共依存・夫婦問題カウンセラー大村祐輔 takeheartのブログ

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夫婦問題の裏には「共依存」が隠れている!?
カウンセラーとして当たり前の「丁寧」「誠実」を大切に
診断・分析で終わらせない、その先を見据えて

「家事も育児も、ちゃんと分担しているはずなのに、なぜか自分の方が大変な気がする」

そういった声を、カウンセリングでよく聞きます。

 

何がそんなに大変なのか、うまく説明できません。

でも、確かに疲れているのです。

 

その正体のひとつが、「決める」という行為の負担です。

 

家事や育児にまつわる無数の判断を、気づかないうちにほぼひとりで引き受けている。

そのことに、やっている本人でさえ気づいていないことがあります。


名もない家事の「さらに奥」にあるもの

近年、「名もない家事」という言葉が注目されるようになりました。

 

洗剤がなくなりそうだと気づくこと、
子どもの体調変化を観察し続けること、

来週の予定を頭に入れて買い物リストを組み立てること。

 

作業として見えにくいけれど、確かに誰かがやっていることです。

ただ、この記事で伝えたいのは、その「さらに奥」にある話です。

 

名もない家事を支えている、「考えて、決める」という行為そのものが、実はかなりのエネルギーを消費している、ということです。


「考えて決める」はれっきとした労働である

「今日、子どもに何を食べさせようか」

これを考えるとき、頭の中では多くのことが同時に動いています。 

昨日何を食べたか、栄養バランスはどうか、冷蔵庫に何があるか、子どもの好みや体調、調理にかけられる時間……。

 

これらを統合して「今日の答え」を出す作業を、心理学や認知科学ではメンタルロード(認知的負荷)と呼びます。

また、選択肢の中からひとつを選び続けることで意思決定の質が下がっていく現象は意思決定疲労として知られています。

 

問題は、これらが外からはまったく見えないことです。

スマホで献立を調べていても「スマホをいじっている」としか見られないことが多いです。

外からはぼーっとしているように見えるかもしれませんが、実は頭の中でフル回転しています。

 

さらに難しいのは、やっている本人でさえ、自分がどれほど消耗しているか気づきにくいという点です。

身体的な疲労と違って、認知的な疲労は自覚しにくいです。

だからこそ、「たいしたことしてないのに疲れてる気がする」という感覚になりやすいのです。


見えやすい家事ほど「やった感」が出やすい

もうひとつの問題があります。

家事や育児には、やったことがすぐに目に見えるものと、そうでないものがあります。

 

ゴミを出す、

掃除機をかける、

お風呂を洗う、

子どもを保育園に送る。

 

こういった作業は、「やった・やっていない」がはっきりわかります。

終わった瞬間に達成感もあります。

 

一方、

献立を考える、

保育園の書類を管理する、

子どもの発達が気になって調べる、

来月のスケジュールを頭の中で整理する。

 

こういったことは、やっていても形に残りにくいです。

ここに、夫婦間でのズレが生まれやすくなります。

 

見えやすい作業を担当していると、「自分はかなりやっている」という感覚を持ちやすいです。 

ですが、逆に見えにくい作業は、やっている側も「大したことはしていない」と思いがちで、やっていない側には存在すら見えないことがあります。

 

結果として、「俺はちゃんとやってる」「私ばかりやってる」という、かみ合わないすれ違いが起きるのです。

どちらも嘘をついているわけではなく、見えているものが違うだけなのです。


同じ情報を受け取っても、処理の深度が違う

もうひとつ、見落とされがちな非対称性があります。

たとえば保育園から連絡プリントが届いたとします。

夫婦ともに目を通すとします。

 

でも、そこで起きていることは同じではないかもしれません。

 

「うちの子は体調的に参加できるかな」

「持ち物に何か追加が必要か」

「夫の仕事の日程と重なっていないか」

「返信期限はいつか」

 

こうした情報を、自分ごととして深く処理しているかどうかに、大きな差が生まれていることがあります。

 

「主担当は妻だから、自分はざっくり把握していればいい」という感覚が、無意識のうちにある男性は少なくありません。 

 

それ自体を責めたいわけではありません。

ただ、この心理的なオーナーシップの差が、情報処理の深度の差につながり、最終的には「気づく・動く・決める」という一連の負担の偏りになっていきます。

 

「情報は共有されている」のに「負担は共有されていない」という状態が、じわじわとすれ違いを作っていくのです。


家事育児分担の話し合いに「見えないコスト」を乗せる

では、どうすればいいのかということですが、まず必要なのは、「何をするか」だけを話し合うのをやめることです。

 

皿洗いを担当する、

ゴミ出しを担当する。

そういった作業の割り振りだけでは不十分です。

 

「何を考えるか」

「何に責任を持つか」

「どの情報を自分ごととして処理するか」

まで、分担の対象に含める必要があります。

 

たとえば「食事に関するメンタルロードはどちらが担うか」「保育園・学校関係の情報管理はどちらがオーナーになるか」というように、領域ごとの認知的責任を決めるという発想です。

 

これは責任を押し付け合う話ではありません。

「見えていなかったものを、見えるようにする」作業です。

 

見えていないものは、話し合いのテーブルに乗せることができません。

乗せられなければ、分担されることもありませんからね。

 

多くの場合、家事や育児の不公平感の多くは、悪意から生まれているわけではありません。

「見えていないから、ないことになっている」というケースがほとんどです。

 

改めて、家事育児の分担を話し合ってみてください。

本当の意味での対等を目指してください。

 

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