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 昨日の日報は コチラ → 本日は・・日赤通院と買い物へ。



 1月の参拝記事

         第202回 中央区・高津宮編
         第201回 中央区・自性院編
         第200回 天王寺区・彌榮神社・御旅所編
         第199回 天王寺区・正祐寺編
         第198回 天王寺区・観音寺編
         第197回 天王寺区・円珠庵(鎌八幡)編
         第196回 天王寺区・六大院編
         第195回 天王寺区・興徳寺編
         第194回 東大阪市石切・千手寺編
         第193回 東大阪市石切・石切劔箭神社と上之社編
         第192回 東成区・妙法寺編
         第191回 東大阪市長瀬・波牟許曽神社編
         第190回 東大阪市中小阪・彌榮神社編
         第189回 東大阪市・小坂神社編
         第188回 東大阪市・延命寺編
         第187回 東大阪市・長榮寺編
         第186回 東成区・熊野大神宮編
         第185回 天王寺区・四天王寺編
         第184回 天王寺区・生國魂神社編



 昨年12月以前の参拝記事はコチラ

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 高津宮からの続き。
 とは言っても、高津宮の大鳥居の道を挟んだ向かい側が報恩院です。

  
 参拝日:20/01/25(土) 天候:曇り


 高津山 報恩院(たかつざん ほうおんいん)
 通称、「北向き不動さん」。

 真言宗醍醐派

 御本尊:不動明王

 所在地:大阪府大阪市中央区高津1丁目2-28

 アクセス:大阪メトロ谷町線「谷町九丁目」駅より北西へ100m

 公式ホームページ: 高津山 報恩院
           (マ~サさん、御指摘ありがとうございました)


 縁起

    寺伝によれば、江戸時代初期(約三百年前)名僧良遍上人が、大阪の東部
    上町台地の佳き地をえらばれ、現世利益の不動明王信仰の世相にあった
    北向不動尊を建立なさったとあります。

    不動尊と同時期に植えられたという樟は戦前は、うっそうと繁茂していた
    ものです。また相生の樟としても有名でした。

    商人のまち大阪に商売繁盛と家内安全の諸願成就のご利益にすがろうとする
    庶民は日一日と増え、報恩院は香煙の絶間がなかったといわれます。

    明治初期の廃物棄釈の旋風ですたれた当時無住に近い荒れ寺だったが、
    先師当院第十二世考教和上が明治大正と復興の偉業を成し遂げられた。

    しかし太平洋戦争のため大阪大空襲で北向不動尊のみ残して全堂灰燼にきした。

    この大きな苦難にもめげず住職信者一丸となり被災数日後より焼跡整理に
    とりかかり、不撓不屈の精神と努力により再興がなされた。

    「北向きのお不動さん」の昔も今も変らぬ霊験あらたかなご加護は
    云うまでもありません。
               以上、いただいてきた栞より。


 写真①、不動堂前より。
     山門は右手にあるんですが最早、開けられることもなく
     塀と化しています。
     こちらは常時開放されている上に入れば眼前にお不動さんが
     おられるので参拝もしやすいからかも知れません。
 

 写真②、GoogleEarthで見た付近図。
     見ての通り、高津宮の鳥居の真向かい。
     右下が「谷町九丁目」の交差点。


 写真③、こちらは『新撰増補摂州大坂地図』より。
     貞享四(1687)年の発行です。


 写真④、入口の内側に表札?。


 写真⑤、まずは目の前に居られる北向き不動三尊像に参拝。


 写真⑥、西側のお堂には不動明王を中心に鎮宅霊符尊と
     弘法大師が祀られています。


 写真⑦、マニ車


 写真⑧、相生の楠。


 写真⑨、こちらは北向き不動尊の反対側の南向き不動尊?
     戦前はこちらが北向きに立っていたそうです。


 写真⑩、こちらは真如閣。
     おおさか十三仏霊場の阿しゅく如来様が
     祀られています。
     金剛界五智如来のうちの東方の主尊。
     仏道修行の第一歩たる発心の徳を司る。 


 写真⑪、こちらが阿しゅく如来像。
     写真はいただいた栞より。


 写真⑫、鎮守の秋葉大権現社。


 写真⑬、『歴代先師』供養塔。


 写真⑭、地蔵堂。


 写真⑮、地蔵堂に祀られている『鉄焼地蔵尊』。
     おっかない名前とはうらはらに穏やかなお顔です。


 写真⑯、神変大菩薩(役小角)像。
                 

 写真⑰、神変大菩薩(役小角)像の後ろには『大峰修行供養塔』が。


 写真⑱、最後にいただいてきた御朱印です。
     こちらは摂津国八十八ケ所の第21番。  


     以上、25日にちょいポタで行ってきた報恩院さんの参拝記事でした。