写真で振り返る世界一周 Part.2
今回はブルガリアからポーランドまでの東・中欧を振り返ります。
旅する前は国の名前や場所すら定かでなかった、いわゆる東側諸国。
人生で初めて目にした旧共産主義国の無機質な街並み。
歴史の教科書でしか知らなかったユーゴスラビア内戦の爪あと。
そして、20世紀最悪の負の記憶と呼ばれる、アウシュヴィッツ収容所。
マイナス面ばかりがクローズアップされがちな東・中欧諸国だが、
今現在は人種や宗教、言語の違いを乗り越え、訪れた国々はどこも平和な印象を受けた。
人々も、僕の勝手なイメージで最初は無口で無愛想な人が多いのかなと思っていたが、
牧歌的で素朴で、人のことを思いやる、本当の意味での優しい人々がそこにはいた。
言葉は通じないことが多かったが、温かみのあるやり取りが最も出来た地域。
そんな東・中欧諸国を一挙にどうぞ!!
≪8カ国目 ブルガリア≫
訪問地:カルノヴォ、ソフィア
ヨーグルトと琴欧州の故郷。
そのくらいしかイメージのなかったトルコ、ギリシャ、ルーマニア、マケドニアに隣接した国。
実際行ってみてまず感じたのが、文字読めねえ&言語全くわからねえ・・・(笑)
初めて見たキリル文字は、アルファベットみたいなんだけど、ちょっと違う。
絵のようにも見える文字の形は、外国人が漢字を習うようなものなのかな?と感じさせた。
ブルガリアの魅力は、なんといってもその“のどかさ”。
馬車やロバがまだまだ現役として使われており、地方に行けば行くほど、数世紀前の欧州を彷彿とさせた。
カルノヴォ周辺では薔薇が有名で、毎年6月には薔薇祭りも催されているので、時期があえばぜひ!!

バスの行き先すら読めないキリル文字

ソフィアの街並み

薔薇で有名な“バラの谷”
≪9カ国目 マケドニア≫
訪問地:スコピエ、オフリド
マケドニアといえば、アレキサンダー大王・・・ほんと知ってる知識はそれのみだった。
ブルガリアのソフィアからスコピエまでは国際バスが出ていたものの、バスターミナルからが大変だった。
だって昼過ぎなのに、バスターミナルに人が全然いない(><)
インフォメーションは閉まってるし、近くにいた現地人はほとんど英語がしゃべれない。
宿の住所を見せて、身振り手振りで場所を教えてもらい、なんとか宿へ。
ある意味、旅の醍醐味を味わえる国。
首都・スコピエには見所がほとんどないため、一気に湖畔リゾート・オフリドに行ってしまってもよい。
むなしさ、虚空さを味わいたければ、スコピエへ。

かの有名なマザーテレサは、マケドニアの首都・スコピエ出身

城壁から見たスコピエ市街

湖畔リゾート、オフリドの旧市街は狭いため、家はみんな2階から拡張
≪10カ国目 アルバニア≫
訪問地:ティラナ、べラット
マケドニア以上に知識も情報もなかった国。
暴動やストライキの影響でギリシャの政情が荒れていたため、マケドニアから直接アルバニアへ。
欧州最後の秘境と言われるアルバニア。
国民のほとんどが関与したねずみ講事件により国が経済崩壊した、ちょっと変わった歴史を持つ国。
そんなアルバニアの印象は・・・田舎(笑)
欧州の中では群を抜いて田舎だと思う。
移動手段はバスしかないが、大型バスの数は少なく、どの町でも中型バスが主流。
国民が個人の車を持ち始めてからまだ歴史が浅いため、どの車も低速運転でトロトロ走り。
道端には物売りのおばちゃんや牛がいたり、ザクの頭みたいな防空壕があったりと、とってものどか。
田舎好きには、たまらない国だと思う。

ティラナ市街の様子を唯一撮った写真。てか、首都なのに街並みの写真一枚って・・・

千の窓を持つ町、べラット

アルバニアで売られていたコーラ。絶対From U.S.A.じゃないし(笑)
≪11カ国目 モンテネグロ≫
訪問地:コトル
アドリア海に面した小国。
小さな国の中には山あり、川あり、海ありと、自然が豊富。
モンテネグロからは西欧らしさを感じ始められ、西欧諸国からの観光客も多かった。
今回はコトルにしか立ち寄っていないが、ゆっくりまた訪れたいと思う国。
ちなみに、使用通貨はユーロのため、西欧からなら両替する必要はない。

コトルの旧市街内はまるで迷路。写真は旧市街の広場にあった教会。

旧市街を上から

旧市街の裏にそびえる砦跡
≪12カ国目 クロアチア≫
訪問地:ドブロヴニク、ザグレブ、プリトヴィッツェ、ザダル
アドリア海の真珠・ドブロヴニクがあり、日本からのツーリストにも人気のクロアチア。
その他にも、欧州イチの情景の美しさといわれるプリトヴィッツェや古都ザグレブ、
アドリア海沿いに広がるリゾート地に、各町の歴史ある旧市街と、本当に観光のしがいがある国。
バックパッカーにとっては物価が高い(西欧並み)ため、以西の東欧諸国のような感覚では生活できないが、
それでも、近くに来たなら絶対立ち寄るべき国。
『魔女の宅急便』や『紅の豚』を見てからアドリア海INすれば、気分が盛り上がること間違いなし。
アドリア海沿岸でバスに乗る際は、必ず海側の窓側の席を確保すべし!!

ドブロヴニクといえば、オレンジの屋根にアドリア海!!

首都・ザグレブも落ち着いたいい雰囲気の町。僕が行った6月は、花の露店がたくさんあった。

大雨の中観光したプリトヴィッツェ。ここだけは、リベンジしたい!!
≪13カ国目 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ≫
訪問地:モスタル、サラエボ
サラエボ事件、ボスニア内戦など、負のイメージが強いボスニア・ヘルツェゴヴィナ。
今回訪れた旧ユーゴ圏の国の中では、一番戦争の爪あとが残っていた国。
特に首都・サラエボは、90年代に起きた内戦により被爆した建物が数多く残っており、
建物にも銃弾や砲撃のの後が今も残っていた。
内戦や歴史に興味があるなら、ぜひ行ってもらいたいのが、トンネル博物館とホリデイイン。
内戦時に貴重な輸送路であった郊外のトンネルに、世界のジャーナリストがたむろしたホリデイイン。
写真が残る戦時中のホリデイインと今の姿を比べれば、どれだけ過酷な場所だったのかが、よく分かる。
ちなみに、ホリデイインのロビーでフリーWifi拾えます。

戦争当時の勢力図。包囲されたサラエボ市街の住民の生命線は、右上のトンネルだけだった。

トンネルの入口

ホリデイインの戦時中の写真
≪14カ国目 イタリア≫
訪問地:フィレンツェ、シエナ、モンタニャーナ、ヴェネツィア、トリエンテ
旅の途中でイタリア人から話を聞き、急遽アドリア海を越えて訪れたイタリア。
いや~、イタリアはほんと何度行ってもいいね!!
今回訪れたのは、文化と自然の調和がうまくとれたトスカーナに、生ハムで有名な田舎町、そして水の都。
イタリアの町は、まるで元々テーマが決まっていたかのように各町に特徴があり、本当に楽しませてくれる。
さらに、イタリアの楽しみといえば、食事。
日本人にも馴染みのあるパスタやピザに、各地特産のものをフルに使った郷土料理の数々。
そして、絶品なのが食後のデザート&エスプレッソ。
リピーターが多いのもうなづける、欧州イチの観光国。
次回は、ぜひイタリアの地方都市や田舎町を中心に旅してみたい^^

大好きな街、フィレンツェの景色@ミケランジェロ広場

水の都ではスリ未遂に遭遇。多いらしいので、みなさん注意です!!

イタリアといえば、ジェラート。毎日1個は必ず食べてたな^^
≪15カ国目 スロヴェニア≫
訪問地:リャブリャーナ、ポストイナ、ブレッド
アルプスの日のあたる側と称される、小国スロヴェニア。
30万人ほどの国民しかいない国だが、美しさは欧州でも随一。
アルプスの山々や湖などの自然はもちろんのこと、首都・リャブリャーナを代表とする町も美しい。
ぜひ、カップルや夫婦で訪れて欲しい国。
僕のおススメは、リャブリャーナの城と旧市街。
中世の世に迷い込んだかの街並みは、バロック、アールヌーボー建築の建物が並び、
『竜の橋』や『3本橋』をはじめとする水辺の情景は、まさに溜め息もの。
本当に小さい町で、ゆっくり観光しても1日あれば十分だが、できれば2~3日ゆっくりしたい場所。

リャブリャーナの様子

欧州で一番大きな鍾乳洞、ポストイナ洞窟

ぜひ大切な人と訪れて欲しいブレッド湖
≪16カ国目 ハンガリー≫
訪問地:ブダペスト、エゲル
旅人の評価が分かれる、首都・ブダペスト。
楽しかったと言う人もいれば、つまらなかったと言った人もたくさんおり、まさに賛否両論。
僕の感想はというと・・・メッチャ楽しかった^^
くさり橋や王宮、国会議事堂にオペラ座などの有名観光地もそれなりに楽しかったけど、
僕が一番楽しかったと思ったのは、“街歩き”してる時。
プラハやウィーンと比べると、どうしても地味がちなブダペストだけど、
地元の人は優しく、なおかつノリがよいので、ついついたくさん絡んでしまった。
街角で、レストランで、市場で、温泉で・・・ほんと、どこでも旅人の僕に心を開いてくれた現地の人たち。
お酒まで奢ってもらって、ほんと恐縮です!!
ハンガリー原産のフォアグラやトカイワイン(貴腐ワイン)は、
市場やスーパーで買うと、さすが原産国だけあってバカ安なので、ぜひぜひ試してみて!!
ワイン好きにはエゲルもおススメです^^

ブダペストの象徴・くさり橋

ハンガリーは温泉大国!!

お洒落なパティストリーもあって、街歩きの休憩場所にはもってこい^^
≪17カ国目 ポーランド≫
訪問地:クラクフ、ヴィエリチカ、アウシュヴィッツ
世界でも珍しい、世界遺産が3つ(クラクフ旧市街、ヴィエリチカ、アウシュヴィッツ)もあつまるクラクフ周辺。
どれも魅力的でおススメだけど、その中でもやっぱりアウシュヴィッツだけは見ておかないとね。
人類の負の遺産、アウシュヴィッツ。
もう今更説明するまでもないと思うけど、やっぱり実際行って見るのと、見ないのとでは全然違う。
囚人たちの無言の抵抗とされる門に掲げられた逆さまのB、銃殺される場所として名高い処刑場、
大量虐殺に使われたチクロンB、囚人たちの服や髪の毛、爆破されたガス室、輸送用の貨物車・・・
どれも現実に起こったものとは思えない、非常につらく悲しいものがたくさん展示されている。
僕は偶然にもイスラエルから来たユダヤ人たちの一行と、ビルケナウで一緒になった。
彼らが祈ったり、賛美歌を歌ったりする姿を目の当たりにし、思わず涙を流してしまった。
彼らの鎮魂歌は僕に深い悲しみを誘ったが、一方でイスラエルの現状を考えてみると・・・
僕の心はやりきれない想いでいっぱいになった。

クラクフの旧市街は、馬車と花がよく似合う

綺麗に整備されたため、当時の面影はあまりないアウシュヴィッツの囚人棟外観

ビルケナウにいたイスラエル人ご一行
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写真で振り返る世界一周 Part.1
最悪です(><)
ブログ2回消しちゃって、これで3回目の執筆。
誰が悪いわけでもないから自分へのイライラMAXだけど、これだけは言わして。
早く自動保存機能を導入してくれ!!
さて、今回からはラストの企画。
AYAさんはじめ数名からリクエストをもらった、
『写真で振り返る世界一周』を数回に分けてご紹介します。
訪問した38カ国を世界一周で周った国順で、写真を用いながらご案内!!
まあ、旅の総まとめとして見てください。
まずは、1カ国目のイギリスから7カ国目トルコまでの序盤戦。
それでは~、Here we go^^
≪1カ国目 イギリス≫
訪問地:ロンドン、ニューマーケット
アジアをすっ飛ばして、いきなり辿りついたは“霧の都”、ロンドン。
曇り、霧というイメージの強かったロンドンだったが、僕が訪れた4月は快晴が続き、青空が広がっていた。
街の人々は、待ちわびた春を祝うように公園で日向ぼっこをしており、芝生の上はいつも人でいっぱいだった。
現地在住の友人の勧めもあり、今回は現代アートや写真の展示会に足を運んだ。
さすが、世界のアートを席巻する街だけあって、どれも新鮮かつ奇抜なものが多く、見入ってしまった。
各種美術館やミュージカル鑑賞、週末のマーケット散策などもあり、世界的にも芸術色の強い街。
イーストエンドやテートモダン周辺などに、展示会やブティックが多いので、ぜひ足を運んでみて。
ロンドンの郊外では、西にあるコッツウォルズや北にあるケンブリッジ周辺がおススメ。
イギリスの古き良き街並みが今も残っているので、ゆっくり街を散策してみては?

現代写真展

週末のマーケットは、地元の人にも、観光客にも人気!!

馬が身近にいるロンドンの生活@ハイドパーク

シャーロックホームズファンなら必見のベイカーSt.
≪2カ国目 アイスランド≫
訪問地:レイキャビック、周辺の自然系観光ルート
まとめ記事でも何度も紹介してるが、THE ネイチャーアイランド・アイスランド。
氷とマグマの国と呼ばれているように、島全体で地球の鼓動を感じることができる。
僕が現地で一番驚いたのが、
蛇口から出る水はミネラルウォーターと同じ成分&お湯はすべて温泉だということ。
シャワーからは硫黄のにおいがする温泉が・・・^^
街の人々は温泉と運動(ランニングや散歩)をこよなく愛し、北欧系美人が多いアイスランド。
Iceland Expressが就航したおかげで、安価で欧州各都市から飛べるようになり、
以前よりも気軽に、世界一周のルートへ組み込むことが出来るようになった。
地表から吹き上がる地熱の煙、大瀑布、大氷河、間欠泉、露天風呂・・・そして、火山噴火(笑)
自然派には絶対訪れて欲しい国。

世界で一番大きい露天風呂、ブルーラグーン

自然の偉大さを感じさせてくれる島

地球は生きています

クリントン元大統領も絶賛したというホットドック
≪3カ国目 ヨルダン≫
訪問地:アンマン、ネボ山などのキリスト教聖地、死海、ペトラ遺跡
たぶん、中東を旅するなら必ず訪れるだろうヨルダン。
世界的にも有名なペトラ遺跡や死海があるため、世界中から観光客が訪れている。
僕も初めてのイスラム圏ということで、色々心配していたが、ヨルダンはいたって平和な国だった。
ヨルダンでのおススメは、キリスト教の聖地巡り。
死海やペトラももちろん良かったけど、自分の知らない世界という意味で、これを推したい。
モーゼが死んだとされるネボ山やキリストが洗礼を受けたヨルダン川流域など、
聖書に書かれている遠い昔のエピソードの場所が、実在してるんです。
ぜひ時間があれば、数千年の時を越えた時空の旅へ行ってみてください^^

ペトラの遺跡はメチャクチャでかい。日よけもないので、日射病には注意!!

死海で浮遊体験!!

ついでに泥パックも・・・これ日本でやったらいくらするんだろう

ヨルダン川の対岸はもちろんダビデの国・イスラエル
≪4カ国目 イエメン≫
訪問地:サナア
テロ未遂後すぐだったため、サナアしか観光出来なかったが、それでもイエメンの魅力は十分に感じられた。
アラブ最貧国として名高いイエメンだが、その分人々の心は温かく、とても気持ちのいい国だった。
イスラム教国の中でも、特に信仰心の強いイエメンの人々。
その服装は独特で、男性は白を基調とした伝統衣装を纏い、お腹には短剣を差す。
一方、女性は目と手以外を黒い衣装で全て隠し、家族以外の男性にはその素顔は見せてはいけない。
街行く人々を見ているだけでも、旅をしている気分に浸れ、異国情緒たっぷりの雰囲気を持つ旧市街。
旧市街の建物も独特で、郊外に建つ大統領モスクも必見!!
普段ではなかなか行けない国だと思うので、世界一周中などの時間のある時にぜひ訪れて欲しい。
ただ、現在は治安悪化のために入国できないという噂。
少しでも早い治安回復を心より祈る。

サナア旧市街の街並み1

サナア旧市街の街並み2

イエメン人男性の正装は、スーツのジャケット&口の中にはカート

香辛料のにおいがアラブ世界であることを感じさせてくれる
≪5カ国目 イスラエル≫
訪問地:エルサレム、ベツレヘム、ヘブロン、エイラット
宗教のサラダボウル、エルサレム。
宗教に興味ある人も、ない人もぜひ行ってもらいたい国。
3つの宗教の聖地を持つエルサレム旧市街、今もなお解決の糸口が見えないパレスチナ問題。
宗教とは疎遠な日本人にとって、理解するのは難しいことばかりだが、知っておいて損はないと思う。
入国の際のノースタンプや中東諸国から比べた物価高など、ちょっとめんどい国ではあるが、
今後の世界情勢を知るためにも、みんな行っておくべき国。
もちろん、治安情報にはご注意を!!

イスラエルといえば、彼ら

エルサレム旧市街の夜景が好き

イスラエルとパレスチナ地区の分離壁、別名・シャロンの壁

人気が全くないパレスチナ自治区のゴーストタウン
≪6カ国目 エジプト≫
訪問地:カイロ、アスワン、ルクソール、ダハブ
まさかのカイロ1泊滞在に、ルクソールでの灼熱地獄、現地人のウザイ口撃、サウナ状態の長距離バス。
今思えば、色々と面白かった国、エジプト。
ほんとは白砂漠や黒砂漠、スィーワオアシスなどにも行きたかったが、まあしゃあない。
それでもピラミッドに感動し、フルーカ(帆船)の旅やダハブでは良い仲間に恵まれたおかげで、とても楽しめた。
そういえば、世界三大ウザイ国にノミネートしているエジプト(他はインド、モロッコ)。
僕がこの旅で一番ウザイというか、嫌いになった国民・・・それがエジプト人。
もちろん良い人も多かったが、それ以上に客引きへのムカつき度が半端なかった。
なんていうか、あいつらの人をバカにした言い方、話し方、キレ方がほんと信じられない。
『エジプトなんて過去の人々の遺産でもってるような国じゃん。
一度遺産を無くして、どれだけ自分たちがその恩恵で生かされているか、考えろ!!』
と、思わず口にしてしまった、ルクソールの夕方・・・。
今となっては懐かしい話です^^

ピラミッドはやっぱり凄かった~

ナイル川での帆船クルージング。あの星空は一生忘れない。

ルクソールで一緒にエジプト人と言い合いしたイギリス人夫婦。元気にしてるかな~??

ダハブの魅力は海!!目の前に広がる海で毎日泳いでました@この写真はブルーホールでスノーケルした時の
≪7カ国目 トルコ≫
訪問地:イスタンブール、カッパドキア(ギョレメ)、パムッカレ、エディルネ
日本からの短期旅行としても人気のトルコ。
昔から東洋と西洋の文化が混在するイスタンブールには行きたいと思っていた。
行ってみての感想は・・・思った以上に素晴らしかった!!
特に、ヨーロッパ側とアジア側の町の対比が面白く、さらにヨーロッパ側の新市街、旧市街の違いもあり、
町を歩いているだけでも、いろいろな発見ができる街だった。
その他では、王道ルートの場所にしか寄らなかったが、国境の街・エディルネはぜひおススメしたい。
市内はちょうど歩き回れるくらいの大きさで、3つあるバザールはどこも活気があり、
町の中心には、トルコ史上最高の建築家・シナンのモスクが高々とそびえ建つ。
ハマムも観光客用、地元客用などいくつかあり、トルコの地方都市を満喫できますよ。

エディルネのモスク

イスタンブールのアジア側で見つけた職人ストリート

カッパドキアの朝の風景

パムッカレの白棚・・・実は、水の量は上で調整されてます(涙)
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世界一周まとめ Vol.6 ~旅で出会った音楽たち~
旅で欠かせないもの、『音楽』。
No life No Music,
No Journey No Music!!
ビーチで、山で、町で、宿で、バスの中で、クラブで・・・
一人で、大切な人と、愉快な仲間たちと・・・
数え切れないほどの音楽を、いろいろな場所・シチュエーションで聞いた。
今回はそんな旅先で出会った音楽たちをどうぞ!!
日本でも知られている曲も、そうでない曲も、
2010年4月~2011年7月まで、僕が世界各地で耳にした音楽たちをご紹介します。
さあ、みんなで旅を、2010年&11年の前半を思い出そう^^
Shakira 『Waka Waka』
まずは、なんといってもこの曲でしょう!!
2010年初夏。
世界がこの曲とともに盛り上がり、この曲とともに喜びに、そして悲しみに包まれた。
W杯の後、日本から来た旅人に、「日本では全然知られていないよ」と言われてビックリ。
まだこのPVを見てない人がいたら絶対観てほしい!!
それくらいクオリティの高い曲&PV。
ついでに、Shakiraの母国語・スペイン語で歌うバージョンも!!
Waka Waka (Esto es Africa)
K´naan 『Wavin' Flag』
W杯関係で、もう一曲。
あの暑い夏を盛り上げてくれた、もう一つの名曲です^^
PVでは、南アフリカの歴史や06年W杯を振り返っており、僕的には最後の30秒が好き^^
Top 15 goals of World Cup 2010
W杯の感動をもう一度!!ってことで、曲じゃないけどUP。
ゴールランキングには不満ありだけど、久々にあの夏を思い出そう^^
Yolanda Be Cool 『We No Speak Americano』
2010年に世界を旅した人なら、誰もが知ってる曲。
一度聞いたら忘れられない独特なテンポと“Pa pa l'americano~”。
ついつい口ずさんじゃいます^^
Edward Maya & Vika Jigulina 『Stereo Love』
ルーマニア人の有名DJのEdward Mayaが、ロシア人のVika Jigulinaと一緒に歌った曲。
二人とも日本ではあまり知られていないけど、ヨーロッパでは大人気。
ヨーロッパで出会った曲だけど、南米やアメリカ、東南アジアでもガンガンかかってた。
PVはギリシャのミコノス島が舞台。
僕は行けなかったが、行った人やエーゲ海好きには、ぜひ見て欲しいPV。
The Black Eyed Peas 『I Gotta Feeling』
ご存知、The Black Eyed Peas。
日本でももちろん流行ったと思うけど、世界中でかかってました^^
PVはLAのハリウッドなど。
jónsi 『Go Do』
アイスランド人から教えてもらった、あの国らしい音楽。
アイスランドの人気グループ、Sigur Rósからソロデビューしたjónsiの曲で、Björkに通ずるものがある。
PVの映像も、独特な感じでGreat!!
Carlos Baute con Marta Sanchez
『Colgando en tus manos』
ベネズエラ出身のラテン歌手Carlos Baute。
スペインでも聞いたけど、母国ベネズエラや隣国のコロンビアでもよくかかっていた。
フューチャリングしているのは、スペイン・マドリッド出身のMarta Sanchez。
二人の声が織り成す美しいメロディに、英語の歌詞では絶対聞けない、スペイン語独特の発音も◎。
ラテンの曲というと、どこか歌謡曲のようなものが多いけど、この曲はマジおススメです^^
Justin Bieber ft. Ludacris 『Baby』
来日したことにより、日本でも大人気のJustin Bieber。
アメリカや東南アジアでよくかかってたな~。
僕の中では、タイのソンクラーンでお立ち台していたオカマちゃんのテーマソングとして有名(笑)
Jay-Z / Alicia Keys 『Empire State of Mind』
“In New Yoooork, Concrete jungle where dreams are made of,
There's nothing you can't do~♪♪”
南米で出会ったニューヨーカーから教えてもらった曲。
南米やアメリカでよく聞いたかな。
ニューヨーク好きなら、ぜひ観て欲しいPV。
Bruno Mars 『Grenade』
ハワイ出身のシンガーソングライター。
アメリカドライブ中、よくラジオでかかっていた曲。
この曲を聴くとアリゾナやニューメキシコの荒野を思い出します^^
Katy Perry ft. Snoop Dogg 『California Gurls』
これもアメリカでよく聞いたかな。
一度この曲のサビを聞いてしまうと耳から離れません!!
自然に口付さんでしまうような、中毒性のある曲。
お菓子の国に迷い込むかわいいPVも必見!!
ちなみに、僕がipodで聞いていたのは、邦楽中心(笑)
スタートした頃はipodの中身は8対2で洋楽が多かったのに、最後の方では割合が逆転。
やっぱり日本語が恋しくなるんですかね・・・。
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世界一周ランキング Vol.11 ~祭り、やられたバス、美人大国など~
最近、ブログが滞ってスイマセン。
7月中にはブログを完結させるつもりが、もう8月になってしまった・・・。
それでも、最後までしっかりまとめたいと思うので、これからもよろしくです^^
≪一番印象に残ってる祭り≫
世界にはたくさんの祭りがあり、世界的に有名なものから、地元の人だけで祝うものまで、様々だ。
バックパッカーの間で有名な祭りといえば、なんと言ってもスペインの『トマト祭り』だろう。
バレンシア近郊のブローニュという町で行われる、トマトの投げ合い。
祭り後3日間はトマトの匂いが消えないらしいので、トマト嫌いの人は絶対行けない祭り(笑)
その他にも、スイスのチーズ転がし祭り、ドイツのオクトーバーフェス、イースター島の祭り、
南米三大祭り(リオのカーニバル、クスコのインティライミ、オルーロのカーニバル)などが有名。
そんな世界に無数にあるお祭りの中で、僕が一番印象的だったのが、
『サン・フェルミン祭(牛追い祭り)』
スペイン北東部のパンプローナという町で行われる世界的なお祭りで、かのへミングウェイも愛した祭り。
日本でも牛に追われるスリリングさで有名なお祭りだが、これは朝一番に行われるお祭りのほんの一部分。
お祭り期間中は素人闘牛やヒガンテス(巨大人形)、演奏大会など様々な催し物が用意され、
Barでは朝から夜まで、そして夜から朝まで(ようは1日中)、笑い声や陽気な歌声が響き渡る。
地元の人たちがこのお祭りをどれだけ愛し、どれだけ大切にしているかがよくわかる。
そんなお祭り。

朝の牛追いロード

素人闘牛@闘牛場

バスターミナルや公園では野宿する人がたくさんいた
≪盛り上がった瞬間≫
KSさんからご要望いただいたテーマ。
この旅の中で、一番盛り上がった瞬間は、やっぱりあの瞬間でしょ!!
2010年南アフリカW杯決勝戦のPV in Madrid
スペインが決勝に勝ち残ったため、モロッコ行きの航空券を捨てて挑んだマドリッドでのPV。
中心部の大通りを閉鎖して、5台の大型スクリーンが用意された会場に集まった人数・・・
なんと、25万人!!
結果は、みなさんもご存知の通り。
僕も当時のブログで『世界で一番暑い夏』と称したあの夏の一夜・・・。
一生忘れられない経験です!!

マドリッドのPV会場

歓喜の瞬間の後は、人々の喜びが爆発!!街中がお祭り騒ぎになってました。

翌日のパレードでは、優勝戦士たちがすぐ目の前の距離まで・・・

下からのアングルのシャビなんて、貴重じゃない??
≪やられたバス≫
shogoさんリクエストのテーマ。
バックパッカーの旅につきものの長距離バス。
日本では考えられない距離を、考えられない時間&設備で爆走するバスが、世界にはたくさんある。
南米での会話なんて、15時間以内なら短い、24時間以内ならまあOK、30時間で今日のバスは長いね、だもん。
ほんと感覚が麻痺してます(笑)
そんな長距離バスの中で、僕が一番やられたのは、
ルクソール - ダハブ間のバス
時間にしたら20時間ほどのバスなんだけど、最悪だった(><)
まずシートはリクライニングできないし、休憩できる場所はほとんどないのか、バスはずっと爆走。
トイレに行きたいといっても、途中の道では降ろせないからと、数時間我慢しなければならなかった。
そして何より酷かったのが、クソ暑いシナイ半島を走るバスなのに、エアコンが壊れてたこと。
夜はまだよかったけど、昼の車内はまさにサウナ状態。
窓を開ければ温風、いや熱風が舞い込むため、息をするのも一苦労。
持ち込んだ水は飲めないほど熱くなり、脱水症状になるか、熱湯を我慢して飲むかの最悪な2択(笑)
もう絶対乗りたくないバス。

砂漠地帯を爆走するバス

車窓から見た朝日は綺麗だった
その他、冷凍庫バスで有名なベネズエラ、3分に1回跳ねるボリビア高山ルート、
乗り合いバスがすぐ故障する東チベット&キューバなど、世界にはなかなかの強者が揃っています。
ちなみに、逆にバスが快適だったのは、トルコと南米南部(チリ、アルゼンチン)。
≪危ない・恐怖体験≫
このみさん他数名からいただいたリクエスト。
ただ・・・
ほんと申し訳ないんですが、なかったんですよね、危ない・恐怖体験。
この旅での僕の被害は、スリ未遂1回、恐喝未遂1回、恐喝1回(エルサレム/被害は数百円)くらい。
15ヶ月間、ここまで何もない人も珍しいと思うが、幸運にもほんとなにもなかった^^
個人的な被害はなかったものの、その他ということで困ったのが、テロや自然災害。
ほんとこれだけは、どうしようもない。
中東でのテロや日本の地震を含めた自然災害は、予測や予防が一切出来ないため、マジお手上げ状態。
僕が今回直面した被害は、イエメンでのテロ未遂、各国(特にギリシャやアルゼンチン)のストライキなどだが、
その中で一番困ったのが、アイスランドの噴火。
忘れもしない、旅から出発してまだ6日目だった2010年4月14日。
念願のアイスランド滞在を始めたばかりの4日目に、欧州大陸全体を揺るがした事件は起こった。
おかげで、欧州大陸に戻ることが出来なくなり、アメリカ大陸へ行くことも真剣に悩んだ10日間。
無事戻ることが出来てよかったが、いつ出発できるか分からない状況は、けっこうなストレスだった。

噴火の様子
≪美人大国≫
風の旅人さんはじめ、数多くの人から寄せられたテーマ。
よく美人が多いと言われるのは、欧州では北欧&モルドヴァ・ベラルーシなどの東欧、
米大陸では3C(チリ、コロンビア、コスタリカ)、中東ではイラン、そしてアジアはベトナム。
今回旅した中で、美人が多いなと僕が感じた国は・・・
アイスランド
さすが、20万の人口から3名のミスユニバースを輩出していることもあり、みんな綺麗!!
子供から大人までみんな美しく、プロポーションの良い人が多いことにびっくりしたが、
その秘訣を聞いてみると、運動と温泉、そして“愛”だそう。
バイキングの血筋を受け継ぐ金髪&ブルーアイ美人に会いたいなら、ぜひアイスランドへ^^

アイスランド人の女性を撮った写真は、これ一枚だった(笑)
個人的な好みとしては、スペインも捨てがたい。
地元の人と深く絡んだからかもしれないが、あのラテン気質のノリの良さは、一緒にいてとても楽しかった。

2009年のミスワールドは、ジブラルタ出身(英領であるものの、血筋はスペイン系が多い)

W杯を一緒に観戦したスペイン人たち ※写真の後方

木登りして男勝りな歓声を挙げていたスペイン人女性

ノリの良さは欧州イチっしょ♪♪
ちなみに、かっこいい人が多いなと僕が思ったは、イースター島&ハワイのポリネシア。
もちろん顔は人それぞれの好みなのでなんとも言えないが、男の僕から見てもあの人たちはかっこよかった。
ポリネシア人の一番の魅力は、『男らしさの中にある優しさ』。
もちろん女性も魅力的だったので、ぜひポリネシアに行ったら人間観察してみてください。

@イースター島
≪彼氏、彼女と行きたい場所≫
LAさんからのリクエスト。
今回、僕は1人旅だったので、彼女ともう一度行きたい場所ということで考えると・・・
カウアイ島かな。
あの島特有の時間と雰囲気、さらに魅力的な現地人に囲まれながら、ぜひ彼女と一緒に生活したい。
自然と文化を尊重する島での生活は、人間の本来あるべき姿を見せてくれる。
『大切な人と大切な時間を過ごすための島』といっても過言でない場所。

手付かずのビーチでのんびりしたり、

夕日や朝日を見ながら散歩したりしたいね

食事もオーガニック食材がほとんどで、土地のものを大切にする文化がある
あと、リベンジしたいという意味では、ブレッド湖。
スロヴェニアのリゾート地に1人で行ったのは、ほんと失敗だった。
しかも、ヴェネツィアの後すぐだったので、カメラは壊れてたため、テンションはさらに↓↓。
あそこでの思い出を良いものにするためにも、もう一度リベンジしたい場所。
欧州のリゾート地、景勝地に1人で行く場合は、マジ注意です!!

景色が美しければ美しいほど、1人でいる自分が悲しかった欧州のリゾート地

カップルもしくは夫婦でリベンジしたい場所
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世界一周ランキング Vol.10 ~いろいろ Part.2~
ども、昨日久々に横浜に行って、人混みに酔ってしまったPakuです。
思いつきでやり始めたランキングだけど、今回で早くも10回目。
何気に長期連載となってます(笑)
それじゃ、今回もいってみよ~!!
≪旅中の最高気温、最低気温≫
先日Makiさんからメールをもらった件。
僕は夏を追いかけて周ったので、そんなに寒い場所には行かないと思っていたけど、とんでもない。
4月のアイスランド、アンデス山脈の高地、真夏のパタゴニア、中国の高地・・・
ほんと念のためで持っていったダウンジャケットがなければ、凍死してましたね(笑)
一方、暑い場所はたくさんありすぎ(><)
寒ければ着ればいいけど、暑いとね・・・。
あぁ、あそこの暑さはつらかった~。
≪最高気温≫
この旅の最高気温は・・・60℃( ̄□ ̄;)!!
真夏である8月のモロッコ・サハラ砂漠。
ほんとこの時期は、日中は高温&やけどの恐れがあるため、外には出れません。
昼間は、ただただ室内で耐えるのみ・・・。
サウナにいるのと変わらないので、何もしなくても汗が出てくる出てくる。
1日に5度ほど頭から水を浴びて体温を下げるという変温動物ばりの温度調整(笑)
涼しくなった夕方から行動開始。
砂漠の中や宿の屋上から見た満天の星空&天の川は、一生の思い出です^^

≪最低気温≫
最低気温は・・・-8℃。
はい、たいしたことありません。
アルゼンチンのウシュアイアに到着した12月初旬。
空港を出たら、そこは・・・
雪国ではなかったけど、雪が降っていた(笑)
季節は夏だってのに、普通に豪雪。
ウユニやアイスランドも寒かったけど、風の強いパタゴニアの大地は寒かった~。

≪おススメの交通手段&区間≫
飛行機、船、鉄道、バス、トロッコ、ケーブルカー、路面電車、オート三輪、バイク、自転車・・・
この15ヶ月は、ほんと色々な乗り物に乗った。
楽しい乗り物もあれば、ツライ乗り物ももちろんあった。
そんな旅中のおススメ交通手段&区間。
≪陸路≫
陸路でのおススメロードは、ブラジル北部のバヘリーニャス-ジェリコアコアラ間。
レンソイス国立公園を見た後、西へ向かうためには、普通サンルイスに戻ってから西進するが、
僕は、同じ道を戻るのが嫌い!!
情報がほとんどない中、バヘリーニャスからジェリまで、海沿いを乗り継いで爆進。
途中、パルナイバで1泊が必要になる長距離移動だったが、砂丘やビーチを走るオフロード走行は楽しかった^^

途中立ち寄った漁村

川を渡る手段は、まさかの手漕ぎいかだ。これに車ごと乗り込みます。

海辺の田舎町・ジェリに到着
≪航路≫
アドリア海や地中海、アマゾンやメコンなど、多くの航路を利用した。
移動の手段というより航路に求めるものは、船上での心地よさ、楽しさ、同乗した人々との会話。
格安航空会社が台頭する昨今、時間がかかる船移動はバックパッカーには敬遠されがち。
それでも、船の旅には船でしか経験できない、人と人とが直に触れ合える場がある。
世界一周をする中で、ぜひ一度は組み込んで欲しい航路。
そんな、航路の中でのおススメは、アマゾンも捨てがたいけど、フルーカ。
エジプトのアスワンから1泊2日の帆船・フルーカの旅。
正直、メンバーによるところも大きいと思うけど、ナイル川を風の力だけで進む船旅は気持ちよかった。
キャプテンに頼めばビールを持ち込むことも出来るので、ナイル川の水で冷やしたビールは格別です^^



≪おススメのダイビングスポット≫
数多くリクエストをいただいた、おススメのダイビングスポット。
紅海、太平洋、カリブ、タイ湾と潜ってきたけど、実は潜った場所はそんなに多くなかった。
それでも、各場所で潜った本数は多かったため、この旅では40本ほど潜ったかな。
そんな中でのおススメは、もちろん・・・ガラパゴス。
ここの海はほんと凄い!!
何が起こるかは、潜ってみなければわからない。
まさに、ビックリ箱のような海。
他の海ではメインとなるような大型魚が、右に左に上に下に・・・
ダイバーなら、ぜひ一度は潜ってほしい海。

ガラパゴスシャークやハンマーヘッドはいて当たり前

亀も優雅に泳ぐ

ダーウィン&ウルフ島まで足を伸ばせば、10mオーバーのジンベエにも高確率で遭遇可能
あと、海ではないけど、神秘的な体験ができたセノーテ。
“光のカーテン”と呼ぶのにふさわしいその光景は、ここでしか見れない絶景!!
メキシコのユカタン半島に来たなら、ぜひ訪れてみてください。

いざ、光の世界へ

光と水が織り成す神秘的な世界
≪おススメの美術館≫
絵画にそこまで興味があるわけではないが、今回の旅でも欧州、中南米を中心に多くの美術館を訪れた。
プラドやルーブルみたいな大美術館はもちろんおススメだけど、今回は意外に良かった美術館をご紹介。
それは、コロンビア・ボゴタにある、ボテロ美術館。
コンセプトは、『太』(笑)
この人の絵は、みんな観てると思わず口元が緩んで、ニヤニヤしてしまうだろう。
入場料は無料なので、気軽に楽しむことの出来る美術館。

館内

ボテロ作のモナリザ
≪お気に入りの絵≫
美術大生さんからのリクエスト。
僕に絵心とか、知識を求められても困るんですが・・・一応お気に入りの絵をご紹介。
僕が今回の旅で見た中で、一番気に入ってるのは、ラス・メニーナス。
プラド美術館所蔵の絵で、作者はスペインを代表する画家・ベラスケス。
パブロ・ピカソが模写したことでも有名なこの絵は、フェリペ4世の娘・マルガリータ王女と侍女が描かれている。
この絵を見るのは、今回で3度目だったが、なんだかまた見たくなってしまう絵画。
現在プラド美術館は、火曜日~土曜日18:00~20:00、日曜日17:00~20:00に無料開放しているので、
マドリッドに滞在するなら、この絵を見るだけでも、行く価値あり!!

ラス・メニーナス/館内は撮影禁止のため、ネット上から、ちょっと拝借

プラドの外観
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