不登校 不登校解決へのはじめの一歩 | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

まさです.
 
 
現在,不登校児童数は,小中だけで約30万人と言われてます.
 
 
高校生,大学生を入れたら,さらに増えるわけです.
 
 
僕ら親が子供の頃とは,比較にならないほど不登校児童が増えています.
 
 
~~~~~~~~
 
先週,今週に新学期を迎える学校は多いかと思います.
 
さて,僕のブログでは,主に,エネルギーが枯渇して学校に行けなくなってしまった子供たちが
 
 
再び外の世界に戻っていくために,僕ら親ができることを綴っています.
 
 

僕のブログを読んだことがある方は,「わかってる」とおっしゃるかもしれませんが(笑)

 
 
新年度が始まるにあたって,僕の考える『不登校解決へのはじめの一歩』を書いてみようと思います.

 

 

それは,「子供に信頼の意識を向ける」と「自分の心の器を育てる」です.

 

 

 

 

 

 

子供は安心,安全の中で生活をしていれば,必ずエネルギーが貯まってきます.

 

 

エネルギーが貯まれば,誰もが持っている「学びたい」「人とつながりたい」という欲求がよみがえり

 

 

外の世界に戻っていきます.

「学びたい」「人とつながりたい」イコール「学校」ではありません

 

 

それが,マズローの5段階欲求の,「安全欲求」から「所属と愛の欲求(社会的欲求)」への移行です.

 

 

 

 

 

 

 

 

その安心,安全の源となるのが親の愛です.

 

 

親からの愛をしっかりと感じながら育てば,子供のエネルギーはどんどん貯まっていきます.

 


もちろん,「親なら子供を愛している」とおっしゃるでしょう.

 

 

僕もそう思ってました.

 

 

でも,息子が不登校になる前に,僕が与えていた愛は

 

 

純粋な愛ではなく,条件付きの愛でした.

 

 

 

 

 

ここでいう純粋な愛とは,不安,恐怖,責任,優劣,同情,執着,依存,罪悪感などのマイナスのフィルターを通した愛ではなく

 

 

信頼,応援,共感といったプラスのフィルターを通した愛です.

 

 

僕がブログで,特に強調しているのが『信頼』です.

 

 

 

 

 

 

僕が言う『子供を信頼する』とは

 

 

子供に行動の選択を任せ,全ての結果を経験させてあげること

 

 

そして,どんな結果でもあなたは大丈夫と,子供を包み込むまなざしを向けること

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親から「自分の意志を尊重してもらえている」と感じられたら

 

 

子供はめっちゃ安心すると思いませんか?

(自分と自分の親との関係を想像してみてください)

 

 

これが,プラスのフィルターを通した愛.

 

 

「自分で選択できる」という経験が積み重なれば,必ず自己肯定感は上がってきます.

 

 

別に「あなたを信頼してるから」と言葉にする必要はありません.

(してもいいですが,いつも言ってると逆効果になるかと思います)

 

 

そういう『意識』で子供を見守るということです.

 

 

 

 

 

 

 

うちの子供たちもそうですが,僕のカウンセリングや講座を受けて下さったお母さん方の子供たちの多くが

 

 

親の意識が変わるだけで,どんどんエネルギーが貯まっていってます.

 

 

そして,お母さん方から

 

 

外出するようになった,少しずつ登校するようになった,学校に戻った,バイトに行くようになった,社会に出た

 

 

という報告を頂いてます.

 

 

 

 

 

 

 

さて,もう一つ大切なことは

 

 

「親の愛が子供に伝わっていること」

 

 

「子供を信頼していることが伝わっていること」

 

 

です.

 

 

愛されていること,信頼されていることが伝われば,間違いなくエネルギーは貯まっていきます.

 

 

でも,いくら親が子供を愛そうとも,子供に伝わってないと意味がありません.

 

 

 

 

 

じゃあ,言葉で伝え続けるのかというと,そうではありません.

 

 

やっぱり,親が意識と行動を変えるだけで大丈夫です.

 

 

 

 

 

 

 

子供に伝わらない理由のひとつに

 

 

「親が自分を犠牲にして,親の責務を果たそうとしている」からというのがあります.

 

 

 

 

 

 

 

「親なんだから当然」と思いこみ

 

 

頼まれてもいないこと,やりたくもないことに,あなたの時間,お金,労力などを割くことは

 

 

子供の心には負担にしかなりません.

 

 

 

 

 

「やってあげなきゃ」の意識で子供と接すると,子供に伝わるのは

 

 

あなたには力がない,能力がない,できない,だから私がやってあげる

 

 

というメッセージ.

 

 

子供に自覚は無いかもしれませんが,『自分はできない子』『自分はダメな子』という意識を持つようになっていきます.

 

 

自己肯定感が下がるわけですから,親の純粋は愛は感じられないでしょうし

 

 

エネルギーが貯まるはずもありません.
 

 

 

 

 

 

もちろん,頼まれたことは,できる範囲で全力でやってあげればいいでしょう.

 

 

でも,本来,子供はちゃんと自分で生きていく力を備えています.

 

 

そこを,僕ら親がどれだけ信じられるか,応援できるかが大切です.

 

 

 

 

 

 

 

親の願いは子供の幸せだけど,子供の願いは親の幸せです.

 

 

親が自分の人生を生き,笑っていてくれるだけで,子供は安心します.

 

 

親が自分を犠牲にして子供に尽くしてくれても,子供からすると純粋な喜びにはならないのです.

 

 

 

 

 

 

だから,僕ら親は,子供に執着するのではなく

 

 

自分の人生を生きることに集中する.

 

 

 

 

 

 

親がそうしながら,子供には信頼の意識で接し続けるだけで

 

 

ちゃんと子供には「愛」も「信頼」も伝わりますから.

 

 

 

 

 


 

 

自分で選択し,自分でやってみる

 

 

その結果を経験してみる

 

 

そこに学びがあり,「じゃあ次はどうしよう?」という欲求,行動にも繋がっていきます.

 

 

そして,「どんな自分でも,親は受け入れてくれる」という安心感を持てれば

 

 

子供は,家での居心地が良くなり,さらに自分の欲求を満たしながらエネルギーをどんどん貯めていきます.

 

 

その先に,「学びたい」「人とつながりたい」があります.

 

 

 

 

 

 

子供の選択の結果がどうであれ,「どんなあなたでも大丈夫」と思えること

 

 

口で言うのは簡単ですが,その自分になるって,そんなに簡単じゃありません.

 

 

次から次へと,いろんなことが起こりますから.

 

 

もちろん,時には,気持ちが揺さぶられるでしょう.

 

 

大丈夫なんて思えないと感じることもあるでしょう.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どんなあなたでも大丈夫」と思える自分になるためには

 

 

まずは,お父さん自身,お母さん自身が

 

 

「自分はどんな自分でも大丈夫」と思える必要があります.

 

 

もう少し詳しく言えば

 

 

「自分は何を感じても,自分で受け止められるから大丈夫」と思える必要があります.

 

 

目の前の出来事に対して感じる思いや感情を,受け止めきれないから,それを感じないようにするために

 

 

口を出したり,手を出したりして,子供との境界線を越えてしまうのです.

 

 

 

 

 

 

 

だから,「自分に対して大丈夫」と思えるようになるために

 

 

まずは,自分の心を整える手段を身につけていくことが必要になってきます.

 

 

自分の感情は自分が引き受けられることで,事象をフラットに見られるようになれ

 

 

冷静な自分に戻って来られるようになります.

 

 

 

 

 

 

 

 

そのために,僕ら親ができることは

 

 

まず自分の心にベクトルを向けて

 

 

自分が何を感じているのかを知り,しっかりとそのネガティブ感情を味わい

 

 

自分の心から湧き上がるもの,ブラックなものを全肯定して,寄り添いながら,自分が受け止めてあげる



それを繰り返しながら,心の器を大きくかつ柔軟に育てていくことです.

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の心の器が脆弱だと,目の前の出来事を自分の無意識の捉えグセと結びつけてしまい

 

 

心が揺れて,感情が溢れかえってしまいます.

 

 

感情が溢れかえってしまうと,誰かにぶつけてしまったり,自分を責めてしまったり

 

 

人間関係が悪くなる方向や,自分を苦しめる方向(自分自身との関係が悪くなる方向)に進んでしまうことになります.

 

 

 

 

 

 

心の器が育つことで,自分の感情と目の前の出来事を切り離すことができるようになり

 

 

揺さぶられても,元に戻って来られます.

 

 

冷静な自分に戻って来られると,「子供に任せてみよう」と思えるようになれますから.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから,不登校解決に向けて,僕ら親にできるはじめの一歩は

 

 

子供を信頼すること

 

 

であり,その意識を向け続けていられるように

 

 

自分の心の器を育てていくことなのです.

 

 

 

 

 

 

子供へ直接アプローチするのではなく,子供へは信頼,応援の意識を向けて

 

 

自分の心に対して,直接アプローチをしていきます.

 

 

 

地味な作業ですし,時には心の痛みを伴うかもしれません.

 

 

 

 

 

でも,その先に

 

 

自分の機嫌を自分でとれるようになり,子供にいい意味で無関心になれる

 

 

子供との無駄なマイナスエネルギーのやり取りが減る

 

 

親も子も笑顔が戻る,元気になる

 

 

子供との関係が再構築される

 


子供に「学びたい」「人とつながりたい」という欲求が再び芽生える

 

 

子供が自分のタイミングで動き出す

 

 

が待っています.

 

 

 

 

 

 

 

必ず,出口はあります.

 

 

 

 

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