【KZ Duonic】Castor嫌いが認めたCastorシリーズ【黒が本命】
今回はAliExpress16周年アニバーサリーセールで買ったイヤフォンの第一弾!本命のイヤフォンを注文したあとにおまけのつもりで買ったものなんですが、全然おまけレベルじゃなかったすごいやつを紹介します。KZ Duonic (No Switches) &KZ Duonic Bass Improved Version (With Switches)Castorに似た筐体なので Castorシリーズと言っていいと思います。だいぶ前から話題にはなっていたのですが、他に欲しいものがありすぎて後回しになっていたものを今回ようやく買うことが出来ました。低音強化版の黒だけ買うつもりだったんですが、ここでお約束の どうせならば病が発症し、銀も買いました。KZA COUSTICS Duonic ハイブリッドドライバーHiFiイヤホン、TriFlux平面磁気&ダイナミック複合ドライバー、4段階チューニングモード、HDデュアルマイク、着脱式ケーブル、音楽とゲーム用 3.5MM/USB Type-Cインイヤーモニターヘッドホン (3.5 mm(マイクなし), シルバースタンダード)Amazon(アマゾン)KZA COUSTICS Duonic ハイブリッドドライバーHiFiイヤホン、TriFlux平面磁気&ダイナミック複合ドライバー、4段階チューニングモード、HDデュアルマイク、着脱式ケーブル、音楽とゲーム用 3.5MM/USB Type-Cインイヤーモニターヘッドホン (3.5 mm(マイクなし), ブラックチューニングベース)Amazon(アマゾン)黒も銀も共通する仕様だけ先に紹介しますが、どちらも 8mmの Advanced Dual Dynamic Driverというダイナミックドライバーと Planar-like Magnetic Structureという平面駆動風の Flux3と呼ばれるドライバが積まれています。この Advanced Dual Dynamic Driverは、Amazonでの表記で、公式では Super Linear Dynamic Driverとなってました。毎回毎回表記ゆれがあるのはやめて欲しいところです。ということは EDX Liteのアレと一緒?…確かにあの系統の音ではありますね。ちなみに Castorは従来型の Dual Dynamic Driverが使用されているようです。Flux3の方は、平面駆動ではなく、どちらかというとダイナミックドライバーに近いものらしいのでダイナミックドライバーとも平面駆動ドライバーとも言いにくい代物なんですが、こいつがなかなかの曲者でしたのであとで語ります。で、こいつも公式ページでは Three-Magnetic Planar Magnetic Driverとなっていました。もういい、なおさない!名前なんて当てにならん(# ゚Д゚)プンスコドライバーの名前も残そうとしてやってみたらこれだよ。まったくめんどくさいったらありゃしない。今度は公式を参考にしますかね。さて、どちらも付属品はケーブルとイヤーピース。黒の方はスイッチ付きなのでスイッチの説明書とsimピンが入っていました。そのイヤーピースですが、またしても筋付きフジツボで、しかもSサイズとMサイズしか入っていませんでした。コストダウンの為かどうなのかわかりませんがこれは本当によろしくない。我々イヤフォンマニアなら替えイヤーピースを売るほど持っているので問題ありませんが、初めてのイヤフォンにこれを選んだ方にはあまり優しくありません。ただでさえフィット感が悪い筋付きフジツボなのに、Lサイズが入っていないと耳にあわない人が出るんじゃないでしょうか。スカスカで低音が再生できずクソイヤフォン認定されかねません。実際私にはこのMサイズはスカスカに感じたし、低音抜けも感じたので他のものに替えました。先に言ってしまいますが、 Duonicをこれから買おうと思う方は必ずイヤーピースも用意してください。こういう安いのでいいのであったほうがいいと思います。 Duonicには TRIの方が合うと思いますがどちらでも問題ありません。それくらい付属のイヤピはよろしくない。KBEAR 07 イヤーピース シリコン イヤホンカバー イヤホンパッド シリコン製 重低音強化イヤホンキャップ 快適 フィット感 装着感向上 水洗い可能 音質向上イヤーチップ柔らかい 滑り止めイヤホン ピース5サイズ(S、M-、M、M+、L)セットハイブリッド対応カラフルイヤホンゴム (イヤピース5サイズ*5ペア)Amazon(アマゾン)Yinyoo TRI 角笛 イヤーピース シリコンイヤホンパッド イヤホンキャップ 解像度向上 音場を広い イヤーチップ 柔らかい 滑り止め イヤホン ピース 6個入り ハイブリッド イヤホンゴム 3サイズ(S、M、L)セット (3ペア)Amazon(アマゾン)共通仕様の説明はこれくらいにして、個別の紹介をしましょうか。いつもなら筐体紹介と音質評価は別にするのですが、今回は一緒にしちゃいます。KZ Duonic (No Switches)はどんな音?Castorとどこが違うんだ?と思うくらいそっくりな筐体ですが、こちらにはスイッチがついていません。軽いし耳への装着感は割と良好。ただし、付属のイヤーピースでは奥までしっかり差し込めないしスカスカしてしまって最悪。裏から見るとこんな感じ。この筐体上方にある方がFlux3なのかな?普通のダイナミックドライバーにしか見えません。左からCastor、Castor Pro、Duonic。どんどん2つ目のドライバが外に出てきてます。肝心の音質ですけど、Castorに似ているし、どうせそれ系の音がするんでしょうと思っていたのですが、全然違いました。私のブログを読んでくださっている方はご存じかもしれませんが、私はCastorが大嫌いです。そのCastorの大嫌いな部分がこのDuonicではすっかり消え去っていました。Castorの何が嫌いって横方向には音が広がるのに前後方向の広がりが皆無でとても息苦しい音がする上に高音域がコントロールされておらず、歯擦音が盛大に刺さってきて耳に痛いイヤフォンだから大嫌い。そんな大嫌いイヤフォンの筆頭、Castorとそっくりな筐体をしているのにこのDuonicはそれらの欠点が全て解消されたとてもいい音がするイヤフォンになっていました。付属のイヤーピースがあんまりよくないのでTRI角笛に交換して聴いた印象ですが、空間は広大とは言えないものの、上下、前後方向にもある程度広がる開放的な音場で、息が詰まるような感じは皆無。本当に別物です。ちなみにNICEHCK 07もあうのですが、角笛のほうが低音がいいバランスになるのでオススメです。黒の方はどちらでも大丈夫。あの突き刺さりまくり投げ捨てたくなった高音もDuonicでは皆無。このFlux3というドライバーがなかなか優秀なのかしっかりコントロールされた音がします。平面駆動と謳ってはいますがそれ的な艶っぽい音ではなく普通にダイナミックドライバーのような音がします。生き生きとしたシンバルやストリングスの高音はFlux3独特な音なのかな。締まっていて余韻が少なめな感じがするのでスッキリシャッキリで気持ちがいい。そういうわけで、スイッチがないのに高音域の刺さりがやばかったらどうしよう思っていましたが全然問題ありませんでした。普通に気持ちよく聴けます。中低音はCastorでもそこまで悪い印象はなかったのですが、このDuonicはさらに洗練されてアタック感ある十分な中低音が楽しめるようになりました。なるほど、Super Linear Dynamic Driver採用の効果でしょうか。タムタムの音やバスドラの音が特に気持ちいいですね。フュージョンなんかを再生するとちょうどよくて、あの絶賛しているEDX Liteにさらに爽快感を足したらこうなった、そんな感じの音がします。Castorの銀ではかなり物足りなく感じた低音もこの銀モデルは十分に感じてこれでいいじゃん感がすごいです。全体的にバランスよく、何を聴いてもちょうどよい感じの不快感まるで無い最高なイヤフォンなんですが、悪くいうと普通すぎて正直ちょっとつまらない。そんなイヤフォンにも感じます。特に他の優秀なイヤフォンと比べてしまうと普通さが極まってしまって面白くない、そんなバランス型のDuonic 銀です。KZ Duonic Bass Improved Version (With Switches)はどんな音?じゃぁこっちの黒はどうなんだ?と音の感想の前に筐体をじっくりみていきましょう。ベント穴のフィルター、赤いんですね!この写真をみて気が付きました。実際に手に持って耳につける動作中は影になって見えないんですよ。いやぁ、なんかいいね、こういうの。こちら黒の方にはスイッチがついていてこんな感じにコントロールできます。1,2番が低音で3,4番が中高音のコントロールのようで、どちらもONにするとレベルが上がる作りになっています。とてもわかり易い。初期状態はオールONになっていました。さて、気になるDuonic黒の音質ですけど、ただでさえ優秀に感じた銀の純粋パワーアップ版といった音でした。コントラバスがいない弦楽カルテットにコントラバスが入ってクインテットになった、そんな表現が一番私が言いたいことを的確に表現出来ていると思うんだけど、わかりにくいと思うので言い換えると、ゴージャスになったよ!(´・∀・`)いや、本当にそうなんだもん、仕方ないじゃん。銀のゴージャスバージョンが黒なんですよっ!低音が銀に比べて量が多いのはもちろん、全体的にふんわりと時に鋭くしっかりと支えるように鳴ってくれるのでただ低音が強いだけのバカみたいな低音イヤフォンといった印象ではなく、ちゃんとコントロールされた低音が広がりひっじょーに気持ちが良い音質なのであります。CastorやCastor Proの黒がただ低音がブワッと強いだけだったのに比べると天と地の差。Flux3が高音に特化し、8mmDDが中低音を広く受け持っているのかな。音がかぶるようなボワボワ感がないのが本当にいいです。強すぎないんですよね。なので低音特化が好きな人はちょっと物足りなく感じるかも。中高音も銀と同様に耳に突き刺さるような高音表現はないし、引っ込むことなくある程度ちゃんと出てくる中音なのでクラシックを聴いても不満に感じないとても良いバランスに仕上がっています。銀の時にも言いましたが、平面駆動のあの艶感やしっとり感はなく、むしろ逆のドライな高音なので平面駆動という文言につられて買うと思っていた音と違うと困惑するかもしれませんが、これはこれでなかなかいい中高音なのでがっかりすることはないと思います。ドライですが乾ききってはいないので、普通に気持ちよく聴けます。BAのあのカリカリ感とは違う独特な高音ですね。と、まぁ、読んでいておわかりかと思うのですが私、Duonic黒、かなり気に入りました。5000円以下のイヤフォンの中では上位に入ります。正直Conchよりも好きかもしれないです。黒と銀どちらを買えばいいの?これはハッキリ言っちゃいます。黒だけでいいです。スイッチの操作でマイルドでおとなしい銀に近づける事が出来ます。ただ低音がまだ強めでちょっと押し出しあるな?って感じは残るので銀にはならないけど代わりにはなるでしょう。銀では聴いている間、ずっと物足りなさを感じ続けるので、黒のゴージャス感ある音のほうが満足度は高いと思います。Decetが最高!と思ってしまう感性を持つ私の感想なので、参考程度に思っては欲しいですけどね。Castor、Castor Proと比べるとどう?同じ様に通常版、低音版があるCastor、Castor Pro、Duonicが揃ったので記念に撮ってみましたけどほんとよく似てますねこれら。中身は全く違うんですけど。これから言うことは本当に私見なので注意して聴いてほしいんですけど、Castorは大嫌いな音がするし、Castor Proはちょっとだけ良くなったけど相変わらずなのでDuonic以外は買わなくていいと思います。私が高音域に敏感すぎる耳をしているせいだとは思うのですがCastorと名前がつくものは、高音域を削らないと耐えられない音質なので今回のDuonicの調整いらずな音質は本当に感動しました。この価格でこの音質はすばらしいです。検索するとCastorがよくおすすめに出てきますが、私はこれから買うならDuonicをおすすめします。同価格帯のライバルは?KZA COUSTICS Duonic ハイブリッドドライバーHiFiイヤホン、TriFlux平面磁気&ダイナミック複合ドライバー、4段階チューニングモード、HDデュアルマイク、着脱式ケーブル、音楽とゲーム用 3.5MM/USB Type-Cインイヤーモニターヘッドホン (3.5 mm(マイクなし), ブラックチューニングベース)Amazon(アマゾン)今書いている現在のAmazon価格をみるとセール中で3431円で買えるみたいですが(銀は2720円で買えるみたい)通常4000円程度ということで、KZ ZNA、CVJNEKOがライバルになるでしょうか。それぞれいいところがあるので難しいですけどね。KZ ZNA インイヤーモニター イヤホン ハイブリッドテクノロジー 有線イヤホン HiFi ヘッドセット 12mmダイナミックドライバー付き メタルイヤホン ブラック マイク付きAmazon(アマゾン)ZNAは12mmのシングルドライバーの音のつながりの良さ、大口径DD使用ならではの音の広さ、低音の圧が圧倒的。いまだに常用イヤフォンの一つです。これは絶対に持っておいたほうがいい1本。CVJ NEKO イヤホン有線IEMイヤモニ風イヤホン 黒金複合振動膜 + ダブルマグネット・ダブルチャンバー技術 + 0.78mm 2ピン プラグ設計 + 3.5mm/4.4mm 交換可能プラグ + 高純度銀メッキ導線、カナル型イヤホンは音楽/モニタリング/ゲームに最適です (銀)Amazon(アマゾン)NEKOは音の広がりはそこまでなんですがボーカルが艶っぽく表現されて歌ものを聴くなら一級品。Amazonなら赤いモデルもあるのでかわいいです。他にGK Kuntenもおすすめしたい所ですがアリエクでしか売っていないのとドライバーが変わってしまったとかいうとんでもないことになっているみたいなので興味あったら調べてみてください程度にしておきます。2000円くらいの安いPiscesとかMT5とかORCAとか、散々おすすめしているEDX Liteとかももいい音ですが、やはり倍値段が違うとそれなりにさらにいい音しますのでこれらをおすすめしておきます。総評Duonic、おめえとんでもねえなっていうのが正直な感想。あのCastorにそっくりな見た目しているくせに、出てくる音は極めてまともな私が好きな系統の音になっていたので安心して人におすすめできるイヤフォンであると思いました。特にBass強化版の黒い方は8mmドライバーなのに深くて鋭い低音込みの包み込むような豊かな低音を聴かせてくれる上に刺さりのないシャープで開放感ある中高音が乗っかっている理想的な音場が広がり大満足な1本です。付属するイヤーピースがカスなのが問題なだけでピアノ曲からガッツリロックまでどれもいける万能型イヤフォンです。イヤーピースの問題と、恐らくケーブルもあんまりいいものはついていないと思うので(すみません、開けてもいません)いいケーブル、いいイヤーピース付きのConch等の初心者セットを買ったあとの二本目にオススメかな。Duonic、悪くない、いや、良いです!Castorに絶望した私を救ってくれたイヤフォンでした。まだ試していない方は、ぜひ試してみてください。まぁ、Castorは今も嫌いなんですけどね・・・