11.11セールで買ったものの開封6本目!やっと半分。

今回紹介するイヤフォンは、念願かなってようやく手に入れたこちらです。

 

KZ AM16 Balanced Tuning Edition

KZ AM16 バランスチューニングエディションの箱

 

 

 

以前バランスを注文したのに発送元のミスでベースが来てしまうという事故があってバランスを手に入れられなかったんですけど、

 

 

それからずっと買うタイミングを伺っていた念願のバランスバージョンを、ようやく手に入れることができました。

 

 

嬉しい ᐠ( ᐛ )ᐟ

 

 

開ける前に確認したんだけどちゃんとバランスにチェック入ってました。

 

KZ-AM16イヤホン仕様:バランスバージョン

 

今度こそ間違いなくバランスドエディションのはず。(ん?なんで箱にはVersionって書いてあるんだ?正式名は Balanced Tuning Edition のはずなんだが・・・表記ゆれ勘弁してくれ)

 

 

開けまーす!

KZ AM16 イヤホン 箱と本体KZ AM16イヤホン開封 左と右

 

ちゃんと飾りのところが銀色でバランス版でした。

 

ベース版と一緒だと思うんですが、一応内容物を確認しておきましょう。

 

KZ AM16 イヤホン開封、付属品の確認

 

ケーブルとふじつぼ(イヤーピース)が入った袋と紙。やはり本体の色が違うだけでしたね。

ようやくベースバランス両方揃ったので並べて比べてみましょうか。

 

KZ AM16 イヤホン シルバーとブラックKZ-AM16イヤホン:バランスチューニングモデル

 

いやぁ、眺めているだけでなんか嬉しくなるのはコレクターの性ですかね。Castorが四種揃った時も嬉しかったけど、今回のは揃うまでに間があいたので今回のほうがなんか嬉しいかも。

 

KZ AM16イヤホン:8BA搭載モデル

 

このギッチギチに詰まったBAドライバをみるのも一つの楽しみ方。片側8ドライバだもんね、すごいわ。

 

眺めているだけでも楽しいのですが、肝心の音を聴かないと!ということで早速聞いてみました。いつものようにケーブルはJIALAIの黒をつけてバランス端子でMacaronに接続。イヤーピースはとりあえずフジツボのままでいってみます。

 

どんな音?

ファーストインプレッション

私が手に入れたイヤフォンの中で開放感があって気持ちがいいと評価したKZ PRXKZ PR3の平面駆動シリーズ以上の開放感にぶったまげ。先日開放感すげえぞと言ったばっかりのSGOR VENUSよりも確実に上。

 

 

2連続でとんでもない開放感のが来てしまった。

 

左右は限界まで広がって聴こえるし奥行きも高さもあってどこまでも広がっていくような空間が凄い。特に左上、右上方向が広いのが感動的。高音がちょっとシャリついて耳に刺さり気味な所があるのですが、それも相まって空間広く聴こえるんでしょう。

この刺さる高音はエージングで落ち着きそうなレベルなのであとでエージングにぶっ込んでみます。

 

初手びっくりなファーストインプレッション。とりあえず色々なジャンルを再生してみましょうねと試してみて思ったこと。このイヤフォン、空間が広いということで得意そうなあのジャンルととても相性が悪かった。

 

クラシックを再生したら強く感じたんですが、音の分離感、定位がはっきりしすぎて左右に振られた音が分離して聴こえてしまうという残念な聴こえ方になってしまったんですよね。左右が極端に広すぎるんですよ。特に古い時代に録られたオーケストラ曲なんて最悪で「オーボエ、クラリネット、あんたは右っ!ホルン、トランペット、あんたは左っ!他はそのへんに散れっ!」的な配置がされてしまって真ん中に誰もいなくなっちゃった。ヴァイオリン達弦楽器が管楽器の裏に隠れちゃう。左右からは音が聞こえるけど真ん中からは音が聞こえてこないの。右は右、左は左に完全に分離して全く融合しないのでとても気持ちが悪い。かなり残念。

 

開放感があるイヤフォンが大好きな私なのですが、ここまで散らばった音は流石に許容範囲外。ポップスだとボーカルが真ん中にいるのでそこまで気にならないのに、クラシック等、大空間で演奏されたものなんかは聴いていて悲しくなるくらい疲れる散々な音場。だめだこりゃとエージングプログラムに漬け込むことにしてまずはとりあえず高音のトゲがとれることを期待して放置。

 

5日間いろいろ試してみて思ったこと

KZ AM16 バランスイヤホン 本体とケーブル

 

「オモッテタノトチガウ」というまさかの結果になって正直凹んだファーストインプレッションから数日間、エージングをガッツリしたら刺々しかった高音もほんのりマイルドになった気もするし、さらに落ち着き感を求めてイヤーピースをNICEHCK C04に替えて改めて色々聞いてみました。結果、クラシックはやっぱりとっちらかった響きになってしまうのでもう諦め、他の方面で合うものを探してみていたらドンピシャなジャンルがあったのでご紹介。まず1つ目

 

 

 

ジャズがやっばいくらい気持ちいい。めっちゃくちゃ合う。

 

この動画、XでAM16をレビューしていた人が紹介していていていいよとおすすめしていたグループなんですが確かにすごく良い。バランスエディションでもベースは十分響くしスッキリタイト。クラシックではとっちらかってバラバラになってしまった音もそれぞれがしっかり主張したうえで程よく交わりゴージャスな響きに。

スタジオで録ったような音源だと程よい開放感が加わりとても気持ちがいい音になります。

 

 

いいっじゃん!

 

 

そしてもう一つ抜群にいい!合う!素晴らしい!となったのがこういったジャンル。

 

 

すいちゃんの歌声はもちろん、とにかく音数が多いごちゃごちゃになりやすい伴奏を驚くべき解像度で全て鳴らし切り、さらにどっかんと広がる大空間を作り出してくれて今まで聴いたことのないStellar Stellarが聴けました。まじですんごい。

 

こういった曲は今までPRXで聴くことが多かったのですが今後はAM16で聴くことが増えると思います。それくらい気に入りました。

特定の周波数で響きすぎてツーンとくる箇所が何箇所かありましたが、そんなの忘れるくらい派手派手で爽快な気分になれるので星詠みはAM16を買いましょう!といいたくなるくらい超オススメです。

 

ジャズ、シンセ系ポップスに抜群にあいます。この開放感は唯一無二。他にないので買った価値が一気に上がりました。立体感、開放感を求めている人は試す価値アリです。

 

音圧低めの録音空間が広いものを再生すると残念な感じになりますが、音圧高め、スタジオ録音したようなタイトな音楽を再生するとものすごく解像感高くリッチで爽快感溢れる音になります。鳴っている音をすべて鳴らそうとフルパワーで殴ってくるのでそういう派手な音があわない人もいるかも。ジャンルと人を選ぶイヤフォンですね。ベースエディションもキワモノでしたがこちらもバランスとかいいながら結構特殊なタイプのイヤフォンと感じました。はっきりいってキワモノイヤフォン。

 

ベースとバランスの比較

ここまでそんなに触れてこなかったので気になっている人もいるでしょう「おいおい、ベースエディションと比べてバランスエディションの低音は結局どうなんだい?」と。

結論から言ってしまうとバランスエディションでも十分すぎるほどに低音を楽しめます。低音が物足りなかったCastor銀の時と違ってバランスなんていう中庸な響きがしそうな名前がついていますがやはりKZ、結構強めな低音が出るイヤフォンに感じます。

BAだけを使った低音だからかぼやっとしたところが少なく締まっているし、さらにちゃんと沈み込むような深い部分も感じられるので不満はありません。

 

ベースエディションはバランスエディションで既に十分強い低音なのにさらにプラスして地鳴りのようなエフェクトが追加されます。まじでバカみたいに強い、囲まれるような低音に襲われる、そんな表現をしたくなる低音なのでぜひ聞いてもらいたいですね。

 

ちなみにそのお馬鹿な低音によってボーカルを邪魔することがあるので、一般的な歌謡曲、ジャズ等はバランスエディションの方が普通に聴けると思います。特にボーカルがバランスのほうが近めで濃いめなので、歌ものはバランスのほうがむいていると思います。

映画のような迫力のある低音が欲しい時はベース、歌手の声をしっかり聞きたいならバランスを選ぶといいかも。ただ、どちらも解像感、空間の広さは優秀なので好きな方を選ぶと良いと思います。

 

まとめ

イヤフォンに求める条件として開放感、すっきり感、爽快感を求め続けた私にとって究極の開放感を持ったイヤフォンを手にしてしまった、そんな気がしました。このAM16で50本目くらいなのですが一番空間を広く感じるイヤフォンになりました。でもまぁ、知らないだけでこれ以上もきっとあるんだろうなぁ・・・

 

粒立ち良すぎ、解像度高めなくっきりシャッキリサウンドなのでしっとり感は少なめで落ち着いた楽曲には向きませんしそういった音が苦手な人はいるとは思うんですけど(悪くはないんですよ?)それらの曲を選ばなければ唯一無二の力を発揮するんじゃないかと思います。とにかく空間が広く、解像感高く、力強い高級な音がします。

 

各楽器の分離感が強烈すぎて古いクラシックの録音には全然あわなかったのが残念ですが、そういった曲以外ではどれも聴こえてくる情報量が半端ない、価格に似合った華やかな音を楽しめるイヤフォンです。

 

上の方でもいいましたが、星詠みはぜひこれですいちゃんを聞いてもらいたいです。メッチャクチャあいます。ていうか、最近の音数多いポップスに向いてるんですよね。どんなに音数が多くてもゴチャゴチャにならずに全部鳴らしてくるので本当に気持ちいい。星詠みだけでなくわためいとも是非!

 

 

ここまで解像感高いならゲームなんかにも合うんじゃないですかね。ガラスが割れる音なんかは耳に痛そうですけど左右の分離感が半端ないので試してもらいたいかも。

 

いやぁ、半年待ったかいがありました。凄いです、AM16。Amazonではちょっとお高めではありますが、アリエクのセールなどを利用して是非試してもらいたいイヤフォンです。KZのせいで麻痺していましたが、お高いとはいえフルBA機で一万円しないというのは実はかなり安い方なんですよね。この音質を一万円以下で楽しめるのは実は凄いことなのかもしれないです。

 

KZ AM16 Balanced Tuning Edition、オススメです!私みたいな開放感バカ仲間は特に気にいると思うので、似た感性をお持ちの方は手に入れてぜひ味わってみてください。

 

 

 

11月の23日に注文したAmazon Haulの商品が12月13日に届いてましたので今日はそのお話。届くまでに20日間かかりましたね。ちょうど海外物流が混乱していた時期だったのでそれに巻き込まれたんでしょうか。

 

頼んだものはこちらで、なんと一品しか頼んでいないのに87円。

 

Amazon Haul カーサンバイザーエクステンション

 

Amazon Haulについてはこちらにて詳しく書いたのでみてもらって、届いたものをみてみましょう。

 

 

Amazon Haulの茶封筒とレシート

 

海外通販扱いだと思ってアリエクと同じ例のグレーの袋に入ってくると思いきや、まさかのAmazonの袋で届きました。これだけでかなり好印象。

 

サンバイザーの箱と製品画像

 

中身も思っていたより潰れていなかった、ていうか、ちゃんと箱に入ってた。

 

カーサンバイザー 87円 Amazon Haul

 

かなりしっかりしたものでした。普通に1000円以上しそうなクオリティ。保護フィルムも貼られておりここまでは全く文句無し。87円でこれが買えるなら最高じゃない?

 

サンバイザー保護フィルム剥がし跡

 

保護フィルムがクリップ共締めになっていて外すのが大変でしたがなんとか引きちぎって車に装着してみました。

 

車内サンバイザーとダッシュボード

 

使ってみた感想ですけど、「あー、うん」って感じ(笑)まだ数十分しか使っていないので本領を発揮するシチュエーションに当たっていないだけなのかもしれませんがほんのり暗くなるだけなのでやはり朝日や夕日の直接的なのには対抗できなかったです。

ただ、日中のギラツキのようなものはかなり減るので薄いサングラス位の効果はありそう。目の前にあるので多少圧迫感はありますがまぁ、慣れるんじゃないですかね。

 

偏光カーサンバイザーと謳ってますが、これ、偏光じゃないです。ただのグレーのアクリルパネルです。うちの車、フロントウィンドウがかなり傾斜していて車内の反射がすごいのでそれが軽減できればと思っていたのですが効果なし。残念。

 

 

87円だからそれでいいんです。

 

 

アリエクのよりどりコーナーみたいにたまに覗いて良さそうなものがあったら今後も試していきたいと思います。

さー、もう12月も半分過ぎたというのにまだまだ11.11セールで買ったイヤフォンの紹介は続きます。

 

セールで買ったもの5本目に紹介するのはこちらっ!

 

SGOR VENUS

SGOR VENUSイヤホン箱:デザインと特徴

 

SGORという私にとっては謎メーカーが作った、素敵デザインの1DD搭載のイヤフォンです。Amazonでは品切れの様子。また取り扱うことあるのかな?

 

SGOR VENUSイヤホン、ダイナミックドライバー搭載

 

アリエクでは普通に売っていて、これくらいの値段で取引されてます。

 

 

購入したきっかけなんですけど、以前紹介したこちら

 

 

NDVenusを見つけた時に同時に発見していて、同じビーナスの名を持つものとして比較したら面白そう!と買おうとしたのですが、その時は安くなってなかったので我慢して、今回セールで安くなったタイミングで買ってみました。購入金額はNDのとほぼ同じ(どちらも1000円以下)だったので名前的にも金銭的にも完全ライバルとなりました。

 

搭載されるドライバーは口径の記載を見つけられなかったので恐らくなのですが10mmの二重磁気回路搭載のダイナミックドライバーを一機搭載。商品説明にエントリーレベルでの新星!と自分でいってしまうくらいかなり自信がある様子。

 

あけてみます

SGOR VENUSイヤホン開封写真

 

謎メーカーですが収納の仕方は他とあまり変わらず。イヤフォンに被さっていた蓋が透明プラスチックではなく紙だったくらい。

 

SGOR VENUSイヤホン本体とパッケージ

 

商品写真でみても結構いいなとおもったこのダクトデザイン、実物はブロンズが映えてかなり綺麗です。

 

SGOR VENUSイヤホンと付属品

 

内容物はイヤフォンの他にケーブル、イヤーピースがSサイズとLサイズが付属。

 

イヤホンケーブルと3.5mmプラグ

 

付属のこのケーブル、ケーブルのコネクターの形からQDCだとばかり思っていたんですが、よくみたら端子がニョキッとはみ出した0.78mmの2pinでした。撮影の間は取り付けていたんですが、あまりの臭さにギブアップ、手持ちの2pinのものに交換して使いました。

 

SGOR VENUSイヤフォン、透明と黒の比較SGOR VENUSイヤホン、透明筐体とゴールドドライバーSGOR VENUSイヤホン、ブロンズダクトデザイン

 

イヤフォン本体のデザインはこんな感じ。ホントに見事に大きく開いたダクトが印象的。優れた低周波特性を狙った!と書いてあったのでとても期待ができます。

 

SGOR VENUSイヤホンの特徴的なデザイン

 

ダクトの開いている面積はそんなに大きくないのですが「この特徴的なデザインで半開放型だということを伝えたいんだ!」と強く感じます。期待膨らむいいデザインです。

 

SGOR VENUSイヤホン、透明筐体とゴールドドライバー

SGOR VENUSイヤホン、デザインと音質

 

ノズルはこんな感じでそこまで短くなく、装着感は付属のものでもそんなに不満には感じないものだったのですが、ちょっとつけていたら痒くなってきたのでNICEHCKC04に交換して試聴開始です。

 

どんな音?

「合格!」と思わず声に出してしまったくらい期待していた通りの音が出てきてにんまり。だって、ちゃんと半開放型らしい開放的な音が出てきたんですもの。

 

ちょっとだけふんわりとしたボーカルの周りをちゃんと幅と奥行きのある3次元的な伴奏が包み込み、主張強めな低音がぼやぼやっと支えるというバランスの良いとは思えない作りなんですが、開放感大好きおばけな私的にはかなり好印象。いいじゃん、ちゃんと開放感あるじゃん。

 

 

左右に綺麗にパンニングされたこういった楽曲をさらに気持ちよく聞かせてくれました。

ちょっと硬めで突き刺さるところがありますが、ちゃんと外側に向かうエネルギーを感じる開放的な高音、主張強すぎないボーカルとボーカルよりちょっと下の音域がしっかりと出ていてクラシックにも向きそうな中音はかなり好み。これらがもたらす開放感を感じる音空間がかなりいい感じ。

 

いい感じなんだけど、低音がちょっとごちゃごちゃぼやぼやっとするところがほんと惜しい。こういったはっきりしない低音なんだったら大人しくしておいてくれればいいのに結構な勢いで主張してくる。まぁ、出ないよりは出るほうが絶対にいいので「見逃してやらぁ」的な扱いの低音です。バスドラムの胴鳴りを再現できずに皮の音ばかり聴こえてしまうのでゴチャついて聴こえるのでしょう。

ちなみに、あくまでも優秀な低音を出すイヤフォンとの比較でそう感じるだけで、我慢できないとか無理と感じる低音ではないし、出てくる音は悪くないですよ。

 

あと感じるのは全体的に薄めな、サラッとした音質であるということ。歯擦音ばりばり、刺さり気味な高音なのでそれを強く感じます。開放感とトレードオフなのか全体的な印象はそんなに濃い音には感じないです。なるほど、このサラサラな中高音で不足感を感じそうなところをちょっと強めな低音でバランスをとろうとしているのかもしれない。まぁいわゆる典型的なドンシャリ型です。

 

と感じるのはポップスでの話で、ジャンルがクラシックに変わると、何故かとてもいいバランスに再生してくれました。大太鼓、ティンパニ、コントラバスなどの低音がこちらではちょうどいい具合に再生されるし主張強くも感じない、いいバランスになるんですよね。サブベース弱め、ベース強めなバランスだからでしょうか。

 

音場広めに感じるし抜けの良い高音なのでオーケストラ曲をとても気持ちよく聴けます。ただ、やはりクラシックでも全体的な印象は薄め。さらさらと気持ち良いんだけど、ちゃんと中音は出ているんだけど悪く言えば薄めでつまらない、良く言えば空気感を感じることができる演奏になってしまうのでこれは好みが分かれるかもしれない。

 

古典派の小編成の曲を聴くにはとても合いそうなんだけど、後期ロマン派の大規模なものにはちょっと向かなそう。聴けないことはないし不満は感じにくいとは思うのですが、欲を言えばもっとジューシーさが欲しい、そんな音です。

 

というわけでこのSGOR VENUS、ポップスでは高音が刺さる時があるし低音が元気すぎますが、そのドンシャリ具合がより広い空間を感じさせますし、クラシックでは密度感薄めに感じてしまうけれど、空間を感じる、空気感と広大な音場を楽しめるいい感じのイヤフォンと感じました。

普段から開放感開放感と言いまくっている私がいいます。

 

 

このイヤフォン、安いのに開放感がバッチリです!

 

 

これに匹敵するのはKZ PR3KZ PRXの平面ドライバ達くらいで、その次にSGOR VENUS、そしてその下に同じ半開放型のKZ ZNATRN Starfishが来る感じでしょうか。TRN SHELLもかなり開放感感じる方ですがこれらよりはおとなしめ。

やはりフェイスプレートに穴があいているというのは音にかなり影響するみたいですね。今挙げたものみんな穴あいてますもんね。

 

女神対決

SGOR VENUSイヤフォンとND VENUSイヤフォンの比較

 

せっかくなので当初の目的通り、並べてみました。

ND VenusSGOR VENUS、名前は一緒なんですけどかなり性格が違います。

NDのはある程度の開放感ではあるものの抜けの良い高音とはっきりとした中低音が特徴で全体的にマイルドにバランスよく鳴らしてくれる一本なのに対してSGORのは圧倒的な開放感を得た代わりに密度感を失い、それをおしの強い低音でゴリ押しする一本と結構対照的。どちらを好むかは人それぞれでしょう。

 

まとめ

私?この2本だったらどうしましょうか。ポップスを聴くならND Venus、クラシックを聞くならSGOR VENUSを選ぶでしょうね。基本的な能力は申し分ないし、どちらも1000円以下で買えた割にはそれ以上の価値を感じるとても優秀なイヤフォンだと言えるので正直どちらでもいいのですけれど。

 

どちらも聴いていて嫌な感じにならないイヤフォンだし見た目も面白いので安い時にコレクション目的で買ってしまってもいいと思います。特に今回のSGOR VENUSは安い系イヤフォンの中では圧倒的に開放感を持った音をしているので空間が広い音を聞いてみたい人にオススメです。

 

同じVENUSという名前なのに結構対象的な2本でとても楽しく比較できました。女神様も色々ということでしょう。どちらがどうとは言いませんが、アフロディーテとアテナ、そんな関係性 でしょうか。そこまでギリシャ神話には詳しくないのでこの辺で。

 

SGORVENUSという絶対に開放的な音がするに違いないと買ってみたものが本当に開放感あふれる音がしてにまにました、そんなお話でした。

 

さて、次は半年待ったあれ、開けます!

 
 
 
 

聴覚過敏だけではなく嗅覚過敏でもある私なんですが、所謂アロマってやつはなぜか平気で、昔から色々楽しんできました。

 

アロマオイル各種(ベルガモット、パイン)

 

こんな感じのオイルを色々買っては

 

アロマディフューザーと付属品。猫型。


加湿器タイプのこの子で蒸散したり、

 

アロマポット ねこ型 陶器製

 

 

この子に吸わせて楽しんでいました(使い込んでちょっと可愛そうな見た目に・・・)

 

ある日突然、「金木犀の香りが欲しい!」と思い、

 

 

柔軟仕上げ剤を金木犀の香りにしてみたのですが満足できず(なんか金木犀感が薄いんですよね)、やっぱりアロマでしょうと金木犀の精油を探していた所、ちょうどダイソー内に併設されているスリーピーで金木犀の精油を見つけたので買って使ってみることにしました。

 

金木犀アロマディフューザーリフィル

人工繊維アロマスティックと空き容器

 

上で紹介した陶器のねこちゃんに垂らしてもよかったんですが、ちょうどこの前物置から発見した何年も前に買った無印のアロマポット?を久しぶりに使ってみたいと思い、それを使ってみることにしました。

 

他のオイルで使用済み、しかも経年劣化によってボロボロになってしまっていたラタンスティックで試してみたもののやっぱり香りがほとんどしないので、新しいラタンスティックを探していた所、こんなものを見つけたので買ってみました。

 

人工繊維製アロマディフューザー用スティック

 

商品ページが何故かなくなってしまったので注文履歴の画面のSSだけしかないんですが、ラタンではなく、人口繊維で出来たものを買ってみました。

 

人工繊維アロマスティックとグラス

 

見た目はお線香。

 

金木犀アロマと人工繊維スティック

 

拡散力が強いとのことだったので最初は2本だけにして試してみたのですが、常に香るわけじゃなく、たまにふわっとする程度に香ってくれるいい感じの香り具合になりました。

拡散力はラタンスティックより強そう。2本でラタンスティック3本分くらいな感じ。

陶器のねこちゃんに垂らして使うよりもふんわり具合がいいので金木犀がなくなったあとも続けて使っていきたいかも。

 

人口繊維のアロマスティックなかなかよいです。おすすめ。

 

 

 

11.11セールで買ったものはまだまだ続きます。今回、セールで買ったもの4本目に紹介するのは巷で大人気のこちらっ

 

CVJ Neko

CVJ Neko イヤホン限定版パッケージ

 

 

界隈で結構話題になっていたイヤフォンで、セールですごいことになっていたので今だ!とばかりに買ってみました。

そういえばスペックを全く調べていなかったので改めて調べてみましたが、ドライバーがブラックゴールド複合振膜と呼ばれる金メッキ?仕様の特殊なものが採用されているみたいでなかなか楽しみです。唯一無二な音がするらしいですよ。

 

今回購入したNeko、実は色々バージョンが有りまして、私が購入したのは「青春版」と呼ばれている普及版Nekoで、他にAmazon限定色の赤いNeko、フェイスプレートがイラストになっているシリアルナンバー付きNekoがいます。それぞれ噂によると音が違うらしいんでいつか全部揃えたいですね。特にシリアルナンバー付きで1000台限定らしいイラストNekoは早めに手に入れたい。(最近買った人でもまだ200番台みたいなのであと800・・・次のセールまでなんとか持つかな?)

 

CVJ Neko イヤホン 金銀複合振動膜

 

フェイスプレートがイラストのはこんな印刷がされてるんですが、うーん、箱のイラストの方に変えてくれたらもうちょっと買う気になるんですけどねぇ。ま、そういうことで今回買ったのは金色の青春板。早速あけていきましょう。

 

開けますっ

CVJ Nekoイヤホン箱とキャラクターCVJ Nekoイヤホン開封:本体とキーホルダー

 

蓋はこんなふうに飽きました。スポッと外側を引き上げるのかと思いきや、パイの実みたいなあけ方(通じるのか?)でした。あけたところには何やらピンク色の人物が覗きみえる穴と、ピカピカな本体。

 

ていうか、今のうちに突っ込んでおくんですが、箱に書かれているこれらの文字、

 

ピンクの猫耳イラストと抽象的な文字ピンク髪のキャラクターとイヤホン

 

”ABSTRACT VECTOR BACKGROUND” ”COVER TEMPLATE” と上下にありますけど本当にここに表示していていいものなのかな、意図して置いているんですよね?

 

 

消し忘れじゃないんですかねっ!

 

 

これ以上は何も言いません。どうしても突っ込みたかった。エンボス加工風の盛り上がったきれいな印刷されているのにどうしてもこの文字が気になった、気になってしまった。

 

 

さて、イヤフォン本体の前に、のぞき窓から見えていたものを紹介しましょう。

 

Nekoイヤホン付属のキーホルダーNekoイヤホン付属のピンクのキャラクターストラップ

 

わーい、キーホルダーだワーイ♪ヽ(*゚ェ゚*)ノ

 

CVJ Nekoイヤホンと付属品、キーホルダー


えー、内容物は本体、ケーブルとイヤーピース、そしてキーホルダー。

 

金色のイヤホンケーブルとプラグイヤホンの2ピンコネクタとケーブルプラグ

 

嬉しかったのはド派手な金色で彩られた4.4mmに替えることができるかなりしっかりとした作りの0.78mmの2pinケーブルが付いてきたこと。端子の配置は5角形になっていてTRNのものとは互換性はない模様。TRNの5極めはサイコロの5みたいな配置になってましたしね。

 

CVJ Nekoイヤホン ゴールド 青春版

 

そしてもっと派手なのが本体。すんごいピカピカ。金属筐体でアルミ合金とあるのですが、ちゃんと冷たいのでアルミは少なめなのかな。(12/15訂正:アルミなのは限定版でこちらは亜鉛合金ぽいです)しっかりとした重さ(7g弱)があって私が好きな重量感です。こういうのって、詰まった音がして私が気に入るものが多いんですよね。

 

Nekoイヤホン、LとRの刻印

 

側面にはL、Rとちょっと可愛いフォントが使われた印字があります。これ、光っている中で見た時に傷に見えたくらい読みにくいです。まぁ、形状で左右は識別できるので見えやすさはそんなに重要じゃないのでいいですけど。

 

CVJ Nekoイヤホン、猫ロゴと金色筐体

 

個人的に一番気に入ったのがこれ。にゃんこがNekoのロゴにまぎれてます。めっちゃかわいい!にゃんこのヒゲで無理やりEかeを表しているのでしょうが普通に読んだらNMKOです(笑)

 

CVJ Nekoイヤホン 金色フェイスプレート

 

ちなみにめちゃくちゃ指紋がついて目立ちます。まぁ、鏡面仕上げなのでこうなってしまうのは仕方ない。

 

CVJ Nekoイヤホン ゴールド

 

ケーブルはこのまま付属のものを使用し、イヤーピースも大丈夫そうだったのでそのままつけた状態でいざ試聴開始。

 

どんな音?

もっとNekoとかいう可愛い名前がついているのでふんわり、ファンタジー感あふれるふわふわとした音色が来ると思っていたんですけどね、実際に出てきたのは汁感あふれるジューシーで濃密な音色でした。

 

正直そんなに空間は広くなく、奥行き狭め、ボーカル近めな私があんまり好まないタイプなんだけど、それ以上に魅力的なのがパンチ、キレのある低音とくっきりはっきりした抜けの良い中高音。

 

 

こういうベースとバスドラムが一緒になったようなベースラインをかなり強く、タイトにスカッと鳴らし、その上のごちゃごちゃっとなりやすいボーカルは逆に潤いをもった音で再生する。それらが合成されて非常にバランスがとれた音になります。

私が気にする高音の刺さりもそこまでないし、音場はそんなに広くないのに高音の抜けがいいので閉塞感を感じることなく聴けます。

 

 

悪くないぞー (」・∀・)」

 

 

音が散らずに濃密に届けてくれるのでものすごく充実した音色、そんな評価です。密度感あるといえばいいのかな。私が大好きなX JAPANもToshiのボーカルが薄くならないのでとても気持ちがいい。立ち位置もほんの少し前めなので余計に艶っぽくてよき。ゆえにジューシー。

 

クラシックはどうかというとポップスほど濃密感はなくなって、けっこうサラサラめに聴こえて音場も低音がポップスほどタイトに聞こえないせいかちょっと広がってこれまたいい感じに再生してくれます。ポップスだと狭く聴こえ、クラシックだと広く聴こえるのはなんでかわかりませんがそう聴こえたんだから仕方ない。

クラシックだとそこまで目立たない低音が、ポップスだと強くタイトに出るので耳が引っ張られてタイト方面に引っ張られるんですかね。あー、でも、奥行き感はやっぱりないですね。でも、我慢出来ないほどではないので合格点ではあります。

 

このNeko、ポップスを再生するとほんと威力を発揮しますね。ブラックゴールド複合振膜の特性なんでしょうか?クリアさと抜けの良さ、そして潤い感、艶がいい感じに融合して充実した音を聴けてなかなかいいです。

 

今更ですが低音はかなり強め。これでぼやっとぼわっとする低音だったらきっと出過ぎというのでしょうが、基本的にタイトに、スカッとした音で他を邪魔しないので出過ぎとかいうマイナスなイメージにはなりません。

 

ちょっと長く使用していたら耳が痒くなってしまったのでイヤーピースは途中で唐三彩のバランスに変えてみました。音質はそこまでかわらなかったのですが、こちらの方が耳への接地感がいいのでオススメ。付属の、悪くなかったんですけどね。

 

まとめ

見た目からは想像がつかない、かなり濃いめなイヤフォンでした。試聴中は気にならなかったんですが、他のイヤフォンと比べるとかなり低音が強めに出ていました。それが豪華さの一端を担った、そんな感じがします。

豪華な低音に、密度感あるジューシーな中音、耳に刺さらない抜けの良い高音という、いい音になるしかない要素が積み重なっているのでとてもいいイヤフォンに感じた、そういった評価です。

 

結構しっかりしたケーブルもついてくるしデザインも可愛いのでポップス、特にアニソンを好む方なんかは特に楽しく聴けると思うのでかなりオススメ。おぉ、まさにWaifu系!パッケージと向いている層が初めて明確に重なったか。ゲームでは私は使っていないのでわかりませんが、これくらいはっきりとした中高音なら足音とかよく聴こえるんじゃないでしょうか。低音もボワついていないので邪魔しないだろうし。

 

CVJNekoというイヤフォンのレビューでした。なかなかよいです。これ、好きな人多いかもね。