念願のチベット文化圏に突入!!
今更だけど、僕が今回中国に来た理由をここで・・・。
実は、僕は当初中国へ来る予定は全く無かった。
正直、行きたいという気持ちもなく、今回の旅程には組み込んでいなかった。
そんな中国であったが、世界一周をして色々な国を見るにつれ、
『この国は見とかなきゃいけないかも』、と思うようになった。
というのも、今後も必ず日本とは密接な関係を持つ隣国だし、
なにより今世界で一番元気な(元気すぎる)国と言っていい。
そんな感情を持つようになり始め、東南アジアを周ることも決まったので、
急遽、世界一周最後の国として、中国を訪れることにした。
中国に行くことが決まって、訪れたいと思った場所が2つある。
1つは中国の経済成長を直に見ることができる都市部。
省都を中心に見て周り、郊外と比較しながら、中国の現状を見たかった。
そして、もう一つがチベット文化圏。
昔からチベットにだけは興味を持っていたので、この機会にぜひ訪れたいと考えた。
今回、訪れるチベット文化圏は、パーミットが必要な自治州ではなく、東チベット。
もちろん、ラサなどに興味がないわけではないが、漢民族が大挙と訪れ、
時間もお金もかかる自治州より、今も中国の秘境とされる東チベットに興味を持った。
まあ、ネパール越えするわけでもないしね。
ということで、いよいよチベット文化圏に突入です。
雲南省からのゲートシティは、デチェンチベット族自治州の中心・シャングリラ(香格里拉)。
もともと中甸という名だったが、『失われた地平線』の舞台だと地方政府が主張し、9年前に改名された。
麗江からシャングリラまでは、バスで4時間。

満席のバスが多く、結局11時発の一番高い69元のバスしかなかった。その分、バスは豪華^^

久々の3列シート

標高は3000mをゆうに越えるため、雲が目線の先にある

標高が高いため、空がメチャクチャ綺麗!!
バスターミナルのある新市街から、観光の中心である古城地域まではバス(1路)で10分弱。

シャングリラのバスターミナルがある新市街は、普通に綺麗な町
シャングリラの古城地域も、麗江と同じく観光地化がかなり進んでいると聞いていたが、
僕は、この町の雰囲気をすぐに好きになった。
たしかにお土産屋さんや観光客向けのお店も多いのだが、
麗江とは違い、この町では地元の人たちの『生活感』を感じ取ることができた。





チベット名物・ヤクの肉

命名・クマ
僕が個人的に考えるに、観光地化しすぎているかどうかは、この『生活感』があるかないかだと思う。
いくら町が綺麗に整備されていたとしても、そこに生活感があれば観光地化しすぎてはいないと思うし、
逆に、どんなに素朴な村でも、生活感が無ければ、それは創られたもの(=テーマパーク)である。
そういった意味で言えば、シャングリラは前者、麗江は後者に属するだろう。
ということで、そんなシャングリラの人々をどうぞ。





初めてのチベット文化圏、シャングリラ。
なにもかもが新鮮で、ひさしぶりに旅にワクワクしている自分がいる。
さあ、これからどんな旅になるのか・・・。
乞うご期待^^


≪麗江→シャングリラ≫
鉄道は麗江までのため、この区間からはバスのみ。
麗江のバスターミナルまでは、古城口から8,11,15路のバスで1元。
麗江からシャングリラのバスは、30~40分に1本あり、料金は47~69元。
料金の差は、バスの設備の他、停車駅の数も関係しているらしい。
麗江からはその他、昆明、大理、永甠へのバスが多く、省内各所へバスが出ている。
シャングリラのバスターミナルは、新市街の康巴路と香格里拉大道の交差点にある。
古城地域へは、康巴路の反対側(左方向へ進むバス)から1路のバス(1元)で10分弱。

麗江発の時刻表

料金表。こまかくて、ごめんなさい。

中国人も並ばせるように道を作れば、ちゃんと並ぶんです
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