相手に嫌な思いをさせないように,今まで以上に自分を見張りながらおしゃべりをする子もいるようです.
不登校だった子供たちが多く通ってくるような学校であれば
痛みの経験をお互いに持っているので共感などでき,若干気持ちが楽ということもあるかもしれませんが.
不登校になった子が外の世界に復帰していくとき
同世代の人との関わりが,一番大きなハードルになるようです.
もちろん,全く問題なく新生活に適応する子もいます.
でも,新生活に慣れるまでに時間を要する子もいます.
場合によっては,やっぱり苦しくなって,また動けなくなる子もいるかもしれません.
こればかりは,どうなるかわかりません.
さらに言えば,順調に通い続けられたとしても,その子本来の元気を取り戻すのは,もう少し後だと思います.
うちの息子は,中3の秋から登校できる日数も増え,3学期はほぼ休まず登校していました.
それでも,高校に入学後,秋くらいに撮った写真と入学時に撮った写真を見比べてみると
あきらかに顔つきは違いましたから.
写真を見比べて,初めて「高校入学時は,まだ本来の元気は取り戻してなかったんだな」と思いました.
だから,新生活が始まったとしても
子供は「行けなくなる恐怖」を持ちながら,スタートしていることを忘れずに
しばらくはリハビリ期間だということを忘れないで下さいね.
そういう意味で,まだ終わりじゃないということです.
だからと言って,僕ら親が心配で一杯になる必要はありません.
いつも言いますが,子供には自分で生きていく力が備わっているものです.
僕ら親ができることは,いつもと変わらないように接してあげるくらい.
でも,それが子供にとって,家で充電できる一番の方法です.
家が子供にとって安全基地であるように
子供を応援と信頼の意識で見守っていきましょう.
それでも,頭がグルグルしてしまうのであれば,親自身が心の中を整理し,自分を満たしていくのが一番ですよ.
必ず,出口はあります.
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境界線を引けない理由はこれかもしれません
プラスのストロークを与えてもらえずにいると…
子供を外に連れ出すときに,自分の心に問いかけてみて欲しいこと
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子供を自立させるには
不登校 自分が変わるのは誰のため
子供の回復を邪魔しない
家を安全基地にするためには
不機嫌でいる権利
昼夜逆転
信頼するってどういうこと?
不登校の経緯②
不登校になってから①
不登校になってから②
不登校になってから③
不登校になってから④
不登校になってから⑤
不登校になってから⑥
不登校になってから⑦~⑨(アメ限記事:現在非公開)
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近所の自販機にも行けなかった息子が,たった一人で甲子園に行けるようになるまで
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