○○に対してマイナスのイメージが強いと,子供と境界線は引きにくい | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

まさです.
 
 
 

 

******

 

子供は成長するに従って,当たり前のように自分だけの世界が欲しくなり
 
 
当たり前のように,親との距離をとろうとします.
 
 
自我の発達の観点からすれば,それが健全ですし
 
 
子供からすると,親との境界線を引こうとする,まっとうな行動なわけです.
 
 
 
 
 
 
 
そんな状況になったとき
 
 
「ようやく手がかからなくなって,うれしい」
 
 
と感じる親もいれば
 
 
「寂しくて,もっと手元に置いときたい」
 
 
と感じる親もいるでしょう.
 
 
 
 
 
 
 
 
後者の場合,その寂しさを自分で満たせればいいのですが
 
 
親が子供との境界線を引けていないと,子供が設定しようとする境界線を越えて
 
 
色々な場面で,子供にあれこれと手を尽くそうとしたり
 
 
子供が部屋に行こうとするのを,理由をつけて阻止しようとしたり.
これは昔の私です(笑)
 
 
 
 

 
心の仕組みからひもを解くと,これは,親が持っている
 
 
役に立ちたい,認めて欲しい,愛されたいなど…
 
 
心に何らかの欠乏感があって,それを満たすために
 
 
子供に執着しているということなのですね.
 
 
 
 
 
 
 
 
その根っこは,ほとんどの場合が親の幼少期の親子関係(特に,母親との関係)にあります.
 
 
幼い子にとって,自分の家族が世界の全てであり
 
 
その世界で感じてきたことが,自分のセルフイメージになりますから.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だから,その欠乏感を癒して,真実を見ることで,自分のセルフイメージが変わり(潜在意識が書き換わる)
 
 
子供への執着も無くなってくるのです.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もちろん,子供が「助けて欲しい」と言ってきたのであれば
 
 
頼まれたことに対して,最大限のことをやってあげればいいと思います.
 
 
 
 
 
 
 
でも,やってもないうちから「ダメ」と頭ごなしに否定したり
 
 
頼まれてもないことを先回りしたり,「良かれと思って」の行動を繰り返すと,子供は
 
 
 
 
 
自分でやってみたいという意欲も奪われ
 
 
自分で選択することをあきらめ
 
 
親の目を気にするようになり
 
 
周囲の目を気にするようになり
 
 
自分が何をしたいのかもわからなくなり
 
 
成長の機会を奪われていくことになるのです.
 
 
 
 
 
 
それが,子供の自己肯定感の低下につながり,徐々に無気力になっていっていく原因
 
 
つまり,エネルギーが枯渇していく原因でもあるのです.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
子供に任せることって,初めは勇気が要るかもしれません.
 
 
僕も初めは,めっちゃ怖かったです.
 
 
親は子の成長を願いつつも,子供の安全を願い,子供に失敗させたくないと思っていますから.
 
 
 
 
 
 
でも,失敗しない人なんていないんですよね.
 
 
 
 
 
 
 
 
その失敗という経験があるからこそ,「じゃあ,次はどうしよう?」と自分で考えるようになり
 
 
その人の成長に繋がるのですから.
 
 
 
 
 
 
「境界線を引けない」とおっしゃるお母さん方の話を伺うと
 
 
お母さん自身が失敗に対してマイナスのイメージが強い方が多いです.
 
 
自分に対して,失敗することを許していないのです.
 
 
口では「何にでも失敗は付き物」と言いながら,心の中では「失敗しちゃいけない」と思っている.
 
 
自分に制限しているから,他人にも制限をしたがるのですね.
 
 
 
 
 
 
 
 
また,失敗したら「落ち込むのはかわいそう」などと思うから
 
 
失敗しないように何とかしてあげようと思うわけです.
 
 
 
 
 
 
 
かわいそうと思ってしまうのは
 
 
自分が過去に失敗したことによって,辛いと感じた出来事があったり
 
 
「失敗はいけないこと」という情報を刷り込まれていたり
 
 
親自身の経験から来るものなのです.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ただ,失敗しても,そこで人生終わりじゃないですし
 
 
失敗した本人は,自分をかわいそうと思っているとは限りません.
 
 
 
 
 
 
 
失敗という出来事に対して,かわいそうを紐づけしちゃっているのは親自身の捉え癖なのです.
 

 
 
 
 
 
 
失敗することは,いけないことなのか?
 
 
失敗したら,かわいそうな人になってしまうのか?
 
 
それが真実かを検証して
 
 
失敗は「成功への布石」などと,【失敗の定義】が変われば
 
 
出来事の捉え方も変わり
 
 
子供に任せてみようと思えるようになり
 
 
見える世界も変わってきますよ.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
子供の力は無限大です.
 
 
それを信じて,子供と境界線を引いて
 
 
あとは,子供を信頼してあげればいいのです.
 
 
 
 
 

 

 

必ず,出口はあります.

 

 

 

 

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