僕は,「不登校は悪」とずっと思っていました.
子供の頃,兄が不登校で,それによって家の中がぐちゃぐちゃになてしまったと思っていたから.
不登校になったら,こんなに大変なことになる
家族がバラバラになる
いつまでも周りに迷惑をかける人になる
ずっとそう思ってました.
でも,息子の不登校初期にスピセッションで言われたことがあります.
「『不登校になったら大変なことになる』とならないことを体現しますよ」って
で,実際に今,体現しています.
過去に,不登校を身近に経験したことが無かったとしても
今,子供が不登校になり,「不登校は大変なことになる」という思いが強いとしたら
それはきっと,子供の不登校を見て自分が感じていることと
子供の頃の自分の記憶がリンクしていているから.
過去に感じたことがあることを,繰り返しているだけだと思います.
僕の場合,兄の不登校うんぬんよりも
その時の経験の中で感じてきた悲しみ,怒り,恥ずかしさ…
これらが潜在意識の中に残っていて,昇華されていなかったから
「不登校=悪」という偏った思いに支配されていただけ.
息子が不登校になったとき,不登校になった息子を受け入れられないと感じたのは
不登校という出来事は関係無くて,兄の時に感じていた悲しみ,怒りなどがうずうずしたからなんですね.
もっと言えば,本当は悲しみや怒りをめっちゃ感じているのに
それを感じないように振舞ってきた,つまり,ネガティブを感じている自分を受け入れてあげなかったから.
その原理が初めて分かったのは,心の勉強をし始めてからですが
でも,昇華してあげると,ちゃんと少しずつ無くなっていくんです.
昇華すると思い込みが緩んで,プラスの面にもフォーカスできるようになってくるんです.
『そちらを昇華しつつ,信頼して見守る』をしてきたことで
「『不登校になったら大変なことになる』とならないことを,今こうやって体現しています.
出来事は関係無くて,そのときに「自分はどう感じたのか?」
そちらにフォーカスして,思いや感情を昇華した方が
あなたの心の器が育ち,あなたはグッと楽に日々を過ごせるようになります.
あなたが,「自分はどうしたいのか? どう生きたいのか?」
自分の気持ちにフォーカスし,自分を尊重し続ける方が
子供の生き方も尊重できるようになって,自然と信頼の意識を子供に向けることができるようになります.
不登校は
あなたを幸せに導くための,あなたが自分軸を取り戻すための
単なる入口にに過ぎないんですよ.
過去記事
~ご質問なども遠慮なくこちらから
~友達限定メニュー割引情報
~ブログには書かないことが聞けるかも
境界線を引けない理由はこれかもしれません
プラスのストロークを与えてもらえずにいると…
子供を外に連れ出すときに,自分の心に問いかけてみて欲しいこと
やっぱりお母さんは笑顔が一番
「ありのままでいい」と伝えても,変化を感じられないワケ・子供への声掛けで大切なのは?
子供を自立させるには
不登校 自分が変わるのは誰のため
子供の回復を邪魔しない
家を安全基地にするためには
不機嫌でいる権利
昼夜逆転
信頼するってどういうこと?
不登校の経緯②
不登校になってから①
不登校になってから②
不登校になってから③
不登校になってから④
不登校になってから⑤
不登校になってから⑥
不登校になってから⑦~⑨(アメ限記事:現在非公開)
一人で行った息子の放課後登校から確信したこと
近所の自販機にも行けなかった息子が,たった一人で甲子園に行けるようになるまで
息子,ついにデビューを果たす
息子が欲しいと言ったものは?
息子,合格しました
息子の変化の記録
息子,卒業式