過去の話をすれば、数十年前・・・・
セキセイインコやオカメインコと暮らしていました。
その後、鳥たちとの暮らしは途切れ、これまた数十年。
子供も大きくなり、鳥飼い復帰をしたのです。
それが約7年前。
白文鳥の雛を迎えました。
メスなのですが、子供が付けた名前はサスケ。
さし餌から育て雛換羽が終わった頃、肺炎になって入院しました。
退院後は自咬症、その後は急速な甲状腺腫で亡くなりました。
もちろん、何度も何度も鳥専門病院へ行きましたが助けられなかった。
サスケは夏子でした。
文鳥にとって夏は繁殖期ではありません。
気温が高く夏痩せをした成鳥に産卵をさせると、栄養分が乏しく弱い子や先天的な異常のある子が生まれる可能性が高くなると言われているのです。
サスケが産まれて亡くなるまでの約7か月、羽並みは悪く、アイリングが赤くなることはなかった。
文鳥のアイリングは毛細血管の色です。
雛の時は毛細血管が発達していないのでセメント色ですが、雛換羽が終わるころには綺麗な赤色になります。
怒ったときは真っ赤に、眠たい時は朱色に・・・
ところが、サスケは大人になっても、ずっとセメント色のアイリングでした。
明らかに大きな問題を抱えていました。
次々と起こる病は先天的な異常が原因だと思っています。
あれからいろいろな知識を持ちましたが、今、サスケに会っても助けることは出来ないと思っています。
その後に迎えたアキクサインコのちゅらは生後6か月で重篤な感染症になって入院。
1年半の闘病の末、亡くなりました。
ちゅらは病気になる前もなった後も、まともに飛ぶことはなかった。
風切り羽は常にボロボロ。
眼振が出ていましたが、走り回ることは出来たので視力に大きな問題はなかった。
アキクサインコ(赤目)特有の虚弱体質があったのだと思っています。
言い訳?かもしれません。
それでも今でも答えを探しています。
どうすれば、鳥たちが快適で元気に長生きできるか?
所謂、QOLの向上です。
その為には基礎体力の維持や向上、エサ、温度の管理等々が必要です。
最近は記事にしませんが、当家は寒暖差管理をしています。
夏は暑く冬はそれなりに寒い。
アキクサ達の夏の温度帯は30度前後、冬は12~20度程度です。
冬場は意図的に大きな寒暖差で過ごしてもらっています。
チャチャは無精卵を産んでいましたが、年間3~5個です。
個数的に言えば、卵詰まりが起こる可能性は低い。
(卵詰まりの原因は無精卵ではなく過産卵です)
過度な産卵をしないのは温度管理が大きく寄与していると思っています。
しかし、ハルの方は微妙な状態でした。
少しの低温(18度)で嘔吐、換羽で嘔吐、いずれも複数回。
明らかに弱い個体です。
過保護に育てることは出来ましたが、あえて環境は変えず人間的にスーパーフードと呼ばれている麻の実や良質なたんぱく質を取れるエン麦を適度に与えたのです。
そうしたら、肥った 笑
でもね、一切、嘔吐は無くなった。
そりゃね、脂肪のベストを着れば、寒さには負けないし、換羽の疲労も脂肪を燃焼すれば大丈夫?多分。
結果論で言えば、肥ってはしまったけど、強くなったので良かったと思っています。
一応、年単位で木ではなく森を見て管理をしているのです。
ただ、さすがに肥りすぎなので減量を行っているのです。
本日の空腹時体重は46.9g
新たなフェーズに入ったのでまた痩せました。
エサは変更しましたが、食べ放題は変わりありませんよ。
いつ何時も食べ放題。
でも、痩せて行く管理をしています。
前記事を少し釈明すれば、基本的に私の記事は私宛のエールの部分が大きい。
偉そうなことを書くのは失敗しない為、公開して自分にプレッシャーをかけているのです。
正直に言えば、他人様の鳥が肥ろうが病気になろうが関係ない。
当家の鳥たちが元気ならそれでいいのです。
これまた問題発言ですが、そんなものです。
私の中には亡くなったサスケやちゅらの映像が流れています。
だから、もうあんなことにはしたくない。
自分を鼓舞するために記事を書いているのです。
でもね、過去記事でいいねをもらうことがたまにあります。
クチバシの怪我や酸素室、オウム病、PBFD等々
何かの役に立っているかな?
そう思うと、少し軽くなるのも事実です。
おわり