと並び、国内の生ハム2大生産地として知られているそうだ。
良質なプロシュートは、スペイン系の肉厚な生ハム好きの僕でも、病み付きになる味だった。
日本ではあまり知られていないモンタニャーナであるが、僕がここで強く感じたのは『町民たちの地元愛』。
日本人が訪れるのが珍しいのか、城壁や広場、Barなどで、よく町民から話しかけられた。
そして、みな口々に言う。
『どうだ、この町は素晴らしいだろう』
その言葉を聞いて、なんだか胸に熱いものを僕は感じた。
※モンタニャーナの記事




城壁の門近くにあった、町唯一の日本料理店。当時は、日本語を話せる女性スタッフがいた。
~次回は街編の最終回、海辺の町編です~
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世界一周ランキング Vol.2 ~街編 旧市街~
昨日は、帰国後初めて旅友に会ってきました^^
誰と会ってきたかというと・・・・

旅○のお二人&まだ帰国2日目の村上夫妻(=チーム・チェンマイ)

世界科のお二人とは、実は初対面!!昨日はあんまり話せなかったけど、またゆっくりお話ししたいな~^^

初日の出を一緒に見た、チーム・イースターの面々も!!って、ボリは何処へ・・・??
実は昨日、旅○のお二人や世界科のお二人が、東京で旅仲間と講演会をされて、
僕はその後の打ち上げから合流してきました!!
って、打ち上げではJUN1さんとばっか話してたけど・・・(笑)
これじゃ、チェンマイにいた頃と変わらんけど、まあいつも通り楽しかったので、それもよし^^
久々に会う旅友たち・・・
やっぱりいいですね^^
なんだか落ち着きます。
みなさん、今後も末永くよろしくお願いします!!
(おいらももっとみんなに会いたいから、何か企画しようかな・・・)
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前回に引き続き街編のランキング。
今回のテーマは・・・『旧市街』
欧州を中心に海外の歴史ある街は、大体が旧市街と新市街を持つ。
一般的に、旧市街とは中世から残る街並みの事を呼び、街の中心になっていることが多い。
一方新市街とは、近代に入ってから区画整備された街並みを指し、住宅地となっていることが多い。
旧市街と聞くと、欧州の石畳のある古い街並みを思い出しがちだが、その他の大陸にも旧市街は存在する。
中南米やカリブ地域では、スペインや欧州列強の統治下で創られた街並みを『旧市街』とは呼ぶし、
アラブでは数百年前から存在するメディナやスークを指し、アジアではその昔繁栄した文明の街並みを指す。
ひとえに旧市街といっても、その大陸、地域、街ごとに全く違った顔を見せてくれる。
今回は、そんな『旧市街』のランキング。
例のごとく、僕の独断と偏見であるが、印象に残っている旧市街TOP5をどうぞ^^
第5位 ホイアン/ベトナム
ホイアンは、なんだか懐かしい感じがする街。
街自体は非常に小さく、旧市街のエリアも2時間ほどで歩き回れてしまう規模だが、
古民家や小道、川に架かる橋など、随所に日本人の心を擽る街並みがある。
街中には、オーダーメイドのお店が多く、アオザイや提灯など、様々なものを自分で作ることができる。
5kmほど離れたビーチは、日本人にはあまり知られていないが、居心地のいいホイアンの癒しスポット。
心安らぎたい時に、ふらっと行きたい・・・そんな街。
※ホイアンの記事

ホイアン名物の提灯。夜、明かりの灯った提灯は、本当に綺麗です^^
第4位 マラケシュ/モロッコ
マラケシュのメディナ(旧市街)は、活気に満ちたアラブのスーク(市場)が中心。
フナ広場を中心に広がる一大スークは、アラブの魅力がこれでもかってくらい詰まっている。
スーク内では、お土産に最適なバブーシュやモロッコ雑貨、シーシャ(水タバコ)に加え、
食品や生活用品などの一般生活用のモノまで幅広く売られており、ただ歩くだけでも楽しい^^
買い物好き&雑貨好きの女の子がここに迷い込んだら、数日は出てこないだろうね。
僕が訪れた時は、ちょうどラマダン入りの時だったので、普段とはまた違うスークの雰囲気も見ることが出来た。
モロッコのメディナというと、大迷宮・フェズが有名だが、楽しさではマラケシュに軍配!!
ぜひ、地図を持たずに、スーク内を彷徨ってみてください^^
※マラケシュの記事(ラマダン入り)

フナ広場の夜景。フナ広場では、様々なモロッコ料理を食べることが出来る。
第3位 シエナ/イタリア
中東や東欧を周っている時に、イタリア人はもちろん、その他の欧州パッカーから勧められた街。
僕の大好きなフィレンツェから1時間ちょっとのところにあり、
ルネサンスによって華開いたフィレンツェの一方、文化競争に負けたシエナは当時のままの姿を今も残す。
ドゥオモや各美術館・博物館など見所も多いが、僕が一番好きだったのが中心のカンポ広場。
地元民と観光客のバランスが絶妙で、ジェラートを食べながらのんびりするのに、最高の場所。
この地方の名物である『ピチ(太麺のパスタ)』は、訪れたらぜひ食べてみて^^絶品です!!
中世の雰囲気に浸りながら、ゆっくりするにはもってこいの街。
※シエナの記事

カンポ広場

ピチと呼ばれる、この地方伝統のパスタ。モチモチした食感は、病み付きになる。
第2位 シャングリラ/中国
中国の雲南省の街では、旧市街のことを『古城地域』と呼んでいる。
そんな雲南省の北部、デチェンチベット族自治州の中心地である、シャングリラ。
念願のチベット圏最初の街ということで、テンションも


ここの古城地域はなんともいえない、心地よさがあった。
古城地域は観光地化しているものの、凸凹のあるイビツな石畳に、生活感のある家屋が続き、
お土産ストリートの1本裏道では、地元民の姿が垣間見られ、道で遊ぶ子供の顔は無邪気さ満点。
街のシンボルである巨大マニ車がある大亀山公園の麓では、毎夕盆踊り(名称不明の踊り)が開催される。
チベットの文化や人々の温かさに触れながら、数日過ごしたい・・・そんな街。
※シャングリラの記事

街並み

今もチベットの人々に受け継がれる伝統的な踊り

チベットの子供・・・かわいすぎです!!
第1位 サナア/イエメン
そして、堂々の1位は『幸福のアラブ』と称されるイエメンの首都サナア。
日本では、数年前から物騒な話が絶えない国として知られており、
先日も大規模なデモが行われ、今現在ビザ発給がされているのかすら不明な国。
そんな危険なイメージが漂うイエメンだが、旧市街に住む一般市民は気高く、優しい人々だった。
僕が訪れた2010年4月末も、数日前に英大使館が爆破未遂されたばかりで、空港は厳戒態勢。
『サナアから外に出るときには必ず警察を同行させろ。というかサナアから出るな!!』
と入国管理局で言われてしまうような状況だったが、サナア市内はいたって平和だった。
イエメンと言えば、男性はジャンビーア(腰に巻かれたJ字のナイフ)をつけ、
女性はアバヤと呼ばれる黒い民族衣装(外界にさらけるのは目と手だけ)を纏う、伝統衣装で有名。
さらに、カートと呼べれる覚醒作用のある葉っぱを常用するなど、他国とはやや違う文化を持つ。
信仰心は強く、イスラム教の教えを従順に守るため、『アラブの中のアラブ』とも呼ばれている。
そんなイエメンの首都サナアの旧市街では、日本人はただ歩いているだけでも、人に囲まれます(笑)
人懐っこく、アラビア語の話せない僕に、あれやこれやと話しかけてくる地元民たち。
もちろん騙そうとか、どこかの店に連れて行こうではなく、物珍しそうに僕のことを見ているといった感じ。
カメラを向ければ、子供たちは恥ずかしそうに笑みを浮かべ、撮られた自分の写真に大はしゃぎ。
そんな子供たちが見せてくれた、屈託のない笑顔は、1年以上経った今でも鮮明に覚えている。
アラブ人の本当の姿を見せてくれたサナアの人々。
今、アラブ圏は大変なことになっているけど、あの子たちの笑顔が無くならないことを祈るばかりだ。
※サナアの記事

腰のジャンビーア、口の中に溜め込まれたカートが、イエメン男性の象徴

おっちゃん、目怖いよ

大統領モスクは、今まで見たモスクの中では一番大きく、装飾もすばらしかった

イエメンの子供たちも・・・かわいすぎです!!!!
~次回のランキングは、田舎町ランキングです~
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世界一周ランキング Vol.1 ~街編 都会~
前回まで5回にわたってまとめ記事を書いてきたけど・・・
いやぁ、まとめるのって案外大変ですね。
今までの記憶を呼び戻す&文章にまとめるってのは、なかなか骨が折れます。
まとめ記事に関しては、前回までの記事で一旦終了させていただきます。
もし、前回までの記事の内容のほかに、聞きたいことがありましたら、別途連絡ください!!
ということで、今日からはいよいよランキング♪♪
実は僕自身もこの記事書くの、楽しみにしてました^^
ランキングを書くにあたって、まずは記憶を甦らすため、写真を流し見。
1カ国目のイギリスから38カ国目の中国まで、ざぁ~っと(笑)
流して見ただけなのに、かかった時間は、なんと2時間

だって、写真の総数2万4千枚だもん(笑)
15ヶ月弱の旅だったので、1日平均・・・50枚以上っ!!
よくそんなに撮ったもんだ。
記憶も甦ったところで、いよいよいってみましょう。
記念すべき最初のランキングのテーマは、『街』。
今回の旅で訪れた街の数は、小さい村も合わせると、150ヶ所以上。
そんな街々のランキングをテーマ別で数回にわたってお送りします^^
※注)このランキングは僕の独断と偏見です
それでは、今日のランキング!!
テーマは・・・≪都会≫
第5位 エルサレム/イスラエル
ご存知3つの宗教の聖地がある、世界的にも珍しい宗教都市。
旧市街内は4つの民族エリアに別れており、宗教や人種によって容姿も服装も全く違う。
毎週金曜夜には、ユダヤ教の聖地・嘆きの壁前に、信者たちが正装して集まる。
その群集の姿は圧巻です。
※エルサレムの記事

真ん中やや左に見える金色のドームが、イスラムの聖地・岩のドーム。その麓には、嘆きの壁がある。
第4位 リスボン/ポルトガル
7つの丘を持つ町と呼ばれ、いまだ多くのケーブルカーが現役で走る、坂の街。
日本とは古来より貿易が盛んであったため、
キリスト教や鉄砲の伝来、カステラや金平糖など多くの文化交流があった。
ポルトガルの料理は、日本人の口にも合い、
魚介類をふんだんに使った伝統料理やエッグタルトなど、美食の町としても知られている。
※リスボンの記事

路面電車が行きかう古い街並みは、雰囲気◎。ポルトガルは、赤ワインやポートワインでも有名な国。
第3位 イスタンブール/トルコ
アジアと欧州の境目となっている街。
アジアを横断してきた人にとっては、ヨーロッパの風を最初に感じられる街となるだろう。
この街の魅力を感じるには、街歩きをするのが一番。
マーケットや小道では多くの民族の暮らしが垣間見られ、この街が持つ魅力を肌で直に感じられることだろう。
時間があればぜひ、海を渡ったアジア側にも足を伸ばしてもらいたい。
※イスタンブールの記事

海に面したイスタンブール

バザールが多く、歩いているだけでも楽しい。ウザイ客引きには要注意(笑)
第2位 ハバナ/キューバ
別名・時間が止まってしまった街。
その言葉通り、街中ではクラシックカーが走り、旧市街では100年以上前のぼろぼろな建物が目立つ。
そんな街を歩いていると、どこからともなく聞こえてくる談笑の声と音楽。
人々の多くは、暇なときは路地で過ごし、家でも道でも音楽が聞こえれば耳を傾け、自然と体が動き出す。
なんなんだ、この陽気さは・・・
思わずそう口にしてしまうくらい、陽気で明るい人たちが住む街。
ハバナ一の観光スポットは、革命博物館や要塞ではなく、そこに生きる人々の姿だ!!
生きることへのエネルギーを感じたい人は、ぜひハバナへ^^
※ハバナの記事



第1位 ロンドン/イギリス
なんと海外旅行でありきたりなロンドンが、まさかの1位(笑)
『世界一周してきてロンドンかよ』って声も聞こえてきそうだけど、ほんと良かったのよ^^
元々、僕の中でのロンドンのイメージがあまり良くなかったこともあり、そのギャップもあると思うが、
訪れた時期が4月で、春本番を迎えたお花が満開のロンドンは、とても魅力的だった。
晴れ渡る空に、花が咲き乱れる公園。
長い冬を終え、やっと訪れた散歩日和が続く毎日に、人々の足取りも軽い。
休日ともなれば、みんな公園で寝そべったり、おしゃべりしたり、スポーツしたり・・・。
都会にある公園とは思えないその広さに、日本人の僕は、ただただ驚かされっぱなしだった。
ロンドンの一番の魅力と言えば、やっぱりマーケット!!
週末になると至る所で開催されるマーケットを散歩するのが、何よりの楽しみ。
ちなみに、僕のおススメは、イーストエンドで毎週日曜に開催されるブリックレーンマーケット。
移民の街を象徴するように、各国から集まった人々が出す露店の数々は、ほんと見てるだけでも面白い。
欧州系はもちろん、アラブ系、アジアン、ブラックアフリカンなど、ここに行くだけで世界一周できちゃいます。
※ロンドンの記事




~次回のランキングは、旧市街ランキングです~
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世界一周まとめ Vol.5 ~旅にはこれを持って行け!!~
今回は、旅の持ち物編。
バックパッカーの永遠の悩み、荷物。
たくさん持っていきたい物はあるけど、それを担ぐのはもちろん自分( ̄□ ̄;)!!
バックもキャパがあるため、あれもこれもと詰め込むうちに、いつの間にか荷物がパンパンに・・・。
ちなみに、僕は65Lのバックパックを使用し、重量は13~14kg。
これはバックパッカーの中では軽いほうだったと思う。
世界一周で出会った旅人たちの平均重量は15kgくらいかな。
中には35kg以上の強者も!!
フトシさん、そんなになにが入ってるんですか??
自分が担ぐこと&旅中のパッキングのことを考えると、なるべくなら荷物を厳選したいバックパッカー。
なんで今回は、実際に旅して役立ったものを大特集!!
よければ参考にしてください。
≪旅に持っていって役立ったもの≫
☆ネットブック
いまや、バックパッカーの必需品。
情報収集やバックアップ、暇つぶしに大活躍の一品で、何かと便利。
日本でそんなに使わなかった人も、
メールや現地の情報収集、写真のバックアップなどで、旅中の使用頻度は確実に増えるはず。
海外の宿ではWifi完備の場所も多いので、いちいちネットカフェに行かなくてもOKなのが嬉しい。
ちなみに、旅中に使うネットブックで重要視すべきは、HDの容量や重量よりも、充電の持ち。
HDの容量や重量は大きい&軽いにこしたことはないが、充電の持ちは最低3時間、できれば5時間はほしい。
海外では長距離バスや鉄道での移動が多いので、充電の持ちがよければ重宝しますよ~。
ちなみに、海外でPCを買う場合、アジアなら香港、南米ならパラグアイ、北米ならアメリカが安い。

車内で水曜どうでしょうを見てご満悦なきのぴー
☆デジカメ
こちらも必需品。
一眼とコンデジのどちらにするか迷う人も多いと思うけど、これはほんと一長一短。
一眼レフの写真はやっぱり綺麗だし、何より写真の質感が違うが、難点は重さ。
カメラ+レンズ×2だけでもけっこうな重量になるので、長旅では不向き。
一方コンデジは、利点&不利点がその逆。
軽いものの、一生に一度の世界一周なので、出来れば綺麗な写真を撮りたいというのが、旅人の本音だろう。
よって、写真にこだわりたいなら、僕は重くても絶対一眼を持っていくべきだと思う。
今年から旅を始めた旅人たちは、一眼の価格下落のおかげか、そのほとんどが一眼を持っていた。
もし軽さを最重視で、その上で遊べるカメラを求めるなら、CANONのPowershot S95がおススメ。
僕が使っていたコンデジだが、露光、ISO、シャッタースピードなどが調節でき、
レンズの性能もいいため、暗い場所でもフラッシュなしで、綺麗に撮ることができる。
さらに、魚眼や色指定(ある色だけを残して、残りは白黒)など、様々な遊べる機能も兼ね備える。
重量は170gと軽く、大きさもポケットサイズなので、どこにでも持ち運べます^^
最後に、カメラの併用ということで、持って行ってもいいなと思ったのが、防水コンデジ。
海や川などの防水はもちろん、旅中は砂漠や浜辺の砂にも悩まされたので、これが一台あると便利。
現在は、どのメーカーの防水もそれほど高くないので、アクティブ派にはおススメ^^
※Powershot S95の口コミ・評価

☆ポータブルHDD
写真や動画のほか、映画やガイドブックのデータのバックアップ用。
PCが壊れたり、盗まれたりの可能性があるので、あると便利。
旅中は盗難に備え、PCとは別の場所に保管しておくこと。

旅用に購入した耐衝撃ボディのHDD250GB
☆国際免許証
これは人によるが、アメリカやパタゴニア、イースター島や欧州でレンタカーを借りたい人は、必須。
レンタカーの旅は、バスや鉄道で周る旅とは一味も二味も違うので、僕的には超おススメ。
人数が集まれば、思ったより安く済むしね^^
ちなみに、アメリカ以外で借りる車は、そのほとんどがマニュアルなので注意!!

気の向いた時間に、気の向いた方向へ移動することが出来るレンタカー。ガス欠には注意(笑)
☆パックセーフ
一般的に、重い&使用頻度が少ないため、賛否両論のパックセーフ。
でも、僕は持っていってよかったと思っている。
用心深い性格から、ドミやスタッフが怪しそうな宿、空港泊時など、いたる場面で僕はこれを活用した。
パックセーフの良いところは、もちろん盗まれにくいということもあるが、
それよりもこれなら盗まれることはないという、『安心感』が持てるところ。
おかげで、安心して外出できたし、空港でも心置きなく寝ることができた。

ヨルダン・アンマンの空港にて
☆ダウンジャケット&ヒートテック
僕のルート的に、夏を追いかける旅だったので、そこまで使用頻度はないと思っていたが、とんでもない。
しょっぱなのアイスランド、真夏なのに雪が降ってたパタゴニア、夜は零下のウユニなど、たびたび使用した。
ほんとユニクロさまさまって感じ。
ちなみに、ダウンは他の国でも買うことはできるけど、
軽さ&コンパクトさを考えると、ユニクロやモンベルなどがおススメなので、日本で購入しとくべき。

ユニクロのプレニアムダウンジャケットは小さく丸められるので、持ち運びに便利!!@ウシュアイア

ヒートテックは必須ですよね!!ね、ヒロさん^^
☆圧縮袋
日本の圧縮袋の性能は、文句なしに世界一!!
できれば破れやすい100均のものではなく、しっかりとした丈夫なやつを・・・。
100均のは1ヶ月で破れます。
☆南京錠
バックパックやポーチにつけるほか、宿のロッカーなどにも使用するため、必須。
様々なタイプのロッカーがあるため、南京錠の大きさはいくつかあった方が良い。

鍵タイプは無くしやすいため、ダイヤル式がおススメ
☆ヘッドライト
アドベンチャー好きな人はもちろんだが、普通の生活でも重宝します。
例えば、停電時、ドミトリーでの深夜、街灯のない村を夜歩くときなど。
バックパックの分かりやすいところに入れておくと良い。

☆耳かき
木製の耳かきは海外では手に入らないため、必要な人は日本から持って行きましょう。

☆証明写真
各国ビザやカードを作るのに必要になる証明写真。
海外で作ると高くつく場合が多いので、日本で自作していくほうが良い。
証明写真を30円で作る方法は、こちらから。

シート1枚30円で作ったのがこれ
☆日本土産
海外でお世話になった人にあげたい、日本土産。
ただ、荷物の事を考えるとかさばるものは持っていけない。
ということで、僕が持っていったのは、和紙で作った爪楊枝入れ。
世界各国で配ったけど、なかなか好評でした^^
知り合った旅友の中には、小さな鶴の置物や五円玉(ご縁とかけてあげる)を大量に持っていた人もいた。

☆日本食
日本人なら旅中に恋しくなるであろう、日本食。
旅友の中には、味噌汁のもとやお菓子など、大量の日本食を持つパッカーもいた。
僕はというと、日本食レストランに行ったり、自炊できるところでは自分で作ったりしていた。
今現在、海外では日本食レストランがたくさんあるので、容易に外食は出来るし、
欧州や南米、北米では、日本食材や醤油などが簡単に手に入るので、現地のスーパーなどで購入していた。
僕が唯一、日本から持っていったのは、これ。

キューピーのたらこと明太子のパスタのもと
日本でしか売っていない上、海外で簡単に手に入るパスタとあえるだけなので、手軽さも◎。
こいつのおかげで、何度救われたことか・・・(笑)
≪旅中、持ってくれば良かったな~と思ったもの≫
☆iPhone(スマートフォン)
ネットブックがあればいらないかなと思ったけど、途中でメチャクチャ欲しくなった。
理由は、Wifiの有無をすぐ調べられる、地球の歩き方やロンプラをデータで持ち運べるの2点。
メールや簡単な調べごとがすぐ出来る上、重たいガイドブックを持ち運ばなくてよいのは嬉しい。
しかも、GPS機能を使えば迷わないし、レート計算アプリを使えば両替時に騙されることもない。
本当に便利な世の中ですよね。

帰国後、購入したiPhone
☆折りたたみ式のバケツ
折りたたみ式のバケツとは、釣りとか子供の遊びで使う、ねじれて折りたためるやつ。
自分で洗濯する時に、洗い物が出来る環境が整っている宿が案外少なく、ずっと欲しいなぁと思っていた。
これさえあれば、水があればどこでもジャブジャブ洗えるし、その他の用途にも活躍できる。
折りたたみ式のバケツは、海外では売っていないので、上州屋や生活用品店へGO!!

折りたたみ式でない普通のバケツを持ってたKAMAKO。やっぱり折りたたみ式の方がいいよね・・・
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