前回：ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話【旅立ち編】に戻る
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この物語は
ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故に起こった実話である。
これまでのあらすじを知らない方は
前回までのあらすじを読んでから本編に進んで頂きたい。
【前回までのあらすじ】
2018年08月25日
2018年08月26日
2018年08月27日
2018年08月28日
◆【エンドロール】ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話
2018年08月29日
◆【エピソード０】ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話
2018年08月30日
◆【これは別の話】ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話
2018年12月06日
◆ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話【2018夏物語】
2018年12月19日
◆ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話【2018秋物語】
2019年01月24日
◆ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話【自主トレ編】
2019年01月30日
◆ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話【旅立ち編】
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『改めて聞くけど、左利きだっけ？』
彼は色紙にサインを書くときに
左手で書いていた。
これは前回の【旅立ち編】にて
浮き彫りになった疑問点だ。
早速、答えが返ってきた。
『箸やフォークを持つのは左で・・・』
ふむふむ……
『ボールを蹴るのは右足で・・・』
ほう……
『ボウリングは左手で・・・』
……いや、久木
ボウリングの利き手までは聞いていない。
ボウリングでストライクを
取っている場合ではない。
久木選手には
ストライクを取る側ではなく
ストライクを確実に打って貰いたい。
ちなみにサッカーは
小学校5年生までやっていたらしい。
スポーツは違うが
一応これも球歴なので記載しておこう。
そういえば先日、ブログに書いた通り、川島慶三選手ご本人にお会いする機会があった。
カッコ良かった・・・
久木・・・なんかスマン。
２月某日…
そんな両利き疑惑の久木から連絡が入った。
『何でも良いのでバッティング手袋を送ってください』
どうやらバットを振り込むことで手袋の消耗が激しいらしい。
うん、良いことだ。
愛媛の地へ旅立ってからも
野球用品はベースボールマリオで
購入して頂いている。
有難い限りだ。
こちらのローリングスの手袋を２双郵送することにした。
手のひらの当て革が強力なので練習用としても使い勝手はいいはずだ。
(テーピングはサービスだ。使ってくれ。)
この手袋を送ってからしばらくすると
久木選手からレターパックが届いた。
サービス品として送ったテーピングの御礼として愛媛産の何かを送って来たのだろうか？
そう期待して中身を開けてみると
中には別のバッティング手袋が入っていた。
ん？？
アンダーアーマーのバッティング手袋が４双入っている。
どうやら
手袋に刺繍を入れて欲しいとのこと。
なるほど。
よし、任された。
『刺繍は何て入れる？』
『刺繍カラーはどうする？』
そうLINEで訪ねると
『お任せで・・・』
という返信。
お任せで……
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遠い昔、高校時代の記憶が蘇る。
先輩にパンを買ってきてと言われ
『何が良いですか？』
と質問して
『お前のセンスで！』
と言われた時と同じ感覚だ。
いつも何を買っていっても
『そう来るか～』
と言われていた。
俗に言う
正解が無いヤツだ。
任されたのであれば
もう道は２つしかない。
オーソドックスにいくか
勇猛果敢に攻めるかのどちらかだ。
まだ久木選手自体が
入団したばかりということも考慮して
刺繍はオーソドックスに入れることにした。
うん、その方がいいだろう。
Kuki
背番号は『０』
良い番号だ！
ゴールドの手袋にはゴールドで刺繍する。
オーソドックスに行きすぎてしまったかもしれないがシンプルが一番カッコ良かったりする。
こちらのネイビー×レッドの手袋にはシルバーの刺繍で加工。
レッド糸と迷ったが、シルバーの方が目立つだろうという個人的な好みを入れてしまった。
そして
このバッティング手袋４双は
下北沢から旅立って行った。
行き先はもちろん
愛媛県だ。
すると・・・
数日して写真が送られてきた。
どうやら無事に届いたみたいだ。
うん、カッコイイ…
良い写真ではないか…
今は紅白戦など実戦練習が多いらしい。
是非、アピールをガンガンして
勝ち取って欲しい！
そして
以前にベースボールマリオを
取材して頂いたライターの方からも
写真が届いたのでブログで使わせて頂く。
良い笑顔だ。
ZETT川島モデルもしっかり写っている。
ブログタイトルへの配慮が感じられる一枚だ。
愛媛へ送るのは
刺繍を施したバッティング手袋だけではない。
ベースボールマリオスタッフの想いも一緒に送っている。
そして有難いことに
このZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話のシリーズを
楽しみにしてくださっている方もたくさんいる。
これからも下北沢の地から
陰ながら応援していきたいと思っている。
次回：ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話【帰京編】の話へ続く
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