通じる英語の習得 ~関ジャニ横山裕くんの空耳から学習~
これ、ずいぶん前からあった動画なんですね。関ジャニのメンバーが、英語で伝言ゲームをする、というもので、これは、メンバーと複数の外国人英語話者を交えての、伝言ゲームなのですが、この動画には、すごく面白い形で、英語学習の大事なポイントが満載されています。まずは、ご覧下さい>>関∞ジャニクロニクル パスポート取りたいんです。これは、日本語・英語話者双方に、とても笑えるビデオですが、ここで改めて分かるのは、①英語では、アクセントを付ける位置と抑揚がキー日本語は英語と違って、アクセントが多用されず、音の波も英語のように抑揚が豊かではなく、平坦でフラットな音声の話し言葉です。言い換えると、英語を話すうえで、アクセントを的確につけ、ネイティブの抑揚で言うことが、生命線となります。なので、横山君の例で分かるように、アクセントと抑揚が、ネイティブのそれであるのなら、乱暴な話、日本語みたいな言葉を使って話しても、無理くり通じることもある、ということなんですね。この動画を見ていると、英語が本当に不得手な横山くんが、本当に一生懸命、忠実に、英語話者の話し方を、真似しようとしています。Possible を passport, to return this を 取りたいんです、というふうに、せっかく聞き取ったものを、惜しいかな日本語に置き換えてしまっているのですが、(でも、この空耳ぶりは、彼の才能と言えば才能ですw)彼の話している、ちょっと英語交じりの日本語の話し言葉においてアクセントの位置・抑揚の付け方は、見事に、ネイティブ話者のものです。なので、ここで改めて、英語では、アクセントと抑揚がとても大事!!逆に、どんなに正しい英文や英単語を話しても、アクセントや抑揚が正しくなければ、通じないこともあるのです。これ、私の実体験からも、ほんとなんです。アクセントと抑揚が大事って、基本、学校できちんと教えてもらえないポイントですが、これほど、英語の話し言葉で重要なことはありません。②通じる英語、ネイティブのように正しくカッコいい喋り言葉を体得するには、ネイティブの口真似をカッコよく、気持ちよく堂々と正しい英語の話し言葉を身に着けたいなら、ネイティブの口真似をして下さい。これが、一番確実で最短なやり方です。日本人の英語講師の私がこれを言ったら、身も蓋もないのですが、かくいう私は、精一杯、今までネイティブの方々をお手本にして身に付けてきた、ネイティブ仕込みの英語で、日本の方に分かりやすく、英語の発音を指導させて頂いております。が、お手本になる、素晴らしい発音のネイティブ英語話者の話し言葉の方が、間違いなく理想的なお手本です。なので、身近にネイティブの人がいたら、その人をお手本に、あとは、youtube とか、無料で視聴できる英語の動画が数多く身の回りにあふれていますから、カラオケの練習をするのと、似たようなノリで、英語の音声を口真似して、楽しんで下さい。そうやって口真似して遊んでいって、気が付いたら、英語を話す口と感覚が、劇的に身に付いていますから。あと、「こういう文章、どんなふうに話せばいいのかな」と、何か特定に言いたい英文があった場合は、Google翻訳を使って見て下さい。>> 文章を丸々入力して、文章全体のアクセントや抑揚が分かるGoogle 翻訳③LとR・Wの違いを、使い分ける必要性英語のLの発音は、日本語のラ行の子音と似てるので、そちらの方は、日本語話者に言いやすいのですが、RやWがつく英単語は、口を若干すぼめて、ウの口で準備してから言わないと、英語では意味が通じなかったり、誤解が生まれます。この動画の中で、横山君は、若干ウの口にしてから発音する wrong という言葉を、日本語の「ロ」の音のように、long と言ったので、そこが違うのよ、と教えてもらっていましたね。Light(軽い、光) と right(右、正しい),Lead(先導する)と read(読む)など、LとRでは、意味が全然違いますが、Rice と lice に至っては、かたや米で、後者はシラミなので、もしもレストランでRice or bread?などと訊かれたら、Lice please! とは言わないように^^少しウの口にしてからの「ラ」で、Rice please! の方がいいですね!