あなたは，「自分はツイてる」と思いますか？
それとも，「自分はツイてない」と思いますか？
昨日，健康診断に行きました．
毎年健康診断を受けるのですが，去年まで
「どうせ今年もツイてないんだろうな？」と思いながら，健康診断を受けに行ってました．
というのは
今まで，採血を一発クリアしたこと，ほぼ無いんです．
４，５回刺されることはざら．
もちろん，左腕，右腕，また左腕…というのもざら．
「痛いですよね～，ごめんなさいね～」と言われながら
何度もチクチク刺されるわけ．
時には，「ゴメンナサイ，ちょっと待って」と言われ
「〇〇さ～ん，採血代わってもらえる」と代打を送られることもしょっちゅう(笑)
そして，ようやく成功しても，血流がゆっくりというか
なかなか血が溜らない．
「なかなか出てきませんね～．手をグーパーしてもらえますか」
と言われることも数知れず．
で，昨日は，順番を待っているとき，意識を変えてみました．
「４回５回刺されても，その時感じるネガティブをじーっと感じればいいだけ．
自分でも普段から，クライアントさんや受講生さんに
『じーっと感じて下さい』って言ってんだから(笑)
だから，１回で済んでも数回刺されても，どっちでも大丈夫」
そうしたら，そんなことを考えている自分が可笑しくなって
待合室で不気味に笑っちゃいました．
さて，名前を呼ばれて僕の番に．
いつもなら，「どうせ…」と思いながら左腕をそーっと出すのですが
意識を変えた昨日は軽い気持ちで，バッと両腕出してみたんです．
看護婦さん，まず左腕を触診し，次に右腕を触診しました．
そして，軽くうなづくと，アルコール消毒がOKなことを確認し
「チクっとしますからね～」と言いながら，採血針を刺しました．
すると…
管を通って血がサーっと流れていくのが見えました．
それだけでなく，今まで見たことないようなスピードで
どんどん血が採血管に貯まっていきました．
（「おー，すげぇー，めっちゃ嬉しい」と心の声 ）
これも意識の為せる業か…
で，後から考えたんです．
去年まで，採血の前に
「あの～，僕って一発でうまくいくことないんです」と弁解してみたり
→弁解することで，余計なプレッシャーを与えたかも
「どうせ」とあきらめてたり
→あきらめることで，相手を信頼していなかったかも
数回失敗した後，「こんな血管で申し訳ないです」と謝ってみたり
→謝る必要無いことで謝って，無駄な罪悪感を与えたかも
ツイてないを感じたくないから，それを避けるために
相手に無駄なマイナスエネルギーを与えていた結果
ツイてないと感じる出来事を引き起こしていたのかなと．
さらに言えば，僕の体が，採血しづらい構造なのは事実かもしれないけれど
なかなかうまくいかないことを，「ツイてない」と捉えているのは僕．
確かに，何度もチクチク刺されるのは痛いです．
でも，出来事は「腕に痛みを感じる出来事」なだけであって
僕がそれを「ツイてない」にしているだけ．
つまり…
『ツイてない』と感じる現実を作り出しているのは
紛れもなく僕自身だった(笑)
これ，検証したい．
来年の健康診断が楽しみだ～
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